上場!ココペリ(4167)のIPOの初値予想

更新日: IPO

ココペリ

ココペリ(4167)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2020年12月3日(木)~12月9日(水)、上場日は2020年12月18日(金)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,300円(1単元13.0万円)です。仮条件は2020年12月1日(火)、公募価格は2020年12月10日(木)に決定。予想PERは102.2倍です。

初値予想はプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

2,700〜3,500円(想定価格比+107.7%~+169.2%)

ココペリは「企業価値の中に、未来を見つける。」というミッションのもと、「中小企業にテクノロジーを届けよう。」というビジョンを掲げ、中小企業の成長を支援するBtoB・SaaSモデルのビジネスプラットフォーム事業を展開しています。

監査法人はEY新日本有限責任監査法人で、本社所在地は東京都千代田区二番町8-3二番町大沼ビル4階です。

ココペリとは

ココペリは日本全国の地域金融機関(2020年9月末時点42社)と連携し、各金融機関に対してSaaS形式の経営支援プラットフォーム「Big Advance」を主として提供しています。

「Big Advance」は、各金融機関の取引先の中小企業に対して、課題解決や成長支援につながる機能を提供しています。

地域金融機関及び中小企業のニーズを汲んだサービスの構築を実現しており、2018年4月の「Big Advance」リリース以降も継続的に金融機関及び中小企業のニーズを収集し、PDCAを回すことで、継続的な機能改善及び新機能追加を図ってきました。

また、ココペリでは地域金融機関が保有する、取引先に関する各種ビッグデータや、中小企業のソリューション活用の活動ログデータを元にしたAI(人工知能)の研究を行っており、各AIをAPIで利用可能にしたAIモジュール「FAI」を開発しています。

地域金融機関と中小企業の「Face to Face」の信頼感をベースにし、AIモジュール「FAI」などの先進的な「テクノロジー」を融合させてサービスを提供している点がココペリの事業の特徴です。

地域金融機関と連携して地域の中小企業にサービスを提供することにより、経営支援プラットフォームの活用効果を最大化しています。

また、地域金融機関のビジネス変革を支援するソリューションとしても効果を発揮しており、「Big Advance」に参加する全てのステークホルダーがメリットを享受できるWin-Winのビジネスモデルを構築しています。

ココペリは今後も、「Big Advance」が中小企業の成長、そして地方創生に欠かせないビジネスプラットフォームとなるべく、事業を推進していく方針です。

従業員数は37名、平均年齢は35.7歳、平均勤続年数は1.9年、平均年間給与は506.0万円です。


ココペリのIPOの諸データ

ココペリの業績推移

業績面では売上高は美しい右肩上がりです。経常利益・純利益は減益の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

ココペリの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第9期 第10期 第11期 第12期 第13期
決算年月 2016年3月 2017年3月 2018年3月 2019年3月 2020年3月
売上高 (千円) 59,089 68,942 105,731 185,261 413,671
経常損失 (千円) -21,674 -52,808 -63,684 -98,664 -21,462
当期純損失 (千円) -21,555 -53,098 -63,975 -98,954 -21,753
資本金 (千円) 32,750 83,150 184,450 199,450 269,455
発行済株式総数 (株)
 普通株式 597 59,700 61,700 61,700 61,700
 A種優先株式 11,200 11,200 11,200 11,200
 B種優先株式 13,600 15,640 15,640
 C種優先株式 5,510
 D種優先株式
純資産額 (千円) 9,186 56,887 195,513 126,559 244,815
総資産額 (千円) 32,418 86,997 234,106 176,006 352,967
BPS (円) 15,387 -736 -1,706 -47.29 -52.33
1株配当 (円)
EPS (円) -41,937 -889 -1,045 -22.91 -5.04
自己資本比率 (%) 28.3 65.4 83.5 71.9 69.4
配当性向 (%)
営業CF (千円) -87,912 -12,059
投資CF (千円) -12,923 -15,817
財務CF (千円) 25,128 162,254
現金等 (千円) 115,353 249,730
従業員数 (名) 8 8 11 20 29

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は美しい右肩上がりとなっていましたが、足元ではスピード調整の局面となっています。

反発して堅調な推移が続くとIPOにおいて追い風となり、軟調な相場が続けば向かい風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

