ビズリーチのビジョナルが上場!IPOの初値予想!株価に注目

更新日:   IPO

サイト運営費用を賄うための運営ポリシー

ビジネスの協議

ビズリーチ(BizReach)という会員制の転職サイトを運営しているビジョナル(4194)のIPOが決定しています。

ブック・ビルディング期間は2021年4月6日(火) ~4月9日(金)、上場日は2021年4月22日(木)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は4,355円(1単元435,500円)です。公募価格は2021年4月12日(月)に決定。

仮条件は4,500円~5,000円と窓を開けて上振れました。予想PERは377.5倍~419.5倍です。

初値予想は「公開価格近辺で若干のプラスリターン(アップサイドの上振れ期待あり)」です。以下のレンジを想定しています。

5,500〜7,000円(仮条件の上限比+10.0%~+40.0%)

ビジョナルはプロフェッショナル人材(管理職・専門職等)に特化した会員制転職プラットフォーム「ビズリーチ」や人財活用プラットフォーム「HRMOS」の運営等を展開しています。

監査法人は有限責任監査法人トーマツで、本社所在地は東京都渋谷区渋谷2-12-4 ネクストサイト渋谷ビル5です。

ビズリーチの上場・IPO

ビジョナルが運営しているビズリーチは会員制の転職サイトであり、世の中に流通しにくいハイクラスで良質な情報(求人、企業、ヘッドハンター)を集約したサイトです。

非公開求人を含む掲載求人数65,000件以上、会員数670,000人以上、登録ヘッドハンター数1,500人以上という転職サイトです。

ビズリーチはモルガン・スタンレーを経て、香港PCCWグループの東京支社の立ち上げ、楽天イーグルスの創業に携わった南壮一郎氏が創業しました。

東証プライム上場企業からベンチャー企業まで、これまでに4,800社を超える企業がビズリーチで採用活動を行っており、企業人事と直接知り合えるのが魅力的です。

読売新聞でも、ビズリーチを利用して転職を成功させた事例が取り上げられていました。

  • 大企業から中小・ベンチャーで活躍…転職で注意するポイントは?
  • 女性管理職、外部から

VISA・ワールドワイド・ジャパン、日産自動車、日清食品ホールディングス、すかいらーく、楽天、ジェイティービー(JTB)、パナソニック、ハウス食品、大和ハウス、アクサ損害保険、フェデックス・エクスプレス、川崎重工業、日本HPなど大企業も利用しています。

新興企業・ベンチャー企業では、価格.com、オイシックス、はてな、DeNA、freee、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、ピーチ、エアアジア・ジャパンなどもビズリーチを使って人材を採用しています。

ビズリーチの採用企業

企業サイドは年代、経験職種、業種などの様々なワードで検索したり、基本情報・職務経歴書をチェックすることで、ニーズに合った人材を選んでいます。

ビズリーチに登録しておくと、大企業からのオファーが届く可能性があるのがメリットです。

ビズリーチの企業側の採用プロセス

その他、ビズリーチのサービス内容、評判・口コミについては、以下にまとめています。

ビズリーチ(BizReach)の評判・口コミまとめ!2026年最新版
ビズリーチ(BizReach)という転職サイトがあります。企業やヘッドハンターからスカウトが届く転職サービスです。積極的に転...

ビズリーチの登録手順、職務経歴書のアップまでの手順については、以下で徹底解説しています。

ビズリーチの会員登録手順・詳細情報入力のポイント・コツを徹底的に解説!
自分の市場価値の確認作業のために、転職サイトへの登録を積極的に行なっています。時間がないので、自分の履歴書・職務経歴...

ビズリーチに無料会員登録して、職務経歴書を登録すればオファーが届くので、受け身でいい点がメリットです。

自身の市場価値がどれほどなのか、実力を発揮できるのはどの業界なのかを知るという目的でも、ビズリーチは活用できます。

ビズリーチ 公式サイト

この他、ビジョナルの人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」は、採用から入社後の活躍までの情報を一元化・可視化することで、エビデンスに基づいた人財活用を可能にするサービスです。

客観的な判断に基づく「採用・評価・育成・配置」が可能になることによる企業や組織の継続的な成長を実現しています。

持株会社の従業員数は30名、平均年齢は39.7歳、平均勤続年数は3.5年、平均年間給与は1117.0万円です。

ビジョナルのIPOの諸データ

ビズリーチ・ビジョナルの業績推移

業績面では経常利益は美しい右肩上がりです。売上高は減収、純利益は減益の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

