上場!プレイド(4165)のIPOの初値予想

更新日: IPO

プレイド

プレイド(4165)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2020年12月1日(火)~12月4日(金)、上場日は2020年12月17日(木)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,400円(1単元14.0万円)です。仮条件は2020年11月30日(月)、公募価格は2020年12月7日(月)に決定。予想PERは赤字です。

初値予想は「公開価格近辺で若干のプラスリターン」です。以下のレンジを想定しています。

1,500〜2,000円(想定価格比+7.1%~+36.1%)

プレイドは、世の中に溢れるデータをあらゆる生活者にとって価値のあるものとして還元し、豊かな体験を流通させることを目的に、CX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」をウェブサイトやスマートフォンアプリを運営する事業者に向け、クラウド方式で展開しています。

監査法人は有限責任 あずさ監査法人で、本社所在地は東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 10Fです。

プレイドとは

プレイドは「データによって人の価値を最大化する」をミッションに掲げています。

プレイドはデータによる顧客理解からパーソナライズした多様なコミュニケーション施策までを、一気通貫で行うことのできるプラットフォームを提供し、「KARTE」を導入するすべての事業者と共に、データを通じた生活者の顧客体験の向上を実現していく方針です。

「KARTE」は、事業者が運営するウェブサイトやスマートフォンアプリに組み込むことにより、ユーザーのウェブサイトやスマートフォンアプリでの行動のデータを収集・解析できます。

ユーザー単位でデータを整理・可視化し、それらに基づいてウェブサイトやスマートフォンアプリ、メールやLINE、チャットでのコミュニケーションをユーザー又はユーザーのセグメントそれぞれにパーソナライズするための、クラウド方式で提供されるSaaSです。

事業者は「KARTE」を活用することにより、様々なデータを、ユーザー単位で整理・解析し、オンラインの顧客を、PVやUUといった塊の「数字」として認識するだけではなく、一人ひとりの「人」として認識・理解しやすくなります。

その上で、ウェブサイト、スマートフォンアプリを顧客や顧客セグメントに合わせてパーソナライズしたり、メールやLINE、チャットを通じてコミュニケーションしたり、また、それらのコミュニケーションやパーソナライズ結果の検証を行うことなどが可能です。

プレイドの従業員数は190名、平均年齢は33.0歳、平均勤続年数は2.1年、平均年間給与は887.1万円です。


プレイドのIPOの諸データ

プレイドの業績推移

業績面では売上高は美しい右肩上がりです。経常利益・純利益は減益の年度が目立っており、収益化は道半ばとなっています。

プレイドの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第4期 第5期 第6期 第7期 第8期
決算年月 2015年9月 2016年9月 2017年9月 2018年9月 2019年9月
売上高 (千円) 37,938 298,517 811,382 1,595,434 2,937,299
経常損失 (千円) △193,735 △210,059 △48,677 △228,068 △678,663
当期純損失 (千円) △195,415 △218,239 △49,207 △230,169 △840,993
資本金 (千円) 335,048 335,048 335,048 100,000 149,987
発行済株式総数
普通株式 (株) 20,000 20,000 20,000 20,000 20,000,000
A種優先株式 (株) 4,616 4,616 4,616 4,616 4,616,000
B種優先株式 (株) 5,047 5,047 5,047 5,047 6,056,000
C種優先株式 (株) 3,316 3,316,000
純資産額 (千円) 428,170 209,930 160,723 1,929,833 1,188,815
総資産額 (千円) 496,525 303,845 428,217 2,957,969 2,202,017
BPS (円) △7,481.60 △14,838.90 △16,497.78 △21.82 △45.91
1株配当 (円)
EPS (円) △7,638.20 △7,357.30 △1,658.88 △7.41 △25.05
自己資本比率 (%) 86.2 69.1 37.5 65.2 54
自己資本利益率 (%)
株価収益率 (倍)
配当性向 (%)
営業CF (千円) △80,995 △623,276
投資CF (千円) △490,239 19,854
財務CF (千円) 2,498,872 △183,663
現金等 (千円) 2,161,520 1,374,435
従業員数 (人) 16 29 53 85 122

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は美しい右肩上がりとなっていましたが、足元ではスピード調整の局面となっています。

反発して堅調な推移が続くとIPOにおいて追い風となり、軟調な相場が続けば向かい風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

