上場!セレンディップ・ホールディングス(7318)のIPOの初値予想

更新日:   IPO

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セレンディップ・ホールディングス

セレンディップ・ホールディングス(7318)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2021年6月8日(火)~6月14日(月)、上場日は2021年6月24日(木)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,130円(1単元11.3万円)です。公募価格は2021年6月15日(火)に決定。

仮条件は1,030円~1,130円と下振れました。予想PERは23.0~25.2倍です。

初値予想は大幅なプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

2,000〜2,800円(仮条件の上限比+77.0%~+147.8%)

セレンディップ・ホールディングスは経営コンサルティング、事業継承サポート、M&A支援等(プロフェッショナル・ソリューション事業、インベストメント事業、モノづくり事業)を展開しています。

監査法人はEY新日本有限責任監査法人で、本社所在地は愛知県名古屋市中区栄2-11-7 伏見大島ビル8Fです。

セレンディップ・ホールディングスとは

セレンディップ・ホールディングスは「事業承継×モノづくり」を事業領域とし、事業承継を目的としたM&A(事業承継型M&A)によってモノづくり企業を中心とした中小・中堅企業をセレンディップ・ホールディングスの傘下に収める「投資」と、近代経営の複雑化・高度化に対応した経営執行によって企業価値の回復・向上を図る「経営」を主軸とした事業を行っています。

一般的には、M&A仲介会社は基本的に譲渡を希望する企業と買収を希望する企業の引き合わせ、提携条件の調整、取引の実行までに係るM&Aプロセスでのサービス提供を主たる事業としています。

経営コンサルティング専業会社であれば、基本的に顧客企業の自主独立による成長に対するソリューション提供を主たる事業としています。

一方、セレンディップ・ホールディングスは、経営権の譲渡を希望する中小企業の開拓、M&A戦略の立案、対象企業の選定・アプローチ、各種デューデリジェンス(調査・分析)、企業価値算定、ファイナンスアレンジ(資金調達等)、取引条件・契約交渉、クロージング(資金決済等)手続といったM&Aに関わる全般的な業務をセレンディップ・ホールディングス内で一気通貫して行なっています。

また、セレンディップ・ホールディングスはプロ経営者のチームでの派遣及び経営執行にコミットしたPMIにより現場・財務・経営を徹底的に見える化し、ムダ・ムリ・ムラの排除によって生産性を高めています。

また数値を集約することによって意思決定のスピードと精度を高める経営管理体制の構築を行います。

さらには、長期的な企業価値向上を図るため、グローバル化への対応、新技術・新製品への成長投資を実行し、「中小企業経営の近代化」を推進しています。

以上により、事業承継に課題を抱えたモノづくり中小企業に対し、事業承継型M&Aという「投資」による経営改革(ターンアラウンド)を実施し、その後の経営執行にコミットした「経営」による経営改革(ターンアラウンド)を実施するといった、シームレスな(途切れのない)経営改革を行う点がセレンディップ・ホールディングスの特徴であります。

従業員数は25名、平均年齢は39.4歳、平均勤続年数は1.8年、平均年間給与は726.5万円です。

セレンディップ・ホールディングスのIPOの諸データ

セレンディップ・ホールディングスの業績推移

業績面では売上高は減収、純利益・経常利益は減益の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

セレンディップ・ホールディングスの業績推移

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第14期 第15期
決算年月 2019年3月 2020年3月
売上高 (千円) 12,961,420 15,196,337
経常利益 (千円) 115,903 215,265
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) 377,916 91,380
包括利益 (千円) 306,282 88,959
純資産額 (千円) 2,205,193 2,294,153
総資産額 (千円) 14,282,775 12,984,569
1株当たり純資産額 (円) 716.95 745.87
1株当たり当期純利益 (円) 130.56 29.71
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 (円)
自己資本比率 (%) 14.8 16.9
自己資本利益率 (%) 29.1 4.2
株価収益率 (倍)
営業活動によるキャッシュ・フロー (千円) 197,250 1,547,061
投資活動によるキャッシュ・フロー (千円) △3,249,577 △983,467
財務活動によるキャッシュ・フロー (千円) 2,650,056 △1,058,627
現金及び現金同等物の期末残高 (千円) 2,887,676 2,392,343
従業員数 (人) 424 447

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は他の株価指数が好調な中、ここ数ヶ月はボックスでの推移となっています。

軟調な推移が続くとIPOにおいて向かい風となり、堅調な展開に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

