上場!ノバック(5079)のIPOの初値予想

更新日: IPO

ノバック

ノバック(5079)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2022年3月15日(火)~3月22日(火)、上場日は2022年3月31日(木)です。

新規上場する市場は東証2部で、想定価格は3,260円(1単元32.6万円)です。

仮条件は3,000円~3,260円と下振れました。公募価格は2022年3月23日(水)に決定。予想PERは7.2~7.8倍です。

日本市場のIPOは「国策に買いなし」という情勢に陥っており、IPO市場は冷え込んでいます。

初値予想は「公開価格近辺で大幅なマイナスリターンの可能性がある」です。以下のレンジを想定しています。

2,700〜3,400円(公開価格比-10.0%~+4.3%)

私はIPOチャレンジポイント目当てのSBI証券100株以外はスルーです。

ノバックは、土木工事・建築工事を展開しています。

監査法人は有限責任 あずさ監査法人です。

ノバックとは

ノバックの土木工事事業は、国土交通省各地方整備局中心の中央官庁、東京都・姫路市を含む地方自治体、西日本高速道路㈱を含む高速道路会社の官公庁発注工事を中心とした社会インフラストラクチャー建設工事(道路工事、河川工事、上下水道工事、土地造成工事)を展開しています。

昨今頻発する台風や集中豪雨による河川の氾濫・洪水などの自然災害の増加に伴う災害復旧工事や堤防の強化及び予測されている東南海地震に備えての道路ネットワーク整備事業等での国土交通省各地方整備局・各地方自治体・各高速道路会社の工事を受注展開、拡大することで事業を進めています。

ノバックは、本社(姫路)以外に、東京本店、支店8拠点(東北支店、横浜支店、名古屋支店、京都支店、大阪支店、広島支店、四国支店、九州支店)及び営業所2拠点(盛岡営業所、和歌山営業所)を開設し、年間15件前後の工事を首都圏・関西圏を中心に東北地方・中部地方・中国地方・四国地方・九州地方等の各方面で受注し施工しています。

その中で主な施工実績は、首都圏・関西圏・中部地方では洪水対策事業のシールド工事や高速道路の新設及び4車線化整備事業のための橋梁下部工事・遮音壁工事や長命化事業の耐震補強工事を数多く手掛け、本社のある兵庫県では沿川を洪水から守る(治水)と農業用水の確保(利水)や河川環境の保全(環境)を目的としたダム工事を施工しています。

また、東北地方・中国地方では東日本大震災や広島豪雨災害など自然災害に伴う災害復旧工事や河川堤防の強化としての築堤護岸工事や堰堤工事(注2)及び北海道新幹線のトンネル工事にも積極的に取り組んでいます。

国土交通省近畿地方整備局工事において、ノバックは、「工事成績優秀企業(ゴールドカード)認定)」を2014年度から8年連続で認定されています。

また、工事毎にも「優良工事等施工者(工事)局長・事務所長表彰」を頂いており、品質向上に特化した技術力の向上に努めています。

従業員数は289名、平均年齢は45.6歳、平均勤続年数は15.1年、平均年間給与は695.2万円です。

ノバックのIPOの諸データ

ノバックの業績推移

業績面では売上高・経常利益・純利益は大局的には横ばいの傾向となっています。

ノバックの業績推移

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次第53期第54期第55期第56期第57期
決算年月2017年4月2018年4月2019年4月2020年4月2021年4月
売上高(千円)27,070,70829,667,49630,561,40527,613,77130,551,846
経常利益(千円)2,607,6453,056,0322,688,9991,821,9502,504,180
当期純利益(千円)1,684,2242,047,0241,815,0391,219,6331,712,613
資本金(千円)465,000465,000465,000465,000465,000
発行済株式総数(株)4,650,0004,650,0004,650,0004,650,0004,650,000
純資産額(千円)7,552,0959,538,48411,254,35412,375,18814,030,397
総資産額(千円)17,813,62921,143,75222,784,59021,896,20323,126,193
BPS(円)1,627.672,055.782,437.582,691.533,051.53
1株配当(円)1520201520
EPS(円)362.99441.19393.12265.17372.48
自己資本比率(%)42.445.149.456.560.7
自己資本利益率(%)252417.510.313
株価収益率(倍)
配当性向(%)4.14.55.15.75.4
営業CF(千円)△9,160,2135,723,747
投資CF(千円)△104,063△89,747
財務CF(千円)△104,782△81,499
現金等(千円)3,519,8379,072,337
従業員数(名)264274289282290

