上場!ハウテレビジョン(7064)のIPOの初値予想

更新日: IPO

ハウテレビジョン

ハウテレビジョン(7064)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2019年4月8日(月)~4月12日(金)、上場日は2018年4月24日(水)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,210円(1単元12.1万円)です。仮条件は1,060円~1,210円と下振れました。

公開価格は仮条件の上限である1,210円となりました。予想PERは23.8倍です。

初値予想は大幅なプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

2,600〜4,100円(仮条件の上限比+114.9%~+238.8%)

直前初値予想は以下の通りです。

3,400円(公開価格比+181.0%)

ハウテレビジョンは新卒学生向けリクルーティング・プラットフォーム「外資就活ドットコム」、若手社会人向けリクルーティング・プラットフォーム「Liiga」及び広告配信プラットフォーム「Elite Youth Recruiting DSP」(DSPサービス)の運営管理等を通じたキャリアプラットフォーム事業を展開しています。

監査法人は有限責任監査法人トーマツです。本社所在地は東京都渋谷区渋谷3丁目10-13 TOKYU REIT渋谷Rビル8Fです。

ハウテレビジョンとは

ハウテレビジョンの経営理念(ミッションステートメント)は「全人類の能力を全面開花させ、世界を変える」です。

「外資就活ドットコム」は、主に国内又は国外の難関大学に所属する学生の利用を想定した新卒学生リクルーティング・プラットフォームです。

ハウテレビジョンが厳選した外資系企業や国内でも入社難易度が高いと目されている企業の募集情報等のみを掲載することにより、主要な登録会員である新卒学生につき毎年これら企業への内定者を多数輩出しています。

登録会員は、無料で「外資就活ドットコム」に登録することができ、また、サービスを受けることができます。

一方、優秀な学生を採用したいと考える国内外の企業(募集企業等)に対し、ハウテレビジョンは「外資就活ドットコム」に企業情報の掲載を行っています。

また、登録会員に対しアプローチする権限を与えたりするなどして、当該募集企業等から規定の料金を収受することにより、サービスのマネタイズ(収益化)を図っています。

「外資就活ドットコム」に登録する会員は、国内又は国外の難関大学に所属する学生であり、かつ外資系企業や国内でも入社難易度が高いと目されている企業を志望している層が中心です。

したがって、このため登録会員の志望企業ランキングにおいては、上位に外資系コンサルティング会社や外資系金融機関が登場するなど、他社競合サービスとは異なる傾向が表れています。

この点において、他社競合サービスとの差別化を図るとともに、独自性が強く高付加価値をもったリクルーティング・メディアとしての水準を維持することに貢献しています。

「外資就活ドットコム」の登録会員の特性(難関大学に所属する大学生が主要な登録会員層であること、志望就職先が入社難易度が高いと目されている企業であること等)を踏まえた事業活動を展開しています。

無差別に数多の募集企業等の求人情報を掲載することなく、厳選した募集企業等のラインナップの掲載を、また、タイムリーで正確な募集情報を掲載しています。

これによって登録会員及び募集企業等双方にとって価値あるプラットフォームとして機能しています。

登録会員である大学生に対しては無償でコンテンツを提供し、利用者数の拡大に努めています。

他方、募集企業等に対しては当該コンテンツ内に募集広告等を掲載してもらうことによって、広告掲載料、成約課金等の手数料を募集企業等から収受するのが、「外資就活ドットコム」におけるマネタイズの基本的なコンセプトです。

一方、若手社会人向けリクルーティング・プラットフォーム「Liiga」は、「世界で通用する人材を育み未来を創る」をコンセプトとしています。

そのコンテンツであるコラム、ケーススタディや業界研究などを通じて登録会員である若手社会人のスキルアップやキャリア観構築をサポートすることを目的としています。

同時に、登録会員に対するキャリアの可能性を広げるサービスとして転職サービスとしての機能も備えています。

就職活動を終えた「外資就活ドットコム」の登録会員(主に国内難関大学に所属する学生)に対し、ハウテレビジョンから「Liiga」の案内をすることにより、「Liiga」全体の登録会員の40%程度が「外資就活ドットコム」の登録会員出身者で占められています。

