上場!リバーホールディングス(5690)のIPOの初値予想

更新日: IPO

リバーホールディングス

リバーホールディングス(5690)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2020年3月5日(木)~3月11日(水)、上場日は2020年3月24日(火)です。

新規上場する市場は東証2部で、想定価格は920円(1単元9.2万円)です。公募価格は2020年3月12日(木)に決定。

仮条件は920円~960円と上振れました。予想PERは9.9~10.4倍です。

初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。以下のレンジを想定しています。

900〜1,060円(仮条件の上限比-6.3%~+10.4%)

リバーホールディングスは資源リサイクル事業(金属リサイクル事業、自動車リサイクル事業、産業廃棄物処理事業、家電リサイクル事業、その他事業)を展開しています。

監査法人はEY新日本有限責任監査法人で、本社所在地は東京都千代田区大手町1-7-2 東京サンケイビル15階です。

リバーホールディングスとは

リバーホールディングスの金属リサイクル事業は、鉄スクラップ及び非鉄金属スクラップ(以下、「金属スクラップ」という)を扱うリバーホールディングスの主力事業です。

生産工場、建物解体業者、自動車解体業者、地方自治体及び同業他社から仕入れた金属スクラップを品物に応じてせん断、圧縮、破砕、選別し、金属原料として再資源化します。

鉄スクラップは製鋼原料として国内電炉メーカーのみならず、商社を通してアジアを中心とした各地に輸出されリサイクル原料として幅広く利用されています。

また、自動車リサイクル事業では、「使用済自動車の再資源化等に関する法律(通称: 自動車リサイクル法)」で定められた「引取業」、「フロン類回収業」、「解体業」及び「破砕業」のすべての登録・許可を取得し、使用済自動車の処理を引取からパーツの販売や破砕までワンストップで行っています。

産業廃棄物処理事業では、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(通称:廃掃法又は廃棄物処理法)」に基づいて産業廃棄物の収集運搬と中間処分のいずれか、又は両方の事業を行っています。

首都圏15ヶ所、関西1ヶ所、東海1ヶ所で産業廃棄物の中間処分の許可を持つ事業所を運営し、使用済の電子機器・OA機器等の多様な使用済製品の処理ニーズに対応しています。

リバーホールディングスは、発生元(排出者)から産業廃棄物の中間処理に係る処理料を受け取っています。

持株会社の従業員数は41名、平均年齢は41歳7ヶ月、平均勤続年数は5年1ヶ月、平均年間給与は727.5万円です。

リバーホールディングスのIPOの諸データ

リバーホールディングスの業績推移

業績面では売上高は減収、経常利益・純利益は減益の年度が目立っており、ボックスでの推移となっています。

リバーホールディングスの業績推移

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第11期 第12期
決算年月 2018年6月 2019年6月
売上高 (千円) 39,285,708 36,681,516
経常利益 (千円) 1,516,851 1,645,105
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) 2,264,533 1,268,597
包括利益 (千円) 2,301,738 1,241,512
純資産額 (千円) 14,450,825 15,474,141
総資産額 (千円) 28,271,803 27,746,851
1株当たり純資産額 (円) 833.7 903.52
1株当たり当期純利益 (円) 152.99 74.07
自己資本比率 (%) 50.5 55.8
自己資本利益率 (%) 19.6 8.5
株価収益率 (倍)
営業活動によるキャッシュ・フロー (千円) 2,612,899 1,369,802
投資活動によるキャッシュ・フロー (千円) 315,334 △1,713,098
財務活動によるキャッシュ・フロー (千円) 1,331,418 △769,214
現金及び現金同等物の期末残高 (千円) 8,049,362 6,936,851
従業員数 (人) 591 610

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証2部指数は2016年7月以降は長らく上昇トレンドが続いていましたが、2018年1月23日をピークに調整局面に突入し、下落相場が続いていました。

2018年12月をボトムにもちなおし、2019年はボックス相場となっています。

再度堅調な相場に回帰すれば、IPOにおいて追い風となり、反落したら向かい風となります。

上場規模

リバーホールディングスのIPOの規模は最大で約51.0億円であり、東証二部としては大型です。

公募株式数は4,247,200株、売出株式数は575,600株、オーバーアロットメント(OA)は723,400株です。

公開比率(オファリングレシオ)は約32%とやや高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は12%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
ベステラ(株) 19.41%
リバーグループ従業員持株会 13.25%
鈴木徹 8.15%
鈴木孝雄 7.76%
(株)エンビプロ・ホールディングス 4.19%
東京鐵鋼(株) 3.99%
中田光一 3.20%
鈴木雄二 2.87%
佐々木規夫 2.63%
鎌田英彦
鎌田俊哉
2.26%

初値予想

リバーホールディングスの事業は建築関連、プラント関連の工事、国内外での製品等の販売ということで、IPOにおける人気度は低めです。

ペルセウスプロテオミクスとの2社同時上場となり、過密日程のIPOである点がマイナスポイント。

予想PERは9.9~10.4倍であり、類似企業と比較すると割安感があります。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
2151 タケエイ 14.22 0.80 2.16%
2405 FUJIKOH 12.92 1.17 0.00%
3168 黒谷 24.20 0.82 3.52%
5698 エンビプロHD 10.83 0.83 2.58%
5699 イボキン 12.43 1.18 1.51%
5724 アサカ理研 赤字 1.01 1.24%
5857 アサヒHD 10.69 1.45 5.09%
6564 ミダック 19.33 5.21 0.45%
6566 要興業 23.42 0.88 1.31%
7456 松田産業 9.30 0.62 2.38%
9793 ダイセキ 16.21 1.69 2.10%

上位株主にVCはなく、満遍なくロックアップがかかっています。

約51.0億円という上場規模は東証2部としては大型です。上位株主にはVCはなく、万遍なくロックアップがかかっています。

東証2部の20億円以上のIPOの初値結果は以下のとおりです。

  • カクヤス:+16.6%
  • テクノフレックス:+18.0%
  • ワシントンホテル:+11.6%
  • ナルミヤ・インターナショナル:-3.8%
  • 信和:-3.8%
  • オプティマスグループ:+11.2%
  • 要興業:+26.7%
  • プレミアグループ:-4.3%
  • Casa:+2.7%
  • ウェーブロックホールディングス:-3.9%
  • 船場:-7.5%
  • ジャパンミート:+3.0%
  • 一蔵:+2.1%
  • ケイアイスター不動産:+6.8%
  • ラクト・ジャパン:±0%
  • 冨士ダイス:+50.9%
  • シーアールイー:-7.3%
  • 大冷:-6.7%
  • SFPダイニング:-16.5%
  • 日本ビューホテル:-2.3%
  • OATアグリオ:-6.3%
  • 丸和運輸機関:-8.8%
  • 日本BS放送:+6.6%
  • ウィルグループ:-4.2%
  • アサンテ:+11.2%
  • ファルテック:+5.3%

以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。


主幹事は野村證券です。その他は、三菱UFJモルスタ証券、SMBC日興証券、みずほ証券、いちよし証券、大和証券、楽天証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
野村証券 4,195,900 87.00%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 168,800 3.50%
SMBC日興証券 120,600 2.50%
みずほ証券 120,600 2.50%
いちよし証券 72,300 1.50%
大和証券 72,300 1.50%
楽天証券 72,300 1.50%

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<投資スタンス>
やや弱気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:対面証券・ネット証券で申込(回数制限で回避することも)
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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