上場!サイエンスアーツ(4412)のIPOの初値予想

更新日:   IPO

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サイエンスアーツ

サイエンスアーツ(4412)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2021年11月4日(木)~11月10日(水)、上場日は2021年11月24日(水)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,510円(1単元15.1万円)です。公募価格は2021年11月11日(木)に決定。

仮条件は1,510円~1,710円と上振れました。予想PERは赤字です。

初値予想は大幅なプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

3,400〜4,500円(仮条件の上限比+98.8%~+163.2%)

サイエンスアーツはライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」の利用ライセンス(ID)を、サブスクリプションにより、セールスパートナー(販売代理店)を通じてエンドユーザーに販売しています。

監査法人は有限責任監査法人トーマツで、本社所在地は東京都新宿区神楽坂4-1-1 オザワビル7階です。

サイエンスアーツとは

サイエンスアーツは「世界中の人々を美しくつなげます」というミッションを掲げ、デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」の開発・販売を行っています。

インターネットが普及した現代では、デジタルトランスフォーメーションの進展のもと、情報の媒体は紙からデジタルコンテンツへのシフトがますます進んでいます。

全世界の労働人口のうち、デスクレスワーカーの割合は80%を占め、日本国内の就業者に限ってもその割合は47%にのぼりますが、一方で世界のデスクレスワーカー向けのサービスを主業とするスタートアップへの投資額は全体の1%に過ぎません。

従って現場を支えるデスクレスワーカーのためのサービス提供は、まだまだ不十分な状況にあると言えます。

サイエンスアーツは、デジタルコンテンツの作成方法がPCのキーボードやモバイル端末からの手入力が主流であった当時から、デジタルデバイスを使いこなせない高齢者や、業務上デジタル端末への入力に支障がある現場の人々にとって、音声をそのままデジタル化する手段に対するニーズが一層高まっていくものと考えていました。

また、アナログ無線の終了(2022年11月30日)や公衆PHSのサービス終了(2021年1月31日)に伴い、従来無線機やPHSなどでコミュニケーションを取っていた現場においても、新たなコミュニケーションの手段が必要とされています。

このような環境のもと、サイエンスアーツのBuddycomは、単なる音声によるコミュニケーションにとどまらず、インターネットを介したクラウドサービスであることを活かし、独自に開発した技術によって、音声の他、画像や動画などのコンテンツのやり取りを可能に。

インターネットにつながる環境であれば世界中どこにいてもつながり、さらにはやり取りしたデータやコンテンツがデジタル化されて蓄積されるなど、これまでにはない新しいコミュニケーションツールとして成長を遂げてきました。

サイエンスアーツのBuddycomは、鉄道会社、航空会社、GMS(General merchandise store=総合スーパー)、介護施設、工場、商業施設、大規模小売店舗など、あらゆる業種・業態において有効なホリゾンタルなサービスとして、すでに370社の顧客に利用されています(2021年5月末実績)。

持株会社の従業員数は22名、平均年齢は31.7歳、平均勤続年数は3.0年、平均年間給与は484.4万円です。

サイエンスアーツのIPOの諸データ

サイエンスアーツの業績推移

業績面では売上高は美しい右肩上がりです。経常利益・純利益は減益の年度も目立っており、収益化は道半ばとなっています。

サイエンスアーツの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第13期 第14期 第15期 第16期 第17期
決算年月   2016年8月   2017年8月   2018年8月   2019年8月   2020年8月
売上高 (千円) 89,839 103,260 143,983 179,102 222,760
経常利益 (千円) 2,403 △24,909 △34,127 △95,238 △92,373
当期純利益 (千円) 2,647 △25,490 △34,849 △95,988 △92,063
資本金 (千円) 50,000 50,000 50,000 50,000 50,000
発行済株式総数 (株) 33,560 33,560 33,560 33,560 33,560
純資産額 (千円) 144,283 84,453 49,603 218,514 278,601
総資産額 (千円) 244,922 214,447 281,989 451,267 428,031
BPS (円) 4,299.27 3,073.25 1,805.07 74.72 92.43
1株配当 (円)
EPS (円) 78.89 △760.68 △1,268.18 △33.26 △31.48
自己資本比率 (%) 58.9 39.4 17.6 48.4 65.1
自己資本利益率 (%) 1.9
配当性向 (%)
営業CF (千円) △78,302 △92,419
投資CF (千円) △12,692 210
財務CF (千円) 248,638 64,479
現金等 (千円) 396,317 368,587
従業員数 (名) 2 5 13 16 17

