新規上場!イードのIPOの初値予想

更新日: IPO

イード

イード(6038)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は3月6日(金)~3月12日(木)、上場日は3月24日(火)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,400円(1単元14万円)です。

イードは、顧客に対してマーケティングサービスとデータ・コンテンツを提供する「コンテンツマーケティングプラットフォーム事業(以下CMP事業)」及び顧客に対してリサーチソリューションとECソリューションを提供する「コンテンツマーケティングソリューション事業(以下CMS事業)」を行っています。

監査法人は有限責任監査法人トーマツです。所在地は東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル28階です。米国法人のInterface in Design, Inc. / InterfaceASIA(21221 S. Western Avenue, Suite 170, Torrance, CA 90501, USA)も有しています。

イードのIPO

イードとは

イードは、「iid-CMP」という共通プラットフォームにて、CMP事業のWebメディア、コンテンツを運営しています。

「iid-CMP」は平成21年8月にWebメディアのコンテンツマネジメントシステムとして稼動を開始しました。その後M&A、新規事業開発等により新たに増えたWebメディア、コンテンツを「iid-CMP」上に搭載していくことで、共通のプラットフォームとして機能を充実させてきました。

「iid-CMP」の特徴は、(1)集客機能、(2)ローコストオペレーションノウハウ、(3)データベースへの蓄積、(4)コンテンツマネジメント機能です。

また、イードは、新しいWebメディア、コンテンツを自社で開発をすると共にM&Aによって事業取得しています。CMP事業の全運営Webメディア、コンテンツの月平均ページビュー(PV)数は107,468千PVとなり、ユニークユーザー(UU)数は24,782千UUとなっております(平成26年7月から平成27年1月までの7ヶ月間平均値)。

従業員数は125名、平均年齢は35.9歳、平均勤続年数は5.8年、平均給与は500.0万円です。

CMP事業

平成27年1月末時点で34個のWebメディア、コンテンツを運営しており、各メディアジャンルに特化した情報(ニュース記事)及びコンテンツを、インターネットを通じて提供しています。また、パズルジャンルに特化した8つの雑誌を発行しています。

Webメディア、コンテンツ数の増加に伴い、平均PV数/UU数も増加しています。運営Webメディアの中でも、PV数上位の主要なWebメディアは以下のとおりです (PV数、UU数は平成27年1月の月間数)。

メディア名PVUU概要
レスポンス54,637千6,623千自動車をはじめモビリティの情報を専門に扱うニュースサイトです。製品情報から業界動向、三面記事まで、国内外を問わず幅広いニュースを提供しています。
RBB TODAY17,049千5,970千「ブロードバンド」をキーワードにニュース配信を行う総合IT情報配信サイトです。技術者やビジネスマンに向けた業界動向のほか、一般の利用者向けの情報も提供しています。
インサイド7,992千2,455千ゲーム情報を幅広くカバーするゲームニュース情報サイトです。家庭用ゲーム機からオンラインゲーム、スマートフォン用ゲームまで対象としており、ゲームユーザー向けにコミュニティも運営しています。

CMP事業は、ターゲティングされたユーザーに向けたマーケティング活動を行っている顧客企業に対して、様々なマーケティングサービスを提供しています。

イードの主なインターネット広告は以下のとおりです。

  • パフォーマンス広告:PV数の増減に売上が依存する広告で、運用型広告、アフィリエイト広告、ネットワーク広告等を併せた広告
  • 純広告 :バナー広告、メール広告など
  • 提案型広告 :Webメディア側が顧客への提案によって制作する広告

また、各顧客企業に対して、各メディアのニュース記事提供、PCやスマートフォンの通信速度を測定する「RBBTODAY SPEED TEST」のシステム提供及びデータ販売、クルマの燃費を管理する「e燃費」のシステム提供及びデータ販売を行っています。

更に、顧客企業が保有するキャラクターのサブライセンスを受け、スマートフォンアプリ等の提供を通じキャラクターの認知拡大のサポートを行っています。

NTTdocomo、au、SoftBank公式サイト「プレイトイズ」において、スマートフォンユーザーのうちカルチャー感度の高い10代後半~20、30代の女性を集客し、主にかわいいキャラクターを使った “きせかえ”、“壁紙”、“アプリ” の販売を行っています。

CMS事業

CMS事業はリサーチソリューションとECソリューションの2つのソリューションの提供で構成されています。

イードグループでは大規模な定量調査から生活者個人に対する定性調査まで提供することが可能です。また、高度なネットリサーチからリアルな行動観察まで、幅広いリサーチソリューションメニューで各顧客企業の要望にきめ細かく対応しております

