上場!かっこ(4166)のIPOの初値予想

更新日: IPO

かっこ

かっこ(4166)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2020年12月2日(水)~12月8日(火)、上場日は2020年12月17日(木)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,890円(1単元18.9万円)です。仮条件は2020年11月30日(月)、公募価格は2020年12月9日(水)に決定。予想PERは46.1倍です。

初値予想は大幅なプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

3,800〜5,000円(想定価格比+101.1%~+164.6%)

かっこはデータサイエンスの技術とノウハウをもとに、アルゴリズム及びソフトウエアを開発・提供することで、企業の課題解決やチャレンジを支援する「SaaS型アルゴリズム提供事業」を展開しています。

監査法人は仰星監査法人で、本社所在地は東京都港区元赤坂1-5-31 新井ビル4Fです。

かっことは

かっこは「未来のゲームチェンジャーの『まずやってみよう』をカタチに」という経営ビジョンを掲げています。

特に、EC分野における「不正検知サービス」を事業の中核サービスと位置づけています。

近年急増するオンライン決済での不正対策として、代金未払いとなり得る注文をリアルタイムに検知するSaaS型サービス「O-PLUX(オープラックス)」が主力製品です。

また、「不正検知サービス」とシナジー効果を発揮するサービスとして、クレジットカード等を用いずに、商品の受け取り後に支払いができる後払い決済を提供する後払い決済事業者に向けて、システム提供及びコンサルティングを行う「決済コンサルティングサービス」を展開しています。

かっこは顧客に後払い決済の審査エンジンとして「O-PLUX」を利用してもらうことで、ワンストップのサービスを提供しています。

加えて、「SaaS型アルゴリズム提供事業」をEC分野のみならず、小売・流通業や製造業をはじめとした様々な分野において展開するべく、マーケティングや生産効率向上等に資するアルゴリズムを開発・提供する「データサイエンスサービス」を展開しています。

従業員数は26名、平均年齢は34.1歳、平均勤続年数は3.6年、平均年間給与は560.3万円です。


かっこのIPOの諸データ

かっこの業績推移

業績面では売上高・経常利益・純利益のいずれも、美しい右肩上がりです。

かっこの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第5期 第6期 第7期 第8期 第9期
決算年月 2015年12月 2016年12月 2017年12月 2018年12月 2019年12月
売上高 (千円) 421,974 489,516 700,406 720,064 745,680
経常利益 (千円) △228,616 △92,731 42,858 81,260 91,499
当期純利益 (千円) △233,230 △204,170 50,023 80,569 114,488
資本金 (千円) 182,651 372,651 372,651 372,651 100,000
発行済株式総数 (株) 679,027 779,027 779,027 779,027 779,027
純資産額 (千円) 69,657 245,634 295,675 378,987 494,266
総資産額 (千円) 276,082 597,109 592,837 629,619 894,691
BPS (円) 102.58 315.31 379.55 160.75 210.08
1株配当 (円)
EPS (円) △358.16 △270.51 64.21 34.47 48.99
自己資本比率 (%) 25.2 41.1 49.9 59.7 54.9
自己資本利益率 (%) 18.5 24 26.4
株価収益率 (倍)
配当性向 (%)
営業CF (千円) 50,401 73,548
投資CF (千円) 43,611 △112,221
財務CF (千円) △585 110,824
現金等 (千円) 517,860 590,011
従業員数 (人) 37 29 30 19 20

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は美しい右肩上がりとなっていましたが、足元ではスピード調整の局面となっています。

反発して堅調な推移が続くとIPOにおいて追い風となり、軟調な相場が続けば向かい風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

かっこのIPOの規模は最大で約5.4億円であり、東証マザーズとしては小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は245,000株、売出株式数は5,000株、オーバーアロットメント(OA)は37,500株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約11%とかなり低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は2%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
岩井裕之 19.66%
Symbolキャピタル(同) 17.48%
中沢雄太 9.31%
SMBCベンチャーキャピタル1号投資事業有限責任組合 8.61%
亀山誠 8.48%
みずほ成長支援投資事業有限責任組合 6.53%
関根健太郎 5.18%
Fin Techビジネスイノベーション投資事業有限責任組合 4.45%
中山勝史 3.59%
MSIVC2012V投資事業有限責任組合 2.98%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

かっこの事業はアルゴリズム及びソフトウエアを開発・提供することで、企業の課題解決やチャレンジを支援する「SaaS型アルゴリズム提供事業」であり、IPOにおける業種の人気度は高めです。

訴求力の高い東証マザーズネット企業の範疇に属しています。

予想PERは46.1倍であり、類似企業と比較すると中間的です。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
3906 ALBERT 234.19 9.08 0.00%
3993 PKSHATECHNOLOGY 211.39 2.68 0.00%
4422 VALUENEX 280.94 4.92 0.00%
4847 インテリジェントウェイブ 22.33 2.62 1.43%
7046 テクノスデータサイエンス 16.34 3.08 0.43%