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

ここ数ヶ月の東証マザーズ指数はボックスでの推移となっています。

堅調な展開に回帰すればIPOにおいて追い風となり、反落して軟調な推移になると向かい風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

サイエンスアーツのIPOの規模は最大で約3.8億円であり、東証マザーズとしてはかなりの小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は200,000株、売出株式数は20,000株、オーバーアロットメント(OA)は33,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約8%と非常に低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は9%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
(同)平岡秀一事務所 45.66%
平岡秀一 19.48%
SBテクノロジー(株) 6.85%
三菱UFJ eスマート証券(株) 6.09%
(株)ブロードバンドタワー 4.05%
横道克己 2.54%  
岡地証券(株) 2.13%
日本ATM(株) 2.03%
JPE第2号(株) 1.83%
(株)プラネット 1.52%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

サイエンスアーツの事業はライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」の利用ライセンス(ID)のサブスクリプションによる販売ということで、IPOにおける業種の人気度は高めです。

訴求力の高い東証マザーズネット企業の範疇に属しています。

予想PERは赤字であり、類似企業と比較すると割安感はありません。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
3681 ブイキューブ 21.82 10.05 0.44%
4019 スタメン 371.25 8.47 0.00%
4375 セーフィー 赤字 74.13 0.00%
4448 CHATWORK 赤字 20.68 0.00%
4476 AICROSS 19.46 4.35 0.00%

約3.8億円という上場規模は東証マザーズとしてはかなりの小型です。上位株主にVCはなく、満遍なくロックアップがかかっています。

東証マザーズの5億円未満の超小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • ROBOT PAYMENT:+100.3%
  • BCC:+157.7%
  • アイ・パートナーズフィナンシャル:+216.7%
  • ENECHANGE:+300.0%
  • タスキ:+655.2%
  • ヘッドウォータース:+1,090.0%
  • Branding Engineer:+495.9%
  • フィーチャ:+805.8%
  • アディッシュ:+70.8%
  • サイバーセキュリティクラウド:+104.7%
  • 関通:+110.6%
  • ウィルズ:+372.4%
  • ブランディングテクノロジー:+177.3%
  • ハウテレビジョン:+209.5%
  • Amazia:+33.0%
  • バンク・オブ・イノベーション:+108.3%
  • ZUU:+246.9%
  • ビープラッツ:+354.5%
  • 日本リビング保証:+189.8%
  • アジャイルメディア・ネットワーク:+415.7%
  • みらいワークス:+230.4%
  • ウォンテッドリー:+401.0%
  • インターネットインフィニティー:+281.8%
  • ユナイテッド&コレクティブ:+177.8%
  • シャノン:+320.7%
  • エルテス:+263.7%
  • フィル・カンパニー:+205.3%
  • リファインバース:+62.9%
  • AWSホールディングス:+235.3%
  • 農業総合研究所:+78.1%
  • ホープ:+130.0%
  • グローバルウェイ:+373.0%
  • ヨシムラ・フード・ホールディングス:+50.0%
  • バリューゴルフ:+151.2%
  • ラクス:+228.7%
  • アクアライン:+21.7%
  • アイリッジ:+429.2%
  • テラスカイ:+350.0%
  • エクストリーム:+296.4%
  • ビーロット:+422.4%
  • レアジョブ:+169.7%
  • フィックスターズ:+162.0%
  • シンプロメンテ:+135.3%
  • サンワカンパニー:+268.4%
  • フォトクリエイト:+126.0%
  • ウォーターダイレクト:+200.0%

以上を総合考慮して、初値予想は大幅なプラスリターンです。

主幹事は岡三証券 です。その他は、大和証券、SBI証券、SMBC日興証券、三菱UFJ
モルガン・スタンレー証券、岡地証券、マネックス証券、楽天証券、エイチ・エス証券、むさし証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
岡三証券 187,000 85.00%
大和証券 8,800 4.00%
SBI証券 8,800 4.00%
SMBC日興証券 4,400 2.00%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 4,400 2.00%
岡地証券 2,200 1.00%
マネックス証券 1,100 0.50%
楽天証券 1,100 0.50%
エイチ・エス証券 1,100 0.50%
むさし証券 1,100 0.50%

岡三グループの岡三オンラインでも取扱いを期待できます。

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<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

過去のIPO初値予想の履歴

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