上場!日本情報クリエイト(4054)のIPOの初値予想

更新日: IPO

日本情報クリエイト

日本情報クリエイト(4054)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2020年7月13日(月)~7月17日(金)、上場日は2020年7月31日(金)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,090円(1単元10.9万円)です。公募価格は2020年7月20日(月)に決定。

仮条件は1,200円~1,300円と窓を開けて上振れました。予想PERは21.4~23.2倍です。

初値予想は大幅なプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

2,500〜3,500円(仮条件の上限比+92.3%~+169.2%)

日本情報クリエイトは不動産業界に特化したIT活用のソリューション企業として、不動産業の業務支援となる製品・サービスを開発し、日本全国の不動産会社に提供しています。

監査法人はEY新日本有限責任監査法人で、本社所在地は宮崎県都城市上町13街区18号 です。

日本情報クリエイトとは

日本情報クリエイトは「テクノロジーで不動産領域に革新的プラットフォームを創造する」を中期ビジョンとして掲げています。

不動産会社の支援だけでなく、不動産会社とその顧客である消費者とのコミュニケーションも支援サービスの範囲としており、不動産業の幅広い業務範囲に対し、業務支援となる製品・サービスをワンストップで提供しています。

日本情報クリエイトが提供するソリューション(製品・サービス)についてはその性質により「仲介ソリューション」と「管理ソリューション」とに分類されます。

従業員数は215名、平均年齢は36.1歳、平均勤続年数は6.6年、平均年間給与は445.5万円です。

仲介ソリューション

不動産仲介業務(不動産情報流通業務、入居者募集業務、契約業務等)に関して、業者間物件流通サービスを無償で提供するとともに、そのシステム上で機能する仲介業務支援サービスを有償で販売しています。

仲介ソリューションにおける業者間物件流通サービスの主要な製品・サービスは「不動産BB」です。

仲介業務支援サービスの主要な製品・サービスにはホームページ作成ツール「Web Manager Pro3」とポータルサイト連携「物件データ連動」や不動産ポータルサイト「くらさぽ」が挙げられます。

仲介ソリューションにおいては「電子入居申込」や「IT重説」等を用いて、これまで対面が常識であった物件探しから入居申込み、重要事項説明までの一連の手続きをすべて非対面で行える非対面仲介サービスを提供しています。

管理ソリューション

不動産管理業務(契約管理・入居者/建物管理、家賃・入送金管理等)に関して、網羅的に対応した管理業務支援サービスと消費者支援サービスを販売しています。

顧客が導入した後には、システムの操作案内や継続的な保守・サービスを提供しています。

管理ソリューションにおける管理業務支援サービスの主要な製品・サービスには、「賃貸革命」「巡回アプリ」「会計連動」があります。

消費者支援サービスの主要な製品・サービスは「くらさぽコネクト」です。

日本情報クリエイトのIPOの諸データ

日本情報クリエイトの業績推移

業績面では売上高・経常利益・純利益のいずれも、美しい右肩上がりです。

日本情報クリエイトの業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次第21期第22期第23期第24期第25期
決算年月2015年6月2016年6月2017年6月2018年6月2019年6月
売上高(千円)1,432,8341,533,4191,692,3481,921,0792,148,160
経常利益(千円)155,300201,710217,237319,224379,083
当期純利益(千円)89,674137,558154,477167,510233,740
資本金(千円)45,00045,00045,00045,00074,395
発行済株式総数(株)800800570570588,372
純資産額(千円)511,712639,231764,740618,022912,418
総資産額(千円)1,114,9531,212,1141,382,3301,437,0471,885,660
BPS(円)852,8541,065,3871,341,649108.43155.08
1株配当(円)606,500.00
EPS(円)149,457229,265263,04829.3941
自己資本比率(%)45.952.7455.3243.0148.39
自己資本利益率(%)18.9223.922.0124.2330.55
株価収益率(倍)
配当性向(%)206.38
営業CF(千円)439,027426,985
投資CF(千円)△168,214△54,963
財務CF(千円)△347,20156,948
現金等(千円)254,413683,384
従業員数(人)174182193201209

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は2020年3月下旬をボトムとして右肩上がりとなっています。

このまま堅調な推移が続くとIPOにおいて追い風となり、反落して再び軟調な相場に回帰すれば向かい風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

日本情報クリエイトのIPOの規模は最大で約18.7億円であり、東証マザーズとしては中型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は800,000株、売出株式数は690,000株、オーバーアロットメント(OA)は223,500株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約26%と標準的です。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は46%です。