上位株主にはVCが名を連ねていますが、万遍なくロックアップがかかっています。

約5.4億円という上場規模は東証マザーズとしては小型です。

東証マザーズの5億~10億円の小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • カラダノート:+320.0%
  • アクシス:+432.7%
  • ニューラルポケット:+466.7%
  • ティアンドエス:+150.4%
  • KIYOラーニング:+133.0%
  • アイキューブドシステムズ:+202.2%
  • グッドパッチ:+299.6%
  • コマースOneホールディングス:+335.6%
  • 松屋アールアンドディ:-7.9%
  • ミクリード:-8.1%
  • リグア:-2.1%
  • スポーツフィールド:+211.4%
  • ユナイトアンドグロウ:+152.4%
  • ALinkインターネット:+136.5%
  • ジェイック:+117.3%
  • インティメート・マージャー:+110.5%
  • AI CROSS:+65.1%
  • パワーソリューションズ:+155.5%
  • フィードフォース:+140.0%
  • インフォネット:+130.2%
  • バルテス:+175.8%
  • グッドスピード:+25.0%
  • エードット:+121.0%
  • Welby:+246.7%
  • gooddaysホールディングス:+128.1%
  • 識学:+152.8%
  • テノ.ホールディングス:+25.0%
  • AmidAホールディングス:+6.3%
  • Kudan:+276.3%
  • アルー:+46.7%
  • 霞ヶ関キャピタル:+133.7%
  • VALUENEX:+133.7%
  • ブリッジインターナショナル:+92.6%
  • イーエムネットジャパン:+133.3%
  • アズーム:+113.3%
  • チームスピリット:+101.4%
  • アクリート:+100.3%
  • ロジザード:+177.8%
  • エーアイ:+250.0%
  • プロパティデータバンク:+130.3%
  • ログリー:+149.2%
  • ベストワンドットコム:+242.5%
  • HEROZ:+988.9%
  • コンヴァノ:+135.4%
  • ブティックス:+137.8%
  • 和心:+167.9%
  • Mマート:+333.9%
  • すららネット:+113.0%
  • ナレッジスイート:+150.5%
  • イオレ:+169.8%
  • エル・ティー・エス:+313.2%
  • 一家ダイニングプロジェクト:+173.5%
  • サインポスト:+287.7%
  • エスユーエス:+116.1%
  • ユニフォームネクスト:+137.1%
  • Fringe81:+133.1%
  • ビーブレイクシステムズ:+361.1%
  • アセンテック:+197.5%
  • 旅工房:+173.7%
  • テモナ:+215.7%
  • 力の源ホールディングス:+271.7%
  • ファイズ:+220.8%
  • フォーライフ:+31.6%
  • グレイステクノロジー:+130.0%
  • イノベーション:+214.1%
  • リネットジャパングループ:+92.9%
  • G-FACTORY:+54.3%
  • シルバーエッグ・テクノロジー:+191.3%
  • チェンジ:+149.9%
  • バリューデザイン:+111.5%
  • カナミックネットワーク:+186.7%
  • デジタルアイデンティティ:+88.3%
  • ストライク:+125.9%
  • ハイアス・アンド・カンパニー:+189.5%
  • はてな:+278.1%
  • ソーシャルワイヤー:+56.9%
  • アークン:+262.1%
  • 鎌倉新書:+180.6%
  • ネオジャパン:+401.7%
  • パートナーエージェント:+217.5%
  • ピクスタ:+34.8%
  • べステラ:+25.0%
  • パルマ:+70.5%
  • 富士山マガジンサービス:+126.4%
  • ファンデリー:+102.1%
  • マーケットエンタープライズ:+167.0%
  • ジグソー:+236.4%
  • レントラックス:+53.1%
  • 海帆:+76.5%
  • プラッツ:+70.2%
  • 日本動物高度医療センター:+44.2%
  • ハウスドゥ:+47.2%
  • ショーケース・ティービー:+193.9%
  • ヒューマンウェブ:+11.7%
  • コラボス:+137.6%
  • ALBERT:+115.7%

以上を総合考慮して、初値予想は大幅なプラスリターンです。


主幹事はSBI証券です。その他は、SMBC日興証券、みずほ証券、あかつき証券、岩井コスモ証券、岡三証券、極東証券、静銀ティーエム証券、東洋証券、松井証券、マネックス証券、水戸証券、楽天証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
SBI証券 212,400 84.96%
SMBC日興証券 6,300 2.52%
みずほ証券 6,300 2.52%
あかつき証券 2,500 1.00%
岩井コスモ証券 2,500 1.00%
岡三証券 2,500 1.00%
極東証券 2,500 1.00%
静銀ティーエム証券 2,500 1.00%
東洋証券 2,500 1.00%
松井証券 2,500 1.00%
マネックス証券 2,500 1.00%
水戸証券 2,500 1.00%
楽天証券 2,500 1.00%

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<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

過去のIPO初値予想の履歴

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