この点、募集企業等にとっては、若手ハイクラス層にアプローチできることが当サービスの何よりの強みとなっています。

「Liiga」の運営管理に係るハウテレビジョンの収益の源泉としては、「ダイレクト・リクルーティング」「自社エージェント」「転職エージェント」の三種類があります。

「ダイレクト・リクルーティング」の収益は、募集企業等に対するシステム基本利用料や転職が実現した場合の成功報酬がこれに該当しています。

「自社エージェント」は、ハウテレビジョンが「Liiga」の登録会員を募集企業等に紹介した際に募集企業等より紹介報酬を収受するものです。

「転職エージェント」は、「Liiga」を利用する人材エージェントより転職成功報酬を収受するものです。

DSPサービスにおいては、「Elite Youth」に特化した広告配信プラットフォーム「Elite Youth Recruiting DSP」の運営管理を通じて、広告配信企業等より手数料を収受しています。

「Elite Youth」とは、「外資就活ドットコム」及び「Liiga」の主要な登録会員である国内又は国外の難関大学に所属する学生及び若手ハイクラス社会人層のことです。

従業員数は32名、平均年齢は32.5歳、平均勤続年数は1.7年、平均年間給与は654.4万円です。


ハウテレビジョンのIPOの諸データ

新規発行による手取金の使途については、事業資金及び人材の採用費用に充当する予定です。

  • 基幹事業であるキャリアプラットフォーム事業、とりわけ「外資就活ドットコム」「Liiga」といったプラットフォームの改良、さらにそれらに付随する新たなサービスへの投資(事業拡大のための移転費用等を含む。)のための資金(平成32年1月期:20,000千円、平成33年1月期:160,000千円、平成34年1月期:50,169千円)
  • 事業の拡大に伴い1年当たり約10人程度の増員を想定。一人当たり2,000千円程度の採用コスト(平成32年1月期:20,000千円、平成33年1月期:20,000千円、平成34年1月期:20,000千円)

ハウテレビジョンの業績推移

業績面では売上高は美しい右肩上がりです。経常利益・純利益は減益の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

ハウテレビジョンの業績推移

営業キャッシュフローは純利益を上回っている年度と下回っている年度があります。

前期の自己資本利益率(ROE)は47.6%であり、自己資本比率は38.1%です。主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第4期 第5期 第6期 第7期 第8期
決算年月 平成26年1月 平成27年1月 平成28年1月 平成29年1月 平成30年1月
売上高 (千円) 130,148 160,193 299,211 324,486 390,259
経常利益 (千円) 15,020 -43,709 -22,643 -11,445 10,751
当期純利益 (千円) 7,311 -44,610 -23,127 -11,830 36,036
資本金 (千円) 6,500 6,500 56,500 56,500 56,500
発行済株式総数(株)
普通株式 90 90 90 900,000 900,000
A種類株式 10 100,000 100,000
純資産額 (千円) 37,323 -7,286 69,586 57,756 93,792
総資産額 (千円) 115,114 163,543 254,148 193,001 246,427
BPS (円) 414,711 -80,959 -337,925 -46.94 -6.9
1株配当 (円)
EPS (円) 81,235 -495,669 -256,967 -13.14 40.04
自己資本比率 (%) 32.4 -4.5 27.4 29.9 38.1
自己資本利益率 (%) 21.4 47.6
株価収益率 (倍)
配当性向 (%)
営業CF (千円) -19,622 71,028
投資CF (千円) -24,414 18,833
財務CF (千円) -21,817 -17,188
現金等 (千円) 81,631 154,306
従業員数 (人) 3 19 23 18 20

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は2016年2月以降は長らく上昇トレンドが続き、2006年の高値を目指して爆進中となっていましたが、ここ1年間は下降トレンドが続いていました。

しかし、足元では反発しつつあります。下降トレンドが継続したら向かい風となり、底打ちして堅調な相場に回帰すれば、IPOにおいて追い風となります。

東証マザーズのチャート(2018年12月21日~2019年3月20日)
(※マネックス証券より)

上場規模

ハウテレビジョンのIPOの規模は最大で約4.4億円であり、東証マザーズとしてもかなりの小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は220,000株、売出株式数は96,000株、オーバーアロットメント(OA)は47,400株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約30%とやや高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は30%です。

売出人かつ貸株人である音成洋介、売出人である音成恵里及び株主であるエン・ジャパン株式会社には、原則として180日間のロックアップがかかっています。株価上昇による解除条項はありません。

