上場!ピアズ(7066)のIPOの初値予想

更新日: IPO

ピアズ

(7066)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2019年6月5日(水)~6月11日(火)、上場日は2019年6月20日(木)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は3,820円(1単元38.2万円)です。公募価格は6月12日(水)に決まります。

仮条件は3,220円~3,620円と窓を開けて下振れました。予想PERは20.0~22.4倍です。

初値予想はプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

4,300〜5,600円(仮条件の上限比+18.8%~+54.7%)

直前初値予想は以下の通りです。

5,000円(公開価格比+38.1%)

ピアズは電気通信事業者、販売代理店(キャリアショップや家電量販店等)、移動体通信端末メーカー等を中心に、コンサルティングや販売支援を展開しています。

監査法人は有限責任 あずさ監査法人です。本社所在地は東京都港区西新橋2-9-1 PMO西新橋5Fです。

ピアズとは

ピアズは「かかりつけのお医者さん」を事業コンセプトに、店舗責任者や販売スタッフへの直接的なトレーニング(OJT)を行うなどの店舗運営に係るコンサルティングや販売支援を行っています。

また、ピアズが培ってきたセールススキルや販売ノウハウを基に、店舗における業務効率の向上やエンドユーザー(消費者)への販売意欲の向上を目的とした動画コンテンツやアプリケーションなどのデジタルツールの作成・提供を行なっています。

また、両事業共通の基盤として、名刺のデータ化等をデータ統括部門「DSOC(Data Strategy & Operation Center)」が担っており、新技術の開発とデータ入力オペレーションの改善を追求し続けています。

ピアズの提供する「ピアズ」と「Eight」は、数多くの企業やビジネスパーソンが利用するサービスとなっています。

名刺管理という極めて基本的なビジネスニーズと、そこに蓄積されるデータや情報が土台となっていることから、他のサービスやデータベースとの連携可能性が高く、ビジネスにおけるプラットフォームになり得る要件を兼ね備えています。

従業員数は78名、平均年齢は31.5歳、平均勤続年数は3.71年、平均年間給与は497.8万円です。

コンサルティングサービス

ケータイショップ

販売代理店が運営するキャリアショップや家電量販店に対し、業界知見や販売経験を有するピアズコンサルタントが、各店舗において抱えている運営課題や販売課題に対するオリジナルの研修プログラムを提案し、アドバイザーとしての教育サポートを行っています。

具体的には、店舗スタッフに対する基礎的な研修から、店舗責任者に対する店舗スタッフの採用や育成といったマネジメント、並びに店舗運営のオペレーションに関する課題抽出及び解決策の提案まで幅広くサポートを行います。

また、端末メーカーにおいては、その依頼を受けて販売代理店の店舗スタッフに対して商材の知識や販売スキルの説明を行っています。

これらのコンサルティングサービスを提供する中で、販売代理店の店舗スタッフに対して直接的なトレーニング(OJT)を行うほか、ピアズ従業員がエンドユーザー(消費者)に対して直接接客を行うこともあります。

ピアズがこれらのコンサルティングサービスを行うことで、販売代理店は直接的な収益改善につながるというメリットがあります。

また、通信キャリアや端末メーカーは、エンドユーザー(消費者)との重要な接点である販売代理店において、商材やサービス等の普及や促進を図ることで自身のブランディングを高めることができます。

更に、ピアズと同じ立ち位置で、販売代理店に対して支援やサポートを行う機能を通信キャリア自身でも有しています。

したがって、そこに所属している「ルート営業」と呼ばれる通信キャリアの担当者に対して、ピアズのノウハウやナレッジを提供することで販売代理店育成のサポートを手がけています。

さらに、これらの販売現場の抱えている課題及びエンドユーザー(消費者)からの商材やサービスに対する評価・評判などの生の声を集約・分析し、通信キャリア又は端末メーカーへフィードバックを実施。

今後の販売戦略立案及び商品のブランディング開発に活かしてもらえるようなアドバイス並びに提案も行っています。

具体的には、オムニチャネル(実販売店舗とコールセンターやECサイトの情報管理を一元化し、販売機会の創出を行う販売戦略)の構築ニーズに対して、運営サポートを手がけています。

人財ソリューションサービス

ピアズは、企業との間の業務委託契約に基づき、販売代理店が運営するキャリアショップや家電量販店におけるセールスプロモーション(携帯端末の販売台数増加、及びサービス契約数の増加等の販売促進活動)への人材派遣ニーズに対応しています。