ココペリのIPOの規模は最大で約16.2億円であり、東証マザーズとしては中型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は276,000株、売出株式数は806,400株、オーバーアロットメント(OA)は162,300株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約17%とかなり低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は75%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
近藤繁 32.15%
AT-Ⅱ投資事業有限責任組合 9.37%
森垣昭 7.17%
(株)東広 6.25%
SV-FINTECH1号投資事業有限責任組合 5.57%
FinTechビジネスイノベーション投資事業有限責任組合 5.14%
近藤正武 3.67%
近藤淳 3.67%
松尾幸一郎 3.51%
TIS(株) 2.47%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

ココペリの事業は中小企業の成長を支援するBtoB・SaaSモデルのビジネスプラットフォーム事業ということで、IPOにおける業種の人気度は高めです。

訴求力の高い東証マザーズネット企業の範疇に属しています。

予想PERは102.2倍でであり、類似企業と比較すると割安感はありません。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
2412 ベネフィット・ワン 83.33 32.29 0.86%
3919 パイプドHD 16.88 3.39 1.29%
4444 インフォネット 33.69 3.40 0.00%
6192 ハイアス・アンド・カンパニー 赤字 2.98 0.00%
6580 ライトアップ 27.63 4.56 0.00%
8876 リログループ 78.62 9.06 1.01%

上位株主にはVCが名を連ねていますが、万遍なくロックアップがかかっています。

約16.2億円という上場規模は東証マザーズとしては中型です。

東証マザーズの15億~25億円の中型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • さくらさくプラス:+47.4%
  • rakumo:+204.0%
  • 日本情報クリエイト:+70.0%
  • MacbeePlanet:+28.3%
  • NexTone:-2.4%
  • ヴィス:-8.0%
  • ドラフト:-22.7%
  • フォースタートアップス:-8.0%
  • Kids Smile Holdings:+20.9%
  • AI inside:+250.0%
  • global bridge HOLDINGS:+49.4%
  • HENNGE:+42.9%
  • サイバー・バズ:+73.9%
  • Link-U:+104.3%
  • ピアズ:+51.9%
  • トビラシステムズ:+125.8%
  • NATTY SWANKY:+20.2%
  • 日本ホスピスホールディングス:+46.6%
  • ギークス:+50.3%
  • カオナビ:+100.5%
  • サーバーワークス:+276.6%
  • フロンティアインターナショナル:+12.7%
  • スマレジ:+135.4%
  • テクノスデータサイエンス・エンジニアリング:+98.4%
  • リーガル不動産:+42.9%
  • ギフト:+77.5%
  • イーソル:+138.1%
  • CRGホールディングス:+63.6%
  • and factory:+56.0%
  • GA technologies:+130.3%
  • キャンディル:+52.5%
  • ライトアップ:+32.1%
  • アイペット損害保険:+57.9%
  • RPAホールディングス:+207.7%
  • フェイスネットワーク:+128.6%
  • ジーニー:+98.1%
  • SKIYAKI:+147.1%
  • シルバーライフ:+85.2%
  • ロードスターキャピタル:+37.4%
  • シェアリングテクノロジー:+86.9%
  • GameWith:+133.9%
  • オロ:+129.5%
  • ジャパンエレベーターサービスHD:+61.8%
  • イントラスト:+35.6%
  • スタジオアタオ:+25.7%
  • ユーザーベース:+15.9%
  • シンクロ・フード:+41.4%
  • 串カツ田中:+13.5%
  • デファクトスタンダード:+41.1%
  • ベガコーポレーション:+25.0%
  • エボラブルアジア:+48.3%
  • LITALICO:+88.0%
  • フィット:-7.9%
  • ソネット・メディア・ネットワークス:+139.1%
  • マイネット:+19.3%
  • ダブルスタンダード:+128.8%
  • インベスターズクラウド:+93.3%
  • AppBank:+45.8%
  • デザインワン・ジャパン:+50.9%
  • リンクバル:+27.9%
  • モバイルファクトリー:+99.4%
  • イード:+46.4%
  • KeePer技研:+49.1%
  • インターワークス:+16.7%
  • クラウドワークス:+73.2%
  • GMOTECH:+135.2%
  • 弁護士ドットコム:+215.4%

以上を総合考慮して、初値予想は大幅なプラスリターンです。東証マザーズの市況が再び回復したらアップサイドも期待できます。


主幹事は大和証券です。その他は、SBI証券、丸三証券、マネックス証券、松井証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
大和証券 963,500 89.02%
SBI証券 86,500 7.99%
丸三証券 10,800 1.00%
マネックス証券 10,800 1.00%
松井証券 10,800 1.00%

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<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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