上場!ベイシス(4068)のIPOの初値予想

更新日:   IPO

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ベイシス

ベイシス(4068)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2021年6月8日(火)~6月14日(月)、上場日は2021年6月24日(木)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,960円(1単元19.6万円)です。公募価格は2021年6月15日(火)に決定。

仮条件は1,960円~2,040円と上振れました。予想PERは15.4~16.0倍です。

初値予想は大幅なプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

4,500〜6,000円(仮条件の上限比+120.6%~+194.1%)

ベイシスは通信・電力・ガス等のインフラ事業者に対し、通信インフラの設計・施工・運用・保守サービス及び各種プロジェクト支援等のサービスを展開しています。

監査法人は仰星監査法人で、本社所在地は東京都品川区北品川1-9-2 TOKYO YBビル5Fです。

ベイシスとは

ベイシスの特徴は、自社システムであるBLASに加え、RPA、AIなどのテクノロジーを利活用することで、現場管理や現場作業・プロジェクト管理等のIT化を推進しているところにあります。

また、当社は国内各地域に営業拠点を設置するとともに、施工等を担う協力会社を擁し、日本全国にサービス提供可能な基盤を有しています。

BLASとは自社開発の通信インフラ構築に特化したプロジェクト管理システムです。

これまで通信インフラ構築の工程管理はFAXやメールなどアナログで行っていましたが、一連の作業がBLASのみで完結することが出来ます。

例えば、作業員はスマートフォンから作業終了後の写真をアップロードすることで自動的に作業報告書を作成することができ、管理者側ではクラウド上のAIを通じて画像認識による品質確認を行うなど、人手による作業の自動化・効率化を実現しています。

ベイシスはインフラテック事業を推進。インフラテックとは、インフラ(infrastructure)とテクノロジー(Technology)をかけ合わせた造語です。

インフラ業界において「通信インフラ構築におけるノウハウ・スキル」に「最新テクノロジー」をかけ合わせたサービスと位置づけています。

従業員数は330名、平均年齢は36.1歳、平均勤続年数は4.8年、平均年間給与は341.5万円です。

ベイシスのIPOの諸データ

ベイシスの業績推移

業績面では売上高・純利益・経常利益のいずれも、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

ベイシスの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第16期 第17期 第18期 第19期 第20期
決算年月 2016年6月 2017年6月 2018年6月 2019年6月 2020年6月
売上高 (千円) 1,413,361 1,666,405 3,004,664 3,092,659 3,263,020
経常利益 (千円) 74,295 69,940 153,764 101,438 117,606
当期純利益 (千円) 25,414 △22,339 211,266 61,616 69,983
資本金 (千円) 93,470 93,470 93,470 93,470 93,470
発行済株式総数 (株) 31,242 31,242 31,242 31,242 31,242
純資産額 (千円) 310,385 288,046 499,312 560,928 630,912
総資産額 (千円) 1,482,471 1,277,664 1,898,569 1,593,656 1,696,135
BPS (円) 9,934.88 9,219.84 15,982.09 359.09 403.89
1株配当 (円)
EPS (円) 813.48 △715.04 6,762.25 39.44 44.8
自己資本比率 (%) 20.9 22.5 26.3 35.2 37.2
自己資本利益率 (%) 8.2 42.3 11.6 11.7
配当性向 (%)
営業CF (千円) 420,037 206,037
投資CF (千円) 10,953 △35,055
財務CF (千円) △260,000 △60,000
現金等 (千円) 653,044 764,026
従業員数 (人) 196 191 260 286 303

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は他の株価指数が好調な中、ここ数ヶ月はボックスでの推移となっています。

軟調な推移が続くとIPOにおいて向かい風となり、堅調な展開に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

ベイシスのIPOの規模は最大で約7.9億円であり、東証マザーズとしても小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は196,000株、売出株式数は153,000株、オーバーアロットメント(OA)は52,300株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約23%とやや低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は44%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
ワイズマネージメント(株) 53.42%
吉村公孝 31.13%
ベイシスグループ従業員持株会 7.02%
Accuver(株) 3.36%  
和田健士 0.46%
高野竜介 0.46%
三菱UFJキャピタル4号投資事業有限責任組合 0.43%
遊佐武文 0.34%
田中裕輔 0.31%
松下弘樹 0.31%

初値予想

ベイシスの事業は通信インフラの設計・施工・運用・保守サービス及び各種プロジェクト支援等のサービスということで、IPOにおける業種の人気度は高くありません。

予想PERは15.4~16.0倍であり、類似企業と比較すると中間的です。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
1417 ミライト・ホールディングス 9.46 0.87 2.55%
1721 コムシスホールディングス 13.64 1.20 3.00%
1951 協和エクシオ 12.58 1.06 3.22%
1973 NECネッツエスアイ 16.40 2.12 2.16%
7518 ネットワンシステムズ 19.03 3.88 2.14%

