上場!アイキューブドシステムズ(4495)のIPOの初値予想

更新日: IPO

アイキューブドシステムズ

アイキューブドシステムズ(4495)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2020年6月29日(月)~7月3日(金)、上場日は2020年7月15日(水)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は2,630円(1単元26.3万円)です。公募価格は2020年7月6日(月)に決定。

仮条件は2,720~3,120円と窓を開けて上振れました。予想PERは41.2~47.3倍です。

初値予想は大幅なプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

6,500〜9,500円(仮条件の上限比+108.3%~+204.5%)

アイキューブドシステムズはCLOMOサービス(モバイル端末の管理・システム)とSECURED APPsサービス(セキュリティとアプリケーションの使い勝手を両立させるアプリ)を販売しています。

監査法人はEY新日本有限責任監査法人で、本社所在地は東京都渋谷区恵比寿南2-23-7 エビスパークヒルズ6Fです。

アイキューブドシステムズとは

アイキューブドシステムズは「イノベーション( i )を3乗(Cube)する」という思いを社名に冠し、「ITをもっと身近に」をミッションとしています。

最良のテクノロジーと最高のエンジニアリングを用いることで創り出すサービスがそれぞれの企業活動に革新をもたらし、人々の生活を、より豊かな方向へと導いていくイノベーションの連鎖を生み出すサービスの創造に挑戦し続けています。

従業員数は68名、平均年齢は37.8歳、平均勤続年数は4.6年、平均年間給与は603.6万円です。

CLOMOサービス

アイキューブドシステムズの「CLOMO」は、iOS向けMDMサービスとして開始された後、現在では「EMM」として高度な「管理」機能を幅広くモバイル端末等に展開しています。

具体的には、企業・学校法人等において使用する多数のiPad等のタブレットやiPhone、Android等のスマートフォンなどに対し、以下の機能を当該法人が担当部署にて一元管理し運用するサービスを提供します。

  • 状態の監視機能(モバイル端末の利用状況を遠隔でリアルタイムに把握する機能)
  • 利用ルールの適用機能(個別端末の機能を適切に設定・制限する機能)
  • 情報漏洩対策機能(盗難・紛失時に端末ロックやデータ消去を行う機能)

SECURED APPsサービス

「CLOMO SECURED APPs」は、セキュリティとアプリケーションの使い勝手を両立させることで、モバイル端末の「活用」を支援する企業向けのモバイルアプリケーションです。

企業は、昨今の「働き方改革」において大きな課題の一つとなっている「リモートワーク」への対応が求められています。

また、いわゆる「シャドーIT」と呼ばれる、私物のモバイル端末の使用を許可していない状況で従業員が使用するケースが増加し、企業が十分に業務管理できない状態が問題となっています。

それらの問題を解決するため、アイキューブドシステムズはリモートワークにおいてのセキュリティ管理を目的として「CLOMO SECURED APPs」シリーズを提供しています。

ビジネスで利用する、ブラウザ・メール・スケジュール・アドレス帳・ファイル共有の5つのアプリケーションを、安全性と利便性を両立させて利用できるようにしたサービスです。

