上場!Finatextホールディングス(4419)のIPOの初値予想

更新日: IPO

Finatextホールディングス

Finatextホールディングス(4419)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2021年12月6日(月)~12月10日(金)、上場日は2021年12月22日(水)です。

Finatextホールディングスが新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,290円(1単元12.9万円)です。公募価格は2021年12月13日(月)に決定。

仮条件は1,100円~1,290円と下振れました。予想PERは赤字です。

初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。以下のレンジを想定しています。

1,000〜1,500円(仮条件の上限比-22.5%~+16.3%)

Finatextホールディングスは金融インフラストラクチャ事業、フィンテックソリューション事業、ビッグデータ解析事業を展開しています。

監査法人はPwCあらた有限責任監査法人で、本社所在地は東京都千代田区九段北3丁目2番11号 住友不動産九段北ビル 4階です。

Finatextホールディングスとは

Finatextホールディングスは、「金融を‛サービス'として再発明する」をミッションに掲げています。

このミッションのもと、金融サービス提供者向けの次世代クラウド基幹システムの提供等を通じて、パートナー企業とともに人々にとって遠い存在である金融サービスを暮らしに寄り添ったものにすることを目指しています。

上記のミッションと金融業界の事業環境を背景に、Finatextホールディングスは、金融サービス提供者向けの次世代クラウド基幹システムの提供を行っています。

これまでのパッケージソフトウェア型の基幹システムは、導入にかかる初期費用や運用にかかる固定費、時間、人員が必要となっていたことに加え、外部サービスとの連携に制約がありました。

Finatextホールディングスが運営する次世代クラウド基幹システムは、クラウドベースでSaaS型にすることにより、導入及び運用の低コスト化、短期間化、少人数化を実現するとともに、 APIにより外部サービスとの連携を容易にしています。

Finatextホールディングスは、次世代クラウド基幹システムを提供するだけではなく、優れた顧客体験を備えたウェブサイトやモバイルアプリといったフロントエンドサービスの企画・開発を支援する「フィンテックソリューション」や、顧客企業内に蓄積されたデータの利活用を支援する「ビッグデータ解析」サービスも提供しています。

これらが一体となって、顧客のデジタルトランスフォーメーションを実現し、ユーザーのサービス品質の向上、収益の増加、効率性の向上に貢献していく方針です。

従業員数は13名、平均年齢は45.5歳、平均勤続年数は2.8年、平均年間給与は640.4万円です。

FinatextホールディングスのIPOの諸データ

Finatextホールディングスの業績推移

業績面では売上高・経常利益・純利益は、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

Finatextホールディングスの業績推移

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次第6期第7期
決算年月2019年11月2021年3月
売上高(千円)1,707,4702,751,375
経常損失(千円)△766,711△757,610
親会社株主に帰属する当期純損失(千円)△1,566,803△1,012,561
包括利益(千円)△1,753,746△1,109,583
純資産額(千円)7,352,5386,485,951
総資産額(千円)11,027,87912,655,096
1株当たり純資産額(円)△37.02△62.58
1株当たり当期純損失金額(円)△55.36△35.78
自己資本比率(%)58.7445.47
自己資本利益率(%)
株価収益率(倍)
営業活動によるキャッシュ・フロー(千円)△2,008,018△1,751,936
投資活動によるキャッシュ・フロー(千円)△313,379△325,269
財務活動によるキャッシュ・フロー(千円)1,311,508172,149
現金及び現金同等物の期末残高(千円)6,138,3074,318,706
従業員数(名)157152

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月ボックスでの推移となっていましたが、足元では崩れています。

軟調な推移になるとIPOにおいて向かい風となり、堅調な展開に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

FinatextホールディングスのIPOの規模は最大で約229.6億円であり、東証マザーズとしては重量級です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は2,800,000株、売出株式数は12,675,700株、オーバーアロットメント(OA)は2,321,200株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約37%と高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は82%です。

株主名保有割合ロックアップ
林良太38.12%
auフィナンシャルホールディングス(株)12.78%
UTEC3号投資事業有限責任組合11.56%
ジャフコSV5共有投資事業有限責任組合9.98%
伊藤祐一郎3.59%
伊藤英佑3.43%
(株)GCIキャピタル2.85%
ジャフコSV5スター投資事業有限責任組合2.49%
渡辺努2.39%
戸田真史2.24%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

Finatextホールディングスの事業は金融インフラストラクチャ事業、フィンテックソリューション事業、ビッグデータ解析事業ということで、IPOにおける業種の人気度は高めです。

