Booking.com(ブッキングドットコム)という宿泊予約サイトがあります。
多種多様なホテルから、法令に準則して営業許可を取得している民泊まで、多様な施設が掲載されており、出張・旅行に役立ちます。
出張でホテルを利用する場合で会社に経費申請する必要がある場合、領収書が必要な企業が多いです。
また、個人事業主・中小企業経営者の場合、経費処理で領収書を保管する必要があるのが原則です。
そうした際に気になるのが領収書の発行の手順、前払いやキャンセルの場合はどうなるのかですね。
私はBooking.comをフル活用しており、上級会員のGenius(ジーニアス)資格も保有しています。
上級会員である私が、ブッキングドットコムの領収書について、注意点を完全網羅してわかりやすく徹底的に解説します。
現地払いの場合はホテルで領収書が発行
Booking.comは宿泊予約サイトであり、大多数のホテルはオンライン決済ではなく現地決済となっています。チャックインかチェックアウト時に支払うのが原則です。
キャンセル料も直前までかからないケースが多く、予約の契約形態がシンプルでサイトの利用でトラブルが少ないのがメリットです。
Booking.comでホテルを予約して宿泊した場合、領収書は宿泊先のホテルで料金を支払った時に、スタッフに発行を依頼すればもらえます。
外国のホテルに宿泊した際には「Could I have a receipt?」か「Can I have a receipt?」などと伝えましょう。
発音などに自信がない場合や、英語が通じない国では、Google翻訳などのスマホアプリの活用が便利です。
しゃべったら設定した言語に変換して発音してくれるので、まるでドラえもんの道具「翻訳こんにゃく」を使っているようなイメージで快適に意思疎通が可能です。
Androidだけではなく、iPhoneでも利用可能です。注意点としてはマナーモードだと音が出ないので、マナーモードは解除してから使いましょう。
事前に保存しておくこともできるので、保存しておけばスムーズな伝達が可能で安心・安全です。
「☆」をタップすれば保存できて、アプリ下部メニューバーの「★ 保存済み」からアクセスできます。
領収書に最低限記載すべき事項としては、日付、取引日時、発行者・受領権者の記名か押印、金額、宛名となっています。取引内容も記載されることが大多数です。
ホテルでもらい忘れた場合の後日発行
Booking.com経由で予約して宿泊した場合、大手ホテルやチェーンホテルであれば、何も言わなくても領収書や利用明細をくれることが多いです。
ただし、個人経営の宿泊施設などは、何も言わなかったら領収書が出ない場合もあります。
領収書をもらい忘れた場合、日本国内のホテルだと郵送してくれるケースもあります。
ただし、海外のホテルでは無料で送ってくれることは、ほぼありません。ホテルによってはEメールで宿泊明細を送ってくれる場合もあります。
ホテル側に連絡するか、Booking.comから問い合わせましょう。オンラインの場合、ブッキングドットコムのオンライン上のフォームから問い合わせることが可能です。メールで回答が届きます。
ログインして右上のアイコン欄を選択して「カスタマーサービス・ヘルプページ」を選択します。
「困った時の解決方法」という画面に遷移するので、右側の「電話またはメールする」を選択します。
次の画面で該当予約を選択して、お問い合わせ内容を入力して「送信」という青いボタンを押せばOKです。
ちなみに電話でキャンセルする場合のブッキングドットコムのコールセンターの電話番号へもここから辿れます。
問い合わせ内容は詳細を記入すればするほど、素早いサポートが可能です。
領収書・明細書を忘れたり紛失すると諸々の問い合わせ手続きが面倒なので、忘れずに取得して失くさないようにしましょう。
前払いの場合は「支払い確認書」が領収書に
Booking.comは現地払いが原則ですが、中には事前決済のホテルもあります。予約時にクレジットカードやPayPalで支払うことになります。
キャンセル不可の前払いの場合は、既に支払いが完了しているため、Web上で領収書を発行できます。
具体的には、Booking.comの公式サイトより発行される「支払い確認書」が領収書代わりになります。
支払い確認書には支払い情報が掲載されており、経費処理の証跡として利用可能です。
Booking.comでの予約完了後、登録したメールアドレスに届く予約確認メールより領収書を発行できます。
メール本文の「お支払い確認書をダウンロード」を選択すれば、領収書代わりとなるPDFをダウンロード可能。髪が必要な場合はプリントアウトしましょう。
