上場!コラントッテ(7792)のIPOの初値予想

更新日:   IPO

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コラントッテ

コラントッテ(7792)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2021年6月22日(火)~6月28日(月)、上場日は2021年7月8日(木)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,000円(1単元10.0万円)です。公募価格は2021年6月29日(火)に決定。

仮条件は1,000円~1,100円と上振れました。予想PERは20.0~21.9倍です。

初値予想はプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

1,400〜1,700円(仮条件の上限比+27.3%~+54.5%)

「コラントッテ」は家庭用永久磁石磁気治療器の製品開発・販売を展開しており、製造については外部委託しています。

監査法人は有限責任 あずさ監査法人で、本社所在地は大阪市中央区南船場2丁目10番26号 コラントッテビルです。

コラントッテとは

コラントッテは「本気の笑顔の実現」という経営理念のもと、事業活動を通じて社会的課題の解決に貢献することで社会的価値と企業価値を高める取り組みを行っています。

具体的には、生活者の満足感・幸福感・安心感や生活の快適性・豊かさ等を表すQOL(Quality Of Lifeの頭文字。生活の質を意味する)向上をコラントッテの事業領域として事業を展開しています。

Colantotteはコラントッテの中核をなす家庭用磁気治療器を展開するブランドで、同製品は装着部位の血行を改善し、こりを緩和する効能・効果を提供する健康用品です。

家庭用磁気治療器とは、厚生労働省が指定した第三者認証機関から認証を受けた管理医療機器です。

さらにコラントッテでは、韓国での医療機器認証、EUでの医療機器のCEマーキング(製品をEU加盟国へ輸出する際に安全基準条件を満たすことを証明するマーク)及び日本での医療機器の品質マネジメントシステムに関する国際規格であるISO13485を取得しています。

従業員数は88名、平均年齢は42.8歳、平均勤続年数は5.4年、平均年間給与は519.6万円です。

コラントッテのIPOの諸データ

コラントッテの業績推移

業績面では売上高・経常利益・純利益のいずれも、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

コラントッテの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第19期 第20期 第21期 第22期 第23期
決算年月 2016年9月 2017年9月 2018年9月 2019年9月 2020年9月
売上高 (千円) 1,534,305 1,798,023 2,397,598 2,942,170 2,886,212
経常利益 (千円) 14,081 △128,869 207,772 431,308 490,610
当期純利益 (千円) 2,247 △143,920 174,552 271,329 324,810
資本金 (千円) 10,000 10,000 10,000 10,000 10,000
発行済株式総数 (株) 200 200 40,000 40,000 40,000
純資産額 (千円) 259,261 115,340 289,893 561,222 886,033
総資産額 (千円) 1,849,071 2,007,648 2,111,459 2,222,034 2,323,447
BPS (円) 1,296,307 576,702 7,247.33 70.15 110.75
1株配当 (円)
EPS (円) 11,235 -719,604 4,363.82 33.92 40.6
自己資本比率 (%) 14 5.7 13.7 25.3 38.1
自己資本利益率 (%) 0.9 86.1 63.8 44.9
配当性向 (%)
営業CF (千円) 115,698 378,765
投資CF (千円) △11,394 △59,485
財務CF (千円) △117,756 △236,522
現金等 (千円) 412,760 495,325
従業員数 (人) 48 51 50 76 82

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月ボックスでの推移となっており、足元では崩れかけています。

軟調な推移が続くとIPOにおいて向かい風となり、堅調な展開に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

コラントッテのIPOの規模は最大で約24.7億円であり、東証マザーズとしては中型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は600,000株、売出株式数は1,550,000株、オーバーアロットメント(OA)は322,500株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約29%と標準的です。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は72%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
小松克已 38.89%
(株)アーク・クエスト 38.89%
小松由美子 9.72%
和田百子 9.72%
森田仁 0.49%  
武市強 0.24%  
上田宗則 0.24%  
巴山信晴 0.19%  
六藤広平 0.19%  
和田敏弘
宮本敬樹
0.19%  

