上場!アララ(4015)のIPOの初値予想

更新日: IPO

アララ

アララ(4015)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2020年11月4日(水)~11月10日(火)、上場日は2020年11月19日(木)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,300~1,470円(1単元13~14.7万円)です。

仮条件は2020年11月2日(月)、公募価格は2020年11月11日(水)に決定。予想PERは35.3~40.0倍です。

初値予想は大幅なプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

3,000〜7,000円(想定価格の上限比+104.1%~+376.2%)

アララは、BtoBtoCを中心としたSaaS型販促ソリューションを展開しています。

SaaS型とは「Software as a Service」の略で、提供者側で稼働しているソフトウエアを、インターネット等のネットワーク経由で、利用者がサービスとして利用する状況を指します。

監査法人はEY新日本有限責任監査法人で、本社所在地は東京都港区南青山2丁目24番15号 青山タワービル別館です。

アララとは

アララのミッションは、「アイディアとテクノロジーで革新的なサービスを提供し、便利で楽しい、みんながハッピーになる社会を創る。」です。

この使命のもと、子供の頃、憧れていた未来の姿、まだ見ぬ未来の姿を想像し、創造し、便利で楽しく、ドキドキ・ワクワクするサービスを提供していくために、アララは事業を展開しています。

主な事業内容

  • 独自のハウス電子マネーやポイントを導入したい地域密着のスーパーマーケット等を顧客とした「キャッシュレスサービス事業」
  • 一時に大量の電子メールを送付したい航空会社、金融機関、eコマースサイト、地方公共団体等を顧客とした「メッセージングサービス事業」
  • 個人情報を適切に管理したい金融機関、情報通信事業者等を顧客とした「データセキュリティサービス事業」
  • その他の事業(ARサービス)

ARサービス以外は、顧客との契約が継続する限りにおいて、安定的に収益を獲得できるリカーリングビジネスであることが、収益構造上の特徴となっています。

顧客との価値の共創を通じて、様々なITサービスを生み出し、進化させ、顧客にとって、長期的に使い続けたいサービスとなることが、ミッション達成の近道とアララは考えています。

従業員数は84名、平均年齢は33.3歳、平均勤続年数は3.8年、平均年間給与は559.3万円です。


アララのIPOの諸データ

アララの業績推移

業績面では売上高は減収、経常利益・純利益は減益の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

アララの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第10期 第11期 第12期 第13期 第14期
決算年月 2015年8月 2016年8月 2017年8月 2018年8月 2019年8月
売上高 (千円) 793,632 962,456 1,143,734 1,027,878 1,042,777
経常利益 (千円) 32,651 46,442 △62,893 13,177 111,841
当期純利益 (千円) 19,946 △4,822 △81,384 △113,337 114,791
資本金 (千円) 330,100 330,100 331,500 331,500 331,500
発行済株式総数 (株) 56,573 56,573 56,853 56,853 56,853
純資産額 (千円) 358,612 353,789 275,205 161,867 276,658
総資産額 (千円) 606,678 665,348 622,202 430,482 555,554
BPS (円) 6,338.93 6,253.68 4,840.64 28.47 48.66
1株配当 (円)
EPS (円) 356.41 △85.25 △1,433.53 △19.94 20.19
自己資本比率 (%) 59.1 53.2 44.2 37.6 49.8
自己資本利益率 (%) 6.7 52.4
株価収益率 (倍)
配当性向 (%)
営業CF (千円) 90,000 145,973
投資CF (千円) △50,043 △63,210
財務CF (千円) △36,864 △42,974
現金等 (千円) 212,343 252,132
従業員数 (人) 41 66 78 66 75

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は美しい右肩上がりとなっており、世界中の株価指数の中で群を抜いたパフォーマンスです。

このまま堅調な推移が続くとIPOにおいて追い風となり、反落して再び軟調な相場に回帰すれば向かい風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

アララのIPOの規模は最大で約12.6億円であり、東証マザーズとしてはやや小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は381,100株、売出株式数は412,000株、オーバーアロットメント(OA)は118,900株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約15%と低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は52%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
岩井陽介 28.73%
Livio(株) 6.10%
ドコモ・イノベーションファンド投資事業組合 5.67%
大和ベンチャー1号投資事業有限責任組合 5.67%
(株)デンソーウェーブ 5.67%
EEIクリーンテック投資事業有限責任組合 5.67%
IWAI GROUP PTE. LTD. 3.83%
寺田倉庫(株) 3.83%
井上浩毅 3.64%
ビットキャッシュ(株) 3.10%  

