上場が中止!アルマード(4932)のIPOの初値予想

更新日: IPO

アルマード

アルマード(4932)のIPOが決定していましたが、上場延期となりました。以下、中止前に発表されていたIPOの情報です。

ブック・ビルディング期間は2020年3月23日(月)~3月27日(金)、上場日は2020年4月8日(水)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,620円(1単元16.2万円)です。仮条件は2020年3月18日(水)、公募価格は2020年3月30日(月)に決定。予想PERは26.4倍です。

初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。以下のレンジを想定しています。

1,500〜1,900円(想定価格比-7.4%~+17.3%)

アルマードは卵殻膜原料を活用した食品及び化粧品の製造販売を展開しています。食品及び化粧品の製造はすべて外注先に委託し、TVショッピング販売・部間接販売・自社直接販売を行っています。

監査法人はEY新日本有限責任監査法人で、本社所在地は東京都中央区京橋3-6-18 東京建物京橋ビル8階です。

アルマードとは

アルマードは「世界の人々の人生に健康と美しさをもたらす。卵殻膜とバイオテクノロジーで。」という経営理念のもと、アンチエイジングの側面から社会貢献を果たすべく事業を展開しています。

今後、先進諸国で深刻な社会問題となる高齢化社会到来に対して、『卵殻膜』という素材の持つ美容・健康効果を科学的に解明しながら、卵殻膜商材をより安心・安全・低価格にて市場に供給しています。

卵殻膜は天然素材であるがゆえに品質面でばらつきがあり、また、加工コストも非常に高く、その効果を科学的に立証できる研究も十分になされていなかったため、一般に広く受容されるレベルの卵殻膜製品を流通させるのが困難な状況にありました。

しかしながら、アルマード創業者である長谷部由紀夫氏が中心となり、大学や他企業等の外部機関との研究開発活動を進め、品質面、コスト面での課題を解決する独自の卵殻膜原料の加工技術を開発しました。

従業員数は30名、平均年齢は43.3歳、平均勤続年数は4.5年、平均年間給与は578.9万円です。

アルマードのIPOの諸データ

アルマードの業績推移

業績面では売上高は減収、経常利益・純利益は減益の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

アルマードの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第15期 第16期 第17期 第18期 第19期
決算年月 2015年3月 2016年3月 2017年3月 2018年3月 2019年3月
売上高 (千円) 1,911,737 2,134,715 1,955,776 2,753,920 3,788,675
経常利益 (千円) 143,471 -19,548 138,149 562,819 456,754
当期純利益 (千円) 110,465 -17,823 100,771 205,063 333,667
資本金 (千円) 60,000 60,000 60,000 60,000 60,000
発行済株式総数 (株) 1,200 1,200 1,200 1,200 1,200
純資産額 (千円) 563,289 607,465 708,237 1,417,300 1,297,611
総資産額 (千円) 1,472,656 1,174,200 1,247,183 2,309,009 2,056,933
BPS (円) 782,346 808,875 943,059 141.31 129.37
1株配当 (円) 452,000
EPS (円) 122,875 -23,797 134,184 23.37 33.27
自己資本比率 (%) 38.25 51.73 56.79 61.38 63.08
自己資本利益率 (%) 11.16 15.32 19.3 24.58
株価収益率 (倍)
配当性向 (%) 193.4
営業CF (千円) -8,088 117,166
投資CF (千円) -34,085 -1,147
財務CF (千円) 755,822 -514,506
現金等 (千円) 987,760 589,273
従業員数 (人) 25 31 21 23 25

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月はボックス相場となっていますが、足元では崩れています。

このまま軟調になるとIPOにおいて向かい風となり、底打ちして再び堅調な相場に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

アルマードのIPOの規模は最大で約100.6億円であり、東証マザーズとしては大型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は50,000株、売出株式数は5,350,000株、オーバーアロットメント(OA)は810,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約52%とかなり高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は99%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
アント・ブリッジ4号A投資事業有限責任組合 66.42%
(株)DALMA 14.89%
鈴江由美 4.83%
グリーンコア(株) 4.83%
CBC(株) 1.93%
みずほ成長支援投資事業有限責任組合 1.45%  
(株)ヒト・コミュニケーションズ 0.97%
大幸薬品株式会 0.97%  
保科史朗 0.97%
長谷部裕二 0.97%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

