上場!シンプレクス・ホールディングス(4373)のIPOの初値予想

更新日: IPO

シンプレクス・ホールディングス

シンプレクス・ホールディングス(4373)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2021年9月7日(火)~9月13日(月)、上場日は2021年9月24日(金)です。

新規上場する市場は東証1部で、想定価格は1,520円(1単元15.2万円)です。公募価格は2021年9月14日(火)に決定。

仮条件は1,520円~1,620円と上振れました。予想PERは19.6~20.9倍です。

初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。以下のレンジを想定しています。

1,550〜1,900円(仮条件の上限比-4.3%~+17.3%)

シンプレクス・ホールディングスは金融関連のITソリューションの提案・構築・運用保守、戦略/DXコンサルティングを展開しています。

監査法人は太陽有限責任監査法人で、本社所在地は東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー19階です。

シンプレクス・ホールディングスとは

シンプレクス・ホールディングスは、「日本発のイノベーションを世界へ向けて発信する」という目標を掲げ、全社員が一丸となり、顧客企業のビジネスの成功に貢献する「高付加価値サービスの創造」を追求してきました。

ビジネスに深く精通したテクノロジーパートナーとして顧客企業に貢献し、持続的な成長と高い収益性の実現を常に目指していくことが、シンプレクス・ホールディングスの経営における基本方針です。

この基本方針に基づき、シンプレクス・ホールディングスは、幅広い業種の顧客企業に対して、コンサルティング、システム提案、構築、運用保守に係るITソリューションの提供を行っています。

シンプレクス・ホールディングスは、金融フロンティア領域では、機関投資家が資金運用業務に用いる「キャピタル・マーケットソリューション」や、金融機関の収益向上に寄与するディーリングエンジンを搭載した外国為替証拠金取引(FX)ソリューション等に代表される「リテールソリューション」を展開。

また、近年では、金融フロンティア領域からクロスフロンティア領域へ領域の拡大を実現し、保険業務の一連業務をカバーする「生保・損保ソリューション」や、ブロックチェーン技術を活用した暗号資産取引プラットフォームに代表される「ブロックチェーンソリューション」を運営しています。

シンプレクス・ホールディングス独自の事業モデル「Simplex Way」の基本コンセプトである、最上流のコンサルティングからシステム開発、運用保守に至るすべての工程に責任を持つ一気通貫モデル、下請け会社への丸投げをしない自社完結モデルを徹底することで競争優位性を保ち、高付加価値サービスを提供するに至っています。

連結会社の従業員数は832名、平均年齢は32.1歳、平均勤続年数は4.5年、平均年間給与は857.3万円です。

シンプレクス・ホールディングスのIPOの諸データ

シンプレクス・ホールディングスの業績推移

業績面では売上高・経常利益・純利益は、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

シンプレクス・ホールディングスの業績推移

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次第4期第5期
決算年月2020年3月期2021年3月期
売上収益(百万円)25,50827,532
税引前利益(百万円)7434,324
親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円)7582,984
親会社の所有者に帰属する当期包括利益(百万円)3142,104
親会社の所有者に帰属する持分(百万円)29,26431,457
総資産額(百万円)61,76861,678
1株当たり親会社所有者帰属持分(円)605.98651.4
基本的1株当たり当期利益(円)15.7861.8
希薄化後1株当たり当期利益(円)13.7753.97
親会社所有者帰属持分比率(%)47.451
親会社所有者帰属持分当期利益率(%)2.69.8
営業活動によるキャッシュ・フロー(百万円)3,7405,255
投資活動によるキャッシュ・フロー(百万円)△333△234
財務活動によるキャッシュ・フロー(百万円)△4,104△2,348
現金及び現金同等物の期末残高(百万円)5,3938,068
従業員数(人)740757

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

TOPIXはここ数ヶ月ボックスでの推移となっており、足元ではレンジの下限に迫っています。

軟調な推移が続くとIPOにおいて向かい風となり、堅調な展開に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

シンプレクス・ホールディングスのIPOの規模は最大で約335.8億円であり、東証一部としては中型です。

公募株式数は0株、売出株式数は20,650,300株、オーバーアロットメント(OA)は1,440,700株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約46%と高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は100%です。

株主名保有割合ロックアップ
刈田・シンプレクス投資事業有限責任組合31.01%100%売出
金子英樹20.73%
五十嵐充11.66%
シンプレクス従業員持株会5.56% 
福井康人4.93%
田中健一4.36%
農林中央金庫3.88%
(株)刈田・アンド・カンパニー2.14%
KARITA & Company Micronesia Inc.1.50%
福山啓悟1.16%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

シンプレクス・ホールディングスの事業は金融関連のITソリューションの提案・構築・運用保守、戦略/DXコンサルティングということで、IPOにおける業種の人気度はやや高めです。

予想PERは19.6~20.9倍であり、類似企業と比較すると中間的です。

コード銘柄名PERPBR配当利回り
2315CAICA2,080.001.390.00%
2335キューブシステム18.022.321.81%
3626TIS23.372.861.29%
3712情報企画12.152.082.69%
3916デジタル・インフォメーション23.066.721.50%
3924ランドコンピュータ14.621.852.45%
3997トレードワークス16.671.701.26%
4012アクシス23.243.100.00%
4299ハイマックス14.631.472.74%
4333東邦システムサイエンス11.671.533.11%

上位株主にはVCが名を連ねていますが、万遍なくロックアップがかかっています。

約335.8億円という上場規模は東証1部としては中型であり、このゾーンは公募割れが多い傾向です。

東証一部の300億~500億円の中型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • ローランド:-4.7%
  • 雪国まいたけ:-4.5%
  • カチタス:+1.5%
  • LIXILビバ:-5.0%
  • KHネオケム:-5.4%
  • ツバキ・ナカシマ:+4.5%
  • gumi:±0%
  • 西武ホールディングス:±0%
  • ポーラ・オルビスホールディングス:-5.9%
  • Paltac:-5.5%
  • パシフィックゴルフグループ:+26.8%
  • 石油資源開発:+1.1%
  • 綜合警備保障:±0%
  • 新日鉄ソリューションズ:-20.0%
  • NECフィールディング:-2.0%
  • 松井証券:+1.4%

以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。

主幹事はSMBC日興証券です。その他は、みずほ証券、大和証券、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、松井証券、マネックス証券、SBI証券、東海東京証券、岡三証券で申し込めます。

証券会社名割当株式数割当比率
SMBC日興証券4,226,60044.01%
みずほ証券2,113,00022.00%
大和証券480,2005.00%
野村証券480,2005.00%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券480,2005.00%
松井証券480,2005.00%
マネックス証券480,2005.00%
SBI証券480,2005.00%
東海東京証券192,0002.00%
岡三証券192,0002.00%

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郵政3社、JR九州などの中型株に関しては意外な程に当たりやすいです。

野村證券

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<投資スタンス>
やや弱気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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