そのために、主として協力会社を活用しながらもピアズが移動体通信機器の販売の現場に携わってきた経験から培ってきたノウハウを基に、販売現場での販売促進やプロモーションイベント開催における業務を請け負っています。

また、一時的な人材リソースへのニーズだけでなく、業界全体の慢性的な人材不足の課題に対する新たな雇用創出サービスとして、外国人人材の教育支援・派遣サービスも手がけています。

これは国内在住の外国人求職者に対して、労働者派遣事業及び有料職業紹介事業の許可を持つ事業者のみ行うことができる有料職業紹介を予定して行う労働者派遣です。

業界知識や商品・サービス知識の習得支援を行い、採用を希望している販売代理店へ紹介予定派遣を行っています。

ITソリューションサービス

通信キャリアの提供する商材やサービスの多様化に対応し、ピアズのコンサルタントが有するセールススキルやノウハウを動画コンテンツやアプリケーションとして提供しています。

これによって、全国から要請のある研修ニーズ及び課題解決の相談にリアルタイムに対応しています。

具体的には、販売代理店における店舗スタッフの知識向上等のためにピアズの研修プログラムをEラーニングにより動画で提供しています。

また、業務効率の向上等を目的として複雑化する通信料金プランの見積りを分かりやすく可視化するためのアプリケーションを開発する等、店頭オペレーションのIT化を行っています。


ピアズのIPOの諸データ

新規発行による手取金の使途については、以下に充当する予定です。

  • コンサルティング事業の強化・拡充を目的とした新たなシステム開発費用として270,000千円(2019年9月期:20,000千円、2020年9月期:100,000千円、2021年9月期:150,000千円)
  • 業務効率化を目的とした基幹情報システム開発費用として250,000千円(2020年9月期:200,000千円、2021年9月期:50,000千円)
  • 従業員の増加に伴う本社のオフィス移転費用として2020年9月期に70,000千円
  • 事業の拡大に伴う人材確保に係る人件費及び採用費として126,900千円(2020年9月期:70,000千円、2021年9月期:56,900千円)

ピアズの業績推移

業績面では売上高は減収、経常利益・純利益は減益の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

ピアズの業績推移

営業キャッシュフローは純利益を上回っています。

前期の自己資本利益率(ROE)は37.6%であり、自己資本比率は65.3%です。主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次第13期第14期第15期第16期第17期
決算年月2015年3月2015年9月2016年9月2017年9月2018年9月
売上高(千円)663,272383,5221,452,7371,873,5791,994,606
経常利益(千円)78,48051,948183,635303,022413,955
当期純利益(千円)49,05028,546129,053203,077266,272
資本金(千円)30,00035,00060,00060,00080,000
発行済株式総数(株)44,00045,60061,60061,60065,600
純資産額(千円)139,202172,748349,819554,146860,756
総資産額(千円)465,176460,129855,6111,035,5511,318,095
BPS(円)3,1643,7885,679299.86437.28
配当(円)
EPS(円)1,1406492,590109.89140.59
自己資本比率(%)29.937.540.953.565.3
自己資本利益率(%)44.718.349.444.937.6
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業CF(千円)284,09446,082
投資CF(千円)112,257△21,429
財務CF(千円)△55,55277,246
現金等(千円)614,333716,592
従業員数(人)3844536976

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は2016年2月以降は長らく上昇トレンドが続き、2006年の高値を目指して爆進中となっていましたが、2018年1月下旬をピークとして下降トレンドが続いていました。

ここ数ヶ月はボックスでの推移となっており、下降トレンドになったら向かい風となり、底打ちして堅調な相場に回帰すれば、IPOにおいて追い風となります。

東証マザーズのチャート(2019年2月19日~2019年5月17日)
(※マネックス証券より)

上場規模

ピアズのIPOの規模は最大で約17.0億円であり、東証マザーズとしてはかなりの大型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は207,000株、売出株式数は179,500株、オーバーアロットメント(OA)は57,900株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約20%とやや低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は46%です。

貸株人かつ売出人である桑野隆司、売出人である吉井雅己、井之坂亮之、二階堂京介、堂前晋平及び立石公彦、役員である植村亮仁及び佐々拓也並びに株主である株式会社3-SHINE、株式会社コスモヒューマンズ及び株式会社エム・エムには、原則として180日間のロックアップがかかっています。株価上昇による解除条項はありません。

