上場!まぐまぐ(4059)のIPOの初値予想

更新日: IPO

まぐまぐ

まぐまぐ(4059)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2020年9月7日(月)~9月11日(金)、上場日は2020年9月24日(木)です。

新規上場する市場は東証JASDAQスタンダードで、想定価格は790円(1単元7.9万円)です。公募価格は2020年9月14日(月)に決定。

仮条件は730円~810円と上限が上振れました。予想PERは21.0~23.3倍です。

初値予想は大幅なプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

1,700〜2,500円(仮条件の上限比+109.9%~+208.6%)

まぐまぐはメールマガジン配信プラットフォームを中心とした「プラットフォーム事業」、メディア広告事業、イベントの企画運営を展開しています。

監査法人は三優監査法人で、本社所在地は東京都品川区西五反田3-12-14 西五反田プレイス8階です。

まぐまぐとは

まぐまぐは、「伝えたいことを、知りたい人に。」というビジョンのもと、ユーザーひとりひとりにとって価値のある最適なコンテンツを継続的に届けることを使命としています。

まぐまぐは、人によっては価値を感じられない情報でも、世界の誰かにとっては大切な情報がまだ眠っていると考えています。

そして、大切な情報を伝えたいと考える人の思いを掘り起こし、知りたいと考える人に素早く・確実につなげるプラットフォームの運営を目指しています。

具体的な事業展開としては、主に4つの業務を展開しています。

  • メールマガジン配信プラットフォーム、ライブ配信サービス「まぐまぐ!Live」、記事購入サービス「mine」を中心とした「プラットフォーム事業」
  • 4つのメディアから構成される「メディア広告事業」
  • イベントを企画運営する「その他事業」 

具体的なメディアとしては、MAG2 NEWS(まぐまぐニュース)、 MONEY VOICE(マネーボイス)、TRiP EDiTOR(トリップエディター) 、by them(バイゼム)を運営しています。

基幹サービスは、クリエイターが、「まぐまぐ!」のプラットフォームを利用することで有料のメルマガの配信を行える「有料メルマガサービス」です。

クリエイターの有料メルマガセールスページに訪れた読者がメルマガを購読すると、メルマガ購読のサービス対価として毎月継続的に購読料が課金されます。

当該購読料をクリエイターと分配することで、まぐまぐは収益を得ています。

まぐまぐはプラットフォーマーとして、メルマガの販売支援やクリエイターの活動の支援、クリエイター同士の交流支援等を実施しています。

また、クリエイターは「まぐまぐ!」のプラットフォームを利用するにあたり、イニシャルコストがかかることはありません。

また、ランニングコスト(年会費、決済手数料、システム運営費、回線使用料、人件費など)もまぐまぐで全て負担することから、クリエイターがメルマガ発行にあたりコストを負担することはありません

他にも、まぐまぐが運営するWebメディアに記事を掲載することにより有料メルマガへの送客が可能となるなど、読者増加のためにまぐまぐが構築したサポート体制を利用することができます。

以上のことから、クリエイターの活動の中でより効果的かつ効率的に届けたい情報の配信が可能となります。

まぐまぐのメルマガサービスは、毎日平均約1,000万通のメール送信を10年以上実施しており、大量配信を安定かつ継続的に行っています。

また、クリエイターへのサポートを行うノウハウが蓄積されていること等から、新たなクリエイターにとって参入障壁が比較的低く、年々順調にクリエイター数を拡大してきました。

有料メルマガの発行数も2020年7月末現在で約1,000誌となり、まぐまぐの基幹サービスに成長しています 。

従業員数は32名、平均年齢は35.4歳、平均勤続年数は3.0年、平均年間給与は528.8万円です。

まぐまぐのIPOの諸データ

まぐまぐの業績推移

業績面では売上高・純利益はボックスでの推移となっています。経常利益は減益の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向です。

まぐまぐの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次第16期第17期第18期第19期第20期第21期
決算年月2014年11月2015年11月2016年9月2017年9月2018年9月2019年9月
売上高(千円)630,780529,997433,157572,345624,902713,772
経常利益(千円)36,086△11,8486,45742,182181,495206,037
当期純利益(千円)31,694△193,3158,65327,546192,714146,068
資本金(千円)100,000100,000100,000100,000100,000100,000
発行済株式総数(株)110,000110,000110,000110,000110,000110,000
純資産額(千円)588,074394,759403,412430,958623,673769,742
総資産額(千円)851,622566,550551,014583,563819,424975,499
BPS(円)5,346.133,588.723,667.383,917.81283.49349.88
1株配当(円)
EPS(円)335.32△1,757.4178.66250.4287.666.39
自己資本比率(%)69.0569.6873.2173.8576.1178.91
自己資本利益率(%)7.092.176.636.5520.97
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業CF(千円)301,979217,371
投資CF(千円)△18,100△45,511
財務CF(千円)
現金等(千円)580,532752,392
従業員数(名)201824212431