4社同時上場となり、過密日程のIPOである点はマイナスポイントです。

約7.9億円という上場規模は東証マザーズとしても小型です。上位株主にVCが名を連ねているものの、満遍なくロックアップがかかっています。

東証マザーズの5億~10億円の小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • ブロードマインド:+93.3%
  • ジーネクスト:+131.8%
  • ベビーカレンダー:+123.8%
  • T.S.I:+100.0%
  • WACUL:+342.4%
  • オンデック:+190.3%
  • クリングルファーマ:+48.0%
  • 交換できるくん:+125.1%
  • かっこ:+290.6%
  • ビートレンド:+257.5%
  • カラダノート:+320.0%
  • アクシス:+432.7%
  • ニューラルポケット:+466.7%
  • ティアンドエス:+150.4%
  • KIYOラーニング:+133.0%
  • アイキューブドシステムズ:+202.2%
  • グッドパッチ:+299.6%
  • コマースOneホールディングス:+335.6%
  • 松屋アールアンドディ:-7.9%
  • ミクリード:-8.1%
  • リグア:-2.1%
  • スポーツフィールド:+211.4%
  • ユナイトアンドグロウ:+152.4%
  • ALinkインターネット:+136.5%
  • ジェイック:+117.3%
  • インティメート・マージャー:+110.5%
  • AI CROSS:+65.1%
  • パワーソリューションズ:+155.5%
  • フィードフォース:+140.0%
  • インフォネット:+130.2%
  • バルテス:+175.8%
  • グッドスピード:+25.0%
  • エードット:+121.0%
  • Welby:+246.7%
  • gooddaysホールディングス:+128.1%
  • 識学:+152.8%
  • テノ.ホールディングス:+25.0%
  • AmidAホールディングス:+6.3%
  • Kudan:+276.3%
  • アルー:+46.7%
  • 霞ヶ関キャピタル:+133.7%
  • VALUENEX:+133.7%
  • ブリッジインターナショナル:+92.6%
  • イーエムネットジャパン:+133.3%
  • アズーム:+113.3%
  • チームスピリット:+101.4%
  • アクリート:+100.3%
  • ロジザード:+177.8%
  • エーアイ:+250.0%
  • プロパティデータバンク:+130.3%
  • ログリー:+149.2%
  • ベストワンドットコム:+242.5%
  • HEROZ:+988.9%
  • コンヴァノ:+135.4%
  • ブティックス:+137.8%
  • 和心:+167.9%
  • Mマート:+333.9%
  • すららネット:+113.0%
  • ナレッジスイート:+150.5%
  • イオレ:+169.8%
  • エル・ティー・エス:+313.2%
  • 一家ダイニングプロジェクト:+173.5%
  • サインポスト:+287.7%
  • エスユーエス:+116.1%
  • ユニフォームネクスト:+137.1%
  • Fringe81:+133.1%
  • ビーブレイクシステムズ:+361.1%
  • アセンテック:+197.5%
  • 旅工房:+173.7%
  • テモナ:+215.7%
  • 力の源ホールディングス:+271.7%
  • ファイズ:+220.8%
  • フォーライフ:+31.6%
  • グレイステクノロジー:+130.0%
  • イノベーション:+214.1%
  • リネットジャパングループ:+92.9%
  • G-FACTORY:+54.3%
  • シルバーエッグ・テクノロジー:+191.3%
  • チェンジ:+149.9%
  • バリューデザイン:+111.5%
  • カナミックネットワーク:+186.7%
  • デジタルアイデンティティ:+88.3%
  • ストライク:+125.9%
  • ハイアス・アンド・カンパニー:+189.5%
  • はてな:+278.1%
  • ソーシャルワイヤー:+56.9%
  • アークン:+262.1%
  • 鎌倉新書:+180.6%
  • ネオジャパン:+401.7%
  • パートナーエージェント:+217.5%
  • ピクスタ:+34.8%
  • べステラ:+25.0%
  • パルマ:+70.5%
  • 富士山マガジンサービス:+126.4%
  • ファンデリー:+102.1%
  • マーケットエンタープライズ:+167.0%
  • ジグソー:+236.4%
  • レントラックス:+53.1%
  • 海帆:+76.5%
  • プラッツ:+70.2%
  • 日本動物高度医療センター:+44.2%
  • ハウスドゥ:+47.2%
  • ショーケース・ティービー:+193.9%
  • ヒューマンウェブ:+11.7%
  • コラボス:+137.6%
  • ALBERT:+115.7%

主幹事がみずほ証券であり、初値売りすると干されるというリスクが有る点も初値の騰落率にはプラス材料です。

以上を総合考慮して、初値予想は大幅なプラスリターンです。

主幹事はみずほ証券です。その他は、SMBC日興証券、SBI証券、岡三証券、いちよし証券、東海東京証券、岩井コスモ証券、マネックス証券、楽天証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
みずほ証券 314,500 90.11%
SMBC日興証券 10,400 2.98%
SBI証券 6,900 1.98%
岡三証券 5,200 1.49%
いちよし証券 5,200 1.49%
東海東京証券 1,700 0.49%
岩井コスモ証券 1,700 0.49%
マネックス証券 1,700 0.49%
楽天証券 1,700 0.49%

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<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

過去のIPO初値予想の履歴

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