上場!ヤプリ(4168)のIPOの初値予想

更新日: IPO

ヤプリ

ヤプリ(4168)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2020年12月4日(金)~12月10日(木)、上場日は2020年12月22日(火)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は2,960円(1単元29.6万円)です。仮条件は2020年12月2日(水)、公募価格は2020年12月11日(金)に決定。

ヤプリはアプリ開発技術がなくてもノーコード(プログラミング不要)でネイティブアプリを開発、運用できるクラウド型のアプリ運営プラットフォーム(Yappliシステム)の企画・開発・販売を展開しています。

監査法人は有限責任 あずさ監査法人で、本社所在地は東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー 41階です。

ヤプリとは

ヤプリは「Mobile Tech for All~モバイルテクノロジーで世の中をもっと便利に、もっと楽しく~」という経営理念を掲げています。

Yappliシステムではノーコードでありながら、スクラッチ開発に見劣りしない40以上の充実した機能を搭載しています。

主要な機能

  • プッシュ配信機能:配信タイミングと対象者の掛け合わせからプッシュ通知を送ることができる機能
  • ポイントカード機能:APIにより顧客ポイントサービスと連携しポイントカード/会員証を表示できる機能
  • スタンプカードQRコードを読み取り、スタンプカードにスタンプを付与することができる機能
  • エンベッド動画:アプリ内に動画を埋め込み、自動再生できる機能
  • 電子書籍:商品カタログやルックブック、チラシ等のあらゆる紙媒体を配信できる機能
  • アプリ内課金機能配信コンテンツに対して毎月継続型の月額課金が実施できる機能
  • 認証機能:事前に登録しているメールアドレス/パスワードでユーザー認証を実行する機能

Yappliシステムは1アプリ(iOS及びAndroidの両方を含む)1契約としており、主な収入源は、導入時に当社が初期制作サポートを実施した対価として受領する「初期制作収入」、Yappliシステム利用料及び保守運営料として毎月受領する「月額利用料」です。

「月額利用料」は、ベース利用料金と有料オプション機能やプッシュ通知を受領できる端末数に応じた従量課金方式により加算される追加料金により構成されています。

料金の定価はプランによって異なり、「初期制作収入」で280~360万円、「月額利用料」のベース利用料金は20~70万円、オプション料金は1機能で10万円~となります。

ヤプリの従業員数は170名、平均年齢は33.9歳、平均勤続年数は1.9年、平均年間給与は614.8万円です。


ヤプリのIPOの諸データ

ヤプリの業績推移

業績面では売上高は美しい右肩上がりです。経常利益・純利益は減益の年度もあり、収益化は道半ばとなっています。

ヤプリの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第3期 第4期 第5期 第6期 第7期
決算年月 2015年12月 2016年12月 2017年12月 2018年12月 2019年12月
売上高 (千円) 81,746 244,588 599,059 1,021,809 1,721,107
経常損失 (千円) -16,142 -155,671 -63,718 -162,492 -798,928
当期純損失 (千円) -16,432 -157,009 -73,874 -205,671 -789,757
資本金 (千円) 185,950 185,950 383,140 383,140 1,097,402
発行済株式総数 (株)
普通株式 24,900 24,900 24,900 24,900 24,900
A種優先株式 6,650 6,650 6,650 6,650 6,650
B種優先株式 2,191 2,191 2,191
C種優先株式 2,721
純資産額 (千円) 331,517 174,507 495,013 289,342 929,997
総資産額 (千円) 343,795 220,735 721,964 482,566 1,922,432
BPS (円) -39.47 -6,345.07 -9,311.91 -58.57 -164.3
1株配当 (円)
EPS (円) -659.95 -6,305.60 -2,966.84 -27.53 -105.72
自己資本比率 (%) 96.4 79.1 68.6 60 48.3
自己資本利益率 (%)
配当性向 (%)
営業CF (千円) -228,778 -698,539
投資CF (千円) -30,175 -602,788
財務CF (千円) -83,334 2,115,082
現金等 (千円) 220,903 1,034,658
従業員数 (人) 9 27 51 88 152

