上場!あさくま(7678)のIPOの初値予想

更新日: IPO

あさくま

あさくま(7678)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2019年6月11日(火)~6月17日(月)、上場日は2019年6月27日(木)です。

新規上場する市場は東証JASDAQスタンダードで、想定価格は1,150円(1単元11.5万円)です。仮条件は1,150~1,250円と上振れました。

公開価格は仮条件の上限である1,250円となりました。予想PERは11.9倍、予想配当利回りは1.60%(1株配当 20)です。

初値予想はプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

1,600〜2,300円(仮条件の上限比+28.0%~+84.0%)

あさくまは、株式会社テンポスホールディングスを親会社とする企業グループに属し、「ステーキのあさくま」の店舗展開を主業態とする飲食店の経営を主な事業として展開しています。

監査法人は有限責任大有監査法人です。本社所在地は名古屋市天白区植田西2丁目1410番です。

あさくまとは

あさくまは1962年3月に「ドライバーズコーナー・キッチンあさくま」を愛知県日進町(現日進市)に開店以来、幹線道路沿いを中心に出店してきました。

「ステーキのあさくま」の名称で名古屋市内から郊外へと店舗展開しはじめ、顧客が車で気軽に立ち寄り易いような、駐車場を完備した郊外型のステーキ・その他肉類を中心としたレストランが主力です。

「ステーキのあさくま」では、メインメニューであるステーキやハンバーグは和牛、国産牛、米国産牛、豪州産牛を使用し、一緒に新鮮なサラダ(サラダバー)を揃えています。

また、原材料となる牛肉や野菜、ソースに至るまで、品質・鮮度にこだわった食材を追求し続け、バランスの取れた商品構成等を心がけています。

連結子会社の株式会社あさくまサクセッションは、様々な業態の店舗展開を行っています。

  • ビュッフェレストラン「ファーマーズガーデン」
  • モツ焼き居酒屋「エビス参」
  • カフェ「オランダ坂珈琲邸」
  • インドネシア料理「スラバヤ」
  • インドネシア風居酒屋「ワヤンバリ」

2019年4月30日現在、あさくまは直営店60店舗、FC加盟店7店舗の計67店舗、連結子会社の株式会社あさくまサクセッションは直営店20店舗を展開しており、あさくま全体として計87店舗となっています。

従業員数は92名、平均年齢は44.1歳、平均勤続年数は4.5年、平均年間給与は460.2万円です。

あさくまのIPOの諸データ

新規発行による手取金の使途については、株式会社あさくまの直営店の新規出店にかかる設備投資資金に充当する予定です。

あさくまの業績推移

業績面では売上高は美しい右肩上がりとなっています。経常利益・純利益は減益の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

共栄セキュリティーサービスの業績推移

営業キャッシュフローは純利益を上回っています。一般論としては安心感があります。

前期の自己資本利益率(ROE)は19.4%であり、自己資本比率は67.0%です。主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第44期 第45期
決算年月 2017年3月 2018年3月
売上高 (千円) 9,127,989 9,440,858
経常利益 (千円) 912,559 874,699
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) 372,947 494,352
包括利益 (千円) 373,768 493,533
純資産額 (千円) 2,299,852 2,793,385
総資産額 (千円) 3,550,229 4,168,775
1株当たり純資産額 (円) 488.24 593.02
1株当たり当期純利益金額 (円) 79.17 104.94
自己資本比率 (%) 64.8 67
自己資本利益率 (%) 17.7 19.4
株価収益率 (倍)
営業活動によるキャッシュ・フロー (千円) 791,654 779,570
投資活動によるキャッシュ・フロー (千円) 185,486 △316,060
財務活動によるキャッシュ・フロー (千円) △16,144 △16,067
現金及び現金同等物の期末残高 (千円) 1,682,348 2,129,790
従業員数 (名) 110 109

提出会社の経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第41期 第42期 第43期 第44期 第45期
決算年月 2014年3月 2015年3月 2016年3月 2017年3月 2018年3月
売上高 (千円) 4,114,874 4,688,667 6,011,372 7,101,246 7,969,579
経常利益 (千円) 411,556 676,016 881,755 991,163 861,826
当期純利益 (千円) 308,951 377,664 317,881 190,209 405,252
資本金 (千円) 490,000 490,000 515,000 515,000 515,000
発行済株式総数 (株) 4,510,420 4,510,420 4,710,420 4,710,420 4,710,420
純資産額 (千円) 1,367,874 1,746,215 2,113,121 2,304,385 2,708,818
総資産額 (千円) 1,855,069 2,579,239 3,022,977 3,321,915 3,875,966
BPS (円) 303.26 387.15 448.6 489.21 575.06
配当 (円)
EPS (円) 68.49 83.73 70.06 40.38 86.03
自己資本比率 (%) 73.7 67.7 69.9 69.4 69.9
自己資本利益率 (%) 25.5 24.3 16.5 8.6 16.2
株価収益率 (倍)
配当性向 (%)
従業員数 (名) 61 70 84 78 84

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

日経JASDAQは2016年2月以降は長らく上昇トレンドが続き、2006年の高値を目指して爆進中となっていましたが、2018年以降は軟調な局面が多くなっています。

