新規上場!フルッタフルッタのIPOの初値予想。株主優待新設!

更新日: IPO 株式

フルッタフルッタ

フルッタフルッタ(2586)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は12月2日(火)~12月8日(月)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は4,130円(1単元41.3万円)です。仮条件は4,130円~4,290円と上振れました。株主優待も実施します!

フルッタフルッタは、ブラジル連邦共和国パラ州のトメアス総合農業協同組合の日本総代理店として、アサイーをはじめとするアマゾンフルーツ冷凍パルプを輸入し、加工販売しています。

「健康・本物」を基本に据えて、主力商品であるアサイーを中心に、まさに天然のサプリメントといえるアマゾンフルーツをわが国に普及、拡大すべく事業を展開しています。

監査法人は三優監査法人です。本社所在地は東京都千代田区神田神保町3-3です。皇居、日本武道館の近くです。

フルッタフルッタのIPO

フルッタフルッタとは

フルッタフルッタの主力のアサイーは、ブラジル連邦共和国・アマゾン地帯の水べりに生育するヤシ科の植物で、その果実は、ポリフェノール、食物繊維、カルシウム、鉄分、アミノ酸および不飽和脂肪酸等を豊富に含み、栄養価の高さから「スーパーフルーツ」とも言われています。

フルッタフルッタは、酸化が早いアサイーを上質な状態で保持・販売するため、冷凍果肉を直輸入しています。ジュース加工・果製造・管理は国内で行っています。

アサイーはブラジル農務省にはブラジル農務省て、固形分比率ごとに3グレードに規格化されています。フルッタフルッタは最上級グレードのグロッソのみを使用しています。

取り扱うアマゾンフルーツ原料の一部は、「アグロフォレストリー」という農法を使用したもので、アマゾンの森林荒廃地を再生させる効果があることから、直接的に熱帯雨林再生へ貢献することができます。

アグロフォレストリーとは、一般的な単一栽培ではなく、荒廃した土地に様々な種類の樹木や果樹を植え、草原が遷移して森になる自然のシステムを模倣するように農場を構成していく農法(生産システム)です。

フルッタフルッタは、『自然と共に生きる』を企業理念とし、地球温暖化対策(CO2削減)に貢献するべく、「経済が環境を復元させる事業モデルの構築~グリーンエコノミーの実現~」を企業コンセプトとして推し進めていります。

従業員数は38名、平均年齢は36.3歳、平均勤続年数は2.1年、平均給与は539.2万円です。

ナショナル・ブランド事業部門(NB事業部門)

NB事業は、量販店、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等リテール向けに、アサイー等のアマゾンフルーツを主原料とした自社ブランド等の製品を販売する事業です。

主な製品は、カートカン製品「フルッタアサイー エナジーオリジナル」「フルッタアサイー ビューティーザクロ」「フルッタアサイー ベーシック」、ゲーブルトップタイプ「フルッタアサイー エナジーオリジナル1000g」「フルッタアサイー ビューティーザクロ1000g」、冷凍商品「アサイーボウルミックス」、ゼリー飲料「アサイーチャージシリーズ」等です。

フルッタフルッタの製品は、他の飲料に比べて高価格帯となりますが、アマゾンフルーツの持つ高い栄養価と砂糖・保存料・香料・着色料不使用の特徴をもち、健康・本物志向の高い消費者を中心に高い評価を受けています。

また、最近は流通や商社等からのPB商品等の引き合いも増えています。 なお、テレビショッピングによる製品「ダイエッタシリーズ」の販売も、NB事業部門に含んでいます。

ちなみにロイヤルホストのアサイーは飲みやすくて美味しいです。

ロイヤルホストのアサイー

アグロフォレストリー・マーケティング事業部門(AFM事業部門)

AFM事業は、外食店や食品メーカー等に対して冷凍フルーツパルプやその加工品等を販売する事業と、アグロフォレストリーの畑でできる冷凍フルーツパルプ以外の産物を原料として種々の企業に販売する事業に区分されます。

外食店は、大手チェーン店から個人経営の小規模飲食店までカバーしており、小規模飲食店向けには、業務用通販サイト「FRUTA BIZ WEB」を立ち上げ、取引先の拡大と業務の効率化に努めています。

ここ数年、アサイーとフルーツをスムージー状にミックスし、グラノーラとフルーツを盛り付けた“食べるアサイー”の「アサイーボウル」がハワイで人気化しており、日本でも観光客の口コミやメディアを通じて知られるようになり、外食店での導入事例が続々と増えています。

また、飲料用原料、乳製品用原料、製菓用原料、サプリメント用原料として、食品メーカー等にアサイー等を提供しています。当ビジネスを展開するために、冷凍フルーツパルプをそのまま販売するだけでなく、濃縮エキスやフリーズドライ等の加工品も取り扱っています。

