上場! クリアル(2998)のIPOの初値予想

更新日:   IPO

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クリアル

クリアル(2998)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2022年4月13日(水)~4月19日(火)、上場日は2022年4月28日(木)です。

クリアルが新規上場する市場は東証グロースで、想定価格は900円(1単元9.0万円)です。公募価格は 2022年4月20日(水)に決定。

仮条件は850~930円と上限が上振れました。予想PERは23.5~25.7倍です。

日本市場のIPOは「国策に買いなし」という情勢に陥っており、IPO市場は冷え込んでいます。

初値予想は「公開価格近辺で若干のプラスリターン」です。以下のレンジを想定しています。

950~1,250円(仮条件の上限比+2.2%~+34.4%)

クリアルはDX(Digital Transformation)を活用した資産運用プラットフォーム事業を展開しています。

監査法人はEY新日本有限責任監査法人です。

クリアルとは

豊洲のマンション

クリアルは「不動産投資を変え、社会を変える」というグループミッションを実現すべく、DXを活用した資産運用プラットフォーム事業を運営しています。

クリアルが展開する資産運用プラットフォーム事業は不動産への投資、資金調達、物件仕入れ、運用、売却といった不動産投資運用にかかる一連のフローのDXを推進しており、ITの活用により効率的に運営される新しい資産運用プラットフォームです。

不動産ファンドオンラインマーケット「CREAL」は従来の人的リソースに依拠していた資産運用プロセスのDXを推し進め、多くの人が手軽に楽しく安心してオンラインで不動産投資による効率的な資産運用を始められるサービスを創造し、金融包摂の実現を企図するサービスです。

従業員数は38名、平均年齢は40歳、平均勤続年数は1.9年、平均年間給与は664.8万円です。

クリアルのIPOの諸データ

クリアルの業績推移

業績面では売上高・経常利益・純利益は、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

クリアルの業績推移

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第9期 第10期
決算年月 2020年3月 2021年3月
売上高 (千円) 3,776,677 7,141,139
経常利益 (千円) 215,144 105,909
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) 152,219 50,234
包括利益 (千円) 152,454 51,327
純資産額 (千円) 318,068 872,406
総資産額 (千円) 6,273,014 9,046,787
1株当たり純資産額 (円) 80.74 203.33
1株当たり当期純利益 (円) 39.03 12.44
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 (円)
自己資本比率 (%) 5 9.6
自己資本利益率 (%) 57.1 8.5
株価収益率 (倍)
営業活動によるキャッシュ・フロー (千円) 516,067 △513,917
投資活動によるキャッシュ・フロー (千円) △636,770 △239,151
財務活動によるキャッシュ・フロー (千円) 1,121,972 1,408,541
現金及び現金同等物の期末残高 (千円) 1,381,268 2,036,741
従業員数 (名) 44 57

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月下降トレンドが続いていましたが、足元ではボックス相場になりつつあります。

軟調な推移になるとIPOにおいて向かい風となり、堅調な展開に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

クリアルのIPOの規模は最大で約10.7億円であり、東証グロースとしてはやや小型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は743,000株、売出株式数は259,000株、オーバーアロットメント(OA)は150,300株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約23%と標準的です。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は26%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
徳山明成 32.93%
BRIDGE-C ADVISORY PTE. LTD. 16.40%
横田大造 8.34%
金子好宏 6.70%
櫻井聖仁 6.51%
BRIDGE-C HOLDINGS PTE. LTD. 4.98%
太田智彬 1.97%
澁谷賢一 1.64%
Y'sキャピタル(同) 1.26%
小高功嗣 1.05%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

クリアルの事業はDX(Digital Transformation)を活用した資産運用プラットフォーム事業ということで、IPOにおける業種の人気度は市況に大きく左右されます。