iOS、Androidに対応し、MDMとのセットでの活用は勿論、MDMの導入を強制できない個人持ち込みデバイスにも対応しているアプリケーションです。

法人向けアプリケーションに求められるセキュリティに関する要件などを満たしたうえで、個人向けアプリケーションと近しい使い勝手を両立させています。

アイキューブドシステムズのIPOの諸データ

アイキューブドシステムズの業績推移

アイキューブドシステムズの業績推移

業績面では売上高・経常利益・純利益のいずれも、美しい右肩上がりとなっています。

回次 第14期 第15期 第16期 第17期 第18期
決算年月 2015年6月 2016年6月 2017年6月 2018年6月 2019年6月
売上高 (千円) 625,017 765,210 976,500 1,160,320 1,399,288
経常利益 (千円) -226,557 -80,527 76,920 116,055 247,415
当期純利益 (千円) -228,767 -133,853 75,012 212,337 221,126
資本金 (千円) 282,500 282,500 282,500 100,000 100,000
発行済株式総数 (株) 445,000 445,000 445,000 501,135 501,135
 普通株式 345,000 345,000 345,000 345,000 345,000
 A種優先株式 100,000 100,000 100,000 100,000 100,000
 B種優先株式 22,801 22,801
 C種優先株式 33,334 33,334
純資産額 (千円) -393,198 -527,052 -452,039 165,350 386,476
総資産額 (千円) 696,517 538,833 729,135 1,120,013 1,083,121
BPS (円) -4,367 -4,724 -4,611 -404.18 -365.79
1株配当 (円)
EPS (円) -570.26 -356.97 112.39 41.11 36.64
自己資本比率 (%) 14.8 35.7
自己資本利益率 (%) 80.1
株価収益率 (倍)
配当性向 (%)
営業CF (千円) 458,784 337,164
投資CF (千円) -51,988 -136,506
財務CF (千円) -65,243 -303,859
現金等 (千円) 818,768 715,659
従業員数 (名) 74 62 56 58 61

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は2020年3月下旬をボトムとして右肩上がりとなっています。

このまま堅調な推移が続くとIPOにおいて追い風となり、反落して再び軟調な相場に回帰すれば向かい風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

アイキューブドシステムズのIPOの規模は最大で約4.5億円であり、東証マザーズとしては大型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は150,000株、売出株式数は0株、オーバーアロットメント(OA)は22,500株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約3%とかなり低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は0%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
佐々木勉 52.27%
ジャフコSV4共有投資事業有限責任組合 16.72%
畑中洋亮 9.87%
TNP中小企業・ベンチャー企業成長応援投資事業有限責任組合 3.86%
NCB九州活性化投資事業有限責任組合 3.86%
蓑宮武夫 2.21%
平強 1.93%
(株)ジャフコ 1.29%
大野尚 1.16%
ビッグ・フィールド・マネージメント(株) 1.16%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

アイキューブドシステムズの事業は、CLOMOサービス(モバイル端末の管理・システム)とSECURED APPsサービス(セキュリティとアプリケーションの使い勝手を両立させるアプリ)ということで、IPOにおける業種の人気度は高めです。

訴求力の高い東証マザーズネット企業の範疇に属しており、人気化しやすいクラウド・セキュリティも事業に内包しています。

予想PERは41.2~47.3倍であり、類似企業と比較すると中間的です。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
3694 オプティム 202.68 29.48 0.00%
4704 トレンドマイクロ 22.73 3.33 3.59%
4768 大塚商会 16.43 2.75 3.05%
6702 富士通 11.04 1.52 2.04%
9418 USEN-NEXTHLDGS 20.32 3.51 0.65%

上位株主にはVCが名を連ねているものの、満遍なくロックアップがかかっています。

東証マザーズの5億円未満の超小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • アディッシュ:+70.8%
  • サイバーセキュリティクラウド:+104.7%
  • 関通:+110.6%
  • ウィルズ:+372.4%
  • ブランディングテクノロジー:+177.3%
  • ハウテレビジョン:+209.5%
  • Amazia:+33.0%
  • バンク・オブ・イノベーション:+108.3%
  • ZUU:+246.9%
  • ビープラッツ:+354.5%
  • 日本リビング保証:+189.8%
  • アジャイルメディア・ネットワーク:+415.7%
  • みらいワークス:+230.4%
  • ウォンテッドリー:+401.0%
  • インターネットインフィニティー:+281.8%
  • ユナイテッド&コレクティブ:+177.8%
  • シャノン:+320.7%
  • エルテス:+263.7%
  • フィル・カンパニー:+205.3%
  • リファインバース:+62.9%
  • AWSホールディングス:+235.3%
  • 農業総合研究所:+78.1%
  • ホープ:+130.0%
  • グローバルウェイ:+373.0%
  • ヨシムラ・フード・ホールディングス:+50.0%
  • バリューゴルフ:+151.2%
  • ラクス:+228.7%
  • アクアライン:+21.7%
  • アイリッジ:+429.2%
  • テラスカイ:+350.0%
  • エクストリーム:+296.4%
  • ビーロット:+422.4%
  • レアジョブ:+169.7%
  • フィックスターズ:+162.0%
  • シンプロメンテ:+135.3%
  • サンワカンパニー:+268.4%
  • フォトクリエイト:+126.0%
  • ウォーターダイレクト:+200.0%

以上を総合考慮して、初値予想は大幅なプラスリターンです。


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<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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