上場!rakumo(4060)のIPOの初値予想

更新日: IPO

rakumo

rakumo(4060)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2020年9月8日(火)~9月14日(月)、上場日は2020年9月28日(月)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,100円(1単元11.0万円)です。公募価格は2020年9月15日(火)に決定。

仮条件は1,100円~1,250円と上振れました。予想PERは71.7~81.5倍です。

初値予想は大幅なプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

2,400〜3,300円(仮条件の上限比+92.0%~+164.0.%)

rakumoは(1)ライセンスの提供「SaaSサービス」、(2) ライセンスに関する導入支援や業務支援等を中心とした「ソリューションサービス」、(3) ベトナムを拠点にラボ型ITシステム開発等を行う「ITオフショア開発サービス」を展開しています。

監査法人は有限責任監査法人トーマツで、本社所在地は東京都千代田区麹町3-2 垣見麹町ビル6階です。

rakumoとは

rakumoは、「仕事をラクに。オモシロく。」というビジョンのもと、企業の業務の生産性向上に貢献するサービスを提供すべく、事業を展開しています。

従業員数47名、平均年齢は35.5歳、平均勤続年数は4.1年、平均年間給与は560.3万円です。

SaaSサービス

企業向けグループウェア製品「rakumo」の開発・販売の他、他社ライセンスの代理店販売を実施しています。

グループウェアとは、企業など組織内のコンピューターネットワークを活用し、組織メンバーのコミュニケーション円滑化や情報共有、業務効率化等を支援するためのソフトウェアです。

「rakumo」は、rakumoグループが企画・開発を手がける企業向けグループウェアにおけるサービス群の総称であり、カレンダーや勤怠管理、経費精算、稟議申請等の各種機能を有しています。

rakumoの名称は、ユーザーがサービスをより楽に利用するための「楽(らく)」と、「雲(=クラウド)」をかけたものです。

なお、rakumoは、SaaS(Software as a Service)と呼ばれる方式でサービスを提供しています。

これは、ユーザー側でソフトウェアを保有するのではなく、サービス提供側がクラウド上でソフトウェアの機能を提供し、ユーザーはインターネット経由でサービスを利用する形態です。

rakumoシリーズは、従来のサーバー設備投資コストと比べて低コストでの導入が可能な、Google社やsalesforce.com社のクラウドプラットフォームサービスを利用しています。

ソリューションサービス

rakumo及び他社SaaSサービスの導入支援や業務支援等のソリューションサービスに加え、ライセンスサービスに関連した他社ハードウェアの販売等を行っています。

rakumo製品は、直感的に理解でき、幅広いお客様に利用しやすい操作画面やプロセスのデザインにより、原則として導入作業から運用段階まで、導入企業自ら実施できるよう設計しています。

一方で導入企業からの要望に応えるため、前システムからの移行作業や、関連サービスも含めた導入時の初期設定作業、管理者や各ユーザー向けの操作説明等を実施しています。

これまでのサービス開発・運用経験やノウハウを活かし、高度なIT及び業務スキルをもったrakumoコンサルタントにより、各種ソリューションサービスを提供しています。


rakumoのIPOの諸データ

rakumoの業績推移

業績面では売上高は減収、経常利益・純利益は減益の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

rakumoの業績推移

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次第15期第16期
決算年月2018年12月2019年12月
売上高(千円)534,035664,845
経常利益(千円)△14,12420,195
親会社株主に帰属する当期純損失(千円)△8,937△38,394
包括利益(千円)△9,650△38,544
純資産額(千円)33,32454,630
総資産額(千円)458,833515,122
1株当たり純資産額(円)△105.42△94.57
1株当たり当期純損失(円)△5.06△21.65
潜在株式調整後1株当たり当期純利益(円)
自己資本比率(%)7.310.6
自己資本利益率(%)
株価収益率(倍)
営業活動によるキャッシュ・フロー(千円)111,481115,505
投資活動によるキャッシュ・フロー(千円)△73,049△66,679
財務活動によるキャッシュ・フロー(千円)△30,06036,665
現金及び現金同等物の期末残高(千円)196,919282,324
従業員数(人)7786

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月ボックス相場が続いていましたが、高値レンジをブレイクしています。

このまま堅調な推移が続くとIPOにおいて追い風となり、反落して再び軟調な相場に回帰すれば向かい風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

rakumoのIPOの規模は最大で約16.8億円であり、東証マザーズとしては中型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は266,400株、売出株式数は1,059,600株、オーバーアロットメント(OA)は198,900株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約29%と標準的です。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は80%です。

