上場!東和ハイシステム(4172)のIPOの初値予想

更新日:   IPO

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東和ハイシステム

東和ハイシステム(4172)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2020年12月9日(水)~12月15日(火)、上場日は2020年12月25日(金)です。

新規上場する市場は東証JASDAQスタンダードで、想定価格は2,180円(1単元21.8万円)です。公募価格は2020年12月16日(水)に決定。

仮条件は2,180円~2,300円と上振れました。予想PERは17.3~18.3倍です。

初値予想はプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

2,900〜3,600円(仮条件の上限比+26.1%~+56.5%)

東和ハイシステムは「歯科電子カルテ統合システム Hi Dental Spirit XR-10i」を主力商品として、歯科医院向けシステムの研究開発・営業・サポートを展開しています。

監査法人はEY新日本有限責任監査法人で、本社所在地は岡山市北区野田3丁目12-33です。

東和ハイシステムとは

東和ハイシステムは「人生もロマン、経営もロマン、無限の可能性に挑戦」を経営哲学として代表取締役である石井滋久氏が設立しました。

従来、歯科向けコンピューターでは、保険診療報酬の請求に係るレセプト機能、診療カルテを電子的な記録として管理運営する電子カルテ機能、患者に対するインフォームドコンセントに係る機能、歯科医院の運営管理の効率化を推進する機能が、各々別個に運用されていました。

こうした情勢下で東和ハイシステムは、電子カルテ機能とレセプト機能を備えた基幹システムに、タブレット端末を活用したインフォームドコンセント機能及び歯科医院の運営管理の効率化を推進する機能を融合させました。

東和ハイシステムではこれらを一元的に管理・運営できるという意味で統合システムと独自に開発しており、以下の特徴があります。

  • 生体認証とデータベースソフトとを活用した電子保存の基準への適合
  • 150万ステップ超のシステムボリュームによる手書きカルテと同様の利便性
  • タブレット端末(iPad)を活用した種々のアプリケーションでの運用

また東和ハイシステムは、このシステムを充分に活用してもらえるように、地域密着型の「顔の見える」営業サポート体制を顧客に提供することにより事業拠点を展開しています。

東和ハイシステムは歯科医院向けシステムの研究開発からシステムサポートまでワンストップ(一貫体制)で提供してきた結果、2020年10月31日現在、営業拠点は西日本を中心として本社を含め23か所に配置し、全国で3,135件の歯科医院を顧客としています。

従業員数は125名、平均年齢は33.5歳、平均勤続年数は7.4年、平均年間給与は411.0万円です。

東和ハイシステムのIPOの諸データ

東和ハイシステムの業績推移

業績面では売上高は減収、純利益・経常利益は減益の年度も目立っており、業績は右肩上がりとなっていません。

東和ハイシステムの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第37期 第38期 第39期 第40期 第41期 第42期
決算年月 2015年2月 2016年2月 2016年9月 2017年9月 2018年9月 2019年9月
売上高 (千円) 2,040,951 2,022,045 1,246,484 2,024,569 2,041,405 1,906,425
経常利益 (千円) 599,436 553,356 330,617 410,568 454,896 386,356
当期純利益 (千円) 363,731 301,748 167,081 330,102 303,311 237,420
資本金 (千円) 40,000 40,000 68,000 68,000 68,000 68,000
発行済株式総数 (株)
普通株式 80,000 52,000 52,650 52,650 82,000 82,000
A種類株式 28,000 29,350 29,350
純資産額 (千円) 1,298,194 1,540,373 1,709,942 2,000,822 2,245,600 2,442,156
総資産額 (千円) 1,964,313 2,008,509 2,189,470 2,492,173 3,004,123 2,800,234
BPS (円) 16,227 18,905 20,495 24,042 1,141.06 1,240.93
1株配当 (円)
普通株式 500 500 500 500 500 500
A種類株式 1,000.00 1,000.00 1,000.00
EPS (円) 4,547 2,462 1,517 2,965 178.24 120.64
自己資本比率 (%) 66.1 76.7 78.1 80.3 74.8 87.2
自己資本利益率 (%) 32 21.3 10.3 17.8 14.3 10.1
株価収益率 (倍)
配当性向 (%) 11 20.3 33 16.9 11.7 17.3
営業CF (千円) 290,400 282,152
投資CF (千円) 233,784 297,379
財務CF (千円) 83,601 △384,064
現金同等 (千円) 1,174,617 1,370,085
従業員数 (名) 101 109 124 129 136 132

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

JASDAQ指数は美しい右肩上がりの傾向となっています。このまま堅調な推移が続くとIPOにおいて追い風となり、反落して再び軟調な相場に回帰すれば向かい風となります。

ジャスダックインデックスのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

東和ハイシステムのIPOの規模は最大で約10.7億円であり、JASDAQスタンダードとしてもやや小型です。やや小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は200,000株、売出株式数は200,000株、オーバーアロットメント(OA)は60,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約21%とやや低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は50%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
石井滋久 53.11%
(有)エス・イー 35.79%
石井恵美子 3.90%
猪子久美子 2.32%
石井滋雅 1.59%
河野圭哉 0.98%
東和ハイシステム社員持株会 0.79%
上山政己 0.49%
丹賢史 0.37%
髙橋睦治
山﨑武恆
0.18%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

東和ハイシステムの事業は歯科医院向けシステムの研究開発・営業・サポート(歯科電子カルテ統合システムが主力商品)ということで、IPOにおける業種の人気度は標準的です。

約10.7億円という上場規模はJASDAQスタンダードとしてもやや小型です。上位株主にVCがなく、万遍なくロックアップがかかっています。

予想PERは17.3~18.3倍であり、類似企業と比較すると割安感があります。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
2667 イメージワン 107.55 2.30 0.00%
3671 ソフトマックス 35.07 3.98 0.89%
3733 ソフトウェア・サービス 25.39 2.70 0.86%
4320 CEホールディングス 23.96 2.02 1.11%
4480 メドレー 307.92 35.96 0.00%

JASDAQスタンダードの10億~20億円のやや小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • グラフィコ:+133.7%
  • ミアヘルサ:-25.0%
  • コンピューターマネージメント:+58.5%
  • 浜木綿:+39.2%
  • 共栄セキュリティーサービス:+36.5%
  • プリントネット:+45.8%
  • イボキン:+19.7%
  • ABホテル:+104.0%
  • ヴィスコ・テクノロジーズ:+204.9%
  • 幸和製作所:+126.7%
  • 大阪油化工業:+66.7%
  • 壽屋:+32.5%
  • クロスフォー:+44.0%
  • ネットマーケティング:+36.1%
  • ズーム:+49.9%
  • ほぼ日:+128.1%
  • グッドコムアセット:+32.4%
  • ウイルプラスホールディングス:-8.0%
  • ヒロセ通商:±0%
  • 平山:+29.5%
  • ヨシックス:+29.4%
  • 鳥貴族:+120.7%
  • ホットマン:+67.5%
  • イーグランド:+27.3%
  • 日本コンセプト:-8.0%
  • マックスバリュ九州:+4.0%

以上を総合考慮して、初値予想はプラスリターンです。

主幹事は野村證券です。その他は、SBI証券、みずほ証券、SMBC日興証券、楽天証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
野村証券 352,000 88.00%
SBI証券 20,000 5.00%
みずほ証券 12,000 3.00%
SMBC日興証券 12,000 3.00%
楽天証券 4,000 1.00%

東和ハイシステムのIPOの当選のコツについては、以下で徹底解説しています。

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<投資スタンス>
やや強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

過去のIPO初値予想の履歴

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