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

JASDAQ指数はここ数ヶ月はボックス相場となっており、現在はボックスの上限レンジをブレイクするか否かの分水嶺となっています。

高値ブレイクして堅調な推移が続くとIPOにおいて追い風となり、反落して再び軟調な相場に回帰すれば向かい風となります。

追い風となり、反落して再び軟調な相場に回帰すれば向かい風となります。

ジャスダックインデックスのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

まぐまぐのIPOの規模は最大で約5.4億円であり、JASDAQスタンダードとしても小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は530,000株、売出株式数は120,000株、オーバーアロットメント(OA)は30,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約25%と標準的です。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は19%です。

株主名保有割合ロックアップ
(株)エアトリ85.99%
松田 誉史2.87%
浅尾 直樹2.64%
山川 英治2.64%
小森 良介2.44%
加藤 正躬0.57% 
(株)アットウェア0.49%
市東 聡0.49%
堀江 大輔0.24% 
大森 慎一0.16%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

まぐまぐの事業はメールマガジン配信プラットフォームを中心とした「プラットフォーム事業」、メディア広告事業、イベントの企画運営ということで、IPOにおける業種の人気度はやや高めです。

新規性はないものの、ウィズコロナでも業績が好調な企業が多いインターネット関連銘柄です。

予想PERは21.0~23.3倍であり、類似企業と比較すると割安感があります。

コード銘柄名PERPBR配当利回り
2148アイティメディア64.519.140.44%
2454オールアバウト52.753.270.33%
4387ZUU343.2210.050.00%
6038イード23.351.280.00%
6180GMOメディア赤字1.270.00%
7047ポート19.564.810.00%

約5.4億円という上場規模はJASDAQスタンダードとしても小型です。上位株主にVCはいません。

JASDAQスタンダードの5億~10億円の小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • ゼネテック:-4.7%
  • アミファ:+37.9%
  • あさくま:+46.7%
  • エヌ・シー・エヌ:+51.8%
  • 田中建設工業:+7.1%
  • ツクイスタッフ:+53.2%
  • グッドライフカンパニー:+21.9%
  • アクセスグループ・ホールディングス:+161.2%
  • ディ・アイ・システム:+157.8%
  • ブロードバンドセキュリティ:+166.8%
  • マリオン:+59.7%
  • 香陵住販:+15.9%
  • SIG:+133.3%
  • エヌリンクス:+108.8%
  • アズ企画設計:+117.8%
  • トレードワークス:+518.2%
  • シー・エス・ランバー:+84.1%
  • ニーズウェル:+130.5%
  • SYSホールディングス:+116.0%
  • ディーエムソリューションズ:+184.0%
  • No.1:+120.4%
  • 安江工務店:+4.0%
  • 日本モーゲージサービス:+39.8%
  • ノムラシステムコーポレーション:+51.0%
  • デュアルタップ:+127.0%
  • 富士ソフトサービスビューロ:+13.5%
  • プロパティエージェント:+115.0%
  • ナガオカ:+40.6%
  • デジタル・インフォメーション・テクノロジー:+246.2%
  • スマートバリュー:+344.9%
  • 三機サービス:+37.1%
  • エムケイシステム:+332.0%
  • 今村証券:+27.4%
  • マークラインズ:+77.3%
  • 東武住販:+12.0%
  • 白鳩:+46.2%
  • サイバーリンクス:+172.9%

以上を総合考慮して、初値予想は大幅なプラスリターンです。


主幹事はSBI証券です。その他は、みずほ証券、SMBC日興証券、東海東京証券、エース証券、岩井コスモ証券、水戸証券、岡三証券、マネックス証券、エイチ・エス証券、極東証券で申し込めます。

証券会社名割当株式数割当比率
SBI証券552,30084.97%
みずほ証券26,0004.00%
SMBC日興証券26,0004.00%
東海東京証券13,0002.00%
エース証券6,5001.00%
岩井コスモ証券6,5001.00%
水戸証券6,5001.00%
岡三証券3,3000.51%
マネックス証券3,3000.51%
エイチ・エス証券3,3000.51%
極東証券3,3000.51%

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<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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