セレンディップ・ホールディングスのIPOの規模は最大で約11.0億円であり、東証マザーズとしても小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は850,000株、売出株式数は0株、オーバーアロットメント(OA)は127,400株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約23%とやや低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は0%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
髙村徳康 19.39%
竹内在 19.39%
諸戸グループマネジメント(株) 12.07%
一徳(同) 8.05%
ネクストシークエンス(同) 8.05%
(株)カリン 4.60%
アント・ブリッジ4号A投資事業有限責任組合 4.60%
セレンディップグループ従業員持株会 3.79%
芦部喜一 1.72%
(株)大垣共立銀行
東山(株)
(株)名南経営コンサルティング
1.53%

初値予想

セレンディップ・ホールディングスの事業は経営コンサルティング、事業継承サポート、M&A支援等ということで、IPOにおける業種の人気度は高くありません。

4社同時上場となり、過密日程のIPOである点はマイナスポイントです。

予想PERは23.0~25.2倍であり、類似企業と比較すると割安感はありません。ただし、PERは成長性に大きく左右されます。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
6382 トリニテイ工業 8.61 0.54 3.57%
6995 東海理化電機 10.73 0.63 3.40%
7241 フタバ産業 7.81 0.59 1.94%
7259 アイシン 8.24 0.80 3.70%
7282 豊田合成 11.88 0.91 2.54%
7283 愛三工業 8.10 0.59 3.38%

約11.0億円という上場規模は東証マザーズとしても小型です。上位株主にVCが名を連ねているものの、満遍なくロックアップがかかっています。

東証マザーズの10億~15億円のやや小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • サイバートラスト:+315.7%
  • アールプランナー:+126.2%
  • トヨクモ:+351.0%
  • インターファクトリー:+429.2%
  • GMOフィナンシャルゲート:+157.9%
  • コパ・コーポレーション:+126.5%
  • リビングプラットフォーム:-9.0%
  • AHCグループ:+61.4%
  • ジモティー:+130.0%
  • WDBココ:+122.2%
  • スペースマーケット:+121.4%
  • INCLUSIVE:+114.9%
  • ランディックス:+124.5%
  • BuySell Technologies:+92.7%
  • セルソース:+164.0%
  • ビーアンドピー:+20.0%
  • リビン・テクノロジーズ:+130.8%
  • ヴィッツ:+130.2%
  • 東名:+27.8%
  • フレアス:+118.6%
  • リックソフト:+126.3%
  • リンク:+112.8%
  • ベルトラ:+33.9%
  • ピアラ:+97.3%
  • フロンティア・マネジメント:+121.2%
  • アイリックコーポレーション:+25.8%
  • システムサポート:+128.6%
  • エクスモーション:+49.7%
  • マネジメントソリューションズ:+114.3%
  • アイ・ピー・エス(銘柄名:IPS):+71.0%
  • ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス:+207.7%
  • ファイバーゲート:+127.4%
  • SERIOホールディングス:+130.3%
  • グローバル・リンク・マネジメント:+134.0%
  • クックビズ:+134.7%
  • テンポイノベーション:+93.5%
  • テックポイント・インク:+64.9%
  • UUUM:+226.8%
  • トランザス:+170.0%
  • ツナグ・ソリューションズ:+112.0%
  • ユーザーローカル:+325.2%
  • ピーバンドットコム:+113.9%
  • レノバ:+50.0%
  • エイトレッド:+133.9%
  • シンシア:-7.1%
  • JMC:+89.2%
  • インソース:+55.8%
  • セラク:+160.0%
  • キャリア:+98.5%
  • ジェイリース:+34.5%
  • アトラエ:+135.6%
  • PR TIMES:+59.0%
  • ベネフィットジャパン:+67.2%
  • フェニックスバイオ:-2.1%
  • ブラス:+6.4%
  • バルニバービ:+130.0%
  • GMOメディア:+101.1%
  • ブランジスタ:+43.8%
  • アイビーシー:+251.0%
  • STUDIOUS:+20.0%
  • PCIホールディングス:+169.6%
  • Hamee:+67.2%
  • sMedio:+58.7%
  • ファーストコーポレーション:+25.0%
  • ファーストロジック:+52.5%
  • データセクション:+73.1%
  • サイジニア:+125.8%
  • フルッタフルッタ:+51.5%
  • メディカル・データ・ビジョン:+135.9%
  • セレス:+55.4%
  • オプティム:+260.0%

以上を総合考慮して、初値予想は大幅なプラスリターンです。

主幹事はSBI証券です。その他は、野村證券、三菱UFJモルスタ証券、みずほ証券、SMBC日興証券、楽天証券、東海東京証券、岩井コスモ証券、岡三証券、東洋証券、藍澤證券、水戸証券、エイチ・エス証券で申し込めます。

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<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

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  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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