ここ数ヶ月はボックスでの推移となっていた中で5月に崩れました。

反発して再度堅調な相場に回帰すれば、IPOにおいて追い風となります。逆に下降トレンドが継続したら向かい風です。

日経JASDAQのチャート(2019年2月25日~2019年5月24日)
(※マネックス証券より)

上場規模

あさくまのIPOの規模は最大で約7.8億円であり、東証JASDAQスタンダードとしても小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は500,000株、売出株式数は92,100株、オーバーアロットメント(OA)は85,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約13%と非常に低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は16%です。

売出人である有限会社あさしお、貸株人である株式会社テンポスホールディングス、あさくま株主である近藤裕貴、近藤典子、西尾すみ子、近藤千鶴子、伊藤恵美、横田優、新貝栄市、矢田真一、大坂浩二には、原則として180日間のロックアップがかかっています。株価上昇による解除条項はありません。

株主名 保有割合 ロックアップ
(株)テンポスホールディングス 56.37%
(有)あさしお 11.28%
近藤裕貴 10.05%
近藤典子 8.92%
西尾すみ子 3.62%
近藤千鶴子 1.25%
(株)りそな銀行 0.97%
(株)社三井住友銀行 0.93%
麒麟麦酒(株) 0.87%
加藤利武 0.44%

株主優待あり

あさくまは株主優待を新設します。年1回4,000円分(1,000円×4枚)の優待券をもらえます。

あさくま直営店・FC加盟店、あさくまグループ(オランダ坂珈琲邸・もつ焼きエビス参・ファーマーズガーデン・スラバヤ)で使用できる食事券なので、店舗が近くにある方にとっては極めて便利です!

ステーキのあさくまの主な商品と店内

想定価格ベースでは、100株の株主優待利回りは約3.48%です。高利回りの株主優待であり、初値においては着実なプラス材料と高く評価できます。

初値予想

あさくまの事業は「ステーキのあさくま」の店舗展開を主業態とするレストラン事業ということで、IPOにおける業種の人気度は高くありません。

予想PERは11.9倍、予想配当利回りは1.60%であり、類似企業と比較すると割安感があります。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
2751 テンポスホールディングス 33.37 3.12 0.40%
3053 ペッパーフードサービス 12.11 11.39 1.55%
3068 WDI 43.34 4.15 0.70%
3091 ブロンコビリー 21.95 2.03 1.06%
3197 すかいらーくHD 34.30 2.99 0.96%
7412 アトム 266.66 15.61 0.21%
7614 オーエムツーネットワーク 10.88 0.68 1.84%
8179 ロイヤルホールディングス 34.52 2.07 1.04%
9861 吉野家ホールディングス 1,216.66 2.38 1.10%
9943 ココスジャパン 101.91 1.21 0.34%

約7.8億円という上場規模はJASDAQスタンダードとしても小型です。上位株主にVCはなく、カバー率は高めです。

JASDAQスタンダードの5億~10億円の小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

  • エヌ・シー・エヌ:+51.8%
  • 田中建設工業:+7.1%
  • ツクイスタッフ:+53.2%
  • グッドライフカンパニー:+21.9%
  • アクセスグループ・ホールディングス:+161.2%
  • ディ・アイ・システム:+157.8%
  • ブロードバンドセキュリティ:+166.8%
  • マリオン:+59.7%
  • 香陵住販:+15.9%
  • SIG:+133.3%
  • エヌリンクス:+108.8%
  • アズ企画設計:+117.8%
  • トレードワークス:+518.2%
  • シー・エス・ランバー:+84.1%
  • ニーズウェル:+130.5%
  • SYSホールディングス:+116.0%
  • ディーエムソリューションズ:+184.0%
  • No.1:+120.4%
  • 安江工務店:+4.0%
  • 日本モーゲージサービス:+39.8%
  • ノムラシステムコーポレーション:+51.0%
  • デュアルタップ:+127.0%
  • 富士ソフトサービスビューロ:+13.5%
  • プロパティエージェント:+115.0%
  • ナガオカ:+40.6%
  • デジタル・インフォメーション・テクノロジー:+246.2%
  • スマートバリュー:+344.9%
  • 三機サービス:+37.1%
  • エムケイシステム:+332.0%
  • 今村証券:+27.4%
  • マークラインズ:+77.3%
  • 東武住販:+12.0%
  • 白鳩:+46.2%
  • サイバーリンクス:+172.9%

以上を総合考慮して、初値予想はプラスリターンです。

主幹事は三菱UFJモルスタ証券です。その他は、大和証券、SBI証券、東海東京証券、フィリップ証券、岡三証券、安藤証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 533,200 90.05%
大和証券 11,800 1.99%
SBI証券 11,800 1.99%
東海東京証券 11,800 1.99%
フィリップ証券 8,800 1.49%
岡三証券 8,800 1.49%
安藤証券 5,900 1.00%

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<投資スタンス>
やや強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券で申込、対面証券では原則申込(回数制限やS級狙いで回避することも)
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避、対面証券はバーター取引ならOK(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避

過去のIPO初値予想の履歴

  • この記事を書いた人

まつのすけ

14年に渡ってクレカ・電子マネー等のキャッシュレス決済を探求。日本のキャッシュレス化に貢献することが目標です。52枚のクレジットカードを保有し、支払年会費の総額は113万円。実生活において徹底的に活用した経験を活かして、記事を執筆しております。

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