売出人である大澤智代、株主である坂元亮太、臼井順一、若松正樹、吉井春菜、竹之内洋治、大島圭太郎、金堂孔輔、矢田雄大、森美穂子、金井遊、村山舞及び竹岡由理並びに新株予約権者である小沼亮、森岡真生、原田亮及び倉本武には、原則として90日間のロックアップがかかっています。株価上昇による解除条項はありません。

株主である株式会社イメージワークスには、原則として90日間のロックアップがかかっています。ロックアップは1.5倍で解除されます。

株主名保有割合ロックアップ
(株)3-SHINE54.71%
桑野隆司13.88%
吉井雅己2.74%
井之坂亮之2.74%
二階堂京介2.74%
堂前晋平2.05%
立石公彦1.78%
植村亮仁 1.44%
細木祐孝1.44% 
(株)コスモヒューマンズ1.37%
(株)エム・エム1.37%
(株)イメージワークス1.37%

初値予想

ピアズの事業は販売代理店(キャリアショップや家電量販店等)、移動体通信端末メーカー等を中心に、コンサルティングや販売支援ということで、IPOにおける業種の人気度は標準的です。

予想PERは20.0~22.4倍であり、類似企業と比較すると割高感があります。ただし、PERは成長性で大きく揺れ動きます。

コード銘柄名PERPBR配当利回り
2462ライク16.402.871.97%
4433ヒト・コミュニケーションズHD18.320.001.09%
6089ウィルグループ10.042.872.02%

約17.0億円という上場規模は東証マザーズとしては中型です。

上位株主にVCが名を連ねているものの、万遍なくロックアップがかかっています。

東証マザーズの15億~25億円の中型IPOの初値結果は以下のとおりです。

  • トビラシステムズ:+125.8%
  • NATTY SWANKY:+20.2%
  • 日本ホスピスホールディングス:+46.6%
  • ギークス:+50.3%
  • カオナビ:+100.5%
  • サーバーワークス:+276.6%
  • フロンティアインターナショナル:+12.7%
  • スマレジ:+135.4%
  • テクノスデータサイエンス・エンジニアリング:+98.4%
  • リーガル不動産:+42.9%
  • ギフト:+77.5%
  • イーソル:+138.1%
  • CRGホールディングス:+63.6%
  • and factory:+56.0%
  • GA technologies:+130.3%
  • キャンディル:+52.5%
  • ライトアップ:+32.1%
  • アイペット損害保険:+57.9%
  • RPAホールディングス:+207.7%
  • フェイスネットワーク:+128.6%
  • ジーニー:+98.1%
  • SKIYAKI:+147.1%
  • シルバーライフ:+85.2%
  • ロードスターキャピタル:+37.4%
  • シェアリングテクノロジー:+86.9%
  • GameWith:+133.9%
  • オロ:+129.5%
  • ジャパンエレベーターサービスHD:+61.8%
  • イントラスト:+35.6%
  • スタジオアタオ:+25.7%
  • ユーザーベース:+15.9%
  • シンクロ・フード:+41.4%
  • 串カツ田中:+13.5%
  • デファクトスタンダード:+41.1%
  • ベガコーポレーション:+25.0%
  • エボラブルアジア:+48.3%
  • LITALICO:+88.0%
  • フィット:-7.9%
  • ソネット・メディア・ネットワークス:+139.1%
  • マイネット:+19.3%
  • ダブルスタンダード:+128.8%
  • インベスターズクラウド:+93.3%
  • AppBank:+45.8%
  • デザインワン・ジャパン:+50.9%
  • リンクバル:+27.9%
  • モバイルファクトリー:+99.4%
  • イード:+46.4%
  • KeePer技研:+49.1%
  • インターワークス:+16.7%
  • クラウドワークス:+73.2%
  • GMOTECH:+135.2%
  • 弁護士ドットコム:+215.4%

以上を総合考慮して、初値予想はプラスリターンです。


主幹事はSMBC日興証券です。その他は、大和証券、東海東京証券、SBI証券、岩井コスモ証券、楽天証券で申し込めます。

証券会社名割当株式数割当比率
SMBC日興証券348,30090.12%
大和証券11,5002.98%
みずほ証券9,6002.48%
東海東京証券5,7001.47%
SBI証券3,8000.98%
岩井コスモ証券3,8000.98%
楽天証券1,9000.49%
極東証券1,9000.49%

ピアズのIPOの当選のコツについては、以下で徹底解説しています。

株には「IPO」という制度があります。新規上場株式を購入することができます。人気銘柄は抽選となり、なかなか当選しづらいのがデメリ...

