上場!シキノハイテック(4885)のIPOの初値予想

更新日: IPO

シキノハイテック

シキノハイテック(4885)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2021年3月8日(月)~3月12日(金)、上場日は2021年3月24日(水)です。

新規上場する市場は東証JASDAQスタンダードで、想定価格は390円(1単元3.9万円)です。仮条件は 2021年3月4日(木)、公募価格は2021年3月15日(月)に決定。

シキノハイテックは半導体に関連する事業分野について設計・生産・販売・サービス活動を展開し、自社にて製造及び販売の一貫体制を整えています。

監査法人は有限責任 あずさ監査法人で、本社所在地は富山県魚津市吉島829番地です。

シキノハイテックとは

シキノハイテックは魚津工場において、電子機器製品や半導体検査装置、画像処理システム、カメラモジュール製品などを生産しています。

また、魚津工場、大阪デザインセンター、東京デザインセンター、九州事業所及び福岡デザインセンターの各拠点では設計業務を行っています。

従業員数は340名、平均年齢は39.5歳、平均勤続年数は7.0年、平均年間給与は427.3万円です。

電子システム事業

電子システム事業では、半導体製造工場で使用される検査関連機器及び装置を扱っています。

半導体検査業務は顧客企業の製品に必要な工程であり、特に車載向けの顧客製品では、同工程は重要な検査工程です。

シキノハイテックは半導体検査工程のうち、主に車載用半導体部品に検査実施が要求されるバーンイン装置とバーンインボード及び周辺機器や治具の開発・製造を行っています。

また、半導体周辺機器開発により培われた技術で、産業顧客の製品生産工程における検査ボードや専用計測器、更には各種電子機器の開発・設計・製造を行っています。

マイクロエレクトロニクス事業

マイクロエレクトロニクス事業では、半導体のLSI設計(アナログ・デジタル)及びIPコアの開発などを行っています。

LSI設計アナログ系では、回路設計、レイアウト設計、特性評価から、テスト部門との連携によるLSIテストプログラム作成までの一貫設計体制を構築しています。

また、設計技術者の人材派遣を実施。特に、高速I/F及び電源ICの設計技術で設計・評価技術を確立しています。

さらにシキノハイテックはLSI設計デジタル系において、画像処理及び高速I/Fをメインに設計しています。

開発したLSIの主な用途としては、デジタル情報家電(携帯電話、DVD、デジタルカメラ、液晶テレビなど)及び車載機器関連(カーナビゲーションなど)となっています。

ASIC開発で培った画像処理技術をベースに、オリジナルIPコアの開発を行っており、豊富な実績を誇るIPコアのライセンスから周辺回路設計やカスタマイズまで対応可能です。

製品開発事業

画像技術を活用した産業用組込カメラ、画像処理カメラの開発・製造及びシステムの開発を行っています。

複雑な画像処理をカメラ単体で実現可能としており、画像検査や計測、各種認識処理等、様々な用途に幅広く活用できます。

専用クリーンルームを完備した国内自社工場での一貫生産による、高信頼性と中長期にわたる安定供給を実現しています。

シキノハイテックはシステム開発事業において、主に画像処理システムを開発しています。

カメラを中心としたソフト開発を行っており、組み込みカメラシステム分野での技術力が強みとなっています。

シキノハイテックのIPOの諸データ

シキノハイテックの業績推移

業績面では売上高は右肩上がりの傾向となっています。純利益・経常利益は減益の年度も目立っています。

シキノハイテックの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次第44期第45期第46期第47期第48期
決算年月2016年3月2017年3月2018年3月2019年3月2020年3月
売上高(千円)4,073,0194,952,4165,272,4274,678,1404,531,640
経常利益(千円)18,054252,883402,444169,821235,270
当期純利益(千円)△120,994△529,355527,730120,833113,914
資本金(千円)150,311150,311170,311170,311170,311
発行済株式総数(株)280,000280,000300,000300,000300,000
純資産額(千円)425,747△137,338454,007557,565677,300
総資産額(千円)3,081,0963,469,7283,267,7123,266,5273,208,634
BPS(円)1,520.53△490.491,513.36185.86225.77
1株配当(円)
EPS(円)△432.12△1,890.561,872.2940.2837.97
自己資本比率(%)13.82△3.9613.8917.0721.11
自己資本利益率(%)333.323.8918.45
配当性向(%)
営業CF(千円)90,789309,157
投資CF(千円)△60,695△55,807
財務CF(千円)△77,135△234,641
現金等(千円)165,098185,049
従業員数(名)306313321325334

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

JASDAQ指数は美しい右肩上がりの傾向となっています。このまま堅調な推移が続くとIPOにおいて追い風となり、反落して再び軟調な相場に回帰すれば向かい風となります。

ジャスダックインデックスのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

シキノハイテックのIPOの規模は最大で約5.5億円であり、JASDAQスタンダードとしても小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は1,150,000株、売出株式数は80,000株、オーバーアロットメント(OA)は177,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約34%とやや高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は7%です。

株主名保有割合ロックアップ
塚田隆12.76%
シキノハイテック従業員持株会10.80%
浜田満広6.83%
名古屋中小企業投資育成(株)6.57%
ほくほくキャピタル(株)4.58%
岸和彦4.55%
宮本和子4.49%
志貴野メッキ(株)4.46%
広田文男3.56%
宮本幸男
同率保有者1名
3.53%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

シキノハイテックの事業は半導体に関連する事業分野での設計・生産・販売・サービス活動ということで、IPOにおける業種の人気度は高くありません。

約5.5億円という上場規模はJASDAQスタンダードとしても小型です。上位株主にVCがなく、万遍なくロックアップがかかっています。

JASDAQスタンダードの5億~10億円の小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • グローバルインフォメーション:+113.2%
  • ジオコード:+142.0%
  • アースインフィニティ:+428.4%
  • まぐまぐ:+319.8%
  • ゼネテック:-4.7%
  • アミファ:+37.9%
  • あさくま:+46.7%
  • エヌ・シー・エヌ:+51.8%
  • 田中建設工業:+7.1%
  • ツクイスタッフ:+53.2%
  • グッドライフカンパニー:+21.9%
  • アクセスグループ・ホールディングス:+161.2%
  • ディ・アイ・システム:+157.8%
  • ブロードバンドセキュリティ:+166.8%
  • マリオン:+59.7%
  • 香陵住販:+15.9%
  • SIG:+133.3%
  • エヌリンクス:+108.8%
  • アズ企画設計:+117.8%
  • トレードワークス:+518.2%
  • シー・エス・ランバー:+84.1%
  • ニーズウェル:+130.5%
  • SYSホールディングス:+116.0%
  • ディーエムソリューションズ:+184.0%
  • No.1:+120.4%
  • 安江工務店:+4.0%
  • 日本モーゲージサービス:+39.8%
  • ノムラシステムコーポレーション:+51.0%
  • デュアルタップ:+127.0%
  • 富士ソフトサービスビューロ:+13.5%
  • プロパティエージェント:+115.0%
  • ナガオカ:+40.6%
  • デジタル・インフォメーション・テクノロジー:+246.2%
  • スマートバリュー:+344.9%
  • 三機サービス:+37.1%
  • エムケイシステム:+332.0%
  • 今村証券:+27.4%
  • マークラインズ:+77.3%
  • 東武住販:+12.0%
  • 白鳩:+46.2%
  • サイバーリンクス:+172.9%

以上を総合考慮して、市況の暗転がないことを前提として、初値予想は大幅なプラスリターンです。


主幹事はみずほ証券です。その他は、野村證券、大和証券、SMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券で申し込めます。

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<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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