株主名保有割合ロックアップ
MICイノベーション4号投資事業有限責任組合21.58%
御手洗大祐19.36%
アイ・マーキュリーキャピタル(株)10.17%
田近泰治9.97%
BIG1号投資事業有限責任組合9.71%
Spiral Capital Japan Fund 1号投資事業有限責任組合9.15%
(株)創世6.90%
HENNGE(株)3.23%
高間徹2.04%
(株)日本政策金融公庫1.02% 

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

rakumoの事業は(1)ライセンスサービスの提供「SaaSサービス」、(2) ライセンスサービスに関する導入支援や業務支援等を中心とした「ソリューションサービス」、(3) ベトナムを拠点にラボ型ITシステム開発等を行う「ITオフショア開発サービス」ということで、IPOにおける業種の人気度は高めです。

訴求力の高い東証マザーズネット企業の範疇に属しており、「クラウド」というキラーワードを事業に内包しています。

予想PERは71.7~81.5倍であり、類似企業と比較すると割安感があります。

コード銘柄名PERPBR配当利回り
3921ネオジャパン95.5811.400.25%
3976シャノン赤字7.720.00%
3999ナレッジスイート赤字3.990.00%
4776サイボウズ145.6432.680.35%

約16.8億円という上場規模は東証マザーズとしては中型です。上位株主にVCが名を連ねており、一部ロックアップがかかっていません。

東証マザーズの15億~25億円の中型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • 日本情報クリエイト:+70.0%
  • MacbeePlanet:+28.3%
  • NexTone:-2.4%
  • ヴィス:-8.0%
  • ドラフト:-22.7%
  • フォースタートアップス:-8.0%
  • Kids Smile Holdings:+20.9%
  • AI inside:+250.0%
  • global bridge HOLDINGS:+49.4%
  • HENNGE:+42.9%
  • サイバー・バズ:+73.9%
  • Link-U:+104.3%
  • ピアズ:+51.9%
  • トビラシステムズ:+125.8%
  • NATTY SWANKY:+20.2%
  • 日本ホスピスホールディングス:+46.6%
  • ギークス:+50.3%
  • カオナビ:+100.5%
  • サーバーワークス:+276.6%
  • フロンティアインターナショナル:+12.7%
  • スマレジ:+135.4%
  • テクノスデータサイエンス・エンジニアリング:+98.4%
  • リーガル不動産:+42.9%
  • ギフト:+77.5%
  • イーソル:+138.1%
  • CRGホールディングス:+63.6%
  • and factory:+56.0%
  • GA technologies:+130.3%
  • キャンディル:+52.5%
  • ライトアップ:+32.1%
  • アイペット損害保険:+57.9%
  • RPAホールディングス:+207.7%
  • フェイスネットワーク:+128.6%
  • ジーニー:+98.1%
  • SKIYAKI:+147.1%
  • シルバーライフ:+85.2%
  • ロードスターキャピタル:+37.4%
  • シェアリングテクノロジー:+86.9%
  • GameWith:+133.9%
  • オロ:+129.5%
  • ジャパンエレベーターサービスHD:+61.8%
  • イントラスト:+35.6%
  • スタジオアタオ:+25.7%
  • ユーザーベース:+15.9%
  • シンクロ・フード:+41.4%
  • 串カツ田中:+13.5%
  • デファクトスタンダード:+41.1%
  • ベガコーポレーション:+25.0%
  • エボラブルアジア:+48.3%
  • LITALICO:+88.0%
  • フィット:-7.9%
  • ソネット・メディア・ネットワークス:+139.1%
  • マイネット:+19.3%
  • ダブルスタンダード:+128.8%
  • インベスターズクラウド:+93.3%
  • AppBank:+45.8%
  • デザインワン・ジャパン:+50.9%
  • リンクバル:+27.9%
  • モバイルファクトリー:+99.4%
  • イード:+46.4%
  • KeePer技研:+49.1%
  • インターワークス:+16.7%
  • クラウドワークス:+73.2%
  • GMOTECH:+135.2%
  • 弁護士ドットコム:+215.4%

以上を総合考慮して、初値予想は大幅なプラスリターンです。


主幹事はみずほ証券です。その他は、東海東京証券、野村證券、SBI証券、いちよし証券、岩井コスモ証券、丸三証券、岡三証券、東洋証券、水戸証券、楽天証券、松井証券で申し込めます。

証券会社名割当株式数割当比率
みずほ証券1,127,60085.04%
東海東京証券66,3005.00%
野村証券33,1002.50%
SBI証券19,8001.49%
いちよし証券13,2001.00%
岩井コスモ証券13,2001.00%
丸三証券13,2001.00%
岡三証券13,2001.00%
東洋証券6,6000.50%
水戸証券6,6000.50%
楽天証券6,6000.50%
松井証券6,6000.50%

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<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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