上場!INCLUSIVE(7078)のIPOの初値予想

更新日: IPO

INCLUSIVE

INCLUSIVE(7078)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2019年12月4日(水)~12月10日(火)、上場日は2019年12月20日(金)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は2,290円(1単元22.9万円)です。公募価格は2019年12月11日(水)に決定。

仮条件は2,010~2,110円と窓を開けて下振れました。予想PERは21.4~22.5倍です。

初値予想はプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

2,500〜3,100円(仮条件の上限比+18.5%~+46.9%)

INCLUSIVEは、「必要なヒトに、必要なコトを。」を企業ビジョンとして、メディア企業や事業会社のインターネットサービスの拡大と収益化を支援する事業を展開しています。

監査法人は有限責任監査法人トーマツです。本社所在地は東京都港区南青山5-10-2第2九曜ビル3Fです。

INCLUSIVEとは

INCLUSIVEは、良質なコンテンツをターゲットユーザーに正しく届ける仕組みを構築し、企業とユーザーとのコミュニケーションの場となるインターネットサービスを運営支援するとともに、広告等による収益化支援サービスを提供しています。

提供するサービスを類型すると「メディアマネジメントサービス」、「広告運用サービス」、「プロモーション企画・PRサービス」、「エンジニアリングサービス」の4つのサービスに分類されます。

メディアマネジメントサービス メディア企業や事業会社が所有するインターネットメディアやサービスの企画、広告をはじめとした手法による収益化
サービス上で発信する情報の企画・制作等の運用支援
事業会社向けのコンテンツ制作やブランディングに関するコンサルティングサービス
広告運用サービス Contentmatic、Pacific SSPといった自社所有のアドネットワーク運用、ならびに事業会社に対するコンテンツマーケティング企画や、広告の運用支援
プロモーション企画・PRサービス 事業会社のプロモーション企画立案と実行支援、ならびにプロモーション商材を世間の興味・関心事として訴求する戦略PRサービスの提供
エンジニアリングサービス IoT機器やAI(ディープラーニング)を組み込んだシステム、サービスの開発から、メディア・EC等まで、幅広いアプリケーション・ウェブサービスの開発

従業員数は47名、平均年齢は28.8歳、平均勤続年数は2.4年、平均年間給与は441.5万円です。

INCLUSIVEのIPOの諸データ

INCLUSIVEの業績推移

業績面では売上高は減収、経常利益・純利益は減益の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

INCLUSIVEの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第11期 第12期
決算年月 2018年3月 2019年3月
売上高 (千円) 1,014,328 1,669,188
経常利益 (千円) △21,404 307,678
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) △35,852 154,127
包括利益 (千円) △35,852 154,127
純資産額 (千円) 442,337 596,464
総資産額 (千円) 686,702 930,642
1株当たり純資産額 (円) 205.1 276.56
d
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 (円)
自己資本比率 (%) 64.4 64.1
自己資本利益率 (%) 29.6
株価収益率 (倍)
営業活動によるキャッシュ・フロー (千円) △43,322 281,214
投資活動によるキャッシュ・フロー (千円) △8,801 △21,154
財務活動によるキャッシュ・フロー (千円) △18,624 △18,556
現金及び現金同等物の期末残高 (千円) 264,385 505,889
従業員数 (人) 69 74

提出会社の経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第8期 第9期 第10期 第11期 第12期
決算年月 2015年3月 2016年3月 2017年3月 2018年3月 2019年3月
売上高 (千円) 703,151 707,506 547,436 542,816 762,607
経常利益 (千円) 189,889 50,046 -50,004 -70,790 170,341
当期純利益 (千円) 135,685 32,960 -54,025 -70,879 42,821
資本金 (千円) 21,700 21,700 21,700 21,700 21,700
発行済株式総数 (株) 20,200 20,200 20,200 21,567 21,567
純資産額 (千円) 267,356 298,638 251,225 340,346 383,167
総資産額 (千円) 426,731 385,199 423,764 521,109 629,497
BPS (円) 13,235 14,784 12,470 157.81 177.66
1株配当 (円)
EPS (円) 6,668 1,632 -2,675 -33.04 19.85
自己資本比率 (%) 62.6 77.5 59.4 65.3 60.9
自己資本利益率 (%) 50 11 11.8
株価収益率 (倍)
配当性向 (%)
従業員数 (人) 45 55 41 44 45

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は2016年2月以降は長らく上昇トレンドが続き、2006年の高値を目指して爆進中となっていましたが、2018年1月下旬をピークとして下降トレンドが続いていました。