訴求力の高い東証マザーズネット企業の範疇に属しています。

予想PERは赤字であり、類似企業と比較するとPSRの側面で割高感があります。

コード銘柄名PERPBR配当利回り
2315CAICADIGITAL赤字1.120.00%
3747インタートレード134.283.650.00%
3924ランドコンピュータ14.591.782.95%
3992ニーズウェル13.511.663.49%
3997トレードワークス18.961.941.66%
4284ソルクシーズ8.971.682.58%
4333東邦システムサイエンス11.561.542.99%
4373シンプレクスHD36.204.100.80%

上位株主にはVCはなく、万遍なくロックアップがかかっています。

約229.6億円という上場規模は東証マザーズとしては重量級です。

東証マザーズの50億円以上の大型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • AB&Company:-6.0%
  • Photosynth:-6.0%
  • セーフィー:+37.9%
  • アシロ:+27.6%
  • デコルテ・ホールディングス:-8.0%
  • 全研本社:+11.6%
  • プラスアルファ・コンサルティング:18.343.0%
  • 日本電解:±0
  • ペイロール:-6.5%
  • ビジョナル:+43.0%
  • スパイダープラス:+48.4%
  • Appier Group:+26.9%
  • ココナラ:+91.7%
  • coly:+104.6%
  • アクシージア:+41.4%
  • QDレーザ:+134.4%
  • ウェルスナビ:+50.0%
  • ヤプリ:+65.8%
  • プレイド:+99.4%
  • Kaizen Platform:+1.7%
  • クリーマ:+35.9%
  • Retty:+36.5%
  • プレミアアンチエイジング:+37.0%
  • 日通システム:+83.3%
  • I-ne:+12.5%
  • ロコガイド:+130.3%
  • SREホールディングス:-6.6%
  • ランサーズ:+15.3%
  • JTOWER:+63.8%
  • フリー:+25.0%
  • JMDC:+32.5%
  • メドレー:-2.3%
  • BASE:-6.9%
  • HPCシステムズ:-6.0%
  • ギフティ:+25.3%
  • ステムリム:-7.0%
  • ブシロード:+16.6%
  • 新日本製薬:+13.2%
  • Sansan:+5.8%
  • EduLab:+2.2%
  • ポート:-37.2%
  • 自律制御システム研究所:-16.8%
  • SBIインシュアランスグループ:±0%
  • MTG:+21.6%
  • メルカリ:+66.7%
  • ラクスル:+9.7%
  • SOU:+24.2%
  • 神戸天然物化学:+56.6%
  • HANATOUR JAPAN:+10.0%
  • ウェルビー:+28.1%
  • MS&Consulting:-2.3%
  • PKSHA Technology:+128.3%
  • ビーグリー:+0.1%
  • アイモバイル:-6.8%
  • ベイカレント・コンサルティング:-6.5%
  • アカツキ:-8.0%
  • ビジョン:+10.7%
  • グリーンペプタイド:-8.0%
  • メタップス:-7.9%
  • イトクロ:+4.1%
  • ヘリオス:+22.5%
  • Gunosy:±0%
  • サンバイオ:-14.5%
  • Aiming:+12.2%
  • ファーストブラザーズ:+2.5%
  • イーレックス:+11.2%
  • リボミック:-20.4%
  • VOYAGE GROUP:+40.0%
  • CYBERDYNE:+130.0%
  • アキュセラ・インク:+27.8%
  • シグマクシス:+0.3%
  • オンコリスバイオファーマ:+34.6%
  • じげん:+191.7%
  • ペプチドリーム:+216.0%
  • UMNファーマ:-8.0%
  • ライフネット生命:-7.0%
  • ダブル・スコープ:-8.0%
  • テラプローブ:-7.5%
  • エフオーアイ:-9.4%
  • グリー:+51.5%
  • カービュー:+5.5%
  • ユー・エス・ジェイ:-4.9%
  • ゲームオン:-8.0%
  • GCA:+28.1%
  • ミクシィ:+90.3%

以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。

主幹事は大和証券です。その他は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、松井証券、あかつき証券、楽天証券、岩井コスモ証券、マネックス証券で申し込めます。

証券会社名割当株式数割当比率
大和証券10,833,10070.00%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券4,333,20028.00%
松井証券77,4000.50%
あかつき証券69,6000.45%
楽天証券69,6000.45%
岩井コスモ証券46,4000.30%
マネックス証券46,4000.30%

三菱UFJグループのauカブコム証券でも取り扱いが期待できます。カブドットコムのIPOは、公平性と機密性を確保したシステムによる抽選で当選者が決まります。

また、SBIグループのSBIネオモバイル証券SBIネオトレード証券、大和証券グループのCONNECT、野村證券ルートでLINE証券、みずほ証券ルートのPayPay証券も幹事に入っている場合は同様です。

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郵政3社、JR九州などの中型株に関しては意外な程に当たりやすいです。

野村證券

大和証券も厳正かつ公平な抽選サービスとなっており、小口投資家でも当選の可能性はあります。

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<投資スタンス>
やや弱気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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