予想PERは23.5~25.7倍であり、類似企業と比較すると割高です。

上位株主にはVCが名を連ねているものの、万遍なくロックアップがかかっています。

約10.7億円という上場規模は東証グロースとしてはやや小型です。

旧・東証マザーズの10億~15億円のやや小型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • ギックス:+2.8%
  • エッジテクノロジー:+98.3%
  • アジアクエスト:+130.5%
  • ハイブリッドテクノロジーズ:+46.0%
  • サクシード:+7.1%
  • フレクト:+127.8%
  • GRCS:+50.0%
  • アスタリスク:+74.5%
  • コアコンセプト・テクノロジー:+101.1%
  • ユミルリンク:+71.1%
  • メディア総研:+7.1%
  • シイエヌエス:+55.2%
  • デリバリーコンサルティング:+54.9%
  • Waqoo:+23.0%
  • コンフィデンス:+65.4%
  • セレンディップ・ホールディングス:+46.5%
  • サイバートラスト:+315.7%
  • アールプランナー:+126.2%
  • トヨクモ:+351.0%
  • インターファクトリー:+429.2%
  • GMOフィナンシャルゲート:+157.9%
  • コパ・コーポレーション:+126.5%
  • リビングプラットフォーム:-9.0%
  • AHCグループ:+61.4%
  • ジモティー:+130.0%
  • WDBココ:+122.2%
  • スペースマーケット:+121.4%
  • INCLUSIVE:+114.9%
  • ランディックス:+124.5%
  • BuySell Technologies:+92.7%
  • セルソース:+164.0%
  • ビーアンドピー:+20.0%
  • リビン・テクノロジーズ:+130.8%
  • ヴィッツ:+130.2%
  • 東名:+27.8%
  • フレアス:+118.6%
  • リックソフト:+126.3%
  • リンク:+112.8%
  • ベルトラ:+33.9%
  • ピアラ:+97.3%
  • フロンティア・マネジメント:+121.2%
  • アイリックコーポレーション:+25.8%
  • システムサポート:+128.6%
  • エクスモーション:+49.7%
  • マネジメントソリューションズ:+114.3%
  • アイ・ピー・エス(銘柄名:IPS):+71.0%
  • ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス:+207.7%
  • ファイバーゲート:+127.4%
  • SERIOホールディングス:+130.3%
  • グローバル・リンク・マネジメント:+134.0%
  • クックビズ:+134.7%
  • テンポイノベーション:+93.5%
  • テックポイント・インク:+64.9%
  • UUUM:+226.8%
  • トランザス:+170.0%
  • ツナグ・ソリューションズ:+112.0%
  • ユーザーローカル:+325.2%
  • ピーバンドットコム:+113.9%
  • レノバ:+50.0%
  • エイトレッド:+133.9%
  • シンシア:-7.1%
  • JMC:+89.2%
  • インソース:+55.8%
  • セラク:+160.0%
  • キャリア:+98.5%
  • ジェイリース:+34.5%
  • アトラエ:+135.6%
  • PR TIMES:+59.0%
  • ベネフィットジャパン:+67.2%
  • フェニックスバイオ:-2.1%
  • ブラス:+6.4%
  • バルニバービ:+130.0%
  • GMOメディア:+101.1%
  • ブランジスタ:+43.8%
  • アイビーシー:+251.0%
  • STUDIOUS:+20.0%
  • PCIホールディングス:+169.6%
  • Hamee:+67.2%
  • sMedio:+58.7%
  • ファーストコーポレーション:+25.0%
  • ファーストロジック:+52.5%
  • データセクション:+73.1%
  • サイジニア:+125.8%
  • フルッタフルッタ:+51.5%
  • メディカル・データ・ビジョン:+135.9%
  • セレス:+55.4%
  • オプティム:+260.0%

ただし、新しい資本主義ではこれまでの常識が通じない側面があります。

日本市場のIPOは「国策に買いなし」という情勢に陥っており、IPO市場は冷え込んでいます。

以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺で若干のプラスリターン」です。

主幹事はSBI証券です。その他は、下表の証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
SBI証券 876,800 87.50%
みずほ証券 25,100 2.50%
大和証券 25,100 2.50%
岡三証券 20,000 2.00%
楽天証券 15,000 1.50%
岩井コスモ証券 10,000 1.00%
東洋証券 10,000 1.00%
松井証券 10,000 1.00%
マネックス証券 10,000 1.00%

SBIグループのSBIネオモバイル証券SBIネオトレード証券、大和証券グループの大和コネクト証券、野村證券ルートでLINE証券、みずほ証券ルートのPayPay証券も、各証券が幹事に入っている場合は取り扱いを期待できます。

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野村證券はIPOの取り扱いが多いのがメリットです。小口個人ですと当たりづらいですけれども、ポチポチ作業を許容できる場合は候補です。

郵政3社、JR九州などの小型株に関しては意外な程に当たりやすいです。

大和証券も厳正かつ公平な抽選サービスとなっており、小口投資家でも当選の可能性はあります。

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岡三オンラインでも取扱いを期待できます。

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<投資スタンス>
中立
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

過去のIPO初値予想の履歴

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