記事公開時点までの数ヶ月はボックストレンドとなっています。

軟調になると向かい風となり、底打ちして堅調な相場に回帰すれば、IPOにおいて追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

INCLUSIVEのIPOの規模は最大で約11.2億円であり、東証マザーズとしてはやや小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は200,000株、売出株式数は225,000株、オーバーアロットメント(OA)は63,700株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約21%とやや低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は約53%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
藤田誠 70.81%
アーキタイプ(株) 9.70%
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(株) 4.36%
安達真 4.20%
(株)カヤック 2.82%
大向一輝 0.99%
後藤健太郎 2.20%
(株)デルフィス 0.87%  
原直志 0.34%  
渡邊淳一 0.27%  

初値予想

INCLUSIVEの事業は、メディア企業や事業会社のインターネットサービスの拡大と収益化を支援する事業ということで、IPOにおける業種の人気度はやや高めです。

新規性はないものの、訴求力の高い東証マザーズネット企業の範疇に属しています。

予想PERは21.4~22.5倍と類似企業と比較すると割安感があります。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
3688 CARTAHOLDINGS 20.62 1.64 1.10%
6533 ORCHESTRAHLDGS 26.71 8.79 0.50%
6550 FRINGE81 赤字 8.68 0.00%
6562 ジーニー 赤字 4.19 0.00%
7067 ブランディングテクノロジ 29.04 3.03 0.00%

約11.2億円という上場規模は東証マザーズとしてはやや小型です。

上位株主にVCはなく、万遍なくロックアップがかかっています。

東証マザーズの10億~15億円のやや小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

  • セルソース:+164.0%
  • ビーアンドピー:+20.0%
  • リビン・テクノロジーズ:+130.8%
  • ヴィッツ:+130.2%
  • 東名:+27.8%
  • フレアス:+118.6%
  • リックソフト:+126.3%
  • リンク:+112.8%
  • ベルトラ:+33.9%
  • ピアラ:+97.3%
  • フロンティア・マネジメント:+121.2%
  • アイリックコーポレーション:+25.8%
  • システムサポート:+128.6%
  • エクスモーション:+49.7%
  • マネジメントソリューションズ:+114.3%
  • アイ・ピー・エス(銘柄名:IPS):+71.0%
  • ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス:+207.7%
  • ファイバーゲート:+127.4%
  • SERIOホールディングス:+130.3%
  • グローバル・リンク・マネジメント:+134.0%
  • クックビズ:+134.7%
  • テンポイノベーション:+93.5%
  • テックポイント・インク:+64.9%
  • UUUM:+226.8%
  • トランザス:+170.0%
  • ツナグ・ソリューションズ:+112.0%
  • ユーザーローカル:+325.2%
  • ピーバンドットコム:+113.9%
  • レノバ:+50.0%
  • エイトレッド:+133.9%
  • シンシア:-7.1%
  • JMC:+89.2%
  • インソース:+55.8%
  • セラク:+160.0%
  • キャリア:+98.5%
  • ジェイリース:+34.5%
  • アトラエ:+135.6%
  • PR TIMES:+59.0%
  • ベネフィットジャパン:+67.2%
  • フェニックスバイオ:-2.1%
  • ブラス:+6.4%
  • バルニバービ:+130.0%
  • GMOメディア:+101.1%
  • ブランジスタ:+43.8%
  • アイビーシー:+251.0%
  • STUDIOUS:+20.0%
  • PCIホールディングス:+169.6%
  • Hamee:+67.2%
  • sMedio:+58.7%
  • ファーストコーポレーション:+25.0%
  • ファーストロジック:+52.5%
  • データセクション:+73.1%
  • サイジニア:+125.8%
  • フルッタフルッタ:+51.5%
  • メディカル・データ・ビジョン:+135.9%
  • セレス:+55.4%
  • オプティム:+260.0%

以上を総合考慮して、初値予想はプラスリターンです。


主幹事は、みずほ証券です。その他は、SBI証券、岩井コスモ証券、いちよし証券、丸三証券、楽天証券、東海東京証券、マネックス証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
みずほ証券 361,500 85.06%
SBI証券 42,500 10.00%
岩井コスモ証券 4,200 0.99%
いちよし証券 4,200 0.99%
丸三証券 4,200 0.99%
楽天証券 4,200 0.99%
東海東京証券 2,100 0.49%
マネックス証券 2,100 0.49%

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<投資スタンス>
やや強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避、対面証券はバーター取引ならOK(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避

過去のIPO初値予想の履歴

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