上場!AI inside(4488)のIPOの初値予想

更新日: IPO

AI inside

AI inside(4488)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2019年12月9日(月)~12月13日(金)、上場日は2019年12月25日(水)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は2,660円(1単元26.6万円)です。公募価格は2019年12月16日(月)に決定。

仮条件は3,000円~3,600円と窓を開けて上振れました。予想PERは50.3~60.4倍です。

初値予想は大幅なプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

6,000〜7,500円(仮条件の上限比+66.7%~+108.3%)

AI insideは人工知能事業を展開しており、ユーザインターフェースを備えたAI-OCRサービス「DX Suite」等を提供しています。

監査法人は有限責任監査法人トーマツで、本社所在地は東京都渋谷区渋谷3-8-12 渋谷第一生命ビルディング4階です。

AI insideとは

AI insideは人がルールを設計し、そのルールをプログラミングすることで開発する文字認識技術を一切排除し、コンピュータが自動的に文字画像データを学習しルールを設計する、ディープラーニングによる手書き文字認識AIを開発しました。

このAIを、日々の業務で誰もが使えるようにするため、AI-OCRサービス「DX Suite」として企業へ提供しています。

これまで2億回を超える読取りを行い、企業の生産性向上に貢献してきました。

現在主力製品となっているクラウドコンピューティング(AI inside Cloud)だけではなく、クラウドにアクセスすることなくユーザの元でAI処理を行う、エッジコンピューティング用ハードウェア「AI inside Cube」を自社で開発製造しました。

これにより、地方公共団体などプライバシー保護がより一層重要視される業界への導入拡大も実現しています。

当社は、人がルールを設計し、そのルールをプログラミングすることで開発する文字認識技術を一切排除し、文字画像データを学習し、コンピュータが自動的にルールを設計する、ディープラーニングによる手書き文字認識AIを開発しました。

このAIを、日々の業務で誰もが使えるようにするため、ユーザインターフェースを備えたAI-OCRサービス「DX Suite」として開発し、ユーザへ提供しています。

DX Suite」は、その内部に「Intelligent OCR」「Elastic Sorter」「Multi Form」というアプリケーションを有しており、組み合わせて契約、利用することができます。

Intelligent OCR」は、手書き文字認識技術をベースに、「定型帳票」を読取り、デジタルデータ化するサービスです。

「定型帳票」とは、帳票レイアウトが統一されており、事前に読取り箇所を指定することができる帳票を指します。

具体的には、各種申込書や受発注帳票、アンケートなどの帳票をデータ化できます。

料金体系としては、リカーリング型モデルの月額固定費用、読取りごとに発生する月額従量費用と、セリング型モデルの初期費用により構成されています。

Elastic Sorter」は、「Intelligent OCR」のオプションとして、複数種類の帳票を順不同にまとめてスキャンしてある場合に、同種類の帳票をAIが選び取り、仕分けるサービスです。

具体的には、免許証や保険証、住民票など複数種類ある本人確認書類や各種申込書類を種類ごとに仕分け、仕分け後に「Intelligent OCR」で読取りを行うなどの業務に利用できます。

料金体系としては、セリング型モデルの初期費用は無く、リカーリング型モデルの月額固定費用、読取りごとに発生する月額従量費用により構成されています。

Multi Form」は、「Intelligent OCR」のオプションとして、「定型帳票」以外の「非定型帳票」を読取り、データを構造化含めデジタルデータ化するサービスです。

「非定型帳票」とは、記載される項目は同じでも、記載される場所、レイアウトが無数にあり、書類の種類数が限定的で無いため、「Elastic Sorter」では仕分けることのできない帳票を指します。

具体的には請求書や領収書、住民票やレシートなどといった帳票を事前の準備・設定不要で、データの構造化含め、デジタルデータ化できます。

料金体系としては、セリング型モデルの初期費用は無く、リカーリング型モデルの読取りごとに発生する月額従量費用のみの構成となっています。

従業員数は57名、平均年齢は34.48歳、平均勤続年数は1.16年、平均年間給与は609.9万円です。

AI insideのIPOの諸データ

AI insideの業績推移

業績面では売上高は美しい右肩上がりとなっています。経常利益・純利益は減益の年度があるものの、2018年3月期を底に右肩上がりの傾向となっています。

AI insideの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第1期 第2期 第3期 第4期
決算年月 2016年3月 2017年3月 2018年3月 2019年3月
売上高 (千円) 9,259 41,553 279,435 445,264
経常損失 (千円) -51,549 -140,645 -311,479 -182,914
当期純損失 (千円) -51,654 -140,935 -340,533 -183,865
資本金 (千円) 37,100 184,500 424,500 465,200
発行済株式総数 (株) 2,117 2,450 2,850 3,240,000
純資産額 (千円) 20,545 104,209 313,875 605,210
総資産額 (千円) 27,054 130,401 392,465 966,649
BPS (円) 9,705 44,668 110.13 193.17
1株配当 (円)
EPS (円) -24,916 -62,294 -126.23 -60.62
自己資本比率 (%) 75.9 79.9 80 62.6
自己資本利益率 (%)
株価収益率 (倍)
配当性向 (%)
営業CF (千円) -321,554 34,172
投資CF (千円) -54,699 -12,256
財務CF (千円) 480,000 575,200
現金等 (千円) 201,998 799,069
従業員数 (人) 6 12 30 36