SBI証券が幹事団に入っているので、着実にSBIチャレンジポイントを貯めましょう。

参考まだ安全資産は定期預金と国債だけなの?IPOチャレンジポイントで確実にS級IPOをゲットできる

SBI証券でIPOの引受け部門で活動していたプロにインタビューして、貴重なお話を聞きました。以下にまとめています。

日本の幾多のネット証券の中で、ここ最近では、SBI証券は唯一、IPOで主幹事証券を担ってきた証券会社です。また、幹事証券としての引...

SBI証券は当サイト限定でお得なタイアップ・プログラムを実施しています。なんと口座開設だけで3,000円分のAmazonギフト券がプレゼントされます。口座開設・維持は無料です。

楽天証券も幹事団に名を連ねています。

楽天証券という楽天グループのネット証券があります。日本の大手ネット証券の一角であり、大人気で存在感がある証券会社です。業界最...

SMBC日興証券のネット口座は小口個人投資家でもIPOが当選することがあります。口座開設をおすすめします。

SMBC日興証券という大手証券会社がありますね。SMBC日興証券はインターネット口座もあります。「ダイレクトコース」という名前です。...
日本を代表する大手証券の一角がSMBC日興証券です。約100年の歴史があり、大正・昭和・平成と時を紡いできました。対面での総合コ...

岩井コスモ証券は、ネット抽選分は小口個人投資家に嬉しい完全公平抽選となっています。

100年以上の歴史を誇る老舗総合証券の一つが岩井コスモ証券です。対面口座だけではなく、ネット専用口座もあります。IPOの取り扱い数...

東海東京証券は小口個人投資家には嬉しい完全抽選がある証券会社です。

東海東京証券という準大手証券会社がありますね。東海東京証券はインターネット口座もあります。店頭口座はハードルが高いという方に...

今回は幹事団に入っていませんが、野村證券はIPOの取り扱いが多いのがメリットです。小口個人ですと当たりづらいですけれども、ポチポチ作業を許容できる場合は候補です。

郵政3社、JR九州などの大型株に関しては意外な程に当たりやすいです。

野村證券

マネックス証券は完全抽選で小口個人投資家でも当選する可能性がある証券会社です。

日本の大手ネット証券の一角がマネックス証券です。1999年創業以来、次々と先進的なサービスを提供してきており、日本初のサービスを...

株・投資信託ならネット証券のマネックス

むさし証券もIPOのサービスを提供しています。インターネット口座は売却手数料がリーズナブルです。

むさし証券という証券会社があります。対面口座とネット口座があり、ネット口座のトレジャーネットは、安価な手数料と金利に定評のあ...

ライブスター証券でもIPOの取扱いを開始しています。委託幹事に名を連ねる可能性があります。

ライブスター証券との限定タイアップキャンペーン

ライブスター証券は当サイトと限定タイアップキャンペーンを行なっています。証券総合口座の新規口座開設だけで特別に2,000円がプレゼントされます。信用取引口座の開設は不要です。

現物取引手数料が2ヶ月間も無料で取引でき、更に当サイト限定で、口座開設だけで2,000円のプレゼントもあります!

当サイト限定!ライブスター証券の口座開設で2,000円プレゼント

岡三オンライン証券でも取扱いの可能性があります。

岡三証券グループにはネット証券「岡三オンライン証券」があります。使い勝手がよくて投資に役立つツールに定評のあるネット証券です...

岡三オンライン証券は、当サイト限定タイアップでお得な入会キャンペーンを行なっています。口座開設と1回以上の取引だけで3,500円+特別レポートがプレゼントされます。

ネット証券のキャンペーンとしては破格の内容でおすすめです。まだ口座をお持ちでない方は、ぜひこの機会に開設してみてはいかがでしょうか。

岡三オンライン証券

松井証券も委託幹事団に名を連ねる可能性があります。

日本を代表する大手ネット証券の一角が松井証券です。約100年の歴史があり、大正・昭和・平成と時を紡いできました。日本初のボックス...

<投資スタンス>
やや強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券で申込、対面証券では原則申込(回数制限やS級狙いで回避することも)
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避、対面証券はバーター取引ならOK(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避

過去のIPO初値予想の履歴

  • この記事を書いた人

まつのすけ

14年に渡ってクレカ・電子マネー等のキャッシュレス決済を探求。日本のキャッシュレス化に貢献することが目標です。55枚のクレジットカードを保有し、支払年会費の総額は113万円。実生活において徹底的に活用した経験を活かして、記事を執筆しております。

-IPO

Copyright© The Goal , 2019 All Rights Reserved.