
タカヨシ(9259)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2021年12月8日(水)~12月14日(火)、上場日は2021年12月24日(金)です。
タカヨシが新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,490円(1単元14.9万円)です。公募価格は2021年12月15日(水)に決定。
仮条件は1,490~1,560円と上振れました。予想PERは17.3倍~18.2倍です。
初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。以下のレンジを想定しています。
1,500円~1,950円(仮条件の上限比-3.8%~+25.0%)
タカヨシは地域の生産者・食品メーカー等に対して、自社での設備投資を必要としない新たな販路を提供する「シェアショップ事業」を展開しています。
監査法人はPwC京都監査法人で、本社所在地は千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目3番地 幕張テクノガーデンB棟14階です。
タカヨシとは
タカヨシは「安心と笑顔が広がる世界をつくる」をビジョンに掲げています。
地域の生産者・食品メーカー等に対して、自社での設備投資を必要としない新たな販路を提供する「シェアショップ事業」を全国100以上の「わくわく広場」の店舗を通じて展開。
野菜・果実、パン、お弁当・お惣菜、加工食品(佃煮、豆腐等)、和洋菓子、日本各地の調味料、花などの商品を販売しています。
そのうち約8割の店舗はショッピングモール内にテナント(モール店)として出店し、残りはロードサイド型の路面店として出店しています。
また、一部の店舗では当社がフランチャイザーとなり、フランチャイジーからロイヤリティ収入を得ていますが、直営での出店を基本としています。
タカヨシは自社物件においては、ショッピングモールや物件オーナーから売場を賃借し、シェアショップ事業を体現する場としての「わくわく広場」を展開しています。
従業員数は91名、平均年齢は37.8歳、平均勤続年数は10.9年、平均年間給与は456.1万円です。
タカヨシのIPOの諸データ
タカヨシの業績推移
業績面では売上高・経常利益・純利益は、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。
| 回次 | 第47期 | 第48期 | 第49期 | 第50期 | 第51期 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 決算年月 | 2016年9月 | 2017年9月 | 2018年9月 | 2019年9月 | 2020年9月 | |
| 営業収益 | (千円) | 12,201,400 | 14,009,395 | 14,944,061 | 5,782,673 | 5,165,967 |
| 経常利益 | (千円) | 291,099 | 73,306 | 182,400 | 144,152 | 391,728 |
| 当期純利益 | (千円) | △1,614,382 | 50,362 | △67,685 | 144,974 | 284,381 |
| 資本金 | (千円) | 50,000 | 50,000 | 50,000 | 50,000 | 50,000 |
| 発行済株式総数 | (株) | 430,000 | 430,000 | 430,000 | 430,000 | 430,000 |
| 純資産額 | (千円) | △932,415 | △918,723 | △985,742 | △844,897 | △559,495 |
| 総資産額 | (千円) | 4,604,722 | 5,334,107 | 5,198,343 | 4,190,230 | 4,295,177 |
| BPS | (円) | △2,168.41 | △2,136.57 | △2,292.42 | △196.49 | △130.12 |
| 1株配当 | (円) | ― | ― | ― | ― | ― |
| EPS | (円) | △3,754.38 | 117.12 | △157.40 | 33.72 | 66.14 |
| 自己資本比率 | (%) | △20.2 | △17.2 | △18.9 | △20.2 | △13.0 |
| 自己資本利益率 | (%) | ― | ― | ― | ― | ― |
| 株価収益率 | (倍) | ― | ― | ― | ― | ― |
| 配当性向 | (%) | ― | ― | ― | ― | ― |
| 営業CF | (千円) | ― | ― | ― | 387,800 | 791,403 |
| 投資CF | (千円) | ― | ― | ― | 544,419 | △244,960 |
| 財務CF | (千円) | ― | ― | ― | △860,576 | △404,244 |
| 現金等 | (千円) | ― | ― | ― | 815,140 | 957,339 |
| 従業員数 | (名) | 81 | 84 | 86 | 88 | 86 |
市場トレンド
市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。
東証マザーズ指数はここ数ヶ月ボックスでの推移となっていましたが、足元では崩れています。
軟調な推移になるとIPOにおいて向かい風となり、堅調な展開に回帰すれば追い風となります。