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

アララの事業は、BtoBtoCを中心としたSaaS型販促ソリューションであり、IPOにおける業種の人気度は高めです。

訴求力の高い東証マザーズネット企業の範疇に属しており、国策であるキャッシュレス決済の関連銘柄でもあります。

予想PERは35.3~40.0倍であり、類似企業と比較すると中間的です。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
2352 エイジア 34.05 5.51 1.16%
3923 ラクス 145.06 75.92 0.08%
3960 バリューデザイン 93.09 5.57 0.00%
4449 ギフティ 143.14 21.40 0.00%
6172 メタップス 赤字 2.47 0.00%
6701 日本電気 17.07 1.60 1.42%
6702 富士通 16.70 2.22 1.45%
9449 GMOインターネット 35.61 6.50 0.90%
9600 アイネット 14.34 1.56 3.07%

約12.6億円という上場規模は東証マザーズとしてはやや小型です。上位株主にVCが名を連ねているものの、満遍なくロックアップがかかっています。

東証マザーズの10億~15億円のやや小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • トヨクモ:+351.0%
  • インターファクトリー:+429.2%
  • GMOフィナンシャルゲート:+157.9%
  • コパ・コーポレーション:+126.5%
  • リビングプラットフォーム:-9.0%
  • AHCグループ:+61.4%
  • ジモティー:+130.0%
  • WDBココ:+122.2%
  • スペースマーケット:+121.4%
  • INCLUSIVE:+114.9%
  • ランディックス:+124.5%
  • BuySell Technologies:+92.7%
  • セルソース:+164.0%
  • ビーアンドピー:+20.0%
  • リビン・テクノロジーズ:+130.8%
  • ヴィッツ:+130.2%
  • 東名:+27.8%
  • フレアス:+118.6%
  • リックソフト:+126.3%
  • リンク:+112.8%
  • ベルトラ:+33.9%
  • ピアラ:+97.3%
  • フロンティア・マネジメント:+121.2%
  • アイリックコーポレーション:+25.8%
  • システムサポート:+128.6%
  • エクスモーション:+49.7%
  • マネジメントソリューションズ:+114.3%
  • アイ・ピー・エス(銘柄名:IPS):+71.0%
  • ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス:+207.7%
  • ファイバーゲート:+127.4%
  • SERIOホールディングス:+130.3%
  • グローバル・リンク・マネジメント:+134.0%
  • クックビズ:+134.7%
  • テンポイノベーション:+93.5%
  • テックポイント・インク:+64.9%
  • UUUM:+226.8%
  • トランザス:+170.0%
  • ツナグ・ソリューションズ:+112.0%
  • ユーザーローカル:+325.2%
  • ピーバンドットコム:+113.9%
  • レノバ:+50.0%
  • エイトレッド:+133.9%
  • シンシア:-7.1%
  • JMC:+89.2%
  • インソース:+55.8%
  • セラク:+160.0%
  • キャリア:+98.5%
  • ジェイリース:+34.5%
  • アトラエ:+135.6%
  • PR TIMES:+59.0%
  • ベネフィットジャパン:+67.2%
  • フェニックスバイオ:-2.1%
  • ブラス:+6.4%
  • バルニバービ:+130.0%
  • GMOメディア:+101.1%
  • ブランジスタ:+43.8%
  • アイビーシー:+251.0%
  • STUDIOUS:+20.0%
  • PCIホールディングス:+169.6%
  • Hamee:+67.2%
  • sMedio:+58.7%
  • ファーストコーポレーション:+25.0%
  • ファーストロジック:+52.5%
  • データセクション:+73.1%
  • サイジニア:+125.8%
  • フルッタフルッタ:+51.5%
  • メディカル・データ・ビジョン:+135.9%
  • セレス:+55.4%
  • オプティム:+260.0%

以上を総合考慮して、初値予想は大幅なプラスリターンです。


主幹事はSMBC日興証券です。その他は、大和証券、SBI証券、楽天証券、みずほ証券、松井証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
SMBC日興証券 674,400 85.03%
大和証券 39,600 4.99%
SBI証券 39,600 4.99%
楽天証券 15,800 1.99%
みずほ証券 15,800 1.99%
松井証券 7,900 1.00%

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<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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