上場!テスホールディングス(5074)のIPOの初値予想

更新日: IPO

テスホールディングス

テスホールディングス(5074)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2021年4月12日(月)~4月16日(金)、上場日は2021年4月27日(火)です。

新規上場する市場は東証一部で、想定価格は1,700円(1単元17.0万円)です。公募価格は2021年4月19日(月)に決定。

仮条件は1,470円~1,700円と下振れました。予想PERは17.7~20.5倍です。

初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。以下のレンジを想定しています。

1,600〜2,000円(仮条件の上限比-5.9%~+17.6%)

テスホールディングスはエネルギープラントやユーティリティ設備のEPCを行うエンジニアリング事業、オペレーション&メンテナンス、再生可能エネルギー発電所の所有・運営・売電、電気の小売供給などを行うエネルギーサプライ事業を展開しています。

監査法人は仰星監査法人で、本社所在地は大阪市淀川区西中島6丁目1番1号 新大阪プライムタワーです。

テスホールディングスとは

テスホールディングスは、持続可能な社会の実現に向けて「Total Energy Saving & Solution」を経営理念として掲げ、「再生可能エネルギーの主力電源化」「省エネルギーの徹底」及び「エネルギーのスマート化」を注力領域としています。

  • エンジニアリング事業:エネルギープラントやユーティリティ設備のEPC(Engineering:設計、Procurement:調達及びConstruction:施工)を実施
  • エネルギーサプライ事業:オペレーション&メンテナンス(O&M)、再生可能エネルギー発電所の所有・運営・売電、電気の小売供給、その他を実施

ユーティリティ設備とは、工場の生産設備の稼働に必要な電気、蒸気、水、圧縮空気、燃料等を供給する設備のことを言います。

テスホールディングスは、都度受注(フロー)型ビジネスである「エンジニアリング事業」、ランニング収益(ストック)型ビジネスである「エネルギーサプライ事業」を展開しているのが特徴です。

2つの事業が相互につながりを持ち、顧客に対してエネルギー分野に関するワンストップ・ソリューションを提供しています。

テスホールディングスは独立系の立場を活かして、産業分野の様々な顧客が抱える環境対策、省エネ対策、エネルギーコスト対策等の課題を解決するための総合的なソリューションを提供しています。

持株会社の従業員数は45名、平均年齢は36.3歳、平均勤続年数は7.3年、平均年間給与は628.0万円です。

テスホールディングスのIPOの諸データ

テスホールディングスの業績推移

業績面では売上高・経常利益・純利益のいずれも、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

テスホールディングスの業績推移

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次第10期第11期
決算年月2019年6月2020年6月
売上高(百万円)29,63828,415
経常利益(百万円)7752,534
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)381,625
包括利益(百万円)1291,763
純資産額(百万円)8,5368,409
総資産額(百万円)59,18281,158
1株当たり純資産額(円)277.26299.7
1株当たり当期純利益(円)1.5463.75
自己資本比率(%)11.749.56
自己資本利益率(%)0.5522.09
営業活動によるキャッシュ・フロー(百万円)1,181△1,608
投資活動によるキャッシュ・フロー(百万円)△8,427△15,348
財務活動によるキャッシュ・フロー(百万円)7,64919,220
現金及び現金同等物の期末残高(百万円)6,8729,094

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

ここ3ヶ月間の株価推移としては総じて堅調な相場となっており、好調な市況が続けば追い風となります。

ただし、3月中旬からは調整含みとなっており、反落して下降トレンドに転換したら向かい風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

テスホールディングスのIPOの規模は最大で約191.6億円であり、東証一部としてはやや小型です。

公募株式数は7,000,000株、売出株式数は2,800,000株、オーバーアロットメント(OA)は1,470,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は約32%とやや高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は29%です。

株主名保有割合ロックアップ
石脇秀夫25.13%
(同)ストーンサイド9.64%
TESSグループ従業員持株会8.87%
(同)たかおか屋8.77%
(株)K7.98%
(株)瑛7.42%
髙崎敏宏5.11%
山本一樹5.01%
藤井克重5.00%
石田智也3.70%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

テスホールディングスの事業はエネルギープラントやユーティリティ設備のEPCを行うエンジニアリング事業、オペレーション&メンテナンス、再生可能エネルギー発電所の所有・運営・売電、電気の小売供給などを行うエネルギーサプライ事業ということで、IPOにおける業種の人気度は高くありません。

予想PERは17.7~20.5倍であり、類似企業と比較すると中間的です。

コード銘柄名PERPBR配当利回り
1407ウエストホールディングス23.977.121.40%
1711省電舎HD赤字15.180.00%
1945東京エネシス12.180.492.92%
3498霞ヶ関キャピタル21.804.290.39%
4651サニックス12.942.080.00%
9514エフオン12.001.470.72%
9517イーレックス18.233.470.97%
9519レノバ135.9114.740.00%

上位株主にはVCはなく、万遍なくロックアップがかかっています。

約191.6億円という上場規模は東証一部としてはやや小型であり、このゾーンは成績が奮わない傾向となっています。

東証一部の100億~300億円のやや小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • ウイングアーク1st:+25.8%
  • ポピンズホールディングス:-6.0%
  • ダイレクトマーケティングミックス:-3.7%
  • フォーラムエンジニアリング:-21.4%
  • アルテリア・ネットワークス:-4.8%
  • スプリックス:+7.8%
  • キュービーネットホールディングス:-6.0%
  • 日総工産:+23.7%
  • 森六ホールディングス:+10.2%
  • オプトラン:+66.8%
  • アルヒ:-2.3%
  • 西本Wismettacホールディングス:-6.0%
  • バロックジャパンリミテッド:-5.0%
  • ソラスト:-6.0%
  • メタウォーター:-6.0%
  • ジョイフル本田:-1.9%
  • 足利ホールディングス:+7.4%
  • オープンハウス:+18.0%
  • ブロードリーフ:+11.1%
  • 全国保証:+3.7%
  • カルビー:±0%
  • ホシザキ電機:-6.0%
  • バンテック・グループ・ホールディングス:-25.8%
  • キトー:-18.5%
  • チャイナ・ボーチー:+72.5%
  • 八千代銀行:-5.6%
  • テイ・エス テック:+26.9%
  • 共英製鋼:+21.3%
  • ダスキン:±0%
  • SRIスポーツ:-3.2%
  • 東洋炭素:+22.2%
  • テンプスタッフ:+11.8%
  • 岩井証券:+70.7%
  • 古河スカイ:+21.6%
  • オハラ:±0%
  • auカブコム証券:+81.9%
  • 博報堂DYホールディングス:+13.2%
  • 芙蓉総合リース:+19.1%
  • テレビ東京:+15.5%
  • アルバック:+86.4%
  • NECシステムテクノロジー:+77.5%
  • イオンモール:+4.0%

以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。

主幹事は大和証券です。その他は、 三菱UFJモルガン・スタンレー証券、野村證券、SMBC日興証券、みずほ証券、岡三証券、いちよし証券、丸三証券、岩井コスモ証券、SBI証券、松井証券で申し込めます。

証券会社名割当株式数割当比率
大和証券7,938,00081.00%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券490,0005.00%
野村証券490,0005.00%
SMBC日興証券196,0002.00%
みずほ証券196,0002.00%
岡三証券98,0001.00%
いちよし証券98,0001.00%
丸三証券98,0001.00%
岩井コスモ証券98,0001.00%
SBI証券73,5000.75%
松井証券24,5000.25%

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<投資スタンス>
やや弱気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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