上場!全研本社(7371)のIPOの初値予想

更新日: IPO

全研本社

全研本社(7371)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2021年5月31日(月)~6月4日(金)、上場日は2021年6月16日(水)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,290円(1単元12.9万円)です。公募価格は2021年6月7日(月)に決定。

仮条件は1,290円~1,350円と上振れました。予想PERは16.7~17.5倍です。

初値予想はプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

1,650〜2,250円(仮条件の上限比+22.2%~+66.7%)

全研本社はコンテンツマーケティング事業、メディア事業、AI事業、法人向け語学研修事業、英会話スクール事業、留学斡旋事業、日本語教育事業、不動産業を展開しています。

監査法人はEY新日本有限責任監査法人で、本社所在地は東京都新宿区西新宿6-18-1
 住友不動産新宿セントラルパークタワー18・19階です。

全研本社とは

全研本社は、IT、語学、不動産を事業セグメントとしています。

ITセグメントでは、コンテンツマーケティング事業、メディア事業、AI事業を展開しており、語学セグメントでは、法人向け語学研修事業、英会話スクール事業、留学斡旋事業、日本語教育事業を展開しています。

我が国においては、現在、少子高齢化が進み生産年齢人口は減少傾向にあるとともに、2016年には日本で働く外国人労働者の数が初めて100万人を突破しました(出所:厚生労働省 「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和元年10月末現在))。

こうした情勢下、全研本社はグローバル・インバウンド(日本国内における国際化)が進み、「働く」「学ぶ」という市場からのニーズが高まるものと捉えています。

このニーズに対して、全研本社が持つ「IT」「語学」の各事業の強みを活かし、生産年齢人口の減少、グローバル・インバウンドに向けて事業展開を推進していく方針です。

従業員数は392名、平均年齢は36.4歳、平均勤続年数は5.4年、平均年間給与は434.6万円です。

全研本社のIPOの諸データ

全研本社の業績推移

全研本社の業績推移

業績面では売上高は減収、純利益・経常利益は減益の年度もあり、ボックスでの推移となっています。

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次第43期第44期
決算年月2019年6月2020年6月
売上高(千円)6,410,9905,827,437
経常利益(千円)639,834754,598
親会社株主に帰属する当期純利益(千円)1,012,630377,223
包括利益(千円)1,017,990371,249
純資産額(千円)8,633,6498,982,478
総資産額(千円)11,326,62511,570,092
1株当たり純資産額(円)770.17801.29
1株当たり当期純利益(円)90.3333.65
自己資本比率(%)76.277.6
自己資本利益率(%)12.54.3
株価収益率(倍)
営業活動によるキャッシュ・フロー(千円)857,036702,639
投資活動によるキャッシュ・フロー(千円)510,764△450,129
財務活動によるキャッシュ・フロー(千円)△2,750,031△147,438
現金及び現金同等物の期末残高(千円)2,128,2202,233,291
従業員数(名)442443

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は、ここ数ヶ月ボックスでの推移となっており、足元では抵抗線を割っています。

軟調な推移が続くとIPOにおいて向かい風となり、堅調な展開に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

全研本社のIPOの規模は最大で約48.7億円であり、東証マザーズとしては大型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は600,000株、売出株式数は2,680,200株、オーバーアロットメント(OA)は492,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約32%とやや高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は82%です。

株主名保有割合ロックアップ
吉澤信男69.15%
林順之亮14.12%
松島征吾2.76%
本村建1.31%
松尾陽二1.23%
鷲谷将樹1.05%
上奥由和1.03%
岡野健二0.91% 
保科衛0.91%
横井文一0.91% 

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

全研本社の事業はコンテンツマーケティング事業、メディア事業、AI事業、法人向け語学研修事業、英会話スクール事業、留学斡旋事業、日本語教育事業、不動産業ということで、IPOにおける業種の人気度はやや高めです。

訴求力の高い東証マザーズネット企業の範疇に属している事業も内包しています。

約48.7億円という上場規模は東証マザーズとしては大型です。上位株主にVCがなく、満遍なくロックアップがかかっています。

また、主幹事がみずほ証券であり、初値売りすると干されるというリスクが有る点も初値の騰落率にはプラス材料です。

東証マザーズの50億円以上の大型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • ビジョナル:+43.0%
  • スパイダープラス:+48.4%
  • Appier Group:+26.9%
  • ココナラ:+91.7%
  • coly:+104.6%
  • アクシージア:+41.4%
  • QDレーザ:+134.4%
  • ウェルスナビ:+50.0%
  • ヤプリ:+65.8%
  • プレイド:+99.4%
  • Kaizen Platform:+1.7%
  • クリーマ:+35.9%
  • Retty:+36.5%
  • プレミアアンチエイジング:+37.0%
  • 日通システム:+83.3%
  • I-ne:+12.5%
  • ロコガイド:+130.3%
  • SREホールディングス:-6.6%
  • ランサーズ:+15.3%
  • JTOWER:+63.8%
  • フリー:+25.0%
  • JMDC:+32.5%
  • メドレー:-2.3%
  • BASE:-6.9%
  • HPCシステムズ:-6.0%
  • ギフティ:+25.3%
  • ステムリム:-7.0%
  • ブシロード:+16.6%
  • 新日本製薬:+13.2%
  • Sansan:+5.8%
  • EduLab:+2.2%
  • ポート:-37.2%
  • 自律制御システム研究所:-16.8%
  • SBIインシュアランスグループ:±0%
  • MTG:+21.6%
  • メルカリ:+66.7%
  • ラクスル:+9.7%
  • SOU:+24.2%
  • 神戸天然物化学:+56.6%
  • HANATOUR JAPAN:+10.0%
  • ウェルビー:+28.1%
  • MS&Consulting:-2.3%
  • PKSHA Technology:+128.3%
  • ビーグリー:+0.1%
  • アイモバイル:-6.8%
  • ベイカレント・コンサルティング:-6.5%
  • アカツキ:-8.0%
  • ビジョン:+10.7%
  • グリーンペプタイド:-8.0%
  • メタップス:-7.9%
  • イトクロ:+4.1%
  • ヘリオス:+22.5%
  • Gunosy:±0%
  • サンバイオ:-14.5%
  • Aiming:+12.2%
  • ファーストブラザーズ:+2.5%
  • イーレックス:+11.2%
  • リボミック:-20.4%
  • VOYAGE GROUP:+40.0%
  • CYBERDYNE:+130.0%
  • アキュセラ・インク:+27.8%
  • シグマクシス:+0.3%
  • オンコリスバイオファーマ:+34.6%
  • じげん:+191.7%
  • ペプチドリーム:+216.0%
  • UMNファーマ:-8.0%
  • ライフネット生命:-7.0%
  • ダブル・スコープ:-8.0%
  • テラプローブ:-7.5%
  • エフオーアイ:-9.4%
  • グリー:+51.5%
  • カービュー:+5.5%
  • ユー・エス・ジェイ:-4.9%
  • ゲームオン:-8.0%
  • GCA:+28.1%
  • ミクシィ:+90.3%

以上を総合考慮して、市況の暗転がなければ初値予想はプラスリターンです。

主幹事はみずほ証券です。その他は、SMBC日興証券、SBI証券、楽天証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、岡三証券、マネックス証券で申し込めます。

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<投資スタンス>
やや強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

過去のIPO初値予想の履歴

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