上場!スペースマーケット(4487)のIPOの初値予想

更新日: IPO

スペースマーケット

スペースマーケット(4487)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2019年12月5日(木)~12月11日(水)、上場日は2019年12月20日(金)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は520円(1単元5.2万円)です。仮公募価格は2019年12月12日(木)に決定。

仮条件は520円~590円と上振れました。予想PERは838.7~951.6倍です。

初値予想はプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

780〜880円(仮条件の上限比+32,2%~+49.2%)

スペースマーケットは、インターネット・スマートフォンやソーシャルメディアの普及によって個人がいつでも、どこでも、自由に情報をやり取りできるようになったことを追い風に、インターネット・スマートフォン上で、遊休不動産等のスペースの貸し借りのためのプラットフォーム「スペースマーケット」を展開しています。

監査法人はEY新日本有限責任監査法人です。本社所在地は東京都新宿区西新宿 6-15-1 ラ・トゥール新宿 608です。

スペースマーケットとは

スペースマーケットのビジョンは、「チャレンジを生み出し、世の中を面白くする」ことです。

スペースマーケットは人々が何かにチャレンジしようとするとき、そこには必ず「場所」があると考え、あらゆるスペースを簡単に貸し借り出来るようにすることで人々がチャレンジする機会を増やし、世の中を面白くしたいと考えています。

少子高齢化が急速に進むこの日本において、空き家や廃校などの遊休不動産は増加の一途を辿ることが見込まれています。

その中には、所有者や管理する自治体にとっては価値がないと思っている建物であっても、他の人にとっては大きな価値をもたらすものが数多く存在していると考えられます。

スペースマーケットは、遊休不動産等を保有する提供者(ホスト)と、それを使いたいスペース利用者(ゲスト)を結ぶ、簡単で、楽しく、安全・安心なプラットフォームを提供することにより、不動産の新たな価値創造を目指しています。

遊休不動産等のスペースの貸し借りのプラットフォーム「スペースマーケット」は、誰でもインターネット・スマートフォン上で簡単・手軽にスペースを貸し借りできるという今までになかったユニークなサービスを提供しています。

掲載スペースは全国47都道府県に渡り、2019年9月現在、11,900件を超える掲載数を有しています。

その種類においては、法人による利用の多い会議室・セミナー会場の他、レストラン・カフェ、スポーツ施設、住宅、映画館、廃校、お寺、お城などの多種多様の貸しスペースを掲載しています。

このような特徴から、スペースマーケットは「映画館でセミナー」、「無人島でコスプレ撮影会」、「レンタルスペースでお花見・スポーツ観戦」など、ユニークで新しいスペースの活用文化を創造し続けてきました。

「スペースマーケット」では、スペース料金に応じた手数料を受領しています。

ゲストはスペースを利用した際に、スペース料金にゲスト手数料5%が加算された金額を、利用料金としてスペースマーケットに支払います。

スペースマーケットはゲストが支払ったスペース料金から、ホスト手数料として基本手数料30%を差し引いた金額をホストに支払っています。

「スペースマーケット」は、会議・セミナー等のイベントや撮影・インタビュー等の法人による利用もなされることから、法人専用アカウントが発行可能となっています。

法人専用アカウントでは、請求書による後払いが可能であり、また会社、部署、チーム等の単位で請求をまとめることも可能です。

また、イベント詳細ページの作成、参加者の募集・管理、会場予約、チケット作成・決済などを一貫して取り扱えるサービス「スペースマーケットEVENT」を提供しています。

企画、ページ作成、参加者の募集・管理、会場手配、集金決済などイベント主催者や幹事にとっての課題をスムーズに解決できます。

更に、法人によるイベント企画・運営の支援サービスとして、「スペースマーケット」で貸し出されているスペース等から会場を選定し、イベントの企画・プロデュース、当日の運営・ディレクション等をワンストップで支援するサービスを提供しています。

従業員数は52名、平均年齢は32.1歳、平均勤続年数は2.4年、平均年間給与は495.1万円です。

スペースマーケットのIPOの諸データ

新規発行による手取金の使途については、運転資金としての既存事業の拡大に係る人件費、広告宣伝費に充当する予定です。

スペースマーケットの業績推移

業績面では売上高は美しい右肩上がりとなっています。経常利益・純利益は減益の年度が目立っていましたが、今期第3四半期では黒字転換を果たしています。

スペースマーケットの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第1期 第2期 第3期 第4期 第5期
決算年月 2014年12月 2015年12月 2016年12月 2017年12月 2018年12月
売上高 (千円) 3,514 75,633 224,948 392,638 578,247
経常損失 (千円) -31,020 -70,511 -159,672 -148,188 -271,923
当期純損失 (千円) -31,310 -70,805 -160,011 -148,598 -274,213
資本金 (千円) 63,826 63,826 253,747 253,747 625,192
発行済株式総数(株) 24,920 24,920 31,413 31,413 35,646
普通株式 21,100 21,100 21,100 21,100 21,100
A種優先株式 3,820 3,820 3,820 3,820 3,820
B種優先株式 6,493 6,493 6,493
C種優先株式 4,233
純資産額 (千円) 86,543 15,737 235,566 83,156 551,835
総資産額 (千円) 93,032 52,911 395,342 282,272 1,083,453
BPS (円) -833 -3,674 -8,009 -42.89 -63.44
1株配当 (円)
EPS (円) -1,437 -2,841 -5,840 -15.77 -28.7
自己資本比率 (%) 93 29.7 59.6 29.4 50.9
自己資本利益率 (%)
株価収益率 (倍)
配当性向 (%)
営業CF (千円) -153,698 -278,964
投資CF (千円) -1,502 -7,295
財務CF (千円) -6,421 896,644
現金等 (千円) 150,933 761,318
従業員数 (人) 5 19 29 39 51

