上場!ヘッドウォータース(4011)のIPOの初値予想

更新日:   IPO

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ヘッドウォータース

ヘッドウォータース(4011)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2020年9月9日(水)~9月15日(火)、上場日は2020年9月29日(火)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は2,240円(1単元22.4万円)です。公募価格は2020年9月16日(水)に決定。

仮条件は2,240円~2,400円と上振れました。予想PERは13.7~14.7倍です。

初値予想は大幅なプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

13,000〜20,000円(仮条件の上限比+441.7%~+733.3%)

ヘッドウォータースは、顧客企業の業務改善、経営課題の解決のため、AIをどこに、どのように、どうやって活用するのか、これらの複雑な導入プロセス、多くの技術的課題をワンストップで提供していく「AIソリューション事業」を展開しています。

監査法人は有限責任 あずさ監査法人で、本社所在地は東京都新宿区新宿2-16-6 新宿イーストスクエアビル7階です。

ヘッドウォータースとは

ヘッドウォータースは創業以来、基軸として「エンジニアからビジネスパーソンへ」を掲げています。

業務を通じて培ってきた業務コンサルティングや様々な業種業態の企業に対して提供してきたシステム開発の経験・ノウハウをもとに、AIで経営課題を解決できるよう提案・開発・サービス化していくことで、企業の発展に貢献することを志向しています。

創業時にはエンジニアの派遣や受託開発を行うことでシステム開発や業務のノウハウを取得し、幅広い技術領域に対応できる経験を積みました。

2014年からPepperをはじめとする人型ロボット向けのアプリケーション開発をスタート。

さらにロボットの高機能化を実現すべくAIの研究及びロボットへの実装を開始させたことで、ヘッドウォータースは他社に先駆けてAIソリューション開発の知見を得ることができました。

現在は幅広いシステム開発や、営業や客先常駐を通じて培ってきた業務コンサルティングの経験と、AIソリューション開発の経験を組み合わせ、顧客の経営課題を解決することがヘッドウォータースの事業になります。

AIを業務利用するためには、業務分析、AIの選定・学習モデルの構築、実証実験、AIを組み込んだシステム開発、追加学習を含めたシステム運用など幅広い知見と体制が必要なため、導入は簡単ではありません。

顧客のデジタル化が遅れている場合は、まずデジタルトランスフォーメーション(DX)を計画的に行い、属人化を排除し、省人化を進め、企業内にあるノウハウをデータ化し蓄積することから開始して、後に蓄積したデータを活用しAIの導入を行います。

また、AIを使用するためには、IoTのデバイスからデータを収集したり、WebシステムにAIを組み込んだりと、多岐にわたる周辺技術への理解も必要になります。

IoT(Internet of Things)とは、様々な「モノ(物)」がインターネットに接続され(単に繋がるだけでなく、モノがインターネットのように繋がる)、情報交換することにより相互に制御する仕組みをいいます。

従業員数74名、平均年齢は32.0歳、平均勤続年数は5.9年、平均年間給与は432.8万円です。

ヘッドウォータースのIPOの諸データ

ヘッドウォータースの業績推移

業績面では売上高はボックスでの推移となっています。経常利益・純利益は減益の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向です。

ヘッドウォータースの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第11期 第12期 第13期 第14期 第15期
決算年月 2015年12月 2016年12月 2017年12月 2018年12月 2019年12月
売上高 (千円) 1,005,433 830,628 922,377 933,880 1,067,746
経常利益 (千円) -91,011 -129,175 19,542 51,377 121,381
当期純利益 (千円) -106,423 -129,917 17,204 43,472 100,153
資本金 (千円) 48,741 143,741 243,866 243,866 243,866
発行済株式総数 (株) 2,820 3,580 4,114 4,114 4,114
純資産額 (千円) -38,566 21,515 238,970 282,442 382,595
総資産額 (千円) 242,531 274,443 426,311 479,433 560,512
BPS (円) -13,676 6,010 58,087 343.27 464.99
配当 (円) ― ― ― ― ―
EPS (円) -37,739 -41,323 4,771 52.83 121.72
自己資本比率 (%) -15.9 7.8 56.1 58.9 68.3
自己資本利益率 (%) ― ― 13.2 16.7 30.1
配当性向 (%) ― ― ― ― ―
営業CF (千円) ― ― ― 12,993 212,145
投資CF (千円) ― ― ― -4,631 -10,878
財務CF (千円) ― ― ― -21,031 -10,008
現金等 (千円) ― ― ― 211,574 402,838
従業員数 (人) 100 79 74 71 70

