上場!WACUL(4173)のIPOの初値予想

更新日:   IPO

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WACUL

WACUL(4173)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2021年2月2日(火)~2月8日(月)、上場日は2021年2月19日(金)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は900円(1単元9.0万円)です。公募価格は2021年2月9日(火)に決定。

仮条件は900円~1,050円と上振れました。予想PERは157.9~184.2倍です。

初値予想は大幅なプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

3,500〜5,000円(仮条件の上限比+233.3%~+376.2%)

WACUL(ワカル)はマーケティングのDXを推進するワンストップ・サービス「AIアナリスト・シリーズ」を提供するプロダクト事業、DX実現のための戦略立案や組織・オペレーション設計等のコンサルティングを行う「DXコンサルティング」、企業・学術機関と共にPoC等を行う社内研究所「WACUL テクノロジー&マーケティングラボ」などを持つインキュベーション事業を展開しています。

監査法人は有限責任監査法人トーマツで、本社所在地は東京都千代田区神田小川町3-26-8 神田小川町三丁目ビル2Fです。

WACULとは

WACULは「知を創集し道具にする」をミッションとして掲げ、「テクノロジーでビジネスの相棒を一人一人に」というビジョンを実現すべく、事業を行っています。

世界に遍在するデータや知見を集め、またそこから知見を新たに創り出す活動を継続し、それら集合知を、テクノロジーを用いて誰にでも使える道具(ツール)へと変えて、広くあまねく提供しています。

デジタルを活用したビジネス変革を推進するデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組もうと考える企業が増える中、多くの企業はそもそも何から手を付ければ良いかわからない、データがあっても活用方法がわからない等の課題感を持っており、主に知見不足故にDXを推進出来ていないとWACULは認識しています。

WACULは世界に偏在する知を創集し、その集合知を誰にでも使える道具へと変え、すべての企業や人に開放することを目指します。

WACULの主力サービスである「AI analyst」(AIアナリスト)はWebサイトに関する知見、各社に閉じていたWebサイトのデータを集め、誰にでもデジタルマーケティングにおける分析と改善が行える道具(ツール)に変えSaaSとして提供しています。

WACULはデジタルマーケティングを中心に、あらゆるビジネスのデータを優れたテクノロジーによって、整理・分析だけでなく課題特定・解決まで行うことで、ビジネスパーソンの生産性を高め、クリエイティビティの最大化を支援しています。

現在、WACULは既存のオペレーションのデジタルによる置き換えにとどまらない「構造的なデジタル変革」を顧客の経済活動において実現すべく、成長著しいDX市場において、主に企業の生産性向上と収益向上に資する課題解決ソリューションの提供を行っています。

  • データ分析でデジタルマーケティングのPDCA(*3)を支援するサービス「AIアナリスト」を中心に、マーケティングのDXを推進するワンストップ・サービス「AIアナリスト・シリーズ」を提供するプロダクト事業
  • DX実現のための戦略立案や組織・オペレーション設計等のコンサルティングを行う「DXコンサルティング」
  • 企業・学術機関と共にPoC等を行う社内研究所「WACUL テクノロジー&マーケティングラボ」などを持つインキュベーション事業

従業員数は49名、平均年齢は33.7歳、平均勤続年数は2.9年、平均年間給与は557.8万円です。

WACULのIPOの諸データ

WACULの業績推移

業績面では売上高・経常利益・純利益のいずれも、右肩上がりの傾向となっています。

アールプランナーの業績推移

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第6期 第7期 第8期 第9期 第10期
決算年月 2016年2月 2017年2月 2018年2月 2019年2月 2020年2月
売上高 (千円) 75,682 107,792 254,703 370,952 485,984
経常損失 (千円) -171,994 -253,402 -215,360 -67,456 -141,715
当期純損失 (千円) -172,290 -258,294 -216,117 -69,746 -142,004
資本金 (千円) 168,337 343,337 343,337 577,937 426,000
発行済株式総数(株)
普通株式 1,140 1,140 1,140 1,140 114,000
A種優先株式 570 570 570 570 57,000
B種優先株式 350 350 350 35,000
C種優先株式 204 20,400
純資産額 (千円) 151,052 242,758 26,641 426,095 286,290
総資産額 (千円) 192,377 299,487 95,927 536,197 504,512
BPS (円) 88,335 117,844 12,933 62.73 41.83
1株配当 (円)
EPS (円) 111,249 -139,898 -104,911 -11.01 -20.91
自己資本比率 (%) 78.52 81.06 27.77 79.47 56.31
自己資本利益率 (%)
配当性向 (%)
営業CF (千円) -72,066 -169,874
投資CF (千円) -10,984 -36,847
財務CF (千円) 498,930 123,080
現金等 (千円) 447,563 363,921
従業員数 (人) 21 37 44 39 47

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は他の株価指数が好調な中、ここ数ヶ月はボックスでの推移となっています。

このまま軟調な推移が続くとIPOにおいて向かい風となり、堅調な展開に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

WACULのIPOの規模は最大で約7.2億円であり、東証マザーズとしても小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は100,000株、売出株式数は598,600株、オーバーアロットメント(OA)は104,700株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約12%とかなり低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は86%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
ジャフコSV4共有投資事業有限責任組合 34.34%
大淵亮平 20.33%
垣内勇威 13.89%
(株)リコー 4.34%
竹本祐也 4.14%
鈴木達哉 3.95%
梅田裕真 3.95%
中島克彦 2.37%
(株)マイナビ 2.05%
電通デジタル投資事業有限責任組合 1.97%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