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は2016年2月以降は長らく上昇トレンドが続き、2006年の高値を目指して爆進中となっていましたが、2018年1月下旬をピークとして下降トレンドが続いていました。

記事公開時点までの数ヶ月はボックストレンドとなっています。

軟調になると向かい風となり、底打ちして堅調な相場に回帰すれば、IPOにおいて追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

スペースマーケットのIPOの規模は最大で約10.7億円であり、東証マザーズとしてはやや小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は520,000株、売出株式数は1,274,700株、オーバーアロットメント(OA)は269,200株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約18%と低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は約71%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
重松大輔 34.84%
(株)ダブルパインズ 12.79%
オプトベンチャーズ1号投資事業有限責任組合 10.64%
CA Startups Internet Fund2号投資事業有限責任組合 6.57%
鈴木真一郎 6.42%
壺内靖二郎 6.27%
(株)マイナビ 2.86%
オリックス(株) 2.18%
みずほ成長支援投資事業有限責任組合 1.75%
東京建物(株)
XTech1号投資事業有限責任組合
ドコモ・イノベーションファンド2号投資事業有限責任組合
1.46%  

初値予想

スペースマーケットの事業は、インターネット・スマートフォン上で、遊休不動産等のスペースの貸し借りのためのプラットフォーム「スペースマーケット」ということで、IPOにおける業種の人気度は高めです。

訴求力の高い東証マザーズネット企業の範疇に属しています。

予想PERは838.7~951.6倍であり、類似企業と比較すると割高感があります。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
3479 ティーケーピー 62.75 13.54 0.00%

約10.7億円という上場規模は東証マザーズとしてはやや小型です。

上位株主にVCが名を連ねているものの、万遍なくロックアップがかかっています。

東証マザーズの10億~15億円のやや小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

  • セルソース:+164.0%
  • ビーアンドピー:+20.0%
  • リビン・テクノロジーズ:+130.8%
  • ヴィッツ:+130.2%
  • 東名:+27.8%
  • フレアス:+118.6%
  • リックソフト:+126.3%
  • リンク:+112.8%
  • ベルトラ:+33.9%
  • ピアラ:+97.3%
  • フロンティア・マネジメント:+121.2%
  • アイリックコーポレーション:+25.8%
  • システムサポート:+128.6%
  • エクスモーション:+49.7%
  • マネジメントソリューションズ:+114.3%
  • アイ・ピー・エス(銘柄名:IPS):+71.0%
  • ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス:+207.7%
  • ファイバーゲート:+127.4%
  • SERIOホールディングス:+130.3%
  • グローバル・リンク・マネジメント:+134.0%
  • クックビズ:+134.7%
  • テンポイノベーション:+93.5%
  • テックポイント・インク:+64.9%
  • UUUM:+226.8%
  • トランザス:+170.0%
  • ツナグ・ソリューションズ:+112.0%
  • ユーザーローカル:+325.2%
  • ピーバンドットコム:+113.9%
  • レノバ:+50.0%
  • エイトレッド:+133.9%
  • シンシア:-7.1%
  • JMC:+89.2%
  • インソース:+55.8%
  • セラク:+160.0%
  • キャリア:+98.5%
  • ジェイリース:+34.5%
  • アトラエ:+135.6%
  • PR TIMES:+59.0%
  • ベネフィットジャパン:+67.2%
  • フェニックスバイオ:-2.1%
  • ブラス:+6.4%
  • バルニバービ:+130.0%
  • GMOメディア:+101.1%
  • ブランジスタ:+43.8%
  • アイビーシー:+251.0%
  • STUDIOUS:+20.0%
  • PCIホールディングス:+169.6%
  • Hamee:+67.2%
  • sMedio:+58.7%
  • ファーストコーポレーション:+25.0%
  • ファーストロジック:+52.5%
  • データセクション:+73.1%
  • サイジニア:+125.8%
  • フルッタフルッタ:+51.5%
  • メディカル・データ・ビジョン:+135.9%
  • セレス:+55.4%
  • オプティム:+260.0%

以上を総合考慮して、初値予想はプラスリターンです。


主幹事は大和証券です。その他は、みずほ証券、SBI証券、SMBC日興証券、松井証券、マネックス証券、いちよし証券、エース証券、岩井コスモ証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
大和証券 1,472,100 82.02%
みずほ証券 107,700 6.00%
SBI証券 89,700 5.00%
SMBC日興証券 35,700 1.99%
松井証券 17,900 1.00%
マネックス証券 17,900 1.00%
いちよし証券 17,900 1.00%
エース証券 17,900 1.00%
岩井コスモ証券 17,900 1.00%

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<投資スタンス>
やや強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避、対面証券はバーター取引ならOK(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避

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