上場!AHCグループ(7083)のIPOの初値予想

更新日: IPO

AHCグループ

AHCグループ(7083)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2020年2月5日(水)~2月12日(水)、上場日は2020年2月25日(火)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,990円(1単元19.9万円)です。公募価格は2020年2月13日(木)に決定。

仮条件は2,000円~2,200円と僅かながら窓を開けて上振れました。予想PERは18.9~20.8倍です。

初値予想は大幅なプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

3,700〜4,500円(仮条件の上限比+68.2%~+104.5%)

AHCグループは福祉事業、介護事業、外食事業を展開しています。

監査法人は EY新日本有限責任監査法人で、本社所在地は東京都千代田区岩本町2-11-9 イトーピア橋本ビル2F です。

AHCグループとは

AHCグループは、AHCグループ、連結子会社(SLカンパニー株式会社、テラスワールド株式会社、介護ジャパン株式会社、センターネットワーク株式会社)の計5社で構成されています。

区分 事業内容 担当会社名
福祉事業 放課後等デイサービス事業所、児童発達支援事業所、
就労移行支援事業所、就労継続支援B型事業所、
相談支援事業所、共同生活援助事業所の運営
ライセンス事業、商標等の使用許諾、管理業務の受託
AHCグループ
SLカンパニー株式会社
テラスワールド株式会社
介護事業 通所介護事業所の運営
ライセンス事業、商標等の使用許諾、管理業務の受託
AHCグループ
介護ジャパン株式会社
外食事業 飲食店(居酒屋等)の運営
食料品の加工及び販売事業の運営
ライセンス事業、管理業務の受託
AHCグループ
センターネットワーク株式会社

従業員数は49名、平均年齢は32.78歳、平均勤続年数は2.43年、平均年間給与は488.6万円です。

福祉事業

放課後等デイサービス・児童発達支援では、知的障害・発達障害を抱える未就学児・小学生・中学生・高校生を対象とした事業所を展開しています。

障害を持つ児童に対して、生活能力の向上のために必要な訓練、社会との交流の促進、その他の便宜を供与する、いわゆる「療育支援」を行っています。

2014年6月に東京都板橋区に開設して以来、首都圏を中心に「アプリ」「TODAY」「Aプラス」「アプリキッズ」のブランド名で本書提出日現在、31事業所を展開しています。

介護事業

要介護認定者や要支援認定者の方を対象に、身体機能の維持・回復・改善を支援するデイサービス事業所の展開をしています。

2007年8月に東京都板橋区に開設して以来、「グリーンデイ」「あいである」「トリコロール」等のブランド名で本書提出日現在、33事業所を展開しています。

外食事業

このセグメントにおいては、居酒屋店舗の運営を行っています。2008年8月に東京都台東区に「三蔵」を開店以来、東京都内に本書提出日現在、9店舗を展開しています。

主業態である「ねぎま三ぞう」のメニューコンセプトは伝統と革新の融合です。

伝統的な和食である、「串焼き」「煮込み」「刺身」「天ぷら」等のカテゴリーを軸に毎月厳選した創作料理を投入し、常に進化しながら高い顧客満足度を実現しています。

店舗教育においては動画マニュアル管理システムを活用することで、商品の品質と接客サービスの向上を図っています。

また、女性をターゲットとしたビストロ業態「TERIYAKI」、カツカレー専門店「とんかつ檍のカレー屋いっぺこっぺ」等、新規業態の開発にも注力しています。

AHCグループのIPOの諸データ

AHCグループの業績推移

業績面では売上高は美しい右肩上がりとなっています。経常利益・純利益は減益の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

AHCグループの業績推移

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第8期 第9期
決算年月 2017年11月 2018年11月
売上高 (千円) 3,048,204 3,464,256
経常利益 (千円) 6,336 61,901
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) △36,386 67,995
包括利益 (千円) △35,522 67,931
純資産額 (千円) 23,304 91,236
総資産額 (千円) 1,433,818 1,604,355
1株当たり純資産額 (円) 14.57 57.02
EPS (円) △24.26 42.5
自己資本比率 (%) 1.6 5.7
自己資本利益率 (%) 118.7
株価収益率 (倍)
営業活動によるキャッシュ・フロー (千円) △37,421 69,899
投資活動によるキャッシュ・フロー (千円) △107,062 △135,472
財務活動によるキャッシュ・フロー (千円) 281,160 7,103
現金及び現金同等物の期末残高 (千円) 416,184 357,713
従業員数 (名) 299 314