リサーチソリューションリサーチ内容
マーケティングリサーチ顧客企業のマーケティングニーズに対する最適な調査・分析手法を提案すると共に、その企画・設計から実査・分析・提言にいたる各フェーズを、要望に応じてサポートしています。
デザイン関連リサーチ顧客企業のデザイン活動の各ステージにおける最適な方法を提案することで、顧客企業と市場ニーズのベストマッチング、さらには新しい市場(シーズ)の発見・開拓をサポートしています。
ユーザビリティ/人間中心設計企画・開発段階から人間中心設計(HCD)プロセスを導入して製品、サービス全体のユーザーエクスペリエンスの実現をトータルでサポートしています。
海外リサーチ欧米諸国は勿論、BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)、タイ・インドネシア・ベトナムといった東南アジア、中東地域等、全世界2,000万人以上の提携・協力パネルに対してのネット調査を実施可能としています。1カ国/地域での調査の他、複数国調査、多言語調査にも対応しており、海外でのリサーチを素早く、現地語で行うことができます。

ECソリューションでは、イードオリジナルのECシステムである「marbleASP」の提供を中心に事業を展開しています。

「marbleASP」はBtoC向けのECサイトを構築支援するシステムで、デザインの自由度、外部システムとの連携、スマートフォンなどのスマートデバイス対応など常に顧客企業のニーズに対応するよう機能を強化し、「ネットスーパー用システム」や「お歳暮/お中元用システム」として活用されています。

平成26年12月末時点において通常ECサイトで23サイト、ネットスーパー用システムに6サイト、お歳暮/お中元システムは500サイトに導入されています。

業績推移

業績面では、売上高は減収の年度がありますが、大局的には右肩上がりです。経常利益・純利益は美しい右肩上がりです。

営業キャッシュフローは一昨年度は純利益を若干下回っており、昨年度は上回っています。

平成26年6月期の自己資本利益率(ROE)は13.9%で、自己資本比率は68.1%です。

イードの業績推移

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は12月3日をピークに下降トレンドとなっています。踏みとどまれるか否かの重要なチャートポイントにいます。

東証マザーズのチャート(2014年11月18日~2015年2月18日)
(※マネックス証券より)

上場規模

イードのIPOの規模は最大で約15.3億円であり、東証マザーズとしては標準的です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公開比率は最大で23%と標準的です。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は約63%です。

売出人である宮川洋、工木大造及び須田亨には、原則として90日間のロックアップがかかっています。株価上昇による解除条項はありません。

売出人であり貸株人であるGlobis Fund Ⅲ,L.P.及びGlobis Fund Ⅲ(B),L.P.、売出人であるインスパイア・テクノロジー・イノベーション・ファンド投資事業有限責任組合、テクノロジーベンチャーズ2号投資事業有限責任組合、株主である株式会社三越伊勢丹ホールディングス、エキサイト株式会社、株式会社マイナビ、株式会社博報堂DYメディアパートナーズ、ドコモ・イノベーションファンド投資事業組合、電通デジタル投資事業有限責任組合及びみずほキャピタル株式会社には、原則として90日間のロックアップがかかっています。ロックアップは1.5倍で解除されます。

筆頭株主の状況は以下の通りです。上位株主にVCが名を連ねていますが、いずれもロックアップがかかっています。三越伊勢丹、Excite、マイナビ、博報堂といった実需筋もいます。

株主名比率ロックアップ
Globis Fund III, L.P.16.90%
(株)三越伊勢丹ホールディングス13.51%
エキサイト(株)13.24%
(株)マイナビ8.27%
インスパイア・テクノロジー・イノベーション・ファンド8.06%
(株)博報堂DYメディアパートナーズ4.98%
Globis Fund III (B), L.P.4.75%
宮川洋4.28%
工木大造4.26%
ドコモ・イノベーションファンド投資事業組合4.14%

まとめ

業種面ではWebメディアの運営、コンテンツマーケティング、リサーチソリューション、ECソリューションなどの東証マザーズネット企業であり、IPOにおける人気度は高いと思われます。