上場規模
タカヨシのIPOの規模は最大で約24.2億円であり、東証マザーズとしては中型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。
公募株式数は900,000株、売出株式数は515,000株、オーバーアロットメント(OA)は212,200株です。
公開比率(オファリングレシオ)は最大で約31%とやや高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は36%です。
| 株主名 | 保有割合 | ロックアップ |
|---|---|---|
| 株式会社スプリング | 56.51% | ◯ |
| 髙品政明 | 15.39% | ◯ |
| 髙品謙一 | 4.48% | ◯ |
| 髙品佳代 | 3.21% | ◯ |
| 株式会社千葉銀行 | 2.33% | ◯ |
| 剱持健 | 1.86% | ◯ |
| 大森広美 | 1.27% | ◯ |
| 曽根田博 | 1.27% | ◯ |
| 澤幡良和 | 1.27% | ◯ |
| 佐藤美智子 株式会社千葉興業銀行 | 1.06% | ◯ |
※制度ロックアップによる継続保有を含む
初値予想
タカヨシの事業は地域の生産者・食品メーカー等に対して、自社での設備投資を必要としない新たな販路を提供する「シェアショップ事業」ということで、IPOにおける業種の人気度は高くありません。
予想PERは17.3倍~18.2倍であり、類似企業と比較すると割安感があります。
上位株主にはVCが名を連ねていますが、万遍なくロックアップがかかっています。
約24.2億円という上場規模は東証マザーズとしては中型です。
東証マザーズの15億~25億円の中型IPOの初値結果は以下のとおりです。
過去実績
- レナサイエンス:+45.7%
- モビルス:+43.0%
- ブレインズテクノロジー:+134.0%
- ラキール:+77.1%
- i‐plug:+129.0%
- ファンペップ:+10.0%
- いつも:+134.4%
- ココペリ:+125.6%
- スタメン:+133.1%
- さくらさくプラス:+47.4%
- rakumo:+204.0%
- 日本情報クリエイト:+70.0%
- MacbeePlanet:+28.3%
- NexTone:-2.4%
- ヴィス:-8.0%
- ドラフト:-22.7%
- フォースタートアップス:-8.0%
- Kids Smile Holdings:+20.9%
- AI inside:+250.0%
- global bridge HOLDINGS:+49.4%
- HENNGE:+42.9%
- サイバー・バズ:+73.9%
- Link-U:+104.3%
- ピアズ:+51.9%
- トビラシステムズ:+125.8%
- NATTY SWANKY:+20.2%
- 日本ホスピスホールディングス:+46.6%
- ギークス:+50.3%
- カオナビ:+100.5%
- サーバーワークス:+276.6%
- フロンティアインターナショナル:+12.7%
- スマレジ:+135.4%
- テクノスデータサイエンス・エンジニアリング:+98.4%
- リーガル不動産:+42.9%
- ギフト:+77.5%
- イーソル:+138.1%
- CRGホールディングス:+63.6%
- and factory:+56.0%
- GA technologies:+130.3%
- キャンディル:+52.5%
- ライトアップ:+32.1%
- アイペット損害保険:+57.9%
- RPAホールディングス:+207.7%
- フェイスネットワーク:+128.6%
- ジーニー:+98.1%
- SKIYAKI:+147.1%
- シルバーライフ:+85.2%
- ロードスターキャピタル:+37.4%
- シェアリングテクノロジー:+86.9%
- GameWith:+133.9%
- オロ:+129.5%
- ジャパンエレベーターサービスHD:+61.8%
- イントラスト:+35.6%
- スタジオアタオ:+25.7%
- ユーザーベース:+15.9%
- シンクロ・フード:+41.4%
- 串カツ田中:+13.5%
- デファクトスタンダード:+41.1%
- ベガコーポレーション:+25.0%
- エボラブルアジア:+48.3%
- LITALICO:+88.0%
- フィット:-7.9%
- ソネット・メディア・ネットワークス:+139.1%
- マイネット:+19.3%
- ダブルスタンダード:+128.8%
- インベスターズクラウド:+93.3%
- AppBank:+45.8%
- デザインワン・ジャパン:+50.9%
- リンクバル:+27.9%
- モバイルファクトリー:+99.4%
- イード:+46.4%
- KeePer技研:+49.1%
- インターワークス:+16.7%
- クラウドワークス:+73.2%
- GMOTECH:+135.2%
- 弁護士ドットコム:+215.4%
以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺でマイナスリターンの可能性がある」です。
主幹事は野村證券です。その他は、下表の証券で申し込めます。
| 証券会社名 | 割当株式数 | 割当比率 |
|---|---|---|
| 野村証券 | 1,231,100 | 87.00% |
| ちばぎん証券 | 99,000 | 7.00% |
| SBI証券 | 28,300 | 2.00% |
| マネックス証券 | 28,300 | 2.00% |
| 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 28,300 | 2.00% |
三菱UFJグループの三菱UFJ eスマート証券でも取り扱いが期待できます。カブドットコムのIPOは、公平性と機密性を確保したシステムによる抽選で当選者が決まります。
また、SBIグループのSBIネオモバイル証券、SBIネオトレード証券、大和証券グループの大和コネクト証券、野村證券ルートでLINE証券、みずほ証券ルートのPayPay証券も、各証券が幹事に入っている場合は取り扱いを期待できます。
SBIネオモバイル証券ではWealthNaviに当選して手堅いリターンを獲得しました。
タカヨシのIPOの当選のコツについては、以下で徹底解説しています。

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参考まだ安全資産は定期預金と国債だけなの?IPOチャレンジポイントで確実にS級IPOをゲットできる
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マネックス証券は完全抽選で小口個人投資家でも当選する可能性がある証券会社です。

野村證券はIPOの取り扱いが多いのがメリットです。小口個人ですと当たりづらいですけれども、ポチポチ作業を許容できる場合は候補です。
郵政3社、JR九州などのやや小型株に関しては意外な程に当たりやすいです。
大和証券も厳正かつ公平な抽選サービスとなっており、小口投資家でも当選の可能性はあります。
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<投資スタンス>
やや弱気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)
- 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
- やや強気:ネット証券・対面証券で申込
- 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
- やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
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