株主名保有割合ロックアップ
米津健一45.65%
(株)NJC45.65%
日本情報クリエイト 従業員持株会2.94%
丸田英明0.24%
日髙健0.24%
新井篤史0.24%
瀬之口直宏0.18%
尾之上健太0.14%
古田公四郎0.14%
高木翼
田中宏実
0.13%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

日本情報クリエイトの事業は不動産業界に特化したIT活用のソリューション企業として、不動産業の業務支援となる製品・サービスということで、IPOにおける業種の人気度はやや高めです。

新規性には乏しいものの、訴求力の高い東証マザーズネット企業の範疇に属しています。

予想PERは21.4~23.2倍であり、類似企業と比較すると割安感があります。

コード銘柄名PERPBR配当利回り
2120LIFULL115.941.700.12%
3796いい生活56.782.580.81%
4389プロパティデータバンク31.084.180.67%
4437GOODDAYSHLDGS20.641.960.00%
4445リビン・テクノロジーズ赤字4.620.00%
7527システムソフト赤字1.580.00%

約18.7億円という上場規模は東証マザーズとしては中型です。上位株主にVCはなく、満遍なくロックアップがかかっています。

東証マザーズの15億~25億円の中型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • MacbeePlanet:+28.3%
  • NexTone:-2.4%
  • ヴィス:-8.0%
  • ドラフト:-22.7%
  • フォースタートアップス:-8.0%
  • Kids Smile Holdings:+20.9%
  • AI inside:+250.0%
  • global bridge HOLDINGS:+49.4%
  • HENNGE:+42.9%
  • サイバー・バズ:+73.9%
  • Link-U:+104.3%
  • ピアズ:+51.9%
  • トビラシステムズ:+125.8%
  • NATTY SWANKY:+20.2%
  • 日本ホスピスホールディングス:+46.6%
  • ギークス:+50.3%
  • カオナビ:+100.5%
  • サーバーワークス:+276.6%
  • フロンティアインターナショナル:+12.7%
  • スマレジ:+135.4%
  • テクノスデータサイエンス・エンジニアリング:+98.4%
  • リーガル不動産:+42.9%
  • ギフト:+77.5%
  • イーソル:+138.1%
  • CRGホールディングス:+63.6%
  • and factory:+56.0%
  • GA technologies:+130.3%
  • キャンディル:+52.5%
  • ライトアップ:+32.1%
  • アイペット損害保険:+57.9%
  • RPAホールディングス:+207.7%
  • フェイスネットワーク:+128.6%
  • ジーニー:+98.1%
  • SKIYAKI:+147.1%
  • シルバーライフ:+85.2%
  • ロードスターキャピタル:+37.4%
  • シェアリングテクノロジー:+86.9%
  • GameWith:+133.9%
  • オロ:+129.5%
  • ジャパンエレベーターサービスHD:+61.8%
  • イントラスト:+35.6%
  • スタジオアタオ:+25.7%
  • ユーザーベース:+15.9%
  • シンクロ・フード:+41.4%
  • 串カツ田中:+13.5%
  • デファクトスタンダード:+41.1%
  • ベガコーポレーション:+25.0%
  • エボラブルアジア:+48.3%
  • LITALICO:+88.0%
  • フィット:-7.9%
  • ソネット・メディア・ネットワークス:+139.1%
  • マイネット:+19.3%
  • ダブルスタンダード:+128.8%
  • インベスターズクラウド:+93.3%
  • AppBank:+45.8%
  • デザインワン・ジャパン:+50.9%
  • リンクバル:+27.9%
  • モバイルファクトリー:+99.4%
  • イード:+46.4%
  • KeePer技研:+49.1%
  • インターワークス:+16.7%
  • クラウドワークス:+73.2%
  • GMOTECH:+135.2%
  • 弁護士ドットコム:+215.4%

以上を総合考慮して、初値予想は大幅なプラスリターンです。

主幹事は野村證券です。その他は、大和証券、岡三証券、SBI証券、エース証券、楽天証券、岩井コスモ証券、極東証券で申し込めます。

証券会社名割当株式数割当比率
野村証券1,296,30087.00%
大和証券82,0005.50%
岡三証券29,8002.00%
SBI証券29,8002.00%
エース証券14,9001.00%
楽天証券14,9001.00%
岩井コスモ証券14,9001.00%
極東証券7,4000.50%

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<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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