新規上場!マークラインズのIPOの初値予想

更新日: IPO

マークラインズ

マークラインズ(3901)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は12月1日(月)~12月5日(金)です。

新規上場する市場は東証JASDAQスタンダードで、想定価格は1,800円(1単元18万円)です。仮条件は1,780円~1,980円と上限が上振れました。

マークラインズは、自動車産業に特化したオンライン情報サービス「自動車情報プラットフォーム」事業を中心に、コンサルティングや、受託調査、人材紹介サービス等の「その他の事業」を加えた「自動車産業ポータル」を運営しています。

監査法人はあずさ監査法人です。本社所在地は東京都港区赤坂8-4-14です。赤坂御用地、明治神宮野球場、高橋是清翁記念公園の近くです。

マークラインズのIPO

マークラインズとは

マークラインズの「自動車情報プラットフォーム」は、多くの自動車産業関連企業が当社のデータベースへアクセスすることで情報戦略の効率化が図れるツールです。

自動車において、プラットフォームとは車台を意味します。この車台=プラットフォームを、複数の車種で共有し、車両開発の短縮化や製造コストの低減を図ることは、価格競争の厳しい昨今の自動車業界において主流の開発概念となりつつあります。

マークラインズは、このコンセプトに着眼して「自動車情報プラットフォーム」を構築しました。

「自動車情報プラットフォーム」は、インターネットを通じた企業間取引(B2B)サービスであり、以下2つのツールで構成されています。

  • 自動車関連企業が共通に必要としながら、入手するには手間やコストがかかる世界各国の自動車産業の情報を入手できる「情報収集ツール」
  • 自社の製品・技術・サービスを完成車メーカーや部品メーカーにプロモーションできる「情報発信ツール」の2つのツールで構成されています。

会員登録をしたユーザー(無料会員を含む)は、「自動車情報プラットフォーム」にアクセスし、「情報収集」と「情報発信」のツールを利用することで、新規部品メーカーの開拓、市場分析、顧客動向調査、技術戦略立案、販売促進など、多方面に活用できます。

マークラインズの自動車情報プラットフォーム

情報は日本語のほか、英語、中国語でも提供しており、外国企業はマークラインズの約39%(平成26年10月末時点)を占め、その比率は年々上昇傾向にあります。

自動車産業のサプライチェインを形成する国内外の完成車メーカーから中小の部品メーカーなど、約1,700社(平成26年10月末時点)の自動車関連企業が利用し、国内外14万人以上(平成26年10月末時点)のユーザーが利用することで、PVを伸ばしております。

この他、顧客の依頼に個別に対応して市場調査(部品別モデル搭載情報、シェア情報、技術・市場動向等の調査)、技術コンサルティング、専門性の高い提携先企業との共同プロジェクト等を行うコンサルティング事業を展開しています。

また、自動車業界に特化した人材紹介事業を展開しています。自動車関連企業からの求人要望に対し、当社は独自で発掘した求職者を求人企業に紹介し、マッチングに成功した場合、当該求人企業から紹介手数料を得る仕組みです。

従業員数は41名、平均年齢は41.9歳、平均勤続年数は3.4年、平均給与は534.9万円です。

業績推移

業績面では、売上高は平成22年12月期のみ微減でしたが、それ以外の年度は右肩上がりです。経常利益・純利益は美しい右肩上がりです。

2014年3月期の自己資本利益率(ROE)は47.7%(!)、自己資本比率は51.5%です。

マークラインズの業績推移

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

日経JASDAQは10月17日をボトムに美しい切り返しを見せて、年初来高値まで後約2%のところまで上昇しています。

日経JASDAQの推移(2014年8月15日~11月14日)
(※マネックス証券より)

上場規模

マークラインズのIPOの規模は最大で約5.9億円と東証JASDAQスタンダードとしてはかなりの小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公開比率は最大で約10%とかなり低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。

酒井誠、京大ベンチャーNVCC1号投資事業組合、三菱UFJキャピタル株式会社、ジャフコV2共有投資事業有限責任組合、東海夢ファンド第1号投資事業有限責任組合、早稲田成長企業支援1号投資事業有限責任組合、みずほキャピタル第3号投資事業有限責任組合、早稲田1号投資事業有限責任組合、ジャフコV2-W投資事業有限責任組合、ジャフコV2-R投資事業有限責任組合、高杉健郎、滝沢英男、田崎浩成、田中太郎、依田光広、宿利恭一、鈴木崇、麻生成徳、株式会社エヌ・エヌ・エー、岩崎友紀央、松田真弓、杉本祥郎、雪嶋薫、水谷全男、酒井多恵子、安枝和三には原則として90日間のロックアップがかかっています。ロックアップは1.5倍で解除されます。

なお、ロックアップ対象株式は、上記株主の所有する当社株式のうち1,866,400株です。上場時の発行済株数は3,121,800株です。

筆頭株主の状況は以下の通りです。

氏名又は名称株式保有割合(%)ロックアップ
酒井誠15.44
京大ベンチャーNVCC1号投資事業組合9.41
高杉健郎6.44
滝沢英男5.15
三菱UFJキャピタル株式会社5.15
ジャフコV2共有投資事業有限責任組合2.93
東海夢ファンド第1号投資事業有限責任組合2.77
中島保二2.57
田崎浩成2.32
田中太郎1.87
内海正博1.67

