
のむら産業(7131)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2021年11月15日(月)~11月19日(金)、上場日は2021年12月2日(木)です。
新規上場する市場は東証JASDAQスタンダードで、想定価格は1,210円(1単元12.1万円)です。公募価格は2021年11月22日(月)に決定。
仮条件は1,160円~1,210円と下振れました。予想PERは8.0~8.4倍です。
初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。以下のレンジを想定しています。
1,180〜1,380円(仮条件の上限比-2.5%~+14.0%)
のむら産業は包装資材・計量包装機械を主に取り扱う包装関連事業、及び製函封函機・緩衝材を主に取り扱う物流梱包事業を展開しています。
監査法人はEY新日本有限責任監査法人で、本社所在地は東京都東久留米市前沢5丁目32番23号です。
のむら産業とは
のむら産業は、経営理念として「『人に優しい新技術』をモットーに、常に使う人の身になっての商品づくりに努め、お取引先の皆様とのビジネスを通じて社会に貢献していきます」を掲げています。
また、基本方針として「当社グループは、変化する社会環境の中でイノベーションを起こし続け、皆さまに信頼される企業を目指す」を定めています。
のむら産業は「挑戦(C)」、「スピード(S)」、「誠実(S)」、「元気(G)」を行動指針とし、行動指針に基づく「CSSG」経営を実践し、個々の成長、企業の成長のみならず、お客様の身に寄り添える企業を目指しています。
包装関連事業は、大きく分けて包装資材部門と包装機械部門で構成されています。
- 米穀精米袋を中心とした食品及びその他の包装資材の企画・デザイン及び販売
- 穀用自動計量包装機を中心として計量包装機械の企画開発及び製造販売
物流梱包事業においては、連結子会社であるパックウェル株式会社が、「包む」、「埋める」、「封をする」といった梱包における問題を解決するための、製函封函機や緩衝材などの商品の仕入販売、及び商品の導入支援やメンテナンス等のサービス提供を行っています。
製商品の具体例としては、エアー緩衝材の製造機及び専用フィルム資材、ウレタン発泡材生成機及び専用溶剤、紙緩衝材の製造機及び専用紙資材、ガムテープ(紙製テープに糊材を塗布して乾燥させた、水をつけて使用するテープ)の操出機・封緘機及び専用ガムテープ資材などを取り扱っています。

従業員数は76名、平均年齢は43.1歳、平均勤続年数は11.0年、平均年間給与は538.3万円です。
のむら産業のIPOの諸データ
のむら産業の業績推移
業績面では売上高は美しい右肩上がりとなっています。純利益・経常利益は減益の年度も目立っています。

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。
| 回次 | 第55期 | 第56期 | |
|---|---|---|---|
| 決算年月 | 2019年10月 | 2020年10月 | |
| 売上高 | (千円) | 5,047,421 | 4,898,835 |
| 経常利益 | (千円) | 306,012 | 265,243 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | (千円) | 181,345 | 54,894 |
| 包括利益 | (千円) | 191,786 | 52,315 |
| 純資産額 | (千円) | 1,038,615 | 1,054,748 |
| 総資産額 | (千円) | 3,495,663 | 3,166,871 |
| 1株当たり純資産額 | (円) | 746.33 | 757.93 |
| 1株当たり当期純利益 | (円) | 130.31 | 39.45 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | (円) | - | - |
| 自己資本比率 | (%) | 29.7 | 33.3 |
| 自己資本利益率 | (%) | 19.2 | 5.2 |
| 株価収益率 | (倍) | - | - |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | 333,115 | △120,952 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | △39,028 | △10,769 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | (千円) | △197,751 | △233,741 |
| 現金及び現金同等物の期末残高 | (千円) | 1,005,757 | 640,293 |
| 従業員数 | (人) | 99 | 102 |
市場トレンド
市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。
JASDAQ指数はここ数ヶ月ボックスでの推移です。軟調な展開になるとIPOにおいて向かい風となり、堅調な展開となれば追い風となります。

