上場!グッドスピード(7676)のIPOの初値予想

更新日: IPO

グッドスピード

グッドスピード(7676)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2019年4月9日(火)~4月15日(月)、上場日は2018年4月25日(木)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,210円(1単元12.1万円)です。仮条件は1,210円~1,400円と上振れました。

公開価格は仮条件の上限である1,400円となりました。予想PERは12.7倍、予想配当利回りは0.71%(1株配当 10)です。

初値予想はプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

1,700〜2,500円(仮条件の上限比+21.4%~+78.6%)

直前初値予想は以下の通りです。

2,100円(公開価格比+50.0%)

グッドスピードは「気持ちに勝るものはない」を経営理念として、中古車販売並びに安心・快適・楽しいカーライフの提供を通じて「すべての人に感謝・感動・感激を与え続ける伝道師でありたい」をミッションに掲げ、その具現化を目指し、自動車販売及びその附帯事業を展開しています。

監査法人は三優監査法人です。本社所在地は愛知県名古屋市東区東区28 泉2-28-23 高岳KANAMEビル8Fです。

グッドスピードとは

グッドスピードは、自動車販売及びその附帯事業の単一セグメントですが、中古車販売、自動車買取、整備・鈑金、保険代理店及びレンタカーのサービスを提供しています。

従業員数は277名、平均年齢は30.6歳、平均勤続年数は3.3年、平均年間給与は399.4万円です。

中古車販売

中古車販売のMEGA専門店、国産車専門店、輸入車専門店を展開しています。

顧客のライフスタイルに合った車を提供することを目的として、取扱車種を絞ることにより専門性の高い店舗作りと人材教育を進めています。

創業以来SUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル/Sports Utility Vehicleの頭文字を取った自動車の形態のひとつ。スポーツ多目的車。)・4WD専門中古車販売店、及び輸入中古車販売店として蓄積してきたブランドイメージを武器として、高年式、低走行の絞り込んだ車種に特化した専門店展開を進めてきました。

出店方針としては、東海エリア内におけるドミナント方式の出店形態により、積極的に事業展開を進めています。

集客は新聞折り込みチラシ等の媒体を積極的に活用している他、インターネットやテレビ・ラジオCMによる広告を活用することにより、商圏エリアをより広げる取り組みも行っています。

なお、平成31年2月末現在、MEGA専門店2店舗、国産車専門店11店舗、輸入車専門店4店舗、買取専門店1店舗を東海4県(愛知県・岐阜県・三重県・静岡県)で展開しています。

自動車買取

顧客のグッドスピード店舗への持ち込みによる店頭買取の他、複数の企業が運営する一括買取査定サイト経由でグッドスピードへアクセスした自動車買取希望顧客に対する出張買取を行っています。

自動車買取を展開していくことで、買取車両のうちグッドスピードの取扱ラインナップ車種はグッドスピードの店頭在庫として、オートオークションに依存しない店頭販売に寄与する仕入ルートの開拓強化を図っています。

グッドスピードの取扱ラインナップでない車両は、オートオークション会場へ出品することで売上へ寄与することが可能です。

今後もグッドスピードにとって重要な事業と位置付け、積極的な資本投入を検討していく方針となっています。

整備・鈑金

販売した車両の整備や車検等のサービスを展開しています。ほとんどの販売店に整備工場を併設しており、整備工場を併設していない販売店についても、近隣店舗の整備工場や外注先にて整備を行い、車検整備の獲得件数増を実現しています。

また、販売店は休日に顧客が集中するため、販売と整備を分離することにより、サービス向上、業務効率化を図っています。

更に、鈑金を専門に行うBPセンター(ボディー&ペインティング/Body&Paintingのこと。車両の鈑金塗装)の展開を平成25年に開始し、より安心安全な車両利用が可能になるよう、充実したサポート体制の強化を図っています。

保険代理店

損害保険会社の代理店業務のサービスを展開しています。中古車販売の各店舗において、グッドスピード取扱車両の販売に際して、自動車保険を提案し、自動車保険の新規獲得を行っています。