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月ボックス相場が続いていましたが、高値レンジをブレイクしています。

このまま堅調な推移が続くとIPOにおいて追い風となり、反落して再び軟調な相場に回帰すれば向かい風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

ヘッドウォータースのIPOの規模は最大で約2.6億円であり、東証マザーズとしてもかなりの小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は100,000株、売出株式数は0株、オーバーアロットメント(OA)は15,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約13%とかなり低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は0%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
篠田庸介 59.98% ◯
プライムロック2号投資事業有限責任組合 9.60% ◯
プライムロック1号投資事業有限責任組合 8.44% ◯
(株)ベクトル 6.75% ◯
トリプルワン投資事業組合 2.28% ◯
(株)チェンジ 1.73% ◯
疋田正人 1.58%  
萱沼武広 1.58%  
(株)IBJ 1.12% ◯
畠山奨二 0.95%  

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

ヘッドウォータースの事業はAIソリューション事業ということで、IPOにおける業種の人気度は最上級です。

訴求力の高い東証マザーズネット企業の範疇に属しており、「AI(人工知能)」というキラーワードを事業に内包しています。

予想PERは13.7~14.7倍であり、類似企業と比較すると割安感があります。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
2335 キューブシステム 21.32 2.66 1.64%
2349 エヌアイデイ 12.38 1.12 1.63%
3817 SRAホールディングス 10.38 1.45 4.66%
3844 コムチュア 34.45 6.36 1.39%
3916 デジタル・インフォメーション 20.06 5.14 1.62%
3988 SYSホールディングス 20.05 2.27 0.76%
3992 ニーズウェル 17.66 3.02 2.20%
4055 ティアンドエス 177.39 63.78 0.00%
4709 IDホールディングス 13.03 1.78 3.59%

約2.6億円という上場規模は東証マザーズとしてはかなりの小型です。上位株主にVCが名を連ねているものの、万遍なくロックアップがかかっています。

東証マザーズの5億円未満の超小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • Branding Engineer:+495.9%
  • フィーチャ:+805.8%
  • アディッシュ:+70.8%
  • サイバーセキュリティクラウド:+104.7%
  • 関通:+110.6%
  • ウィルズ:+372.4%
  • ブランディングテクノロジー:+177.3%
  • ハウテレビジョン:+209.5%
  • Amazia:+33.0%
  • バンク・オブ・イノベーション:+108.3%
  • ZUU:+246.9%
  • ビープラッツ:+354.5%
  • 日本リビング保証:+189.8%
  • アジャイルメディア・ネットワーク:+415.7%
  • みらいワークス:+230.4%
  • ウォンテッドリー:+401.0%
  • インターネットインフィニティー:+281.8%
  • ユナイテッド&コレクティブ:+177.8%
  • シャノン:+320.7%
  • エルテス:+263.7%
  • フィル・カンパニー:+205.3%
  • リファインバース:+62.9%
  • AWSホールディングス:+235.3%
  • 農業総合研究所:+78.1%
  • ホープ:+130.0%
  • グローバルウェイ:+373.0%
  • ヨシムラ・フード・ホールディングス:+50.0%
  • バリューゴルフ:+151.2%
  • ラクス:+228.7%
  • アクアライン:+21.7%
  • アイリッジ:+429.2%
  • テラスカイ:+350.0%
  • エクストリーム:+296.4%
  • ビーロット:+422.4%
  • レアジョブ:+169.7%
  • フィックスターズ:+162.0%
  • シンプロメンテ:+135.3%
  • サンワカンパニー:+268.4%
  • フォトクリエイト:+126.0%
  • ウォーターダイレクト:+200.0%

以上を総合考慮して、初値予想は大幅なプラスリターンです。

主幹事はみずほ証券です。その他は、SBI証券、大和証券、楽天証券、松井証券、東海東京証券、極東証券、あかつき証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
みずほ証券 90,000 90.00%
SBI証券 3,000 3.00%
大和証券 2,000 2.00%
楽天証券 1,000 1.00%
松井証券 1,000 1.00%
東海東京証券 1,000 1.00%
極東証券 1,000 1.00%
あかつき証券 1,000 1.00%

ヘッドウォータースのIPOの当選のコツについては、以下で徹底解説しています。

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<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

※過去のIPO初値予想の履歴

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