上場規模
のむら産業のIPOの規模は最大で約9.2億円であり、JASDAQスタンダードとしても小型です。かなりの小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。
公募株式数は0株、売出株式数は661,900株、オーバーアロットメント(OA)は99,200株です。
公開比率(オファリングレシオ)は最大で約49%とかなり高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は100%です。
| 株主名 | 保有割合 | ロックアップ |
|---|---|---|
| MCP4投資事業有限責任組合 | 54.70% | ◯ |
| 清川悦男 | 9.99% | ◯ |
| (株)サタケ | 8.00% | ◯ |
| シコー(株) | 5.01% | ◯ |
| アルク産業(株) | 4.90% | ◯ |
| 堀田正仁 | 2.98% | ◯ |
| のむら産業社員持株会 | 2.81% | ◯ |
| 松本博 | 1.98% | ◯ |
| 西澤賢治 | 1.97% | ◯ |
| ニューロング(株) (株)マグトロニクス |
1.80% | ◯ |
※制度ロックアップによる継続保有を含む
初値予想
のむら産業の事業は包装資材・計量包装機械を主に取り扱う包装関連事業、及び製函封函機・緩衝材を主に取り扱う物流梱包事業ということで、IPOにおける業種の人気度は低めです。
予想PERは8.0~8.4倍であり、類似企業と比較すると割安感があります。
| コード | 銘柄名 | PER | PBR | 配当利回り |
|---|---|---|---|---|
| 3359 | cotta | 18.31 | 1.76 | 0.78% |
| 3951 | 朝日印刷 | 11.28 | 0.60 | 2.71% |
| 4994 | 大成ラミック | 14.55 | 0.91 | 2.51% |
| 6208 | 石川製作所 | 103.82 | 2.42 | 0.00% |
| 6267 | ゼネラルパッカー | 8.83 | 0.90 | 2.31% |
| 6286 | 静甲 | 11.04 | 0.30 | 2.52% |
| 6360 | 東京自働機械 | 11.41 | 0.41 | 2.45% |
| 7919 | 野崎印刷 | 53.04 | 0.64 | 1.64% |
| 7923 | トーイン | 262.00 | 0.28 | 2.86% |
| 7947 | エフピコ | 26.82 | 2.41 | 1.24% |
約9.2億円という上場規模はJASDAQスタンダードとしても小型です。上位株主にVCが名を連ねているものの、万遍なくロックアップがかかっています。
ベンチャーキャピタルによるExit案件であるのはマイナス材料で、主幹事がみずほ証券であり、個人の場合は初値売りすると干されるというリスクがある点も初値の騰落率にはプラス材料です。
JASDAQスタンダードの5億~10億円の小型IPOの初値結果は以下のとおりです。
過去実績
- ネオマーケティング:+111.4%
- シキノハイテック:+213.1%
- グローバルインフォメーション:+113.2%
- ジオコード:+142.0%
- アースインフィニティ:+428.4%
- まぐまぐ:+319.8%
- ゼネテック:-4.7%
- アミファ:+37.9%
- あさくま:+46.7%
- エヌ・シー・エヌ:+51.8%
- 田中建設工業:+7.1%
- ツクイスタッフ:+53.2%
- グッドライフカンパニー:+21.9%
- アクセスグループ・ホールディングス:+161.2%
- ディ・アイ・システム:+157.8%
- ブロードバンドセキュリティ:+166.8%
- マリオン:+59.7%
- 香陵住販:+15.9%
- SIG:+133.3%
- エヌリンクス:+108.8%
- アズ企画設計:+117.8%
- トレードワークス:+518.2%
- シー・エス・ランバー:+84.1%
- ニーズウェル:+130.5%
- SYSホールディングス:+116.0%
- ディーエムソリューションズ:+184.0%
- No.1:+120.4%
- 安江工務店:+4.0%
- 日本モーゲージサービス:+39.8%
- ノムラシステムコーポレーション:+51.0%
- デュアルタップ:+127.0%
- 富士ソフトサービスビューロ:+13.5%
- プロパティエージェント:+115.0%
- ナガオカ:+40.6%
- デジタル・インフォメーション・テクノロジー:+246.2%
- スマートバリュー:+344.9%
- 三機サービス:+37.1%
- エムケイシステム:+332.0%
- 今村証券:+27.4%
- マークラインズ:+77.3%
- 東武住販:+12.0%
- 白鳩:+46.2%
- サイバーリンクス:+172.9%
以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。
主幹事はみずほ証券です。その他は、SBI証券、いちよし証券、水戸証券、丸三証券、極東証券、あかつき証券、楽天証券で申し込めます。
みずほ証券の委託幹事としてPayPay証券、SBIグループのSBIネオモバイル証券、SBIネオトレード証券でも取り扱いの可能性があります。SBIネオモバイル証券ではWealthNaviに当選して手堅いリターンを獲得しました。
のむら産業のIPOの当選のコツについては、以下で徹底解説しています。

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参考まだ安全資産は定期預金と国債だけなの?IPOチャレンジポイントで確実にS級IPOをゲットできる
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野村證券はIPOの取り扱いが多いのがメリットです。小口個人ですと当たりづらいですけれども、ポチポチ作業を許容できる場合は候補です。
郵政3社、JR九州などの大型株に関しては意外な程に当たりやすいです。
大和証券も厳正かつ公平な抽選サービスとなっており、小口投資家でも当選の可能性はあります。
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<投資スタンス>
やや弱気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)
- 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
- やや強気:ネット証券・対面証券で申込
- 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
- やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
- 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)