また販売後のアフターケアとして、社内に専門部署を設置し、保険契約継続率向上のため、サポート体制の強化を図っています。

レンタカー

車両の貸出サービスを提供しています。サービス提供の目的としては、新たな収益の柱を作ること、顧客のレンタカー利用体験を動機として車両販売に繋げること、レンタカー車両として利用した後、グッドスピード在庫車両へ転換するという仕入ルートの開拓です。

現在のレンタカー顧客は、一般顧客及びグッドスピードが代理店契約をしている損害保険会社であり、主に事故発生時のレンタカーとしてご利用頂いています。

グッドスピードの強み

専門性の特化

中古車販売店は、SUV、ミニバン、輸入車のように、店舗ごとの取扱車種を絞り、各店舗に大型駐車場を用意し、常時1,500台以上の在庫車両を抱えてクルマ選びをサポートしています。

これにより、営業一人ひとりが豊富な専門知識を持つことができ、顧客が安心して購入できる豊富な提案を実現しています。

ドミナント出店戦略

店舗展開はドミナント出店戦略を基本としています。

専門性に特化した店舗作りとの相乗効果により、特定のジャンルにおいて圧倒的な在庫台数を保持することができ、特にSUVは東海エリア最大級の在庫数と車種で豊富な品揃えを実現しています。

快適・清潔な店舗作り

従来の中古車販売店のイメージを覆すような、洗練された明るいショールームをコンセプトに、取扱車種に合わせたデザイン性の高い店舗作りを行っています。

また、ショールームにはキッズスペースを設置するなど、ファミリー層にも心地よく来店してもらえる店舗作りを進めています。

カーライフのトータルサーポート

グッドスピードでは、中古車の販売だけではなく、自動車保険の加入、車検・整備のアフターサービス、マイカーリース、下取、買取、レンタカーなど、顧客のカーライフをトータルでサポートできるサービス展開を行っています。

  • 車検・整備
  • 鈑金・塗装
  • オートローン
  • GSプレミアムレンタカー
  • 自動車保険
  • 買取(店頭・出張)、下取

独自基準の仕入体制

全国のオートオークション会場や自動車販売業者から、グッドスピードの基準を満たす品質の確かな車両を仕入れています。

具体的には、毎日のように開催されるオートオークションにおいて、グッドスピードは修復歴のない専門店として、高品質な車両を逃さず仕入れるために専門部署を設け、安定した供給を行うだけでなく顧客のニーズにマッチした優良車両をご提供できるよう努めています。

更に、グッドスピード独自基準のもと、車両の買取、下取も強化し、直接販売により高品質車両をより安くご提供できる環境作りを進めています。

豊富なオプション

車両販売においては、顧客の多様なニーズに応じられるよう、豊富なオプション商品を取り揃えています。

このオプション商品によって、1台当たりの売上高・利益を確保し、同時に車両本体の低価格提供を目指すことで、顧客にとって買いやすい金額で販売できるように努めています。

  • GS WARRANTY(国産車最長2年間、輸入車最長1年間。中古車販売の保証プログラム)
  • メンテナンスパック(購入後、オイル交換、オイルエレメント交換などの定期点検のパック商品)
  • コーティング(耐久性に優れたガラスコーティングの塗布)
  • カーナビゲーション
  • フロアマット
  • ETC

サービスファクトリーの併設

買う時も買った後も顧客に安心してカーライフを送ってもらえるよう、ほとんどの店舗に充実した設備の整備ピットを併設しています。

多くの国家資格保有整備士が常駐し、納車前の点検をはじめ、車検や定期点検、カーナビゲーション取り付けやボディーコーティング、カークリーンなど常時対応しています。

また、高機能・高品質な設備・機材を多数取り揃え、幅広い整備メニューも提供しています。

中部運輸局指定工場も保有し、充実した設備と国家資格保有整備士の高い技術力で安心&リーズナブルな車検対応を行うことが可能です。

ファン(顧客)との繋がり

グッドスピードでは、商品・サービスの顧客との結びつきを大切にし、「ファン」になってもらうことに強い価値観をもっています。

具体的には、顧客の購入後のサポートのひとつとして、イベントを通じて触れ合う機会を数多く設けています。

車は移動のための単なるツールではなく、ライフスタイルを彩る要素のひとつでもあり、SUVであればその側面は更に顕著です。

キャンプやスノーボード、登山にサバイバルゲームなど、様々なアウトドアイベントとSUVは繋がりやすく、車を販売して終わりではなく、遊びを通して顧客との接点を増やし、長く付き合ってもらえる関係を築けるように取り組んでいます。

