上場!I-ne(4933)のIPOの初値予想

更新日: IPO

I-ne

アイエヌイーと読む「I-ne」(銘柄コード4933)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2020年9月8日(火)~9月14日(月)、上場日は2020年9月25日(金)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は2,050~ 2,890円(1単元28.9万円)です。公募価格は2020年9月15日(火)に決定。

仮条件は2,580円~2,890円と想定価格の上限となりました。予想PERは20.9~23.4倍です。

初値予想は「公開価格近辺で若干のプラスリターン」です。以下のレンジを想定しています。

3,000〜3,500円(仮条件の上限比+3.8%~+21.1%)

I-neはヘアケア製品、美容家電、化粧品及び健康食品関連のブランド及び製商品の開発・販売を展開しています。

監査法人は有限責任 あずさ監査法人で、本社所在地は大阪府大阪市北区中之島6-1-21五反田9階です。

I-neとは

「INNOVATION NEVER ENDS」の頭文字が社名の「I-ne」は、自社開発したブランド商品を国内外で販売しています。

  • 国内事業:卸売事業者を通じた小売店及び量販店運営事業者への卸売販売、インターネットを活用した日本国内の一般消費者への直接販売
  • 海外事業:インターネットを活用した海外の一般消費者への直接販売、並びに海外のインターネット販売事業者、販売代理事業者、美容専門店への卸売販売

主なブランド及び商品としては、BOTANIST 、SALONIA、skinvill、NICOLESS、CAROME.、CHILLOUT、DROASがあります。

従業員数256名、平均年齢は33.0歳、平均勤続年数は3.0年、平均年間給与は467.7万円です。


I-neのIPOの諸データ

I-neの業績推移

業績面では売上高は減収、経常利益・純利益は減益の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

I-neの業績推移

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第12期 第13期
決算年月 2018年12月 2019年12月
売上高 (百万円) 20,571 21,206
経常利益 (百万円) 273 649
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 162 464
包括利益 (百万円) 162 450
純資産額 (百万円) 1,305 1,775
総資産額 (百万円) 10,617 9,440
1株当たり純資産額 (円) 34.11 97.65
1株当たり当期純利益 (円) 12.55 58.27
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 (円)
自己資本比率 (%) 12.3 18.3
自己資本利益率 (%) 12.9 30.7
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △257 △853
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △130 △277
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △402 △1
現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 2,954 1,822
従業員数 (人) 234 240

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月ボックス相場が続いていましたが、高値レンジをブレイクしています。

このまま堅調な推移が続くとIPOにおいて追い風となり、反落して再び軟調な相場に回帰すれば向かい風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

I-neのIPOの規模は最大で約60.8億円であり、東証マザーズとしては大型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は1,713,600株、売出株式数は428,400株、オーバーアロットメント(OA)は321,300株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約30%とやや高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は20%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
YBO(株) 52.82%
大西 洋平 41.02%
SMBC事業開発3号投資事業有限責任組合 1.27%  
伊藤 翔哉 1.00%
今井 新 1.00%
杉元 将二 1.00%
藤岡 礼記 1.00%
橋本 恒平 0.36%
門河 充 0.07%
小松 悠 0.07%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

I-neの事業はヘアケア製品、美容家電、化粧品及び健康食品関連のブランド及び製商品の開発・販売ということで、IPOにおける業種の人気度は標準的です。

予想PERは20.9~23.4倍であり、類似企業と比較すると割安感があります。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
4452 花王 28.96 4.47 1.74%
4911 資生堂 赤字 5.35 0.65%
4918 アイビー化粧品 18.15 5.07 0.00%
4919 ミルボン 49.36 5.58 0.96%
4921 ファンケル 41.79 6.27 0.98%
4923 コタ 27.62 3.06 1.49%
4925 ハーバー研究所 15.94 1.33 0.95%
4926 シーボン 赤字 0.94 0.00%
4927 ポーラ・オルビスHD 58.21 2.44 4.16%
4928 ノエビアホールディングス 25.88 3.42 4.12%
4929 アジュバンコスメジャパン 33.85 1.88 2.46%
4931 新日本製薬 27.87 4.32 1.07%
6630 ヤーマン 50.43 5.73 0.26%
7806 MTG 赤字 1.53 0.00%

約60.8億円という上場規模は東証マザーズとしては大型です。上位株主にVCが名を連ねており、一部ロックアップがかかっていません。

東証マザーズの50億円以上の大型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • ロコガイド:+130.3%
  • SREホールディングス:-6.6%
  • ランサーズ:+15.3%
  • JTOWER:+63.8%
  • フリー:+25.0%
  • JMDC:+32.5%
  • メドレー:-2.3%
  • BASE:-6.9%
  • HPCシステムズ:-6.0%
  • ギフティ:+25.3%
  • ステムリム:-7.0%
  • ブシロード:+16.6%
  • 新日本製薬:+13.2%
  • Sansan:+5.8%
  • EduLab:+2.2%
  • ポート:-37.2%
  • 自律制御システム研究所:-16.8%
  • SBIインシュアランスグループ:±0%
  • MTG:+21.6%
  • メルカリ:+66.7%
  • ラクスル:+9.7%
  • SOU:+24.2%
  • 神戸天然物化学:+56.6%
  • HANATOUR JAPAN:+10.0%
  • ウェルビー:+28.1%
  • MS&Consulting:-2.3%
  • PKSHA Technology:+128.3%
  • ビーグリー:+0.1%
  • アイモバイル:-6.8%
  • ベイカレント・コンサルティング:-6.5%
  • アカツキ:-8.0%
  • ビジョン:+10.7%
  • グリーンペプタイド:-8.0%
  • メタップス:-7.9%
  • イトクロ:+4.1%
  • ヘリオス:+22.5%
  • Gunosy:±0%
  • サンバイオ:-14.5%
  • Aiming:+12.2%
  • ファーストブラザーズ:+2.5%
  • イーレックス:+11.2%
  • リボミック:-20.4%
  • VOYAGE GROUP:+40.0%
  • CYBERDYNE:+130.0%
  • アキュセラ・インク:+27.8%
  • シグマクシス:+0.3%
  • オンコリスバイオファーマ:+34.6%
  • じげん:+191.7%
  • ペプチドリーム:+216.0%
  • UMNファーマ:-8.0%
  • ライフネット生命:-7.0%
  • ダブル・スコープ:-8.0%
  • テラプローブ:-7.5%
  • エフオーアイ:-9.4%
  • グリー:+51.5%
  • カービュー:+5.5%
  • ユー・エス・ジェイ:-4.9%
  • ゲームオン:-8.0%
  • GCA:+28.1%
  • ミクシィ:+90.3%

東証マザーズの大型IPOは、メルカリ・CYBERDYNE・ミクシィのようなテーマ性がある銘柄か、相場の時流に適した銘柄、バイオ旋風が吹き荒れている時のバイオ銘柄以外は、公募割れも目立っています。

以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺で若干のプラスリターン」です。


主幹事はSMBC日興証券です。その他は、SBI証券、みずほ証券、大和証券、楽天証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、マネックス証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
SMBC日興証券 1,810,100 84.51%
SBI証券 107,100 5.00%
みずほ証券 107,100 5.00%
大和証券 42,800 2.00%
楽天証券 42,800 2.00%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 21,400 1.00%
マネックス証券 10,700 0.50%

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野村證券

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<投資スタンス>
中立
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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