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月はボックス相場となっていますが、底値を切り上げています。

このまま底打ちして堅調な相場に回帰すれば、IPOにおいて追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

AHCグループのIPOの規模は最大で約12.8億円であり、東証マザーズとしてはやや小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は460,000株、売出株式数は100,000株、オーバーアロットメント(OA)は84,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約31%とやや高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は18%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
荒木喜貴 41.49%
YHC(株) 35.07%
G2(株) 3.51%
村光伸介 3.51%
土山茂太 3.04%
吉元幸次郎 2.92%
荒木喜嗣 1.90%
荒木美幸 1.17%
土山茂 0.47%
荒木喜久
荒木政子
0.29%

初値予想

AHCグループの事業は福祉事業、介護事業、外食事業ということで、IPOにおける業種の人気度は標準的です。

予想PERは18.9~20.8倍であり、類似企業と比較すると割安感があります。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
2374 セントケア・ホールディング 12.72 1.11 3.14%
2398 ツクイ 20.34 1.75 1.71%
2435 シダー 121.17 2.36 0.97%
6059 ウチヤマホールディングス 8.23 0.60 1.88%
6187 LITALICO 70.57 14.04 0.00%
6556 ウェルビー 43.21 17.18 0.47%
7522 ワタミ 101.02 3.06 0.58%

約12.8億円という上場規模は東証マザーズとしてはやや小型です。上位株主にVCが名を連ねているものの、満遍なくロックアップがかかっています。

東証マザーズの10億~15億円のやや小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

  • WDBココ:+122.2%
  • スペースマーケット:+121.4%
  • INCLUSIVE:+114.9%
  • ランディックス:+124.5%
  • BuySell Technologies:+92.7%
  • セルソース:+164.0%
  • ビーアンドピー:+20.0%
  • リビン・テクノロジーズ:+130.8%
  • ヴィッツ:+130.2%
  • 東名:+27.8%
  • フレアス:+118.6%
  • リックソフト:+126.3%
  • リンク:+112.8%
  • ベルトラ:+33.9%
  • ピアラ:+97.3%
  • フロンティア・マネジメント:+121.2%
  • アイリックコーポレーション:+25.8%
  • システムサポート:+128.6%
  • エクスモーション:+49.7%
  • マネジメントソリューションズ:+114.3%
  • アイ・ピー・エス(銘柄名:IPS):+71.0%
  • ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス:+207.7%
  • ファイバーゲート:+127.4%
  • SERIOホールディングス:+130.3%
  • グローバル・リンク・マネジメント:+134.0%
  • クックビズ:+134.7%
  • テンポイノベーション:+93.5%
  • テックポイント・インク:+64.9%
  • UUUM:+226.8%
  • トランザス:+170.0%
  • ツナグ・ソリューションズ:+112.0%
  • ユーザーローカル:+325.2%
  • ピーバンドットコム:+113.9%
  • レノバ:+50.0%
  • エイトレッド:+133.9%
  • シンシア:-7.1%
  • JMC:+89.2%
  • インソース:+55.8%
  • セラク:+160.0%
  • キャリア:+98.5%
  • ジェイリース:+34.5%
  • アトラエ:+135.6%
  • PR TIMES:+59.0%
  • ベネフィットジャパン:+67.2%
  • フェニックスバイオ:-2.1%
  • ブラス:+6.4%
  • バルニバービ:+130.0%
  • GMOメディア:+101.1%
  • ブランジスタ:+43.8%
  • アイビーシー:+251.0%
  • STUDIOUS:+20.0%
  • PCIホールディングス:+169.6%
  • Hamee:+67.2%
  • sMedio:+58.7%
  • ファーストコーポレーション:+25.0%
  • ファーストロジック:+52.5%
  • データセクション:+73.1%
  • サイジニア:+125.8%
  • フルッタフルッタ:+51.5%
  • メディカル・データ・ビジョン:+135.9%
  • セレス:+55.4%
  • オプティム:+260.0%

以上を総合考慮して、初値予想は大幅なプラスリターンです。


主幹事はみずほ証券です。その他は、SMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券、いちよし証券、エース証券、岩井コスモ証券、ちばぎん証券、東洋証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
みずほ証券 504,000 90.00%
SMBC日興証券 16,800 3.00%
SBI証券 11,200 2.00%
マネックス証券 5,600 1.00%
いちよし証券 5,600 1.00%
エース証券 5,600 1.00%
岩井コスモ証券 5,600 1.00%
ちばぎん証券 2,800 0.50%
東洋証券 2,800 0.50%

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<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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