上場!レナサイエンス(4889)のIPOの初値予想

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レナサイエンス

レナサイエンス(4889)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2021年9月7日(火)~9月13日(月)、上場日は2021年9月24日(金)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は630円(1単元6.3万円)です。公募価格は2021年9月14日(火)に決定。

仮条件は630円~670円と上振れました。予想PERは赤字です。

初値予想は「若干のプラスリターン(上乗せ余地Low)」です。以下のレンジを想定しています。

750〜1,000円(仮条件の上限比+11.2%~+49.3%)

レナサイエンスは老化関連疾患(がん・糖尿病・呼吸器疾患・循環器疾患)、女性・小児の疾患、新型コロナウイルス感染症など、医学的あるいは社会的にも重要な課題を解決すべく、研究開発や事業を展開しています。

監査法人は東陽監査法人で、本社所在地は東京都中央区日本橋本町2−3−6です。

レナサイエンスとは

レナサイエンスは、医療現場の課題を解決するための多様なモダリティ(医薬品、医療機器、人工知能(AI)ソリューション等)を、医師と共に医療現場で研究開発し、医療イノベーション創出に貢献し続けることで、ヒトが心身共に生涯にわたって健康を享受できるための新しい医療を創造したいと考えています。

世界保健機関(WHO)では、高齢化や生活習慣に伴う重要な疾患(老化関連疾患)を「非感染性疾患(NCDs)」として位置付け、がん・糖尿病・呼吸器疾患・循環器疾患が対象となっています。

NCDsは、既に死亡原因の第1位を占め、2019年の全世界の死亡者数の74%がNCDsが原因で亡くなっています(世界保健機関、News room)。

レナサイエンスの開発品目は、このNCDs4疾患を全て対象としており、先進国のみならず新興国でも重要な医薬品を開発しています。

また、社会が複雑になり多くの人がストレスを抱えて生活していますが、肉体的な病に比べて精神的な病に対する医薬品の治療満足度は未だ充分とはいえません。

特に、女性、小児のメンタルケアの重要性は明らかです。さらに、新型コロナウイルス感染症以降、メンタルな病気に対する医療は大きな課題となっています(以上の情報は世界保健機関の情報に基づく)。

レナサイエンスは、女性や小児のメンタルヘルスケアを含めた医療課題にも注力しています。

新型コロナウイルス感染症への対応が全世界で喫緊の課題となっています。ワクチンの普及で患者数は減少していますが、ウイルス変異など課題もあり、肺炎に至る患者がいなくなる事はありません。

ですから、自宅待機時の悪化を防ぎ、入院患者の重症化を予防し、そして後遺症を減らす治療薬は必要です。

レナサイエンスは、これら医療の課題を解決できる内服薬を開発しています。

2020年10月には前期第Ⅱ相医師主導治験を国内で開始し、半年後の2021年3月末には前期第Ⅱ相試験を終了し、次相試験は2021年6月に開始。並行して、米国とトルコでの医師主導治験も実施しています。

従業員数は5名、平均年齢は36.2歳、平均勤続年数は2.3年、平均年間給与は634.8万円です。

レナサイエンスのIPOの諸データ

レナサイエンスの業績推移

業績面では売上高は、大局的には右肩上がりの傾向となっています。経常利益・純利益は赤字が続いており、収益化は道半ばです。

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第18期 第19期 第20期 第21期 第22期
決算年月 2017年3月 2018年3月 2019年3月 2020年3月 2021年3月
事業収益 (千円) 69,998 9,436 72,014 209,802
経常損失 (千円) -1,943 -31,263 -150,515 -183,802 -90,728
当期純損失 (千円) -2,013 -70,416 -150,944 -184,095 -100,054
資本金 (千円) 5,750 431,250 496,175 496,175 90,000
発行済株式総数 (株) 115 161 32,730 32,730 32,830
純資産額 (千円) 46,193 826,776 805,682 621,587 561,533
総資産額 (千円) 128,932 833,133 813,703 1,012,646 1,066,632
BPS (円) 401,686 5,135,261 24,616 63.3 57.01
1株配当 (円)
EPS (円) -17,509 -594,040 -4,683 -18.75 -10.19
自己資本比率 (%) 35.8 99.2 99 61.4 52.6
自己資本利益率 (%)
配当性向 (%)
営業CF (千円) -178,313 -89,255
投資CF (千円) -380,697 -1,719
財務CF (千円) 380,000 135,650
現金等 (千円) 600,269 644,944
従業員数 (名) 2 1 7 10 7

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月ボックスでの推移となっていましたが、足元では直近安値を割っています。

軟調な推移が続くとIPOにおいて向かい風となり、堅調な展開に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

