上場!さくらさくプラス(7097)のIPOの初値予想

更新日: IPO

さくらさくプラス

さくらさくプラス(7097)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2020年10月13日(火)~10月19日(月)、上場日は2020年10月28日(水)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は2,230円(1単元22.3万円)です。公募価格は2020年10月20日(火)に決定。

仮条件は2,230円~2,330円と上振れました。予想PERは8.4~8.8倍です。

初値予想は大幅なプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

3,900〜5,000円(仮条件の上限比+74.9%~+133.0%)

さくらさくプラスは保育所の運営、保育所への利活用を想定した不動産の仲介、保育所への利活用を想定した不動産の管理・運用を展開しています。

監査法人は監査法人東海会計社で、本社所在地は東京都千代田区有楽町1丁目2番2号 東宝日比谷ビルです。

さくらさくプラスとは

さくらさくプラスは「おうちのようなほいくえん」づくりをコンセプトとして、「安全と安心を提供し、自然で和やかな笑いに満ちた温かい育児環境を作り出す」ことを経営理念及び方針として掲げています。

保育事業においては、子どもたちが心身ともに「強く、優しく、美しく、そして健やかに」なれるように保育し、そして保護者をサポートすることを保育理念として事業を展開しています。

また、さくらさくプラスは2018年4月施行の保育所保育指針の改定(平成29年厚生労働省告示第117号)に伴い、保育をマニュアル化した「たいせつなこと」、「さくらさくみらいみんなの保育指針」「子どもたちの成長が花ひらくよろこびやうれしさをともに」を作成し共有しています。

職員の資質向上が良い保育の源泉との考えの下、職員の教育研修に力を入れています。

また、さくらさくプラスは様々な不動産情報を収集し、蓄積された保育ノウハウを施設整備に活かした保育所開発を行っています。

加えて保育所の立地に関しても駅からの距離、利便性の高いエリアへの強いこだわりを持ち、利用者や働く保育士から選ばれる施設づくりを行い、ソフト(保育の内容及び職員の質)とハード(施設及び不動産)の両輪を見据え事業を展開しています。

児童福祉法第39条第1項において保育所は、保育を必要とする乳児・幼児を日々保護者の下から通わせて保育を行うことを目的とする施設(利用定員が20人以上であるものに限り、幼保連携型認定こども園を除く)と定義されています。

また保育所は、児童福祉法第35条第4項に基づき、厚生労働省が定めた認可設置基準の要件を満たし、都道府県知事(政令指定都市については市長)が認可した認可保育所と認可保育所以外の保育所である認可外保育所に大別されています。

認可外保育所のうち認証保育所は、東京都が独自に定めた設置基準の要件を満たした施設で、東京都知事が認証しています。

さくらさくプラスの保育事業においては、「さくらさくみらい」という名称で、保育ニーズが中長期的に高いものと見込まれる東京都23区を中心に認可保育所、小規模認可保育所、東京都認証保育所を直営で運営しています。

なお、さくらさくプラスの現在の運営施設数は49施設になります。

持株会社の従業員数は15名、平均年齢は43.4歳、平均勤続年数は2.8年、平均年間給与は643.2万円です。

さくらさくプラスのIPOの諸データ

さくらさくプラスの業績推移

業績面では売上高・経常利益・純利益のいずれも、右肩上がりの傾向となっています。

さくらさくプラスの業績推移

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第1期 第2期
決算年月 2018年7月 2019年7月
売上高 (千円) 3,244,326 5,154,037
経常利益 (千円) 749,011 1,395,950
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) 366,795 697,515
包括利益 (千円) 366,795 697,515
純資産額 (千円) 652,299 1,349,814
総資産額 (千円) 3,814,118 6,543,620
1株当たり純資産額 (円) 172.57 357.09
1株当たり当期純利益 (円) 97.04 184.53
自己資本比率 (%) 17.1 20.6
自己資本利益率 (%) 78.2 69.7
株価収益率 (倍)
営業活動によるキャッシュ・フロー (千円) 819,935 1,484,505
投資活動によるキャッシュ・フロー (千円) △1,498,710 △1,968,337
財務活動によるキャッシュ・フロー (千円) 698,452 1,070,553
現金及び現金同等物の期末残高 (千円) 288,344 875,065
従業員数 (名) 553 844

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月ボックス相場が続いていましたが、高値レンジをブレイクしています。

このまま堅調な推移が続くとIPOにおいて追い風となり、反落して再び軟調な相場に回帰すれば向かい風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