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

コラントッテの事業は家庭用永久磁石磁気治療器の製品開発・販売ということで、IPOにおける業種の人気度は高くありません。

上位株主にはVCはなく、ロックアップのカバー率は高めとなっています。

約24.7億円という上場規模は東証マザーズとしては中型です。

東証マザーズの15億~25億円の中型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • i‐plug:+129.0%
  • ファンペップ:+10.0%
  • いつも:+134.4%
  • ココペリ:+125.6%
  • スタメン:+133.1%
  • さくらさくプラス:+47.4%
  • rakumo:+204.0%
  • 日本情報クリエイト:+70.0%
  • MacbeePlanet:+28.3%
  • NexTone:-2.4%
  • ヴィス:-8.0%
  • ドラフト:-22.7%
  • フォースタートアップス:-8.0%
  • Kids Smile Holdings:+20.9%
  • AI inside:+250.0%
  • global bridge HOLDINGS:+49.4%
  • HENNGE:+42.9%
  • サイバー・バズ:+73.9%
  • Link-U:+104.3%
  • ピアズ:+51.9%
  • トビラシステムズ:+125.8%
  • NATTY SWANKY:+20.2%
  • 日本ホスピスホールディングス:+46.6%
  • ギークス:+50.3%
  • カオナビ:+100.5%
  • サーバーワークス:+276.6%
  • フロンティアインターナショナル:+12.7%
  • スマレジ:+135.4%
  • テクノスデータサイエンス・エンジニアリング:+98.4%
  • リーガル不動産:+42.9%
  • ギフト:+77.5%
  • イーソル:+138.1%
  • CRGホールディングス:+63.6%
  • and factory:+56.0%
  • GA technologies:+130.3%
  • キャンディル:+52.5%
  • ライトアップ:+32.1%
  • アイペット損害保険:+57.9%
  • RPAホールディングス:+207.7%
  • フェイスネットワーク:+128.6%
  • ジーニー:+98.1%
  • SKIYAKI:+147.1%
  • シルバーライフ:+85.2%
  • ロードスターキャピタル:+37.4%
  • シェアリングテクノロジー:+86.9%
  • GameWith:+133.9%
  • オロ:+129.5%
  • ジャパンエレベーターサービスHD:+61.8%
  • イントラスト:+35.6%
  • スタジオアタオ:+25.7%
  • ユーザーベース:+15.9%
  • シンクロ・フード:+41.4%
  • 串カツ田中:+13.5%
  • デファクトスタンダード:+41.1%
  • ベガコーポレーション:+25.0%
  • エボラブルアジア:+48.3%
  • LITALICO:+88.0%
  • フィット:-7.9%
  • ソネット・メディア・ネットワークス:+139.1%
  • マイネット:+19.3%
  • ダブルスタンダード:+128.8%
  • インベスターズクラウド:+93.3%
  • AppBank:+45.8%
  • デザインワン・ジャパン:+50.9%
  • リンクバル:+27.9%
  • モバイルファクトリー:+99.4%
  • イード:+46.4%
  • KeePer技研:+49.1%
  • インターワークス:+16.7%
  • クラウドワークス:+73.2%
  • GMOTECH:+135.2%
  • 弁護士ドットコム:+215.4%

以上を総合考慮して、初値予想はプラスリターンです。

主幹事は、野村證券です。その他は、SBI証券、SMBC日興証券、楽天証券、岩井コスモ証券、松井証券で申し込めます。野村證券ルートでLINE証券でも取り扱いがあります。

証券会社名 割当株式数 割当比率
野村証券 1,720,000 80.00%
SBI証券 107,500 5.00%
みずほ証券 107,500 5.00%
SMBC日興証券 64,500 3.00%
楽天証券 64,500 3.00%
岩井コスモ証券 43,000 2.00%
丸三証券 21,500 1.00%
松井証券 21,500 1.00%

SBIグループのSBIネオモバイル証券SBIネオトレード証券でも取り扱いの可能性があります。SBIネオモバイル証券ではWealthNaviに当選して手堅いリターンを獲得しました。

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郵政3社、JR九州などの中型株に関しては意外な程に当たりやすいです。

大和証券も厳正かつ公平な抽選サービスとなっており、小口投資家でも当選の可能性はあります。

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岡三オンラインでも取扱いの可能性があります。

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<投資スタンス>
やや強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

過去のIPO初値予想の履歴

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