Booking.comでは、一休.comなどの国内のサイトとは異なり、会員ページの予約履歴から領収書を発行することはできません。
ホテルに直接問い合わせるか、上の手順でBooking.comに連絡しましょう。
ただし、事前決済ではあるものの、直前までキャンセルできるプランの場合や、一部のホテルでは領収書の発行は実際の宿泊時というケースもあります。
キャンセル
旅行の予約で時として避けては通れないのがキャンセル。予定が変わって都合が悪くなってしまったり、突如として仕事が入っていけなくなることは日常茶飯事です。
キャンセルの領収書というものはありません。Booking.comの場合は現地決済が原則なので、そのようなケースは何も取引なしで終わりです。
クレジットカード払いで事前支払いがあった場合、クレジットカードの利用明細でマイナスが表示されるので、それで経理処理はできるのが原則です。
キャンセルした証拠が必要な場合は、そのような書類を発行しているかホテル側もしくはBooking.comのオンラインサポートに連絡しましょう。
ちなみにブッキングドットコムはキャンセル料が極めて単純明快でシンプルなのがメリットです。
外資系の宿泊サイトとしてはExpediaの知名度が高いですけれども、エクスペディアの場合は時として細かい例外ルールが設定されていることがあり、時に勘違いによるキャンセル料発生というリスクがあります。
まとめ
Booking.comで予約した場合、もちろん領収書を発行できます。現地払いの場合は、チャックインかチェックアウト時に領収書を受け取る流れとなります。
発音に自信がない場合や、英語が通じない国では、Google翻訳などのスマホアプリの活用が便利です。
前払いの場合はメールからダウンロードできる「支払い確認書」が領収書になります。ただし、一部は宿泊時というケースもあります。
Booking.comはタイムセール・スマートセールがお得で、リーズナブルに宿泊できることが多い予約サイトです。
ブッキングドットコムにはGenius(ジーニアス)会員という上級会員資格があります。
一部対象ホテルで、ホテルの会員プログラムの上級会員のような嬉しい特典を享受できます。
- 一部対象ホテルの宿泊料金10%OFF
- アーリーチェックイン
- レイトチェックアウト
- 無料空港シャトル
- 駐車場無料
- ウェルカムドリンク
- 特に利用頻度が高い方には専用のカスタマーサービス
Genius対象ホテルに参加する基準として、ホテル側には6件以上口コミが投稿され、その平均スコアが7.5以上という条件が課せられています。
つまり、Genius会員で特典を受けられるホテルというのは、一定の良い評判・口コミを得ているホテルということになります。
Booking.comのGeniusの10%は、スマートセールの割引後の価格から更に10%OFFとなるのでバリューが高いです。
Genius会員の詳細については、以下で徹底的に解説しています。
私もジーニアス会員になっており、お得な割引をフル活用しています。特典の例については、以下にまとめています。
Geniusになるには、本来的には5泊以上の宿泊実績が必要となります。しかし、クレジットカードの発行だけで上級会員資格を得られる裏技があります。
発行手数料・年会費などは無料で保有に一切費用がかからないクレジットカード「Booking.comカード」に入会するだけです。
Booking.comカードは、大手の三井住友カードが発行していて年会費無料で使えるクレジットカードです。
VISA加盟店でもれなく1%キャッシュバックされるのがメリットで、年会費無料のクレジットカード、キャッシュバックのクレジットカードとしては優秀です。
しかも面倒なポイント交換手続きは不要であり、自動で利用分と相殺してくれる「自動キャッシュバック」である点が卓越しています。
入会特典として先着5万名限定で、ブッキング・ドットコムの上級ステータスであるGenius会員にアップグレードされます。
一部対象ホテルの宿泊料金10%OFF、レイトチェックアウト、無料空港シャトル、ウェルカムドリンク、特に利用頻度が高い方には専用のカスタマーサービスなどのベネフィットを享受できます。
もちろん、費用は一切発生しません。Booking.comカードの郵送時に同封されているシリアルコードから手続きすればOKです。
ヒルトン・オナーズ、マリオットボンヴォイ(旧マリオットリワード、SPG)、ワールド・オブ・ハイアットなど、ホテルグループの上級会員資格は、当該グループでお得な特典を受けられます。
