上場!ドラフト(5070)のIPOの初値予想

更新日: IPO

ドラフト

ドラフト(5070)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2020年3月2日(月) ~3月6日(金)、上場日は2020年3月17日(火)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,520円(1単元15.2万円)です。公募価格は2020年3月9日(月)に決定。

仮条件は1,520~1,580円と上振れました。予想PERは18.1~18.8倍です。

初値予想は「公開価格近辺で若干のプラスリターン」です。以下のレンジを想定しています。

1,700〜2,000円(想定価格比+7.6%~+26.6%)

ドラフトはデザインを基軸とした空間開発の企画・設計から施工までを業務として展開しています。

監査法人は有限責任 あずさ監査法人で、本社所在地は東京都渋谷区神宮前1-13-9 アルテカプラザ原宿2F・3Fです。

ドラフトとは

ドラフトは「ALL HAPPY BY DESIGN」を経営理念としています。

「ALL HAPPY BY DESIGN」は、デザインの力で世界にHAPPYの循環を作り出し、これによって社会に貢献することを意図しており、安らぎや活力など人々にプラスの価値を提供する空間の創造を通じて、この経営理念の実現を目指しています。

ドラフトが行う空間のデザインは、その場に身を置く人々が、空間の視覚的・物理的構成により幸せを感じられるものであることを前提に、「その空間の目的」を実現するものであることを重視しています。

ドラフトは、「オフィスを企業のブランドを具現化した空間としたい」「オフィスを社員にとって誇れる場所としたい」という経営者の課題意識を的確に捉えると同時に、そこで働く全てのワーカーに質の高いヒューマンエクスペリエンスを提供することで事業を拡大してきました。

事業領域は、ビル共用部のデザインを行う環境設計、街区全体をデザインする都市開発、老朽化したビルディングのリニューアルデザイン等にも広がっています。

この他、ドラフトのデザインに調和しつつ、アクティビティ・ベースド・ワーキングといった新しい働き方に対応したオリジナルオフィス家具(ブランド名「201°」)の企画・販売を行う等、事業の一層の拡張に取り組んでいます。

施工業務においては、元請けとしてプロジェクトマネジメント及びコンストラクションマネジメントを行っており、大工工事・電気工事・内装仕上工事等は外部協力会社へ外注しています。

デザイン機能、プロジェクトマネジメント機能及びコンストラクションマネジメント機能が連携してクライアント業務を行っています。

従業員数は111名、平均年齢は30.5歳、平均勤続年数は3.3年、平均年間給与は529.0万円です。

ドラフトのIPOの諸データ

ドラフトの業績推移

業績面では売上高は美しい右肩上がりとなっています。経常利益・純利益は減益の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

ドラフトの業績推移

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次第10期第11期
決算年月2018年3月2019年3月
売上高(千円)4,340,5564,696,689
経常利益(千円)247,023365,754
親会社株主に帰属する当期純利益(千円)172,939260,692
包括利益(千円)173,381265,395
純資産額(千円)200,376402,771
総資産額(千円)1,871,8252,171,653
1株当たり純資産額(円)53.43107.41
1株当たり当期純利益(円)46.1269.52
自己資本比率(%)10.718.5
自己資本利益率(%)152.186.4
株価収益率(倍)
営業活動によるキャッシュ・フロー(千円)438,866△106,344
投資活動によるキャッシュ・フロー(千円)△44,727△112,769
財務活動によるキャッシュ・フロー(千円)19,029453,314
現金及び現金同等物の期末残高(千円)589,333828,076
従業員数(人)94117

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月はボックス相場となっており、2020年に入ってからはコロナウイルスの影響で軟調な展開となっています。

底打ちして堅調な相場に回帰すればIPOにおいて追い風となり、下降トレンドになったら逆風です。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

ドラフトのIPOの規模は最大で約20.6億円であり、東証マザーズとしては中型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は720,000株、売出株式数は460,000株、オーバーアロットメント(OA)は177,000株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約30%とやや高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は39%です。

株主名保有割合ロックアップ
山下泰樹69.90%
TDA(株)25.42%
長谷川幸司0.48%
荒浪昌彦0.38%
黒田直子0.36%
那須俊貴0.23%
平野紗枝子0.19%
松永航0.19%
吉岡隆之0.18%
深澤伸行0.15%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

ドラフトの事業はデザインを基軸とした空間開発の企画・設計から施工ということで、IPOにおける業種の人気度は標準的です。

リビングプラットフォーム、ミアヘルサとの3社同時上場となり、過密日程のIPOである点がマイナスポイント。

約20.6億円という上場規模は東証マザーズとしては中型です。上位株主にVCが名を連ねているものの、満遍なくロックアップがかかっています。

東証マザーズの15億~25億円の中型IPOの初値結果は以下のとおりです。

  • AI inside:+250.0%
  • global bridge HOLDINGS:+49.4%
  • HENNGE:+42.9%
  • サイバー・バズ:+73.9%
  • Link-U:+104.3%
  • ピアズ:+51.9%
  • トビラシステムズ:+125.8%
  • NATTY SWANKY:+20.2%
  • 日本ホスピスホールディングス:+46.6%
  • ギークス:+50.3%
  • カオナビ:+100.5%
  • サーバーワークス:+276.6%
  • フロンティアインターナショナル:+12.7%
  • スマレジ:+135.4%
  • テクノスデータサイエンス・エンジニアリング:+98.4%
  • リーガル不動産:+42.9%
  • ギフト:+77.5%
  • イーソル:+138.1%
  • CRGホールディングス:+63.6%
  • and factory:+56.0%
  • GA technologies:+130.3%
  • キャンディル:+52.5%
  • ライトアップ:+32.1%
  • アイペット損害保険:+57.9%
  • RPAホールディングス:+207.7%
  • フェイスネットワーク:+128.6%
  • ジーニー:+98.1%
  • SKIYAKI:+147.1%
  • シルバーライフ:+85.2%
  • ロードスターキャピタル:+37.4%
  • シェアリングテクノロジー:+86.9%
  • GameWith:+133.9%
  • オロ:+129.5%
  • ジャパンエレベーターサービスHD:+61.8%
  • イントラスト:+35.6%
  • スタジオアタオ:+25.7%
  • ユーザーベース:+15.9%
  • シンクロ・フード:+41.4%
  • 串カツ田中:+13.5%
  • デファクトスタンダード:+41.1%
  • ベガコーポレーション:+25.0%
  • エボラブルアジア:+48.3%
  • LITALICO:+88.0%
  • フィット:-7.9%
  • ソネット・メディア・ネットワークス:+139.1%
  • マイネット:+19.3%
  • ダブルスタンダード:+128.8%
  • インベスターズクラウド:+93.3%
  • AppBank:+45.8%
  • デザインワン・ジャパン:+50.9%
  • リンクバル:+27.9%
  • モバイルファクトリー:+99.4%
  • イード:+46.4%
  • KeePer技研:+49.1%
  • インターワークス:+16.7%
  • クラウドワークス:+73.2%
  • GMOTECH:+135.2%
  • 弁護士ドットコム:+215.4%

以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺で若干のプラスリターン」です。


主幹事はSMBC日興証券です。その他は、みずほ証券、SBI証券、野村證券、極東証券、いちよし証券で申し込めます。

証券会社名割当株式数割当比率
SMBC日興証券1,003,00085.00%
みずほ証券118,00010.00%
SBI証券17,7001.50%
野村証券17,7001.50%
極東証券11,8001.00%
いちよし証券11,8001.00%

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郵政3社、JR九州などの大型株に関しては意外な程に当たりやすいです。

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<投資スタンス>
中立
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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