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は美しい右肩上がりとなっていましたが、足元ではスピード調整の局面となっています。

反発して堅調な推移が続くとIPOにおいて追い風となり、軟調な相場が続けば向かい風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

ヤプリのIPOの規模は最大で約164.9億円であり、東証マザーズとしてはかなりの大型です。かなりの大型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は350,000株、売出株式数は4,495,400株、オーバーアロットメント(OA)は726,600株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約48%とかなり高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は93%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
庵原保文 18.72%
佐野将史 18.72%
YJ1号投資事業組合 16.76%
Eight Roads Ventures Japan Ⅱ L.P. 9.04%  
グロービス4号ファンド投資事業有限責任組合 8.87%
黒田真澄 6.61%
原田智法 5.98%  
Globis Fund Ⅳ, L.P. 5.32%
Salesforce.com, inc. 3.35%  
テクノロジーベンチャーズ4号投資事業有限責任組合 1.43%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

ヤプリの事業はアプリ開発技術がなくてもノーコード(プログラミング不要)でネイティブアプリを開発、運用できるクラウド型のアプリ運営プラットフォーム(Yappliシステム)の企画・開発・販売であり、IPOにおける業種の人気度は高めです。

訴求力の高い東証マザーズネット企業の範疇に属しています。

上位株主にはVCが名を連ねていますが、万遍なくロックアップがかかっています。

約164.9億円という上場規模は東証マザーズとしてはかなりの大型です。

東証マザーズの50億円以上の大型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • Retty:+36.5%
  • プレミアアンチエイジング:+37.0%
  • 日通システム:+83.3%
  • I-ne:+12.5%
  • ロコガイド:+130.3%
  • SREホールディングス:-6.6%
  • ランサーズ:+15.3%
  • JTOWER:+63.8%
  • フリー:+25.0%
  • JMDC:+32.5%
  • メドレー:-2.3%
  • BASE:-6.9%
  • HPCシステムズ:-6.0%
  • ギフティ:+25.3%
  • ステムリム:-7.0%
  • ブシロード:+16.6%
  • 新日本製薬:+13.2%
  • Sansan:+5.8%
  • EduLab:+2.2%
  • ポート:-37.2%
  • 自律制御システム研究所:-16.8%
  • SBIインシュアランスグループ:±0%
  • MTG:+21.6%
  • メルカリ:+66.7%
  • ラクスル:+9.7%
  • SOU:+24.2%
  • 神戸天然物化学:+56.6%
  • HANATOUR JAPAN:+10.0%
  • ウェルビー:+28.1%
  • MS&Consulting:-2.3%
  • PKSHA Technology:+128.3%
  • ビーグリー:+0.1%
  • アイモバイル:-6.8%
  • ベイカレント・コンサルティング:-6.5%
  • アカツキ:-8.0%
  • ビジョン:+10.7%
  • グリーンペプタイド:-8.0%
  • メタップス:-7.9%
  • イトクロ:+4.1%
  • ヘリオス:+22.5%
  • Gunosy:±0%
  • サンバイオ:-14.5%
  • Aiming:+12.2%
  • ファーストブラザーズ:+2.5%
  • イーレックス:+11.2%
  • リボミック:-20.4%
  • VOYAGE GROUP:+40.0%
  • CYBERDYNE:+130.0%
  • アキュセラ・インク:+27.8%
  • シグマクシス:+0.3%
  • オンコリスバイオファーマ:+34.6%
  • じげん:+191.7%
  • ペプチドリーム:+216.0%
  • UMNファーマ:-8.0%
  • ライフネット生命:-7.0%
  • ダブル・スコープ:-8.0%
  • テラプローブ:-7.5%
  • エフオーアイ:-9.4%
  • グリー:+51.5%
  • カービュー:+5.5%
  • ユー・エス・ジェイ:-4.9%
  • ゲームオン:-8.0%
  • GCA:+28.1%
  • ミクシィ:+90.3%

以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺で若干のプラスリターン」です。


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<投資スタンス>
中立
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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