上場!SANEI(6230)のIPOの初値予想

更新日: IPO

SANEI

SANEI(6230)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2020年12月10日(木)~12月16日(水)、上場日は2020年12月25日(金)です。

新規上場する市場は東証2部で、想定価格は2,050円(1単元20.5万円)です。公募価格は2020年12月17日(木)に決定。

仮条件は2,050円~2,200円と上振れました。予想PERは6.3~6.8倍です。

初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。以下のレンジを想定しています。

2,150〜2,500円(仮条件の上限比-2.3%~+13.6%)

SANEIは、給水栓・給排水金具・継手及び配管部材の製造・販売を展開しています。

監査法人はひびき監査法人で、本社所在地は大阪市東成区玉津1丁目12番29号です。

SANEIとは

給水栓とは単水栓、湯水混合水栓、止水栓、ボールタップ及び洗浄弁・洗浄水栓を総称するものであり、 SANEIは水栓金具を専門で取り扱うメーカーです。

SANEI製品の主な特長としては、プロダクトデザイナーや、建築や空間を手掛けるデザイナーにも積極的に協力してもらい、従来とは異なる水栓を提案していることがあります。

インテリアを構成する素材の一つとして、その空間のコンセプトに調和するようなデザインの選択肢を提供する製品を揃えています。

また住まいやホテルの一般室だけではなく、スイートルームやペントハウスなどの高級なゾーンにおいても採用してもらえる製品作りに力を注いでいます。

住居以外の事務所ビルやアミューズメント施設、病院・介護施設、駅舎等、人が集まる公共の場、いわゆる非住宅の分野でも使われる製品にも注力。

SANEI製品

今後SANEIが製品開発面でめざすのはエレクトロニクスとの融合です。その中でも他社にはない製品を生み出す事が、新たなライフスタイルの提案につながるとSANEIは確信しています。

一般向け水栓や給排水用品等の水まわり商材のほか、付加価値の高いデザインや水の流れにこだわった高級水栓や、スマホのような静電タッチ水栓を製品化しています。

従業員数は647名、平均年齢は40.2歳、平均勤続年数は12.5年、平均年間給与は471.0万円です。

SANEIのIPOの諸データ

SANEIの業績推移

業績面では売上高は緩やかな右肩上がりであり、経常利益・純利益は減益の年度がああるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

SANEIの業績推移

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次第59期第60期
決算年月2019年3月2020年3月
売上高(千円)20,805,92621,346,079
経常利益(千円)938,0641,095,716
親会社株主に帰属する当期純利益(千円)608,972726,550
包括利益(千円)611,834715,640
純資産額(千円)8,237,4698,894,309
総資産額(千円)16,863,67217,878,171
1株当たり純資産額(円)4,202.794,537.91
1株当たり当期純利益金額(円)310.7370.69
自己資本比率(%)48.849.7
自己資本利益率(%)7.68.5
営業活動によるキャッシュ・フロー(千円)750,7871,164,840
投資活動によるキャッシュ・フロー(千円)△239,091△566,317
財務活動によるキャッシュ・フロー(千円)△543,545△293,390
現金及び現金同等物の期末残高(千円)604,175895,273
従業員数(名)731754

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証2部指数は2020年3月中旬を底値として反発しましたが、2020年7月上旬をピークとして、ボックス相場での推移となっています。

堅調な相場に回帰すれば、IPOにおいて追い風となり、反落したら向かい風となります。

上場規模

SANEIのIPOの規模は最大で約10.8億円であり、東証二部としてはやや小型です。

公募株式数は260,000株、売出株式数は200,000株、オーバーアロットメント(OA)は69,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は約24%と標準的です。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は44%です。

株主名保有割合ロックアップ
西岡利明38.78%
吉川正弘34.69%
吉川弘二5.10%
SANEI従業員持株会5.10%
夏目和典3.06%
尼見幸一2.04%
岸田敏雄1.28%
新田裕二1.02%
(株)岡本製作所
(株)坂井製作所
1.02%
(株)多喜プラスチック
(株)田中工業
夏目明美
1.02%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

SANEIの事業は給水栓・給排水金具・継手及び配管部材の製造・販売ということで、IPOにおける業種の人気度は高くありません。

約10.8億円という上場規模は東証2部としてはやや小型です。上位株主にはVCはなく、万遍なくロックアップがかかっています。

予想PERは6.3~6.8倍であり、類似企業と比較すると割安感があります。

コード銘柄名PERPBR配当利回り
3449テクノフレックス19.531.143.48%
5341アサヒ衛陶58.272.590.00%
5999イハラサイエンス10.240.952.90%
6484KVK7.880.682.51%
7925前澤化成工業21.410.403.01%

東証2部の10億~20億円のIPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • 日本インシュレーション:-7.6%
  • ベース:+92.6%
  • 恵和:+33.2%
  • レオクラン:+8.1%
  • ヤシマキザイ:+13.3%
  • ユーピーアール:+21.2%
  • KHC:-2.1%
  • 東海ソフト:+91.5%
  • オーウエル:+14.0%
  • コーア商事ホールディングス:+49.8%
  • 共和コーポレーション:+57.9%
  • ジェイ・エス・ビー:+33.8%
  • マーキュリアインベストメント:-4.1%
  • イワキ(銘柄名:イワキポンプ):+2.5%
  • 中本パックス:+0.7%
  • JESCOホールディングス:+5.4%
  • 土木管理総合試験所:-2.4%
  • ホクリヨウ:+8.9%
  • 東京ボード工業:-8.0%
  • 綿半ホールディングス:+6.3%
  • ヤマシンフィルタ:+19.6%
  • ダイキアクシス:+3.9%
  • エンビプロ・ホールディングス:+48.6%
  • サンヨーホームズ:+78.6%
  • パンチ工業:-5.4%
  • アジュバンコスメジャパン:+4.8%
  • 三洋貿易:-3.5%
  • 阿波製紙:+0.3%
  • ジャパンマテリアル:-7.9%
  • AGS:-6.3%
  • 大研医器:±0%
  • 電算システム:-7.1%
  • TAIYO:-6.7%
  • ニホンフラッシュ:-7.5%
  • リンクアンドモチベーション:+100.0%
  • ラサ商事:+25.4%
  • 山下医科器械:+0.4%
  • デリカフーズ:+35.3%
  • サーラ住宅:+24.0%
  • ゼロ:+38.2%

以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。

主幹事は大和証券です。その他は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、SBI証券、SMBC日興証券で申し込めます。

証券会社名割当株式数割当比率
大和証券368,00080.00%
野村証券46,00010.00%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券23,0005.00%
SBI証券13,8003.00%
SMBC日興証券9,2002.00%

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野村證券はIPOの取り扱いが多いのがメリットです。小口個人ですと当たりづらいですけれども、ポチポチ作業を許容できる場合は候補です。

郵政3社、JR九州などの大型株に関しては意外な程に当たりやすいです。

野村證券

大和証券も厳正かつ公平な抽選サービスとなっており、小口投資家でも当選の可能性はあります。

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<投資スタンス>
やや弱気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:対面証券・ネット証券で申込(回数制限で回避することも)
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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