人材育成・採用

グッドスピードでは長年培った独自の採用基準により、グッドスピードにマッチングし活躍が期待できる人材の採用を行っており、平成30年4月入社の新卒採用は28名でした。

また入社後は、車両販売、整備、鈑金それぞれに設定した目標を達成することで、チーフや店長、部長へ確実に昇格できる制度を確立しており、モチベーション高く毎日の業務に取り組む社員が多く、計画的な育成を実現しています。


グッドスピードのIPOの諸データ

新規発行による手取金の使途については、新規出店にかかる設備資金に充当する予定です。

グッドスピードの業績推移

業績面では売上高は美しい右肩上がりです。経常利益・純利益は減益の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

グッドスピードの業績推移

営業キャッシュフローは純利益を上回っている年度と下回っている年度があります。

前期の自己資本利益率(ROE)は24.4%であり、自己資本比率は4.2%です。主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第12期 第13期 第14期 第15期 第16期
決算年月 平成26年9月 平成27年9月 平成28年9月 平成29年9月 平成30年9月
売上高 (千円) 10,247,739 12,980,516 15,993,190 20,253,310 22,751,642
経常利益 (千円) 197,354 224,359 133,520 93,201 149,280
当期純利益 (千円) 140,631 109,192 -209,275 76,888 91,281
資本金 (千円) 30,000 30,000 30,000 30,000 30,000
発行済株式総数 (株) 600 600 600 600 6,000
純資産額 (千円) 394,046 503,238 274,233 351,122 397,404
総資産額 (千円) 3,289,843 6,433,812 7,400,689 7,679,137 9,393,146
BPS (円) 656,744 838,731 457,056 390.14 441.56
1株配当 (円) 75,000 1,500
EPS (円) 234,386 181,987 -348,792 85.43 101.42
自己資本比率 (%) 12 7.8 3.7 4.6 4.2
自己資本利益率 (%) 44.8 24.3 -53.8 24.6 24.4
株価収益率 (倍)
配当性向 (%) 58.5 9.9
営業CF (千円) 432,903 -318,011
投資CF (千円) 158,238 -484,892
財務CF (千円) 204,122 1,152,580
現金等 (千円) 1,141,557 1,491,233
従業員数 (人) 163 183 191 218 256

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は2016年2月以降は長らく上昇トレンドが続き、2006年の高値を目指して爆進中となっていましたが、ここ1年間は下降トレンドが続いていました。

しかし、足元では反発しつつあります。下降トレンドが継続したら向かい風となり、底打ちして堅調な相場に回帰すれば、IPOにおいて追い風となります。

東証マザーズのチャート(2018年12月25日~2019年3月22日)
(※マネックス証券より)

上場規模

グッドスピードのIPOの規模は最大で約7.7億円であり、東証マザーズとしては中型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は550,000株、売出株式数は0株、オーバーアロットメント(OA)は82,500株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約44%と高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は0%です。

貸借人である加藤久統並びに株主であ株式会社Anelaには、原則として90日間のロックアップがかかっています。株価上昇による解除条項はありません。

上記のほか、グッドスピードは、取引所の定める有価証券上場規程施行規則の規定に基づき、上場前の第三者割当等による募集株式等の割当等に関し、割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っています。

株主名 保有割合 ロックアップ
加藤久統 47.45%
株式会社Anela 47.45%
横地真吾 1.98% 制度
平松健太 0.60% 制度
大崎勝士 0.21% 制度
塗利樹 0.16% 制度
松井靖幸 0.16% 制度

