上場!スマート・ソリューション・テクノロジー(6598)のIPOの初値予想

更新日: IPO

スマート・ソリューション・テクノロジー

スマート・ソリューション・テクノロジー(6598)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2020年4月7日(火) ~4月13日(月)、上場日は2020年4月23日(木)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,070円(1単元10.7万円)です。仮条件は2020年4月3日(金)、公募価格は2020年4月14日(火)に決定。予想PERは5.8倍です。

初値予想はプラスリターン(市況が回復すれば大幅なプラスリターン)です。以下のレンジを想定しています。

1,500〜2,600円(想定価格比+40.2%~+143.0%)

スマート・ソリューション・テクノロジーは「タッチポイントソリューション」として、ICカードやスマートフォン等といった人が携帯するものと、企業等が保有するソフトウエア等のシステムとを簡単に便利で安全に繋ぐための通信機器(Smart端末)、サービス及びプラットフォーム(SmartSoundサービス)を展開しています。

監査法人はひので監査法人で、本社所在地は東京都新宿区神楽坂1丁目15番神楽坂1丁目ビル8階です。

スマート・ソリューション・テクノロジーとは

スマート・ソリューション・テクノロジーは創業来、モバイルやインターネットといったバーチャルの世界と、企業や店舗そして利用者といったリアルの世界の融合を実現するための「接点(タッチポイント)」となるソリューションづくりに取り組んできています。

また、企業理念として「技術を文化へ」を掲げ、スマート・ソリューション・テクノロジーの取組みである「タッチポイントソリューション」が多くの人に使われ、文化として根付くよう技術開発及び製品開発を行っています。

従業員数は208名、平均年齢は40.4歳、平均勤続年数は7.6年、平均年間給与は733.0万円です。

Smart端末販売

スマート・ソリューション・テクノロジーが開発したSmart端末「ピットタッチシリーズ」の販売を行っています。

「ピットタッチシリーズ」に は、非接触ICカードによる通信のほか、スマート・ソリューション・テクノロジーの独自音通信技術による通信方式を採用した端末があり、勤怠管理 などのビジネス用途と店舗等での販促用途に利用されています。

Smart端末の製造は、ハードウェアの設計を含めた製品開発はスマート・ソリューション・テクノロジーにて行っていますが、製造ラインは保有しておらず、全て外部の製造委託先にて製造を委託しています。

また、一部の部材につきましては、スマート・ソリューション・テクノロジーが調達し、製造委託先に支給しています。

SmartSoundサービス

スマート・ソリューション・テクノロジーが独自に開発した音通信技術は、スマートフォンのマイクとスピーカーを使用する技術であるためスマートフォンの機種への依存が少なく、より幅広い対象にサービスが提供できます。

また、ビルなどの施設に既存で設置されているスピーカーを使うことも可能なため特別な設備を必要とせず、スマートフォンとの通信環境を構築できるメリットがあります。

スマート・ソリューション・テクノロジーでは「SmartSoundサービス」として、音通信技術とSmart端末を活用したO2Oサービス「Zeetleカードサービス」及び、音通信技術を用いたサービス構築において必要となるセキュリティに対応するための認証サービス「TrustSoundサービス」の提供を行っています。