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は2016年2月以降は長らく上昇トレンドが続き、2006年の高値を目指して爆進中となっていましたが、2018年1月下旬をピークとして下降トレンドが続いていました。

記事公開時点までの数ヶ月はボックストレンドとなっています。

軟調になると向かい風となり、底打ちして堅調な相場に回帰すれば、IPOにおいて追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

AI insideのIPOの規模は最大で約15.3億円であり、東証マザーズとしては中型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は300,000株、売出株式数は200,000株、オーバーアロットメント(OA)は75,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約16%と低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は40%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
渡久地択 56.77%
アクサ生命保険(株) 7.10%
UTEC4号投資事業有限責任組合 6.27% 制度
(株)レオパレス21 5.68%
中沖勝明 4.20%
日本郵政キャピタル(株) 4.17% 制度
大日本印刷(株) 2.84%
名井将元 2.78%
レカム(株) 1.65%
第一生命保険(株) 1.42%

初値予想

AI insideの事業は人工知能事業で、ユーザインターフェースを備えたAI-OCRサービス「DX Suite」等を提供しているということで、IPOにおける業種の人気度は高めです。

訴求力の高い東証マザーズネット企業であり、AIというキラーワードも事業・社名に内包しています。

約15.3億円という上場規模は東証マザーズとしては中型です。

上位株主にVCが名を連ねているものの、万遍なくロックアップがかかっています。

東証マザーズの15億~25億円の中型IPOの初値結果は以下のとおりです。

  • HENNGE:+42.9%
  • サイバー・バズ:+73.9%
  • Link-U:+104.3%
  • ピアズ:+51.9%
  • トビラシステムズ:+125.8%
  • NATTY SWANKY:+20.2%
  • 日本ホスピスホールディングス:+46.6%
  • ギークス:+50.3%
  • カオナビ:+100.5%
  • サーバーワークス:+276.6%
  • フロンティアインターナショナル:+12.7%
  • スマレジ:+135.4%
  • テクノスデータサイエンス・エンジニアリング:+98.4%
  • リーガル不動産:+42.9%
  • ギフト:+77.5%
  • イーソル:+138.1%
  • CRGホールディングス:+63.6%
  • and factory:+56.0%
  • GA technologies:+130.3%
  • キャンディル:+52.5%
  • ライトアップ:+32.1%
  • アイペット損害保険:+57.9%
  • RPAホールディングス:+207.7%
  • フェイスネットワーク:+128.6%
  • ジーニー:+98.1%
  • SKIYAKI:+147.1%
  • シルバーライフ:+85.2%
  • ロードスターキャピタル:+37.4%
  • シェアリングテクノロジー:+86.9%
  • GameWith:+133.9%
  • オロ:+129.5%
  • ジャパンエレベーターサービスHD:+61.8%
  • イントラスト:+35.6%
  • スタジオアタオ:+25.7%
  • ユーザーベース:+15.9%
  • シンクロ・フード:+41.4%
  • 串カツ田中:+13.5%
  • デファクトスタンダード:+41.1%
  • ベガコーポレーション:+25.0%
  • エボラブルアジア:+48.3%
  • LITALICO:+88.0%
  • フィット:-7.9%
  • ソネット・メディア・ネットワークス:+139.1%
  • マイネット:+19.3%
  • ダブルスタンダード:+128.8%
  • インベスターズクラウド:+93.3%
  • AppBank:+45.8%
  • デザインワン・ジャパン:+50.9%
  • リンクバル:+27.9%
  • モバイルファクトリー:+99.4%
  • イード:+46.4%
  • KeePer技研:+49.1%
  • インターワークス:+16.7%
  • クラウドワークス:+73.2%
  • GMOTECH:+135.2%
  • 弁護士ドットコム:+215.4%

以上を総合考慮して、初値予想は大幅なプラスリターンです。


主幹事は野村證券です。その他は、大和証券、三菱UFJモルスタ証券、SMBC日興証券、SBI証券、岩井コスモ証券、マネックス証券、いちよし証券、楽天証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
野村証券 440,000 88.00%
大和証券 12,500 2.50%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 12,500 2.50%
SMBC日興証券 12,500 2.50%
SBI証券 12,500 2.50%
岩井コスモ証券 2,500 0.50%
マネックス証券 2,500 0.50%
いちよし証券 2,500 0.50%
楽天証券 2,500 0.50%

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<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避、対面証券はバーター取引ならOK(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避

過去のIPO初値予想の履歴

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