アルマードの事業は卵殻膜原料を活用した食品及び化粧品の製造販売ということで、IPOにおける業種の人気度は高くありません。

高齢化社会においては健康の社会的重要性が増加の一途を辿っており、アンチエイジングには一定の社会的需要があります。

予想PERは26.4倍であり、類似企業と比較すると中間的です。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
4911 資生堂 28.89 4.42 1.09%
4918 アイビー化粧品 33.03 4.11 0.00%
4919 ミルボン 31.09 4.10 1.29%
4925 ハーバー研究所 8.51 1.41 0.87%
4926 シーボン 赤字 0.91 1.98%
4927 ポーラ・オルビスHD 20.05 2.10 4.41%
4928 ノエビアホールディングス 16.99 2.74 4.73%
4931 新日本製薬 9.64 1.51 2.12%

約100.6億円という上場規模は東証マザーズとしては大型です。上位株主にVCが名を連ねています。

東証マザーズの50億円以上の大型IPOの初値結果は以下のとおりです。

  • SREホールディングス:-6.6%
  • ランサーズ:+15.3%
  • JTOWER:+63.8%
  • フリー:+25.0%
  • JMDC:+32.5%
  • メドレー:-2.3%
  • BASE:-6.9%
  • HPCシステムズ:-6.0%
  • ギフティ:+25.3%
  • ステムリム:-7.0%
  • ブシロード:+16.6%
  • 新日本製薬:+13.2%
  • Sansan:+5.8%
  • EduLab:+2.2%
  • ポート:-37.2%
  • 自律制御システム研究所:-16.8%
  • SBIインシュアランスグループ:±0%
  • MTG:+21.6%
  • メルカリ:+66.7%
  • ラクスル:+9.7%
  • SOU:+24.2%
  • 神戸天然物化学:+56.6%
  • HANATOUR JAPAN:+10.0%
  • ウェルビー:+28.1%
  • MS&Consulting:-2.3%
  • PKSHA Technology:+128.3%
  • ビーグリー:+0.1%
  • アイモバイル:-6.8%
  • ベイカレント・コンサルティング:-6.5%
  • アカツキ:-8.0%
  • ビジョン:+10.7%
  • グリーンペプタイド:-8.0%
  • メタップス:-7.9%
  • イトクロ:+4.1%
  • ヘリオス:+22.5%
  • Gunosy:±0%
  • サンバイオ:-14.5%
  • Aiming:+12.2%
  • ファーストブラザーズ:+2.5%
  • イーレックス:+11.2%
  • リボミック:-20.4%
  • VOYAGE GROUP:+40.0%
  • CYBERDYNE:+130.0%
  • アキュセラ・インク:+27.8%
  • シグマクシス:+0.3%
  • オンコリスバイオファーマ:+34.6%
  • じげん:+191.7%
  • ペプチドリーム:+216.0%
  • UMNファーマ:-8.0%
  • ライフネット生命:-7.0%
  • ダブル・スコープ:-8.0%
  • テラプローブ:-7.5%
  • エフオーアイ:-9.4%
  • グリー:+51.5%
  • カービュー:+5.5%
  • ユー・エス・ジェイ:-4.9%
  • ゲームオン:-8.0%
  • GCA:+28.1%
  • ミクシィ:+90.3%

東証マザーズの大型IPOは、メルカリ・CYBERDYNE・ミクシィのようなテーマ性がある銘柄か、バイオ旋風が吹き荒れている時のバイオ銘柄以外は軟調な傾向があります。

以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。


主幹事は野村證券です。その他は、みずほ証券、SMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券、岡三証券、いちよし証券、エース証券、東海東京証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
野村証券 4,860,000 90.00%
みずほ証券 161,500 2.99%
SMBC日興証券 81,500 1.51%
SBI証券 67,500 1.25%
マネックス証券 54,000 1.00%
岡三証券 54,000 1.00%
いちよし証券 40,500 0.75%
エース証券 40,500 0.75%
東海東京証券 40,500 0.75%

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<投資スタンス>
やや弱気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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