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証2部指数はここ3ヶ月は下降トレンドとなっています。

このまま軟調だとIPOにおいて向かい風となり、堅調な相場に回復すれば追い風となります。

上場規模

ノバックのIPOの規模は最大で約30.0億円であり、東証二部としては大型です。

公募株式数は480,000株、売出株式数は320,000株、オーバーアロットメント(OA)は120,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は約18%とやや低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は40%です。

株主名保有割合ロックアップ
ノバック従業員持株会25.98%
立花充7.33%
石田久男7.24%
大谷敏博5.03%
山本博和4.25%
牧野久4.03%
東山正人3.82%
大谷敏彦3.05%
大谷博三3.05%
齋木純一郎2.51%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

ノバックの事業は、土木工事・建築工事ということで、IPOにおける業種の人気度は高くありません。

予想PERは7.2~7.8倍であり、類似企業と比較すると中間的です。

約30.0億円という上場規模は東証2部としては大型です。上位株主にはVCはなく、満遍なく、満遍なくロックアップがかかっています。

東証2部の20億円以上のIPOの初値結果は以下のとおりであり、公募割れの確率が高いです。

過去実績

  • 長栄:-8.0%
  • 湖北工業:+32.5%
  • ライフドリンク カンパニー:-7.0%
  • AIメカテック:+1.1%
  • ドリームベッド:-7.5%
  • 表示灯:+33.6%
  • バリオセキュア:-4.4%
  • STIフードホールディングス:+9.5%
  • リバーホールディングス:-25.0%
  • ウイルテック:±0%
  • カクヤス:+16.6%
  • テクノフレックス:+18.0%
  • ワシントンホテル:+11.6%
  • ナルミヤ・インターナショナル:-3.8%
  • 信和:-3.8%
  • オプティマスグループ:+11.2%
  • 要興業:+26.7%
  • プレミアグループ:-4.3%
  • Casa:+2.7%
  • ウェーブロックホールディングス:-3.9%
  • 船場:-7.5%
  • ジャパンミート:+3.0%
  • 一蔵:+2.1%
  • ケイアイスター不動産:+6.8%
  • ラクト・ジャパン:±0%
  • 冨士ダイス:+50.9%
  • シーアールイー:-7.3%
  • 大冷:-6.7%
  • SFPダイニング:-16.5%
  • 日本ビューホテル:-2.3%
  • OATアグリオ:-6.3%
  • 丸和運輸機関:-8.8%
  • 日本BS放送:+6.6%
  • ウィルグループ:-4.2%
  • アサンテ:+11.2%
  • ファルテック:+5.3%

日本市場のIPOは「国策に買いなし」という情勢に陥っており、IPO市場は冷え込んでいます。

以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺で大幅なマイナスリターンの可能性がある」です。

主幹事は東海東京証券です。その他は以下で申し込めます。

証券会社名割当株式数割当比率
東海東京証券720,00090.00%
野村証券24,0003.00%
SBI証券12,0001.50%
楽天証券12,0001.50%
岩井コスモ証券8,0001.00%
あかつき証券8,0001.00%
東洋証券8,0001.00%
丸三証券8,0001.00%

SBIグループのSBIネオモバイル証券SBIネオトレード証券、大和証券グループのCONNECT、野村證券ルートでLINE証券、みずほ証券ルートのPayPay証券も、各証券が幹事に入っている場合は取り扱いを期待できます。

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野村證券はIPOの取り扱いが多いのがメリットです。小口個人ですと当たりづらいですけれども、ポチポチ作業を許容できる場合は候補です。

郵政3社、JR九州などの大型株に関しては意外な程に当たりやすいです。

野村證券

大和証券も厳正かつ公平な抽選サービスとなっており、小口投資家でも当選の可能性はあります。

岡三オンラインでも取扱いの可能性があります。

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<投資スタンス>
弱気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:対面証券・ネット証券で申込(回数制限で回避することも)
  3. 中立:ネット証券、回数制限・S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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