ビズリーチ・ビジョナルの業績推移

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 株式会社
ビズリーチ
第12期
第1期
決算年月 2019年7月 2020年7月
売上高 (百万円) 21,492 25,879
経常利益 (百万円) 511 2,254
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 335 4,658
包括利益 (百万円) 334 4,658
純資産額 (百万円) 4,547 9,205
総資産額 (百万円) 9,856 17,722
1株当たり純資産額 (円) △15.06 185.42
1株当たり当期純利益金額 (円) 11.73 163.08
自己資本比率 (%) 45.9 51.8
自己資本利益率 (%) 7.7 67.9
株価収益率 (倍)
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 771 △234
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △823 4,799
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △112 △19
現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 4,761 9,114
従業員数  (名) 1,112 1,186

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は他の株価指数が好調な中、ここ数ヶ月はボックスでの推移となっています。

軟調な推移が続くとIPOにおいて向かい風となり、堅調な展開に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

ビズリーチのIPOの規模は最大で約594.2億円であり、東証マザーズとしてはかなりの大型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は2,127,700株、売出株式数は11,248,700株、オーバーアロットメント(OA)は266,900株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約38%と高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は84%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
南壮一郎 42.47%
ジャフコ・スーパーV3共有投資事業有限責任組合 11.78% 持分は
100%売出
島田亨 5.79%
YJ2号投資事業組合 4.33%
竹内真 4.33%
Japan Entrepreneur Collaboration Limited 3.93%
永田信 1.80%
多田洋祐 1.46%
ジャパン・コインベスト投資事業有限責任組合 1.38% 持分は
100%売出
村田聡 1.27%

株主優待に期待!

ビズリーチは転職サイトということで、株主優待との親和性が高い企業です。無料でも利用できますが、有料のプランもあります。

  • タレント会員(年収750万円未満):3,278円(税込)/30日間
  • ハイクラス会員(年収750万円以上):5,478円(税込)/30日間

有料プランの30日間無料といった株主優待の設立が検討し得ます。

類似企業でも株主優待を導入している企業があります。アウトソーシング、ディップはクオカードの株主優待を行っています。

クオカードは極めて訴求力が高い内容なので、クオカードもあるとベストです。

株主優待があるか否かでPBRが4~5倍、PERが10~20倍違うのはザラであり、導入して上手く株主優待を活用すると、成長にモメンタムをつけることもできます。

クリエイト・レストランツ・ホールディングス、コロワイド、RIZAPグループあたりは株主優待を極めて上手く活用してファイナンスし、M&A等で成長を加速させています。

高PBR・高PERで株価を高く保ち、それを活かして資金調達し、獲得した軍資金を元に成長を加速させています。

コード 銘柄名 PBR PER 配当利回り
2928 RIZAPグループ 6.65 赤字 0.00%
3387 クリエイト・レストランツHD 8.66 51.99 0.53%
7616 コロワイド 6.58 240.41 0.24%
8200 リンガーハット 5.42 161.17 0.40%

株主優待を経営に活かすと、無い場合に比べて成長にスピードをつけることも可能になります。

コロワイドは牛角やかっぱ寿司を買収しましたが、株主優待のパワーがなかったら果たして買収できたかどうかという話にまでなりかねません。

RIZAPグループとクリエイト・レストランツHDは、もし株主優待がなかったとしたら、ここまでの急成長は無理だったと断言できます。

ダイエット前後の女性のイラストかごの屋のランチ (3)

経営に必要な資金を株主優待で築いた高い時価総額を利用して賄い、成長を加速させています。ビズリーチにも株主優待レバレッジ経営を期待します。

初値予想

ビジョナルのロゴ

ビジョナルの事業はプロフェッショナル人材(管理職・専門職等)に特化した会員制転職プラットフォーム「ビズリーチ」や人財活用プラットフォーム「HRMOS」の運営ということで、IPOにおける業種の人気度は高めです。

訴求力の高い東証マザーズネット企業の範疇に属しています。

日本では少子高齢化による労働力不足が懸念されており、かつ財政難からできる限り社会保障費を抑制したい方針です。

日本政府は「一億総活躍社会」を掲げ、幅広い国民が活躍できる社会を目指しており、ビズリーチのような転職支援サービスには一定のテーマ性があります。

予想PERは377.5倍~419.5倍であり、類似企業と比較すると割安感はありません。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
2124 ジェイエイシーリクルートメント 21.64 5.09 3.96%
3679 じげん 赤字 3.97 0.68%
3991 ウォンテッドリー 189.25 17.96 0.00%
4849 エン・ジャパン 39.55 4.48 1.15%
6098 リクルートホールディングス 70.55 8.40 0.36%
6538 キャリアインデックス 44.76 5.05 0.00%
6539 MS-Japan 27.78 3.09 1.35%
6575 ヒューマン・アソシエイツHD 赤字 1.97 0.00%