さくらさくプラスのIPOの規模は最大で約17.4億円であり、東証マザーズとしては中型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は350,000株、売出株式数は327,400株、オーバーアロットメント(OA)は101,600株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約21%とやや低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は48%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
(株)だいぎ 15.29%
(株)TKS 15.29%
西尾義隆 12.68%
中山隆志 12.68%
田中順也 4.80%
(株)クリエイトバリュー 3.70%
森田周平 3.40%
村田良 1.92%
原幸一郎 1.71%
原周平 1.71%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

さくらさくプラスの事業は保育所の運営、保育所への利活用を想定した不動産の仲介、保育所への利活用を想定した不動産の管理・運用ということで、IPOにおける業種の人気度は標準的です。

少子化が深刻な社会問題である日本においては、保育所関連は社会的テーマ性があります。

予想PERは8.4~8.8倍であり、類似企業と比較すると割安感があります。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
2749 JPホールディングス 22.93 2.76 1.28%
6189 グローバルキッズCOMP 15.59 0.98 0.00%
6557 GLOBALBRIDGEHD 24.74 2.62 0.00%
6567 SERIOホールディングス 49.54 4.01 0.37%
7037 テノ.ホールディングス 22.74 4.09 0.47%
7084 KIDSSMILEHLDGS 16.29 1.33 0.00%

約17.4億円という上場規模は東証マザーズとしては中型です。上位株主にVCが名を連ねているものの、満遍なくロックアップがかかっています。

東証マザーズの15億~25億円の中型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • 日本情報クリエイト:+70.0%
  • MacbeePlanet:+28.3%
  • NexTone:-2.4%
  • ヴィス:-8.0%
  • ドラフト:-22.7%
  • フォースタートアップス:-8.0%
  • Kids Smile Holdings:+20.9%
  • AI inside:+250.0%
  • global bridge HOLDINGS:+49.4%
  • HENNGE:+42.9%
  • サイバー・バズ:+73.9%
  • Link-U:+104.3%
  • ピアズ:+51.9%
  • トビラシステムズ:+125.8%
  • NATTY SWANKY:+20.2%
  • 日本ホスピスホールディングス:+46.6%
  • ギークス:+50.3%
  • カオナビ:+100.5%
  • サーバーワークス:+276.6%
  • フロンティアインターナショナル:+12.7%
  • スマレジ:+135.4%
  • テクノスデータサイエンス・エンジニアリング:+98.4%
  • リーガル不動産:+42.9%
  • ギフト:+77.5%
  • イーソル:+138.1%
  • CRGホールディングス:+63.6%
  • and factory:+56.0%
  • GA technologies:+130.3%
  • キャンディル:+52.5%
  • ライトアップ:+32.1%
  • アイペット損害保険:+57.9%
  • RPAホールディングス:+207.7%
  • フェイスネットワーク:+128.6%
  • ジーニー:+98.1%
  • SKIYAKI:+147.1%
  • シルバーライフ:+85.2%
  • ロードスターキャピタル:+37.4%
  • シェアリングテクノロジー:+86.9%
  • GameWith:+133.9%
  • オロ:+129.5%
  • ジャパンエレベーターサービスHD:+61.8%
  • イントラスト:+35.6%
  • スタジオアタオ:+25.7%
  • ユーザーベース:+15.9%
  • シンクロ・フード:+41.4%
  • 串カツ田中:+13.5%
  • デファクトスタンダード:+41.1%
  • ベガコーポレーション:+25.0%
  • エボラブルアジア:+48.3%
  • LITALICO:+88.0%
  • フィット:-7.9%
  • ソネット・メディア・ネットワークス:+139.1%
  • マイネット:+19.3%
  • ダブルスタンダード:+128.8%
  • インベスターズクラウド:+93.3%
  • AppBank:+45.8%
  • デザインワン・ジャパン:+50.9%
  • リンクバル:+27.9%
  • モバイルファクトリー:+99.4%
  • イード:+46.4%
  • KeePer技研:+49.1%
  • インターワークス:+16.7%
  • クラウドワークス:+73.2%
  • GMOTECH:+135.2%
  • 弁護士ドットコム:+215.4%

以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺で若干のプラスリターン」です。


主幹事はSMBC日興証券です。その他は、野村證券、SBI証券、岩井コスモ証券、マネックス証券、エース証券、楽天証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
SMBC日興証券 610,000 90.05%
野村証券 23,700 3.50%
SBI証券 23,700 3.50%
岩井コスモ証券 10,100 1.49%
マネックス証券 3,300 0.49%
エース証券 3,300 0.49%
楽天証券 3,300 0.49%

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<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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