また、「Zeetleカードサービス」で提供する無料アプリ「Zeetle」において、広告代理店に対しアプリ内広告枠の提供を行っています。

「Zeetleカードサービス」は飲食や小売等の店舗やチェーン店を展開する企業を主なターゲットとしています。

また、「TrustSoundサービス」は、音通信を活用したチェックイン、会員認証、決済などのサービス構築のニーズを有する企業を主なターゲットとしています。

いずれのサービスも、スマート・ソリューション・テクノロジー営業による直販もしくは販売代理店経由で販売を行っています。

スマート・ソリューション・テクノロジーのIPOの諸データ

スマート・ソリューション・テクノロジーの業績推移

業績面では売上高・経常利益・純利益のいずれも、右肩上がりの傾向となっています。

スマート・ソリューション・テクノロジーの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第3期 第4期 第5期 第6期 第7期
決算年月 平成27年3月 平成28年3月 平成29年3月 平成30年3月 平成31年3月
売上高 (千円) 560,803 703,158 714,191 821,453 1,004,690
経常利益 (千円) 73,798 81,790 58,960 74,366 123,063
当期純利益 (千円) 51,965 58,600 39,140 54,054 80,711
資本金 (千円) 30,000 50,000 50,000 52,000 52,000
発行済株式総数 (株) 4,050 41,950 41,950 42,250 42,250
純資産額 (千円) 174,796 262,396 301,536 357,810 438,522
総資産額 (千円) 333,023 659,776 576,235 584,517 678,596
BPS (円) 43,160 6,255 7,188 423.44 518.96
1株配当 (円)
EPS (円) 12,831 1,399 933 64.13 95.52
自己資本比率 (%) 52.5 39.8 52.3 61.2 64.6
自己資本利益率 (%) 34.9 26.8 13.9 16.4 20.3
株価収益率 (倍)
配当性向 (%)
営業CF (千円) 91,909 14,428
投資CF (千円) △42,107 △26,980
財務CF (千円) △33,298 △31,998
現金等 (千円) 223,445 178,896
従業員数 (人) 15 37 39 41 45

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は2020年に入ってから、コロナウイルスの影響で軟調な展開となっています。

底打ちして堅調な相場に回帰すればIPOにおいて追い風となり、下降トレンドが続いたら逆風です。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

スマート・ソリューション・テクノロジーのIPOの規模は最大で約4.7億円であり、東証マザーズとしてもかなりの小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は340,000株、売出株式数は40,000株、オーバーアロットメント(OA)は57,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約37%と高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は11%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
山川進 46.16%
安田寛 7.86%
大島貴之 7.66%
木村禎 4.27%
吉野陽子 4.17%
川島昭彦 3.93%
TIS(株) 2.85%
速水祐法 2.75%
スマート・ソリューション・テクノロジー従業員持株会 2.55%
難波弘行 山本篤 2.21%

初値予想

サイバートラストの事業は「タッチポイントソリューション」として、ICカードやスマートフォン等といった人が携帯するものと、企業等が保有するソフトウエア等のシステムとを簡単に便利で安全に繋ぐための通信機器(Smart端末)、サービス及びプラットフォーム(SmartSoundサービス)ということで、IPOにおける業種の人気度はやや高めです。

予想PERは5.8倍であり、類似企業と比較すると割安感があります。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
3788 GMOクラウド 16.66 2.96 2.98%
3917 アイリッジ 43.42 1.73 0.00%
4449 ギフティ 44.03 8.96 0.00%
6180 GMOメディア 赤字 0.71 0.00%

約4.7億円という上場規模は東証マザーズとしてもかなりの小型です。上位株主にVCはなく、満遍なくロックアップがかかっています。

東証マザーズの5億円未満の超小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

  • 関通:+110.6%
  • ウィルズ:+372.4%
  • ブランディングテクノロジー:+177.3%
  • ハウテレビジョン:+209.5%
  • Amazia:+33.0%
  • バンク・オブ・イノベーション:+108.3%
  • ZUU:+246.9%
  • ビープラッツ:+354.5%
  • 日本リビング保証:+189.8%
  • アジャイルメディア・ネットワーク:+415.7%
  • みらいワークス:+230.4%
  • ウォンテッドリー:+401.0%
  • インターネットインフィニティー:+281.8%
  • ユナイテッド&コレクティブ:+177.8%
  • シャノン:+320.7%
  • エルテス:+263.7%
  • フィル・カンパニー:+205.3%
  • リファインバース:+62.9%
  • AWSホールディングス:+235.3%
  • 農業総合研究所:+78.1%
  • ホープ:+130.0%
  • グローバルウェイ:+373.0%
  • ヨシムラ・フード・ホールディングス:+50.0%
  • バリューゴルフ:+151.2%
  • ラクス:+228.7%
  • アクアライン:+21.7%
  • アイリッジ:+429.2%
  • テラスカイ:+350.0%
  • エクストリーム:+296.4%
  • ビーロット:+422.4%
  • レアジョブ:+169.7%
  • フィックスターズ:+162.0%
  • シンプロメンテ:+135.3%
  • サンワカンパニー:+268.4%
  • フォトクリエイト:+126.0%
  • ウォーターダイレクト:+200.0%

以上を総合考慮して、初値予想はプラスリターンです。


主幹事はみずほ証券です。その他は、野村證券、いちよし証券、SBI証券、楽天証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
みずほ証券 334,400 88.00%
野村証券 38,000 10.00%
いちよし証券 3,800 1.00%
SBI証券 1,900 0.50%
楽天証券 1,900 0.50%

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<投資スタンス>
やや強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

過去のIPO初値予想の履歴

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