レナサイエンスのIPOの規模は最大で約21.4億円であり、東証マザーズとしては中型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は2,240,000株、売出株式数は711,400株、オーバーアロットメント(OA)は442,700株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約28%と標準的です。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は24%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
宮田敏男 34.05%
大和日台バイオベンチャー 投資事業有限責任組合 23.31%
宮田あや 11.95%
宮田萌美 10.45%
加藤敬子 5.97%
宮田光世 4.78%
THVP-1号投資事業有限責任組合 3.58%
SMBC社会課題解決投資事業有限責任組合 1.49%
KSP5号投資事業有限責任組合 1.19%
宮田一慶 1.19%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

レナサイエンスの事業は老化関連疾患(がん・糖尿病・呼吸器疾患・循環器疾患)、女性・小児の疾患、新型コロナウイルス感染症など、医学的あるいは社会的にも重要な課題を解決するための研究開発ということで、IPOにおける業種の人気度は市況に大きく左右されます。

バイオ人気が高まっている時期は無双化する反面、人気が離散する局面では軟調です。

予想PERは赤字ですが、バイオ企業としては標準的です。

上位株主にはVCが名を連ねていますが、万遍なくロックアップがかかっています。

約21.4億円という上場規模は東証マザーズとしては中型です。

東証マザーズの15億~25億円の中型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • ブレインズテクノロジー:+134.0%
  • ラキール:+77.1%
  • i‐plug:+129.0%
  • ファンペップ:+10.0%
  • いつも:+134.4%
  • ココペリ:+125.6%
  • スタメン:+133.1%
  • さくらさくプラス:+47.4%
  • rakumo:+204.0%
  • 日本情報クリエイト:+70.0%
  • MacbeePlanet:+28.3%
  • NexTone:-2.4%
  • ヴィス:-8.0%
  • ドラフト:-22.7%
  • フォースタートアップス:-8.0%
  • Kids Smile Holdings:+20.9%
  • AI inside:+250.0%
  • global bridge HOLDINGS:+49.4%
  • HENNGE:+42.9%
  • サイバー・バズ:+73.9%
  • Link-U:+104.3%
  • ピアズ:+51.9%
  • トビラシステムズ:+125.8%
  • NATTY SWANKY:+20.2%
  • 日本ホスピスホールディングス:+46.6%
  • ギークス:+50.3%
  • カオナビ:+100.5%
  • サーバーワークス:+276.6%
  • フロンティアインターナショナル:+12.7%
  • スマレジ:+135.4%
  • テクノスデータサイエンス・エンジニアリング:+98.4%
  • リーガル不動産:+42.9%
  • ギフト:+77.5%
  • イーソル:+138.1%
  • CRGホールディングス:+63.6%
  • and factory:+56.0%
  • GA technologies:+130.3%
  • キャンディル:+52.5%
  • ライトアップ:+32.1%
  • アイペット損害保険:+57.9%
  • RPAホールディングス:+207.7%
  • フェイスネットワーク:+128.6%
  • ジーニー:+98.1%
  • SKIYAKI:+147.1%
  • シルバーライフ:+85.2%
  • ロードスターキャピタル:+37.4%
  • シェアリングテクノロジー:+86.9%
  • GameWith:+133.9%
  • オロ:+129.5%
  • ジャパンエレベーターサービスHD:+61.8%
  • イントラスト:+35.6%
  • スタジオアタオ:+25.7%
  • ユーザーベース:+15.9%
  • シンクロ・フード:+41.4%
  • 串カツ田中:+13.5%
  • デファクトスタンダード:+41.1%
  • ベガコーポレーション:+25.0%
  • エボラブルアジア:+48.3%
  • LITALICO:+88.0%
  • フィット:-7.9%
  • ソネット・メディア・ネットワークス:+139.1%
  • マイネット:+19.3%
  • ダブルスタンダード:+128.8%
  • インベスターズクラウド:+93.3%
  • AppBank:+45.8%
  • デザインワン・ジャパン:+50.9%
  • リンクバル:+27.9%
  • モバイルファクトリー:+99.4%
  • イード:+46.4%
  • KeePer技研:+49.1%
  • インターワークス:+16.7%
  • クラウドワークス:+73.2%
  • GMOTECH:+135.2%
  • 弁護士ドットコム:+215.4%

以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。

主幹事はSMBC日興証券です。その他は、大和証券、SBI証券、極東証券、東洋証券、いちよし証券、丸三証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
SMBC日興証券 2,095,600 71.00%
大和証券 442,700 15.00%
SBI証券 295,100 10.00%
極東証券 29,500 1.00%
東洋証券 29,500 1.00%
いちよし証券 29,500 1.00%
丸三証券 29,500 1.00%

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<投資スタンス>
中立+
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

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  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

過去のIPO初値予想の履歴

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