上場!ステラファーマ(4888)のIPOの初値予想

更新日: IPO

ステラファーマ

ステラファーマ(4888)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2021年4月6日(火)~4月12日(月)、上場日は2021年4月22日(木)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は510円(1単元5.1万円)です。公募価格は2021年4月13日(火)に決定。

仮条件は400~460円と窓を開けて下振れました。予想PERは赤字です。

初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。以下のレンジを想定しています。

440〜550円(仮条件の上限比-4.3%~+19.6%)

ステラファーマはがん患者に対する新たな治療の選択肢としてBNCTを実用化するため、創業以来、BNCT用ホウ素薬剤の研究及び開発を展開しています。

監査法人はEY新日本有限責任監査法人で、本社所在地は大阪府大阪市中央区高麗橋三丁目2番7号ORIX高麗橋ビルです。

ステラファーマとは

ステラファーマは、企業理念として「ひとりのかけがえのない命のために、ステラファーマは世界の医療に新たな光を照らします。」を掲げています。

また、「ひとりのかけがえのない命のために」それぞれの使命を実行することを行動指針の基盤とし、「世界の医療に新しい光を照らす」ことを経営目標の策定方針としています。

ステラファーマは2020年3月に、切除不能な局所進行又は局所再発の頭頸部癌を効能・効果として、ステボロニンの医薬品製造販売承認を取得しました。

既に加速器を設置しています総合南東北病院、大阪医科大学附属病院の2つの医療施設においてBNCTによる治療が開始されています。

ステラファーマは国内において治療が開始されたことに伴い、医薬品卸売業者を介した自販モデルによる収益化を実現しています。

今後も加速器メーカーとの共同でステボロニンの適応拡大に向けた研究開発及び臨床試験を継続していくと同時に、ステラファーマの製品は加速器メーカーとのコンビネーションプロダクトをベースとしていることから、BNCTの認知度向上と加速器の普及に向けた事業展開も並行的に進めることで、収益拡大を実現していくビジネスモデルです。

ステラファーマは、BNCTの医療技術を軸に加速器メーカーと共同でステボロニンの適応拡大に向けた研究開発及び臨床試験を実施し、開発パイプラインの拡充を進めていく方針です。

従業員数は43名、平均年齢は44.9歳、平均勤続年数は5.1年、平均年間給与は677.9万円です。

ステラファーマのIPOの諸データ

ステラファーマの業績推移

業績面では売上高は減収、純利益・経常利益は減益の年度も多く、収益化は道半ばとなっています。

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次第9期第10期第11期第12期第13期
決算年月2015年12月2016年12月2018年3月2019年3月2020年3月
売上高(千円)417,605144,863
経常利益(千円)29,307△440,026△1,052,274△856,248△959,351
当期純利益(千円)19,420△298,332△1,054,653△859,007△962,238
資本金(千円)100,0001,900,0001,900,0001,900,0001,900,000
発行済株式総数(株)
普通株式2,000129,600129,600129,60019,960,000
A種優先株式70,00070,00070,000
純資産額(千円)264,2643,565,9322,511,2781,652,271690,033
総資産額(千円)1,857,9755,260,7814,444,5033,621,8432,660,006
BPS(円)132,132.47508.74△7,629.02△142.5734.57
1株配当(円)
EPS(円)9,710.27△2,963.82△8,137.76△66.28△61.68
自己資本比率(%)14.2267.7856.545.6225.94
自己資本利益率(%)7.63
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業CF(千円)△771,343△913,583
投資CF(千円)△14,9211,557,990
財務CF(千円)△68,579
現金等(千円)1,390,2021,966,030
従業員数(人)1927323642

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は他の株価指数が好調な中、ここ数ヶ月はボックスでの推移となっています。

軟調な推移が続くとIPOにおいて向かい風となり、堅調な展開に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

ステラファーマのIPOの規模は最大で約43.4億円であり、東証マザーズとしてはやや大型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は7,391,400株、売出株式数は0株、オーバーアロットメント(OA)は1,108,600株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約31%とやや高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は0%です。

株主名保有割合ロックアップ
ステラケミファ(株)60.43%
(株)INCJ33.15%
住友重機械工業(株)0.95%
浅野智之0.88%
藪和光0.79%
上原幸樹0.76%
(株)スズケン0.42%
(株)ハイメディック0.42%
槌谷武0.17% 
藤井祐一0.16%

初値予想

ステラファーマの事業はがん患者に対する新たな治療の選択肢としてBNCTを実用化するため、創業以来、BNCT用ホウ素薬剤の研究及び開発ということで、IPOにおける業種の人気度は市況に大きく左右されます。

予想PERは赤字であり、類似企業と比較すると割安感はありません。

コード銘柄名PERPBR配当利回り
4109ステラケミファ19.011.181.41%
4587ペプチドリーム179.4330.100.00%
6302住友重機械17.120.801.76%

約43.4億円という上場規模は東証マザーズとしては大型です。上位株主にVCはなく、満遍なくロックアップがかかっています。

東証マザーズの35億~50億円未満のやや大型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • Fast Fitness Japan:+33.3%
  • モダリス:+110.0%
  • ビザスク:-12.7%
  • きずなホールディングス:-4.3%
  • マクアケ:+74.8%
  • トゥエンティーフォーセブン:+11.1%
  • ダブルエー:-0.2%
  • ツクルバ:±0%
  • Delta-Fly Pharma:-8.1%
  • マネーフォワード:+93.5%
  • ティーケーピー:+74.3%
  • ソレイジア・ファーマ:+26.5%
  • うるる:+11.0%
  • MS-Japan:+5.8%
  • グローバルグループ:+60.0%
  • オープンドア:+23.3%
  • 中村超硬:+11.8%
  • U-NEXT:+31.7%
  • ムゲンエステート:+10.0%
  • GABA:-6.0%
  • ネクスト:+35.5%
  • エムケーキャピタルマネージメント:+157.8%
  • ナノ・メディア:+62.7%
  • クリエイト・レストランツHD:+28.6%
  • フィンテック グローバル:+103.0%
  • ディー・エヌ・エー:+210.0%
  • コスモス薬品:+5.5%
  • シコー技研:+66.7%
  • ディップ:+100.0%
  • 日本ケアサプライ:+23.1%
  • 日本ベリサイン:+108.3%
  • メディネット:+260.0%
  • トランスジェニック:+30.6%
  • ウォーターダイレクト:+200.0%

以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。

主幹事はみずほ証券です。その他は、大和証券、SMBC日興証券、いちよし証券、エース証券、岩井コスモ証券、SBI証券、楽天証券で申し込めます。

証券会社名割当株式数割当比率
みずほ証券5,543,60075.00%
大和証券887,00012.00%
SMBC日興証券295,7004.00%
いちよし証券147,8002.00%
エース証券147,8002.00%
岩井コスモ証券147,8002.00%
SBI証券147,8002.00%
楽天証券73,9001.00%

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<投資スタンス>
やや弱気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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