約15.3億円という上場規模も問題なく吸収できる範囲です。ただし、3社同時上場というIPOの過密日程はマイナスポイントです。

初値予想は大幅なプラスリターンです。

主幹事は野村證券です。その他は、SBI証券、マネックス証券、SMBC日興証券、大和証券、みずほ証券、岩井コスモ証券、藍澤證券、エース証券で申し込めます。

SBI証券が幹事に入っているので、着実にSBIチャレンジポイントを貯めましょう。

参考まだ安全資産は定期預金と国債だけなの?IPOチャレンジポイントで確実にS級IPOをゲットできる

マネックス証券も完全抽選で小口個人投資家でもIPOが当たるチャンスがある証券会社です。

<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

※過去1年間のIPO初値予想の履歴

銘柄名発表時BB直前結果
サイバーリンクス強気強気172.9%
日本BS放送中立中立6.6%
エンバイオ・ホールディングス強気強気126.0%
ダイキョーニシカワ中立中立12.4%
日立マクセルやや弱気やや弱気-4.8%
ジャパンディスプレイ中立中立-14.6%
ホットマンやや強気やや強気67.5%
みんなのウェディング強気強気27.1%
ディー・エル・イーやや強気やや強気101.0%
サイバーダイン強気強気130.0%
エスクロー・エージェント・ジャパンやや強気やや強気290.8%
トレックス・セミコンダクターやや弱気やや弱気-10.4%
丸和運輸機関中立中立-8.8%
ジョイフル本田中立中立-1.9%
フィックスターズ強気強気162.0%
白鳩強気強気46.2%
日本リート投資法人中立中立4.0%
西武ホールディングスやや弱気やや弱気0.0%
東武住販やや強気やや強気12.0%
インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人中立中立5.7%
ニュートン・フィナンシャル・コンサルティング中立中立-7.7%
ムゲンエステート中立中立10.0%
フリークアウト強気強気250.0%
ポバール興業中立中立6.6%
OATアグリオ中立中立-6.3%
メドピア強気強気131.3%
レアジョブ強気強気169.7%
VOYAGE GROUP強気強気40.0%
鳥貴族やや強気やや強気120.7%
イグニス強気強気342.1%
日本ビューホテルやや弱気やや弱気-2.3%
ジャパンインベストメントアドバイザーやや強気やや強気126.3%
ロックオン強気強気284.6%
リアルワールド強気強気79.8%
AMBITIONやや強気強気62.0%
ジェネレーションパス強気強気119.2%
リボミック中立やや強気-20.4%
FFRI強気強気176.5%
ホットランド中立中立-1.7%
ヤマシンフィルタ中立中立19.6%
すかいらーく中立中立0.0%
リクルートホールディングス中立中立2.3%
GMOリサーチ強気強気133.3%
セレス強気強気55.4%
オプティム強気強気260.0%
アルファポリス強気強気93.2%
エランやや強気やや強気70.3%
日本ヘルスケア投資法人やや強気やや強気48.1%
SHIFT強気強気361.5%
CRI・ミドルウェア強気強気462.5%
日本PCサービス中立やや強気67.7%
トーセイリート投資法人やや弱気中立11.6%
積水ハウス・リート投資法人やや強気やや強気22.7%
弁護士ドットコム強気強気215.4%
クラウドワークス強気強気73.2%
スノーピークやや強気やや強気134.3%
ビーロット強気強気422.4%
GMO TECH強気強気135.2%
テクノプロ・ホールディングス中立中立-5.0%
アトラやや強気やや強気77.4%
マークラインズ強気強気77.3%
メディカル・データ・ビジョン強気強気135.9%
U-NEXTやや強気中立31.7%
SFPダイニングやや弱気やや弱気-16.5%
今村証券中立中立27.4%
フルッタフルッタ強気やや強気51.5%
竹本容器中立中立2.0%
gumi中立中立0.0%
大冷やや弱気やや弱気-6.7%
アドベンチャー強気強気127.2%
メタウォーターやや弱気やや弱気-6.0%
サイジニア強気強気125.8%
インターワークスやや強気やや強気16.7%
イーレックス中立中立11.2%
データセクション強気強気73.1%
綿半ホールディングスやや弱気やや弱気6.3%
ヨシックス中立中立29.4%
東京ボード工業やや弱気やや弱気-8.0%
カヤック強気強気222.0%
エクストリーム強気強気296.4%
MRT強気強気309.4%
Keeper技研やや強気やや強気49.1%
ケネディクス商業リート投資法人中立やや強気13.3%
ファーストロジック強気強気52.5%
ファーストブラザーズやや弱気やや弱気2.5%
ホクリヨウ中立中立
シリコンスタジオやや強気やや強気
ALBERT強気強気
コラボス強気
ショーケース・ティービー強気
ヘルスケア&メディカル投資法人やや強気
ヒューマンウェブやや強気
  • この記事を書いた人

まつのすけ

14年に渡ってクレカ・電子マネー等のキャッシュレス決済を探求。日本のキャッシュレス化に貢献することが目標です。55枚のクレジットカードを保有し、支払年会費の総額は113万円。実生活において徹底的に活用した経験を活かして、記事を執筆しております。

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