上場が中止!リヴァンプ(4070)のIPOの初値予想

更新日:   IPO

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リヴァンプ

リヴァンプ(4070)のIPOが決定していましたが、内部統制の有効性に関して確認すべき事項が発見されたことから、上場が中止となりました。以下、公表されていたIPOに関する情報を掲載します。

ブック・ビルディング期間は2021年6月11日(金)~6月17日(木)、上場日は2021年6月29日(火)です。

新規上場する市場は東証JASDAQスタンダードで、想定価格は2,710円(1単元27.1万円)です。公募価格は2021年6月18日(金)に決定。

仮条件は2,710円~3,100円と上振れました。予想PERは19.9~22.7倍です。

初値予想はプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

3,800〜4,800円(仮条件の上限比+22.6%~+54.8%)

リヴァンプは経営・マーケティング事業、業務・デジタル&IT事業、事業経営事業及び投資事業を展開しています。

監査法人は三優監査法人で、本社所在地は東京都港区北青山2-12-16 北青山吉川ビル3Fです。

リヴァンプとは

リヴァンプは「企業を芯から元気にする」という経営理念に基づき、支援企業の中長期的な成長の実現に貢献することを目指しています。

「事業開発と技術開発のハイブリットモデル」、「事業及び経営の現場に直接参画」及び「対象企業への資本参加も行い、責任を負って経営に取り組む」が、リヴァンプの特徴です。

従業員数は232名、平均年齢は32.8歳、平均勤続年数は3.1年、平均年間給与は745.0万円です。

経営・マーケティング事業

経営・マーケティング事業では、主にBtoCビジネスを中心とした企業に対する経営実務の支援及びマーケティング/クリエイティブ業務を提供しています。

経営実務の支援では、各担当業務の最高責任者であるCxOの業務執行を含む実務支援、経営戦略の立案及び執行、経営企画業務に従事しており、多くの場合クライアント先に常駐して職務を執行します。

マーケティング/クリエイティブでは、デジタルマーケティングを含むマーケティング戦略の立案及び実行、企業ブランディング及びTV広告制作を含むクリエイティブ業務を提供しています。

業務・デジタル&IT事業

業務・デジタル&IT事業では、業務改革を中心としたコンサルティング、システム構築及びデジタルトランスフォーメーション(DX)支援を提供しています。

コンサルティングは、トップライン増加及びコスト削減を企図した全社構造改革/業務改革を支援しており、販売管理、在庫管理、顧客管理、従業員管理等の幅広い領域を含みます。

システム構築では業界・業務の理解に基づき、マーチャンダイジング(MD)システムやサプライチェーンマネジメント(SCM)システム等の基幹システムの開発/刷新を行います。

またクライアントのDX化を、システム開発責任者(CIO)支援を通じて推進しています。

CIO支援においては、IT戦略/予算の立案から、事業規模に応じたITの構築と運用、情報システム部門の構築まで、CIOを含む情報システム部門の業務を幅広く担当しています。

投資事業

投資事業では、高い成長可能性が期待される企業に対して自己資金による企業投資を行っています。

先端技術や新サービスを手掛けるスタートアップ企業も対象としており、リヴァンプの経営支援技術を陳腐化させないためにもそのような企業と接点を持つことが重要と考えています。

投資を行うにあたっては、投資先候補企業が属する市場の成長性、投資先候補企業における事業展開の進捗状況、投資先候補企業の資金需要の状況、リヴァンプの経営・マーケティング事業とのシナジーやリヴァンプが提供できる投資先向け経営支援の内容及び投資条件等を踏まえ検討し、投資金額及び出資比率を決定しています。

