上場!ビーウィズ(9216)のIPOの初値予想

更新日: IPO

ビーウィズ

ビーウィズ(9216)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2022年2月14日(月)~2月18日(金)、上場日は2022年3月2日(水)です。

新規上場する市場は東証1部で、想定価格は1,920円(1単元19.2万円)です。

仮条件は1,400円~1,700円と窓を開けて下振れました。公募価格は 2022年2月21日(月)に決定。予想PERは10.9~13.2倍です。

日本市場のIPOは「国策に買いなし」という情勢に陥っており、IPO市場は冷え込んでいます。

初値予想は「公開価格近辺で大きなマイナスリターンの可能性がある」です。以下のレンジを想定しています。

1,250〜1,900円(公開価格比-10.7%~+11.8%)

ビーウィズは自社開発のクラウドPBX(Private Branch eXchange:構内交換機) Omnia LINK(オムニアリンク)等のデジタル技術を活用したコンタクトセンター・BPOサービスの提供、およびAI・DXソリューションの開発・販売を展開しています。

BPOとはBusiness Process Outsourcingの略で、企業活動における業務プロセスの一部について、業務の企画・設計から実施までを一括して専門業者に外部委託することを指します。

監査法人は有限責任監査法人トーマツです。

ビーウィズとは

ビーウィズの事業理念は、「洞察を通じた社会への貢献」です。

事業理念の実践を通じ、コンタクトセンター・BPO事業を通じて、業務の企画・設計などの上流工程から、教育・運営までをワンストップで提供することで、顧客企業の競争力強化の一助を担ってきました。

また、ビーウィズは近年、2016年に子会社化した株式会社アイブリットの開発力を活かしたクラウドPBX Omnia LINKの提供をはじめとする自社開発のシステムソリューションの販売も行っています。

PBXは、コンタクトセンターに限らず、企業など複数の電話回線を持つ場所には、必須のシステムです。

主な役割は、受発信機能(企業にかかってきた電話を適切に振り分けて着信させる機能や、適切な通知番号での発信を可能にする等)や、内線通話、転送、保留など電話に関わる制御を行なう装置です。

クラウドPBXとは、従来は構内に置いていたPBXをクラウド化し、インターネット上で通話・通信を行うことで、従来の電話システム環境を改善することができるシステムです。

従業員数は621名、平均年齢は38.7歳、平均勤続年数は5.2年、平均年間給与は496.1万円です。

ビーウィズのIPOの諸データ

ビーウィズの業績推移

業績面では売上高・経常利益・純利益は、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次第21期第22期
決算年月2020年5月2021年5月
売上高(千円)24,900,79328,845,675
経常利益(千円)1,449,2362,167,283
親会社株主に帰属する当期純利益(千円)928,0081,655,401
包括利益(千円)932,7151,662,203
純資産額(千円)3,025,9654,214,084
総資産額(千円)7,446,9848,487,223
1株当たり純資産額(円)235.52328.85
1株当たり当期純利益金額(円)72.5129.33
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額(円)
自己資本比率(%)40.549.6
自己資本利益率(%)34.145.8
株価収益率(倍)
営業活動によるキャッシュ・フロー(千円)1,553,0241,476,453
投資活動によるキャッシュ・フロー(千円)△387,534△302,396
財務活動によるキャッシュ・フロー(千円)△567,988△713,864
現金及び現金同等物の期末残高(千円)2,168,4212,628,614
従業員数(名)530620

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

TOPIXはここ数ヶ月ボックスでの推移となっていますが、足元では崩れかかっています。

軟調な推移になるとIPOにおいて向かい風となり、堅調な展開に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

ビーウィズのIPOの規模は最大で約103.6億円であり、東証一部としてはやや小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は900,000株、売出株式数は4,400,000株、オーバーアロットメント(OA)は795,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約45%とかなり高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は83%です。

株主名保有割合ロックアップ
(株)パソナグループ92.15%
森本宏一1.44%
飯島健二1.15%
田部井健一0.18%
野田いづみ0.18%
伊東雅彦0.18%
北島洋美0.18%
香川敏雄0.18%
酒井匡0.18%
竹川信之
八木哲
杉村元
0.18%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

ビーウィズの事業は自社開発のクラウドPBX(Private Branch eXchange:構内交換機) Omnia LINK(オムニアリンク)等のデジタル技術を活用したコンタクトセンター・BPOサービスの提供、およびAI・DXソリューションの開発・販売ということで、IPOにおける業種の人気度は標準的です。

予想PERは10.9~13.2倍であり、類似企業と比較すると中間的です。

東証一部としてはやや小型であり、このゾーンは成績が奮わない傾向となっています。

東証一部の100億~300億円のやや小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • テスホールディングス:+18.2%
  • ウイングアーク1st:+25.8%
  • ポピンズホールディングス:-6.0%
  • ダイレクトマーケティングミックス:-3.7%
  • フォーラムエンジニアリング:-21.4%
  • アルテリア・ネットワークス:-4.8%
  • スプリックス:+7.8%
  • キュービーネットホールディングス:-6.0%
  • 日総工産:+23.7%
  • 森六ホールディングス:+10.2%
  • オプトラン:+66.8%
  • アルヒ:-2.3%
  • 西本Wismettacホールディングス:-6.0%
  • バロックジャパンリミテッド:-5.0%
  • ソラスト:-6.0%
  • メタウォーター:-6.0%
  • ジョイフル本田:-1.9%
  • 足利ホールディングス:+7.4%
  • オープンハウス:+18.0%
  • ブロードリーフ:+11.1%
  • 全国保証:+3.7%
  • カルビー:±0%
  • ホシザキ電機:-6.0%
  • バンテック・グループ・ホールディングス:-25.8%
  • キトー:-18.5%
  • チャイナ・ボーチー:+72.5%
  • 八千代銀行:-5.6%
  • テイ・エス テック:+26.9%
  • 共英製鋼:+21.3%
  • ダスキン:±0%
  • SRIスポーツ:-3.2%
  • 東洋炭素:+22.2%
  • テンプスタッフ:+11.8%
  • 岩井証券:+70.7%
  • 古河スカイ:+21.6%
  • オハラ:±0%
  • auカブコム証券:+81.9%
  • 博報堂DYホールディングス:+13.2%
  • 芙蓉総合リース:+19.1%
  • テレビ東京:+15.5%
  • アルバック:+86.4%
  • NECシステムテクノロジー:+77.5%
  • イオンモール:+4.0%

日本市場のIPOは「国策に買いなし」という情勢に陥っており、IPO市場は冷え込んでいます。

以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺で大きなマイナスリターンの可能性がある」です。

主幹事はみずほ証券です。その他は、以下で申し込めます。

証券会社名割当株式数割当比率
みずほ証券4,505,00085.00%
大和証券265,0005.00%
野村証券212,0004.00%
SMBC日興証券212,0004.00%
SBI証券53,0001.00%
楽天証券53,0001.00%

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野村證券はIPOの取り扱いが多いのがメリットです。小口個人ですと当たりづらいですけれども、ポチポチ作業を許容できる場合は候補です。

郵政3社、JR九州などのかなりの大型株に関しては意外な程に当たりやすいです。

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大和証券も厳正かつ公平な抽選サービスとなっており、小口投資家でも当選の可能性はあります。

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<投資スタンス>
弱気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

過去のIPO初値予想の履歴

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