NB小売商品のブランディング確立によるシナジー効果を狙い、アサイーのトップブランドであるフルッタフルッタのロゴを商品パッケージに記載するIN-Branding戦略を推進し、多くのメーカーが採用したことにより、ブランド認知が飛躍的に向上しています。 その他に、スポーツジム向けに冷凍フルーツパルプや自社ブランド製品等を販売しています。

ダイレクト・マーケティング事業部門(DM事業部門)

DM事業は、「フルッタフルッタアサイーカフェ」、「フルッタフルッタアサイーファクトリー」等の直営店舗の運営、及び自社WEB等を利用した通信販売を行う事業です。

店舗事業は、「FRUTA FRUTA」のブランド力を向上させるための情報発信源としての位置づけがあるとともに、中長期的に多店舗化を見据えた重要な事業として捉えて現在は、「アサイーカフェ 渋谷ヒカリエShinQs店」、「アサイーカフェ 玉川高島屋S・C店」、「アサイーファクトリー イオン幕張新都心店」の3店舗を展開しています。

将来展開

フルッタフルッタは、大手食品メーカーに対してアグロフォレストリー産カカオ豆を販売しています。

一例としては、明治がアグロフォレストリーカカオを使用した商品を展開しています。

業績推移

業績面では、売上高は美しい右肩上がりです。経常利益・純利益は減益の年度もありましたが、前期は大幅な増収増益を達成しています。今期も第2四半期時点では過去最高益の勢いです。

2014年3月期の自己資本利益率(ROE)は36.9%(!)、自己資本比率は37.5%です。

フルッタフルッタの業績推移

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は10月半ば以降は順調な右肩上がりとなっていましたが、ここに来て主力銘柄が軟調になって下落しています。

東証マザーズ指数の推移(2014年8月15日~11月14日)
(※マネックス証券より)

上場規模

フルッタフルッタのIPOの規模は最大で約10.4億円と標準的です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公開比率は最大で約25%と標準的です。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。

長澤誠、杜山悦郎、岩本幹夫、田端三郎司、井手謙治、株式会社グリーンアソシエイツ、荻野恭子、山浦浩、光家久美子、光家由紀子には原則として90日間のロックアップがかかっています。株価上昇による解除条項はありません。

また、ジャフコV2共有投資事業有限責任組合の32,100株、NVCC6号投資事業有限責任組合の20,000株、ニュー・フロンティア・パートナーズ株式会社の18,300株、投資事業有限責任組合NFP-ストラテジックパートナーズファンドの18,200株、ジャフコV2-W投資事業有限責任組合の3,100株、ジャフコV2-R投資事業有限責任組合の1,300株には、原則として90日間のロックアップがかかっています。ロックアップは1.5倍で解除されます。

筆頭株主の状況は以下の通りです。LINE、フジメディアHD、セガにはロックアップがかかっていませんが、取引先であることから、上場と同時にいきなり売りまくることはないと思われます。

氏名又は名称所有株式数株式保有割合(%)ロックアップ
長澤誠457,00046.1
株式会社グリーンアソシエイツ60,0006.05
ジャフコV2共有投資事業有限責任組合44,0004.4432,100株
杜山悦郎41,4004.18
NVCC6号投資事業有限責任組合37,2003.7520,000株
投資事業有限責任組合NFP-ストラテジックパートナーズファンド25,0002.5218,200株
ニュー・フロンティア・パートナーズ株式会社注)125,0002.5218,300株
井手謙治21,0002.12
荻野恭子20,0002.02
芝川洋20,0002.02
山浦浩20,0002.02
光家久美子17,5001.77
光家由紀子14,9001.5

株主優待

フルッタフルッタは株主優待を新設します。権利確定日は3月末・9月末です。

株主優待の内容は、フルッタフルッタのオンラインショップ(通販)で利用できる株主特別優待クーポンです。

必要株式数・金額は以下の通りです。

  • 100株~300株未満:株主特別優待クーポン1000円券2枚(年4,000円分)
  • 300株~500株未満:株主特別優待クーポン1000円券3枚(年6,000円分)
  • 500株~1000株未満:株主特別優待クーポン1000円券4枚(年8,000円分)
  • 1000株以上:株主特別優待クーポン1000円券5枚(年10,000円分)

想定価格ベースでは、100株の株主優待利回りは約0.97%です。

まとめ

業種面は平凡です。また、昨年同様の年末IPOラッシュが炸裂しており、数多くの企業の上場が集中する日程はマイナスポイントです。

絶好調の業績、食品企業としては高めのROE、株主優待の新設などはプラスポイントです。健康関連の食品を取り扱っているのは、広義の高齢化社会対応銘柄と言えるかもしれません。