リヴァンプのIPOの諸データ

リヴァンプの業績推移

業績面では売上高・純利益・経常利益のいずれも、右肩上がりの傾向となっています。

リヴァンプの業績推移

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第14期 第15期
決算年月 2019年3月 2020年3月
売上高 (千円) 6,542,970 6,928,433
経常利益 (千円) 1,375,894 1,534,365
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) 1,046,874 1,240,062
包括利益 (千円) 1,192,012 1,027,848
純資産額 (千円) 5,492,821 6,520,669
総資産額 (千円) 7,058,856 7,505,893
1株当たり純資産額 (円) 638.33 757.81
1株当たり当期純利益 (円) 118.9 145.46
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 (円)
自己資本比率 (%) 77.1 86.1
自己資本利益率 (%) 20.9 20.8
株価収益率 (倍)
営業活動によるキャッシュ・フロー (千円) 1,298,744 873,828
投資活動によるキャッシュ・フロー (千円) △177,676 187,743
財務活動によるキャッシュ・フロー (千円) △355,020 13,760
現金及び現金同等物の期末残高 (千円) 4,229,473 5,304,805
従業員数 (名) 215 232

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

JASDAQ指数は足元ではボックス相場が続いています。

軟調な相場に転落すると向かい風となり、堅調な推移に回帰すればIPOにおいて追い風となります。

ジャスダックインデックスのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

リヴァンプのIPOの規模は最大で約39.9億円であり、JASDAQスタンダードとしては大型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は280,000株、売出株式数は1,000,000株、オーバーアロットメント(OA)は192,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約17%と低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は78%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
湯浅智之 30.13%
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株) 19.63%
澤田貴司 15.46%
齋藤武一郎 9.77%
瓜生健太郎 6.13%
伊藤雅俊 4.91%
玉塚元一 2.51%
千田勇一 2.23%
大山拓也 1.23%
安藤大祐 1.10%  

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

リヴァンプの事業は経営・マーケティング事業、業務・デジタル&IT事業、事業経営事業及び投資事業ということで、IPOにおける業種の人気度は標準的です。

予想PERは19.9~22.7倍であり、類似企業と比較すると中間的です。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
3666 テクノスジャパン 16.72 2.39 2.16%
3798 ULSグループ 24.07 3.89 0.84%
4307 野村総合研究所 31.57 5.94 1.09%
4722 フューチャー 18.64 2.39 2.03%
6532 ベイカレントコンサルティング 45.75 18.64 0.52%
9644 タナベ経営 21.37 1.09 3.25%
9757 船井総研ホールディン 28.41 4.94 2.00%

約39.9億円という上場規模はJASDAQスタンダードとしては大型です。上位株主にVCがなく、万遍なくロックアップがかかっています。

JASDAQスタンダードの20億円以上の大型IPOの初値結果は以下のとおりです(ヤーマン以前はJASDAQ)。

過去実績

  • ファブリカコミュニケーションズ:+15.0%
  • セルム:+17.3%
  • Speee:+78.8%
  • アンビスホールディングス:+52.1%
  • プリントネット:+45.8%
  • 歯愛メディカル:+22.1%
  • やまみ:+3.6%
  • ニュートン・フィナンシャル・コンサルティング:-7.7%
  • トレックス・セミコンダクター:-10.4%
  • アビスト:±0%
  • アズマハウス:+10.0%
  • ウチヤマホールディングス:-4.0%
  • ヒト・コミュニケーションズ:+3.0%
  • アイディホーム:-36.8%
  • 1stホールディングス:-9.5%
  • ヤーマン:13.5%
  • FXプライム:-18.2%
  • 山王:-5.6%
  • 野村マイクロ・サイエンス:63.9%
  • ニューフレアテクノロジー:18.2%
  • 大日光・エンジニアリング:-12.8%
  • 寺崎電気産業:19.5%
  • ソリトンシステムズ:6.6%

以上を総合考慮して、初値予想はプラスリターンです。

主幹事は野村證券です。その他は、SBI証券、みずほ証券、SMBC日興証券、松井証券、マネックス証券、いちよし証券、岩井コスモ証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
野村証券 1,118,400 87.38%
SBI証券 49,600 3.88%
みずほ証券 36,800 2.88%
SMBC日興証券 36,800 2.88%
松井証券 12,800 1.00%
マネックス証券 12,800 1.00%
いちよし証券 6,400 0.50%
岩井コスモ証券 6,400 0.50%

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<投資スタンス>
やや強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

過去のIPO初値予想の履歴

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