約594.2億円という上場規模は東証マザーズとしてはかなりの大型です。

上位株主にVCが名を連ねているものの、保有株をすべて売り出すベンチャーキャピタル以外には、満遍なくロックアップがかかっています。

東証マザーズの200億円を超える超大型IPOは、過去6勝4敗となっています。

企業名 上場規模 騰落率
プレイド 240億円 +99.4%
フリー 371億円 +25.0%
メドレー 205億円 -2.3%
Sansan 388億円 +5.8%
MTG 460億円 +21.6%
メルカリ 1306億円 +66.7%
ベイカレント・コンサルティング 283億円 -6.5%
ユー・エス・ジェイ 307億円 -4.9%
ソニーコミュニケーションネットワーク 346億円 +44.7%
WOWOW 285億円 -24.3%

東証マザーズの50億円以上の大型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • アクシージア:+41.4%
  • QDレーザ:+134.4%
  • ウェルスナビ:+50.0%
  • ヤプリ:+65.8%
  • プレイド:+99.4%
  • Kaizen Platform:+1.7%
  • クリーマ:+35.9%
  • Retty:+36.5%
  • プレミアアンチエイジング:+37.0%
  • 日通システム:+83.3%
  • I-ne:+12.5%
  • ロコガイド:+130.3%
  • SREホールディングス:-6.6%
  • ランサーズ:+15.3%
  • JTOWER:+63.8%
  • フリー:+25.0%
  • JMDC:+32.5%
  • メドレー:-2.3%
  • BASE:-6.9%
  • HPCシステムズ:-6.0%
  • ギフティ:+25.3%
  • ステムリム:-7.0%
  • ブシロード:+16.6%
  • 新日本製薬:+13.2%
  • Sansan:+5.8%
  • EduLab:+2.2%
  • ポート:-37.2%
  • 自律制御システム研究所:-16.8%
  • SBIインシュアランスグループ:±0%
  • MTG:+21.6%
  • メルカリ:+66.7%
  • ラクスル:+9.7%
  • SOU:+24.2%
  • 神戸天然物化学:+56.6%
  • HANATOUR JAPAN:+10.0%
  • ウェルビー:+28.1%
  • MS&Consulting:-2.3%
  • PKSHA Technology:+128.3%
  • ビーグリー:+0.1%
  • アイモバイル:-6.8%
  • ベイカレント・コンサルティング:-6.5%
  • アカツキ:-8.0%
  • ビジョン:+10.7%
  • グリーンペプタイド:-8.0%
  • メタップス:-7.9%
  • イトクロ:+4.1%
  • ヘリオス:+22.5%
  • Gunosy:±0%
  • サンバイオ:-14.5%
  • Aiming:+12.2%
  • ファーストブラザーズ:+2.5%
  • イーレックス:+11.2%
  • リボミック:-20.4%
  • VOYAGE GROUP:+40.0%
  • CYBERDYNE:+130.0%
  • アキュセラ・インク:+27.8%
  • シグマクシス:+0.3%
  • オンコリスバイオファーマ:+34.6%
  • じげん:+191.7%
  • ペプチドリーム:+216.0%
  • UMNファーマ:-8.0%
  • ライフネット生命:-7.0%
  • ダブル・スコープ:-8.0%
  • テラプローブ:-7.5%
  • エフオーアイ:-9.4%
  • グリー:+51.5%
  • カービュー:+5.5%
  • ユー・エス・ジェイ:-4.9%
  • ゲームオン:-8.0%
  • GCA:+28.1%
  • ミクシィ:+90.3%

以上を総合考慮して、市況の暗転がなければ初値予想は「公開価格近辺で若干のプラスリターン(アップサイドの上振れ期待あり)」です。

主幹事は野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券です。その他は、SMBC日興証券、みずほ証券、大和証券、楽天証券、SBI証券、マネックス証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
野村証券 1,024,500 57.57%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 621,400 34.92%
SMBC日興証券 28,500 1.60%
みずほ証券 28,500 1.60%
大和証券 28,500 1.60%
楽天証券 21,400 1.20%
SBI証券 21,400 1.20%
マネックス証券 5,300 0.30%

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<投資スタンス>
中立+
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

過去のIPO初値予想の履歴

-IPO