上記のほか、ハウテレビジョンは、取引所の定める有価証券上場規程施行規則の規定に基づき、上場前の第三者割当等による募集株式等の割当等に関し、割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っています。

株主名 保有割合 ロックアップ
音成洋介 65.79%
音成恵里 18.80%
エン・ジャパン(株) 9.40%
長村禎庸 1.41%  
津田泰之 1.03% 制度
西塚慎太郎 0.75%  
佐々木康太朗 0.75%  
千田拓治 0.23%  
大里健祐 0.19% 制度
丸山紀一朗 0.19%  

初値予想

ハウテレビジョンの事業は新卒学生向けリクルーティング・プラットフォーム「外資就活ドットコム」、若手社会人向けリクルーティング・プラットフォーム「Liiga」及び広告配信プラットフォーム「Elite Youth Recruiting DSP」(DSPサービス)の運営管理ということで、IPOにおける業種の人気度は高めです。

訴求力の高い東証マザーズネット企業の範疇に属しています。

予想PERは23.8倍であり、類似企業と比較すると中間的です。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
2379 ディップ 11.99 4.91 2.56%
2410 キャリアデザインセンター 12.29 2.25 3.51%
3936 グローバルウェイ 503.95 9.44 0.00%
3991 ウォンテッドリー 225.45 71.03 0.00%
4849 エン・ジャパン 18.35 4.73 1.76%
6032 インターワークス 12.33 2.69 4.20%
6054 リブセンス 48.59 2.11 0.00%
6098 リクルートホールディングス 32.99 5.65 0.85%
6194 アトラエ 105.29 15.02 0.00%
7047 ポート 31.29 19.27 0.00%

約4.4億円という上場規模は東証マザーズとしてもかなりの小型です。上位株主にVCはなく、万遍なくロックアップがかかっています。

東証マザーズの5億円未満の超小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

  • Amazia:+33.0%
  • バンク・オブ・イノベーション:+108.3%
  • ZUU:+246.9%
  • ビープラッツ:+354.5%
  • 日本リビング保証:+189.8%
  • アジャイルメディア・ネットワーク:+415.7%
  • みらいワークス:+230.4%
  • ウォンテッドリー:+401.0%
  • インターネットインフィニティー:+281.8%
  • ユナイテッド&コレクティブ:+177.8%
  • シャノン:+320.7%
  • エルテス:+263.7%
  • フィル・カンパニー:+205.3%
  • リファインバース:+62.9%
  • AWSホールディングス:+235.3%
  • 農業総合研究所:+78.1%
  • ホープ:+130.0%
  • グローバルウェイ:+373.0%
  • ヨシムラ・フード・ホールディングス:+50.0%
  • バリューゴルフ:+151.2%
  • ラクス:+228.7%
  • アクアライン:+21.7%
  • アイリッジ:+429.2%
  • テラスカイ:+350.0%
  • エクストリーム:+296.4%
  • ビーロット:+422.4%
  • レアジョブ:+169.7%
  • フィックスターズ:+162.0%
  • シンプロメンテ:+135.3%
  • サンワカンパニー:+268.4%
  • フォトクリエイト:+126.0%
  • ウォーターダイレクト:+200.0%

以上を総合考慮して、初値予想は大幅なプラスリターンです。


主幹事はみずほ証券です。その他は、野村證券、SBI証券、SMBC日興証券、マネックス証券、岩井コスモ証券、東海東京証券、いちよし証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
みずほ証券 287,900 91.11%
野村証券 6,300 1.99%
SBI証券 6,300 1.99%
SMBC日興証券 3,100 0.98%
マネックス証券 3,100 0.98%
岩井コスモ証券 3,100 0.98%
東海東京証券 3,100 0.98%
いちよし証券 3,100 0.98%

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<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券で申込、対面証券では原則申込(回数制限やS級狙いで回避することも)
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避、対面証券はバーター取引ならOK(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避

過去のIPO初値予想の履歴

  • この記事を書いた人

まつのすけ

14年に渡ってクレカ・電子マネー等のキャッシュレス決済を探求。日本のキャッシュレス化に貢献することが目標です。52枚のクレジットカードを保有し、支払年会費の総額は113万円。実生活において徹底的に活用した経験を活かして、記事を執筆しております。

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