数多くの女性誌・美容誌やTarzanなどに取り上げられており、美と健康に意識が強い層に訴求しています。この層は比較的お金に余裕がある事が多く、単価の高い商品の販売が一般食品よりは見込めます。

また、1単元の金額が大きい値嵩株であることから、枚数が少なく少しの騰落率でも絶対リターンは高めになるのは良い点です。

初値予想はプラスリターンです。値嵩株であることから、IPOラッシュの中でも狙いたい銘柄です。

主幹事はSMBC日興証券です。その他はSBI証券マネックス証券、野村證券、大和証券、みずほ証券、岩井コスモ証券、いちよし証券、東洋証券、エース証券で申し込めます。

<投資スタンス>
やや強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

※過去1年間のIPO初値予想の履歴

銘柄名発表時BB直前結果
ANAP強気強気410.0%
メディアドゥ強気強気256.7%
M&Aキャピタルパートナーズ強気強気233.3%
イオンリート投資法人やや強気やや強気9.5%
じげんやや強気強気191.7%
アライドアーキテクツ強気強気229.4%
ライドオン・エクスプレスやや強気強気55.3%
ホットリンク強気強気165.6%
ブイキューブ強気強気117.3%
オンコリスバイオファーマやや強気やや強気34.6%
オウチーノ強気強気130.0%
エンカレッジ・テクノロジ強気強気118.2%
日本アクアやや強気やや強気24.9%
アズマハウスやや強気やや強気10.0%
シンプロメンテ強気強気135.3%
イーグランドやや強気やや強気27.3%
足利ホールディングス中立中立7.4%
アーキテクツ・スタジオ・ジャパン強気強気124.4%
アビストやや強気やや強気0.0%
ダイキアクシスやや強気やや強気3.9%
シグマクシスやや強気やや強気0.3%
ウィルグループ中立中立-4.2%
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ強気強気221.4%
ヒューリックリート投資法人中立中立13.0%
アキュセラインクやや強気中立27.8%
サイバーリンクス強気強気172.9%
日本BS放送中立中立6.6%
エンバイオ・ホールディングス強気強気126.0%
ダイキョーニシカワ中立中立12.4%
日立マクセルやや弱気やや弱気-4.8%
ジャパンディスプレイ中立中立-14.6%
ホットマンやや強気やや強気67.5%
みんなのウェディング強気強気27.1%
ディー・エル・イーやや強気やや強気101.0%
サイバーダイン強気強気130.0%
エスクロー・エージェント・ジャパンやや強気やや強気290.8%
トレックス・セミコンダクターやや弱気やや弱気-10.4%
丸和運輸機関中立中立-8.8%
ジョイフル本田中立中立-1.9%
フィックスターズ強気強気162.0%
白鳩強気強気46.2%
日本リート投資法人中立中立4.0%
西武ホールディングスやや弱気やや弱気0.0%
東武住販やや強気やや強気12.0%
インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人中立中立5.7%
ニュートン・フィナンシャル・コンサルティング中立中立-7.7%
ムゲンエステート中立中立10.0%
フリークアウト強気強気250.0%
ポバール興業中立中立6.6%
OATアグリオ中立中立-6.3%
メドピア強気強気131.3%
レアジョブ強気強気169.7%
VOYAGE GROUP強気強気40.0%
鳥貴族やや強気やや強気120.7%
イグニス強気強気342.1%
日本ビューホテルやや弱気やや弱気-2.3%
ジャパンインベストメントアドバイザーやや強気やや強気126.3%
ロックオン強気強気284.6%
リアルワールド強気強気79.8%
AMBITIONやや強気強気62.0%
ジェネレーションパス強気強気119.2%
リボミック中立やや強気-20.4%
FFRI強気強気176.5%
ホットランド中立中立-1.7%
ヤマシンフィルタ中立中立19.6%
すかいらーく中立中立0.0%
リクルートホールディングス中立中立2.3%
GMOリサーチ強気強気133.3%
セレス強気強気55.4%
オプティム強気強気260.0%
アルファポリス強気強気93.2%
エランやや強気やや強気70.3%
日本ヘルスケア投資法人やや強気やや強気48.1%
SHIFT強気強気 361.5%
CRI・ミドルウェア強気強気
日本PCサービス中立やや強気
トーセイリート投資法人やや弱気中立
弁護士ドットコム強気
クラウドワークス強気
スノーピークやや強気
ビーロット強気
GMO TECH強気
テクノプロ・ホールディングス中立
アトラやや強気
U-NEXTやや強気
SFPダイニングやや弱気
gumi中立
  • この記事を書いた人

まつのすけ

14年に渡ってクレカ・電子マネー等のキャッシュレス決済を探求。日本のキャッシュレス化に貢献することが目標です。55枚のクレジットカードを保有し、支払年会費の総額は113万円。実生活において徹底的に活用した経験を活かして、記事を執筆しております。

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