WACULの事業はマーケティングのDXを推進するワンストップ・サービス「AIアナリスト・シリーズ」を提供するプロダクト事業、DX実現のための戦略立案や組織・オペレーション設計等のコンサルティングを行う「DXコンサルティング」、企業・学術機関と共にPoC等を行う社内研究所「WACUL テクノロジー&マーケティングラボ」などを持つインキュベーション事業ということで、IPOにおける業種の人気度は高めです。

訴求力の高い東証マザーズネット企業の範疇に属しています。

予想PERは157.9~184.2倍であり、類似企業と比較すると割安感はありません。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
3690 イルグルム 38.35 7.49 0.30%
3691 リアルワールド 51.23 3.18 0.00%
3984 ユーザーローカル 64.47 8.12 0.00%
4165 プレイド 赤字 0.00 0.00%

約7.2億円という上場規模は東証マザーズとしても小型です。

上位株主にVCが名を連ねているものの、万遍なくロックアップがかかっています。

東証マザーズの5億~10億円の小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • オンデック:+190.3%
  • クリングルファーマ:+48.0%
  • 交換できるくん:+125.1%
  • かっこ:+290.6%
  • ビートレンド:+257.5%
  • カラダノート:+320.0%
  • アクシス:+432.7%
  • ニューラルポケット:+466.7%
  • ティアンドエス:+150.4%
  • KIYOラーニング:+133.0%
  • アイキューブドシステムズ:+202.2%
  • グッドパッチ:+299.6%
  • コマースOneホールディングス:+335.6%
  • 松屋アールアンドディ:-7.9%
  • ミクリード:-8.1%
  • リグア:-2.1%
  • スポーツフィールド:+211.4%
  • ユナイトアンドグロウ:+152.4%
  • ALinkインターネット:+136.5%
  • ジェイック:+117.3%
  • インティメート・マージャー:+110.5%
  • AI CROSS:+65.1%
  • パワーソリューションズ:+155.5%
  • フィードフォース:+140.0%
  • インフォネット:+130.2%
  • バルテス:+175.8%
  • グッドスピード:+25.0%
  • エードット:+121.0%
  • Welby:+246.7%
  • gooddaysホールディングス:+128.1%
  • 識学:+152.8%
  • テノ.ホールディングス:+25.0%
  • AmidAホールディングス:+6.3%
  • Kudan:+276.3%
  • アルー:+46.7%
  • 霞ヶ関キャピタル:+133.7%
  • VALUENEX:+133.7%
  • ブリッジインターナショナル:+92.6%
  • イーエムネットジャパン:+133.3%
  • アズーム:+113.3%
  • チームスピリット:+101.4%
  • アクリート:+100.3%
  • ロジザード:+177.8%
  • エーアイ:+250.0%
  • プロパティデータバンク:+130.3%
  • ログリー:+149.2%
  • ベストワンドットコム:+242.5%
  • HEROZ:+988.9%
  • コンヴァノ:+135.4%
  • ブティックス:+137.8%
  • 和心:+167.9%
  • Mマート:+333.9%
  • すららネット:+113.0%
  • ナレッジスイート:+150.5%
  • イオレ:+169.8%
  • エル・ティー・エス:+313.2%
  • 一家ダイニングプロジェクト:+173.5%
  • サインポスト:+287.7%
  • エスユーエス:+116.1%
  • ユニフォームネクスト:+137.1%
  • Fringe81:+133.1%
  • ビーブレイクシステムズ:+361.1%
  • アセンテック:+197.5%
  • 旅工房:+173.7%
  • テモナ:+215.7%
  • 力の源ホールディングス:+271.7%
  • ファイズ:+220.8%
  • フォーライフ:+31.6%
  • グレイステクノロジー:+130.0%
  • イノベーション:+214.1%
  • リネットジャパングループ:+92.9%
  • G-FACTORY:+54.3%
  • シルバーエッグ・テクノロジー:+191.3%
  • チェンジ:+149.9%
  • バリューデザイン:+111.5%
  • カナミックネットワーク:+186.7%
  • デジタルアイデンティティ:+88.3%
  • ストライク:+125.9%
  • ハイアス・アンド・カンパニー:+189.5%
  • はてな:+278.1%
  • ソーシャルワイヤー:+56.9%
  • アークン:+262.1%
  • 鎌倉新書:+180.6%
  • ネオジャパン:+401.7%
  • パートナーエージェント:+217.5%
  • ピクスタ:+34.8%
  • べステラ:+25.0%
  • パルマ:+70.5%
  • 富士山マガジンサービス:+126.4%
  • ファンデリー:+102.1%
  • マーケットエンタープライズ:+167.0%
  • ジグソー:+236.4%
  • レントラックス:+53.1%
  • 海帆:+76.5%
  • プラッツ:+70.2%
  • 日本動物高度医療センター:+44.2%
  • ハウスドゥ:+47.2%
  • ショーケース・ティービー:+193.9%
  • ヒューマンウェブ:+11.7%
  • コラボス:+137.6%
  • ALBERT:+115.7%

主幹事はみずほ証券であり、初値売りすると干されるという恐怖心が配分者にはあり、なかなか初値売りはハードルが高いです。

私有財産の侵害という論点はありますが、金融庁は現時点ではみずほ証券には目をつけていません。

以上を総合考慮して、市況の暗転がないことを前提とすると、初値予想は大幅なプラスリターンです。

主幹事はみずほ証券です。その他は、SMBC日興証券、SBI証券、大和証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、楽天証券、いちよし証券、マネックス証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
みずほ証券 559,000 80.02%
SMBC日興証券 38,000 5.44%
SBI証券 38,000 5.44%
大和証券 18,300 2.62%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 18,300 2.62%
楽天証券 13,000 1.86%
いちよし証券 7,000 1.00%
マネックス証券 7,000 1.00%

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<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

過去のIPO初値予想の履歴

-IPO