プレイドのIPOの規模は最大で約210.8億円であり、東証マザーズとしてはかなりの大型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は1,522,000株、売出株式数は12,817,000株、オーバーアロットメント(OA)は716,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約41%と高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は89%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
倉橋健太 29.65%
柴山直樹 19.78%
JAPAN VENTURES I L.P. 15.89%
フェムトグロースキャピタル投資事業有限責任組合 12.12%
Google International LLC 3.60%
フェムトグロースファンド2.0投資事業有限責任組合 2.78%
牧野祐己 1.52%
清水博之 1.52%  
三井物産(株) 1.26%
MSIVC2018V投資事業有限責任組合 1.26%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

プレイドの事業は、クラウド方式でのCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」であり、IPOにおける業種の人気度は最上級です。

訴求力の高い東証マザーズネット企業の範疇に属しており、「クラウド」というキラーワードも事業に包含しています。

予想PERは赤字であり、類似企業と比較すると割安感はありません。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
3690 イルグルム 44.69 8.75 0.25%
3909 ショーケース 145.38 5.51 0.79%
3984 ユーザーローカル 60.46 7.63 0.00%

上位株主にはVCが名を連ねているものの、万遍なくロックアップがかかっています。

約210.8億円という上場規模は東証マザーズとしてはかなりの大型です。

東証マザーズの50億円以上の大型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • Retty:+36.5%
  • プレミアアンチエイジング:+37.0%
  • 日通システム:+83.3%
  • I-ne:+12.5%
  • ロコガイド:+130.3%
  • SREホールディングス:-6.6%
  • ランサーズ:+15.3%
  • JTOWER:+63.8%
  • フリー:+25.0%
  • JMDC:+32.5%
  • メドレー:-2.3%
  • BASE:-6.9%
  • HPCシステムズ:-6.0%
  • ギフティ:+25.3%
  • ステムリム:-7.0%
  • ブシロード:+16.6%
  • 新日本製薬:+13.2%
  • Sansan:+5.8%
  • EduLab:+2.2%
  • ポート:-37.2%
  • 自律制御システム研究所:-16.8%
  • SBIインシュアランスグループ:±0%
  • MTG:+21.6%
  • メルカリ:+66.7%
  • ラクスル:+9.7%
  • SOU:+24.2%
  • 神戸天然物化学:+56.6%
  • HANATOUR JAPAN:+10.0%
  • ウェルビー:+28.1%
  • MS&Consulting:-2.3%
  • PKSHA Technology:+128.3%
  • ビーグリー:+0.1%
  • アイモバイル:-6.8%
  • ベイカレント・コンサルティング:-6.5%
  • アカツキ:-8.0%
  • ビジョン:+10.7%
  • グリーンペプタイド:-8.0%
  • メタップス:-7.9%
  • イトクロ:+4.1%
  • ヘリオス:+22.5%
  • Gunosy:±0%
  • サンバイオ:-14.5%
  • Aiming:+12.2%
  • ファーストブラザーズ:+2.5%
  • イーレックス:+11.2%
  • リボミック:-20.4%
  • VOYAGE GROUP:+40.0%
  • CYBERDYNE:+130.0%
  • アキュセラ・インク:+27.8%
  • シグマクシス:+0.3%
  • オンコリスバイオファーマ:+34.6%
  • じげん:+191.7%
  • ペプチドリーム:+216.0%
  • UMNファーマ:-8.0%
  • ライフネット生命:-7.0%
  • ダブル・スコープ:-8.0%
  • テラプローブ:-7.5%
  • エフオーアイ:-9.4%
  • グリー:+51.5%
  • カービュー:+5.5%
  • ユー・エス・ジェイ:-4.9%
  • ゲームオン:-8.0%
  • GCA:+28.1%
  • ミクシィ:+90.3%

以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺で若干のプラスリターン」です。


主幹事はみずほ証券、BofA証券です。その他は、野村證券、SBI証券、マネックス証券、楽天証券、クレディ・スイス証券、岩井コスモ証券、岡三証券、大和証券、東海東京証券、丸三証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
みずほ証券 3,846,300 72.49%
BofA証券 265,300 5.00%
野村証券 418,100 7.88%
SBI証券 179,300 3.38%
マネックス証券 179,300 3.38%
楽天証券 143,300 2.70%
クレディスイス証券 119,400 2.25%
岩井コスモ証券 32,900 0.62%
岡三証券 32,900 0.62%
大和証券 32,900 0.62%
東海東京証券 32,900 0.62%
極東証券 11,700 0.22%
丸三証券 11,700 0.22%

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<投資スタンス>
中立
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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