しかし、これらの会員制度の上級会員資格は年間数十泊といった条件があり、宿泊数が多くて修行なしではハードルが高いです。また、どうしてもグループのホテルばかりになりがちです。
Booking.comカードで取得できるGeniusなら、世界中の膨大なホテルでお得な割引・ベネフィットを享受できる点にエッジ・優位性があります。
ただでさえリーズナブルな価格帯の事が多いBooking.comの価格から更に10%OFFとなります。
タイムセールのホテルの場合、スマートセールによる割引後の価格から更に10%OFFになるのでお得です。
Booking.comカードの送付時に同封されているQRコードからGenius会員に登録できます。登録後180日以内に1度も予約しなかった場合は、会員資格が喪失します。
Genius会員の資格が失効したとしても、カード会員限定サイトでのBooking.comの予約・宿泊・カード利用では、いつでも5%キャッシュバックの特典があります。
その他、Booking.comカードの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
Booking.comカードはGenius会員になれるので、使わなくてもお得なクレジットカードの筆頭で質実剛健です。
ポイントを貯めて交換という手間から解放されます。Booking.comをあまり使わない方でも1%現金還元を享受するだけでお得です。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「自動キャッシュバックカード」としてBooking.comカードを挙げられていました。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのメインカード、キャッシュバック・カードとして挙げていらっしゃいました。
Booking.comカードはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
こうして考えてみると、Booking.comカードは本当にお得ですよね。このような良いクレジットカードを使えば、長い目で見ると10万円・20万円といったリターンを得ることができます。
お得な生活を送れて、浮いた分を貯金したり他のことに使えるようになり、人生を豊かに彩ることができます。
入会だけでGenius会員の資格を得られるのが絶大なメリットであるクレジットカードです。以下からご入会すると適用されます。
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Booking.comカード 公式サイト
Booking.comカードの発行元である三井住友カードは、プロパーカードの三井住友VISAカードシリーズを発行しています。
ANAマイルが貯まりやすいANA VISAカード、ANA Mastercardも高い人気を誇っています。
1967年12月から50年以上の歴史があり、当初の加盟店や会員募集の際には、「そもそもクレジットカードとはどういうものか」という仕組みから、利便性の啓発・啓蒙を行ってきました。
三井住友カードは2017年に50週年を迎えて記念キャンペーンを開催していました。2020年は53年目となり、より一層の進化が期待できます。
日本のクレジットカードのパイオニア的存在です。全く概念がない状況で一から道を切り開くというのは凄いことです。長い歴史の中で培ってきた経験がサポートやサービスに活かされています。
三井住友VISAカードシリーズは三井住友カードが渾身の力を込めたクレジットカードであり、このカードがある生活は優美でエレガント。ふつふつと喜びが湧き上がってくる世界です。
虎に翼、弁慶に薙刀の威力があるお得なベネフィットで着実に得することが可能になり、順風満帆・視界良好で新しい世界へ雄飛する機会を手に入れられます。
VisaとMastercardのデュアル発行が可能であり、世界中で幅広く使える圧巻の決済力があります。利用で貯まるVポイントは便利に使えます。
お得なポイント還元が秀逸なハイ・クオリティー・カードであり、ボーナスポイントをザクザクと貯めることが可能です。
VISAインターナショナルから、セキュリティが高い会社に対する表彰があり、アジア・パシフィック地域では、三井住友カードだけが表彰されたことがあります。
セキュリティの部分では国際ブランドの運営元のVISAからも高い評価を受けています。
Booking.comカードは三井住友カードのインフラを活用して運用されているので、VISAからも表彰された高いセキュリティのもとで、安心して安全に使うことが可能です。