初値予想

グッドスピードの事業は自動車販売及びその附帯事業をということで、IPOにおける業種の人気度は高くありません。

予想PERは12.7倍、予想配当利回りは0.71%だり、類似企業と比較すると中間的です。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
2788 アップルインターナショナル 9.36 0.60 2.00%
3186 ネクステージ 22.80 4.56 0.34%
7599 IDOM 30.37 0.83 3.35%
7602 カーチスホールディングス 赤字 0.79 1.88%
9856 ケーユーホールディングス 7.68 0.66 3.78%

約7.7億円という上場規模は東証マザーズとしても小型です。上位株主にVCはなく、万遍なくロックアップがかかっています。

東証マザーズの5億~10億円未満の小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

  • 識学:+152.8%
  • テノ.ホールディングス:+25.0%
  • AmidAホールディングス:+6.3%
  • Kudan:+276.3%
  • アルー:+46.7%
  • 霞ヶ関キャピタル:+133.7%
  • VALUENEX:+133.7%
  • ブリッジインターナショナル:+92.6%
  • イーエムネットジャパン:+133.3%
  • アズーム:+113.3%
  • チームスピリット:+101.4%
  • アクリート:+100.3%
  • ロジザード:+177.8%
  • エーアイ:+250.0%
  • プロパティデータバンク:+130.3%
  • ログリー:+149.2%
  • ベストワンドットコム:+242.5%
  • HEROZ:+988.9%
  • コンヴァノ:+135.4%
  • ブティックス:+137.8%
  • 和心:+167.9%
  • Mマート:+333.9%
  • すららネット:+113.0%
  • ナレッジスイート:+150.5%
  • イオレ:+169.8%
  • エル・ティー・エス:+313.2%
  • 一家ダイニングプロジェクト:+173.5%
  • サインポスト:+287.7%
  • エスユーエス:+116.1%
  • ユニフォームネクスト:+137.1%
  • Fringe81:+133.1%
  • ビーブレイクシステムズ:+361.1%
  • アセンテック:+197.5%
  • 旅工房:+173.7%
  • テモナ:+215.7%
  • 力の源ホールディングス:+271.7%
  • ファイズ:+220.8%
  • フォーライフ:+31.6%
  • グレイステクノロジー:+130.0%
  • イノベーション:+214.1%
  • リネットジャパングループ:+92.9%
  • G-FACTORY:+54.3%
  • シルバーエッグ・テクノロジー:+191.3%
  • チェンジ:+149.9%
  • バリューデザイン:+111.5%
  • カナミックネットワーク:+186.7%
  • デジタルアイデンティティ:+88.3%
  • ストライク:+125.9%
  • ハイアス・アンド・カンパニー:+189.5%
  • はてな:+278.1%
  • ソーシャルワイヤー:+56.9%
  • アークン:+262.1%
  • 鎌倉新書:+180.6%
  • ネオジャパン:+401.7%
  • パートナーエージェント:+217.5%
  • ピクスタ:+34.8%
  • べステラ:+25.0%
  • パルマ:+70.5%
  • 富士山マガジンサービス:+126.4%
  • ファンデリー:+102.1%
  • マーケットエンタープライズ:+167.0%
  • ジグソー:+236.4%
  • レントラックス:+53.1%
  • 海帆:+76.5%
  • プラッツ:+70.2%
  • 日本動物高度医療センター:+44.2%
  • ハウスドゥ:+47.2%
  • ショーケース・ティービー:+193.9%
  • ヒューマンウェブ:+11.7%
  • コラボス:+137.6%
  • ALBERT:+115.7%

以上を総合考慮して、初値予想はプラスリターンです。


主幹事は東海東京証券です。その他は、大和証券、SBI証券、エース証券、安藤証券、丸三証券、岩井コスモ証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
東海東京証券 500,500 91.00%
大和証券 16,500 3.00%
SBI証券 11,000 2.00%
エース証券 5,500 1.00%
安藤証券 5,500 1.00%
丸三証券 5,500 1.00%
岩井コスモ証券 5,500 1.00%

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<投資スタンス>
やや強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券で申込、対面証券では原則申込(回数制限やS級狙いで回避することも)
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避、対面証券はバーター取引ならOK(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避

過去のIPO初値予想の履歴

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