まとめ

インターネットを通じた企業間取引(B2B)サービス運営企業ということで、業種面では標準的~やや人気あたりでしょうか。年末のIPOラッシュが到来しており、数多くの企業の上場が集中する日程はマイナスポイントです。

しかしながら、公開規模が非常に小さく、かつ公開比率もかなり低い点は大きなプラス材料です。初値は軽くなりがちです。

初値予想は大幅なプラスリターンです。

主幹事はSBI証券です。その他はSMBC日興証券、東海東京証券、岩井コスモ証券、エース証券、極東証券、で申し込めます。

<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

※過去1年間のIPO初値予想の履歴

銘柄名発表時BB直前結果
ANAP強気強気410.0%
メディアドゥ強気強気256.7%
M&Aキャピタルパートナーズ強気強気233.3%
イオンリート投資法人やや強気やや強気9.5%
じげんやや強気強気191.7%
アライドアーキテクツ強気強気229.4%
ライドオン・エクスプレスやや強気強気55.3%
ホットリンク強気強気165.6%
ブイキューブ強気強気117.3%
オンコリスバイオファーマやや強気やや強気34.6%
オウチーノ強気強気130.0%
エンカレッジ・テクノロジ強気強気118.2%
日本アクアやや強気やや強気24.9%
アズマハウスやや強気やや強気10.0%
シンプロメンテ強気強気135.3%
イーグランドやや強気やや強気27.3%
足利ホールディングス中立中立7.4%
アーキテクツ・スタジオ・ジャパン強気強気124.4%
アビストやや強気やや強気0.0%
ダイキアクシスやや強気やや強気3.9%
シグマクシスやや強気やや強気0.3%
ウィルグループ中立中立-4.2%
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ強気強気221.4%
ヒューリックリート投資法人中立中立13.0%
アキュセラインクやや強気中立27.8%
サイバーリンクス強気強気172.9%
日本BS放送中立中立6.6%
エンバイオ・ホールディングス強気強気126.0%
ダイキョーニシカワ中立中立12.4%
日立マクセルやや弱気やや弱気-4.8%
ジャパンディスプレイ中立中立-14.6%
ホットマンやや強気やや強気67.5%
みんなのウェディング強気強気27.1%
ディー・エル・イーやや強気やや強気101.0%
サイバーダイン強気強気130.0%
エスクロー・エージェント・ジャパンやや強気やや強気290.8%
トレックス・セミコンダクターやや弱気やや弱気-10.4%
丸和運輸機関中立中立-8.8%
ジョイフル本田中立中立-1.9%
フィックスターズ強気強気162.0%
白鳩強気強気46.2%
日本リート投資法人中立中立4.0%
西武ホールディングスやや弱気やや弱気0.0%
東武住販やや強気やや強気12.0%
インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人中立中立5.7%
ニュートン・フィナンシャル・コンサルティング中立中立-7.7%
ムゲンエステート中立中立10.0%
フリークアウト強気強気250.0%
ポバール興業中立中立6.6%
OATアグリオ中立中立-6.3%
メドピア強気強気131.3%
レアジョブ強気強気169.7%
VOYAGE GROUP強気強気40.0%
鳥貴族やや強気やや強気120.7%
イグニス強気強気342.1%
日本ビューホテルやや弱気やや弱気-2.3%
ジャパンインベストメントアドバイザーやや強気やや強気126.3%
ロックオン強気強気284.6%
リアルワールド強気強気79.8%
AMBITIONやや強気強気62.0%
ジェネレーションパス強気強気119.2%
リボミック中立やや強気-20.4%
FFRI強気強気176.5%
ホットランド中立中立-1.7%
ヤマシンフィルタ中立中立19.6%
すかいらーく中立中立0.0%
リクルートホールディングス中立中立2.3%
GMOリサーチ強気強気133.3%
セレス強気強気55.4%
オプティム強気強気260.0%
アルファポリス強気強気93.2%
エランやや強気やや強気70.3%
日本ヘルスケア投資法人やや強気やや強気48.1%
SHIFT強気強気 361.5%
CRI・ミドルウェア強気強気
日本PCサービス中立やや強気
トーセイリート投資法人やや弱気中立
弁護士ドットコム強気
クラウドワークス強気
スノーピークやや強気
ビーロット強気
GMO TECH強気
テクノプロ・ホールディングス中立
アトラやや強気
メディカル・データ・ビジョン強気
U-NEXTやや強気
SFPダイニングやや弱気
フルッタフルッタ強気
gumi中立
  • この記事を書いた人

まつのすけ

14年に渡ってクレカ・電子マネー等のキャッシュレス決済を探求。日本のキャッシュレス化に貢献することが目標です。55枚のクレジットカードを保有し、支払年会費の総額は113万円。実生活において徹底的に活用した経験を活かして、記事を執筆しております。

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