上場!ギフティ(4449)のIPOの初値予想

更新日: IPO

ギフティ

ギフティ(4449)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2019年9月3日(火)~9月9日(月)、上場日は2019年9月20日(金)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,250円(1単元12.5万円)です。仮条件は1,300円~1,500円と窓を開けて上振れました。

公開価格は仮条件の上限である1,500円となりました。予想PERは101.4倍です。

初値予想はプラスリターンです。以下のレンジを想定しています。

1,900〜2,300円(仮条件の上限比+26.7%~+53.3%)

直前初値予想は以下の通りです。

2,100円(公開価格比+40.0%)

ギフティは、「ギフトで、「人と人」「人と企業」「人とまち」をつないでいく。」というミッションのもと、eギフトプラットフォーム事業を展開しています。

監査法人はEY新日本有限責任監査法人です。本社所在地は東京都品川区東五反田5-10-25 齊征池田山ビル2階です。

ギフティとは

ギフティは、メールやSNSといったスマートフォン上でのコミュニケーションをより豊かにするための事業を展開しています。

eギフトサービスは、メールやSNSでやり取りされる文章に添えるだけで贈ることができるサービスです。

日頃の「小さなありがとう」の気持ちに添えて、ギフトを贈ることで、人と人の暖かいつながりを増やすこと、そしてギフトをきっかけに、新しい土地に行ってみたり、新しいサービスを体験したり、そんな小さなワクワクに出会えるチャンスを創ることをギフティはミッションに掲げています。

ギフティは、こうしたミッションを実現する為に、主に4つのサービスを提供しています。

  • 個人ユーザーがWebでeギフトを購入することができる「giftee」サービス
  • 法人がキャンペーン等での利用を目的にeギフトを購入することができる「giftee for Business」サービス
  • eギフト発行企業(飲食店・小売店等)がeギフトの生成・流通・販売・決済・実績管理を行うことができるシステム「eGift System」をSaaSで提供する「eGift System」サービス
  • 地域通貨の電子化ソリューションを提供する地域通貨サービス「Welcome! STAMP」

これら全体を「eギフトプラットフォーム事業」と定義して、eギフトの生成・流通・販売を一気通貫で行っています。

従業員数は85名、平均年齢は32.7歳、平均勤続年数は1.4年、平均年間給与は527.5万円です。

ギフティのIPOの諸データ

新規発行による手取金の使途については、人件費及び採用教育費、広告費及び販売促進費、サーバー費用、外注費、支払資金、設備資金に充当する予定です。

ギフティの業績推移

業績面では売上高は減収、経常利益・純利益は減益の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

ギフティの業績推移

営業キャッシュフローは純利益を上回っています。一般論としては安心感があります。

前期の自己資本利益率(ROE)は赤字であり、自己資本比率は53.1%です。主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第5期 第6期 第7期 第8期 第9期
決算年月 2015年7月 2016年7月 2016年12月 2017年12月 2018年12月
売上高 (千円) 123,266 266,096 170,539 556,529 1,120,559
経常利益 (千円) -18,368 -15,219 -5,407 33,832 285,336
当期純利益 (千円) -21,305 -16,588 864 20,205 200,485
資本金 (千円) 103,750 194,805 194,805 194,805 511,835
発行済株式総数 (株) 16,200 19,773 19,773 19,773 24,031
純資産額 (千円) 82,216 247,737 248,602 268,808 1,103,353
総資産額 (千円) 112,039 325,163 342,626 510,354 1,776,465
BPS (円) 5,075 12,529 12,573 13.59 45.91
1株配当 (円)
EPS (円) -1,386 -894 43.7 1.02 8.89
自己資本比率 (%) 73.4 76.2 72.6 52.7 62.1
自己資本利益率 (%) 0.3 7.8 29.2
配当性向 (%)
営業CF (千円) 109,115
投資CF (千円) -60,274
財務CF (千円)
現金等 (千円) 257,030
従業員数 (名) 10 20 23 37 51

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は2016年2月以降は長らく上昇トレンドが続き、2006年の高値を目指して爆進中となっていましたが、2018年1月下旬をピークとして下降トレンドが続いていました。

ここ数ヶ月は下降トレンドの傾向となっています。

このまま軟調だと向かい風となり、底打ちして堅調な相場に回帰すれば、IPOにおいて追い風となります。

東証マザーズのチャート(2019年5月16日~2019年8月15日)
(※マネックス証券より)

上場規模

ギフティのIPOの規模は最大で約63.1億円であり、東証マザーズとしてはかなりの大型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は800,000株、売出株式数は3,590,700株、オーバーアロットメント(OA)は658,600株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約20%とやや低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は約82%です。

貸株人である太田睦並びに株主である梅田裕真、鈴木達哉、柳瀬文孝、株式会社三越伊勢丹イノベーションズ、見満周宣、藤田良和、株式会社ディー・エヌ・エー、中原寛法及び森悟朗には、原則として90日間のロックアップがかかっています。株価上昇による解除条項はありません。

売出人であるKDDI新規事業育成2号投資事業有限責任組合、ジャフコSV4共有投資事業有限責任組合、株式会社インスパイア、KDDI新規事業育成投資事業有限責任組合及び株式会社インスパイア・インベストメントには、原則として90日間のロックアップがかかっています。ロックアップは1.5倍で解除されます。

株主名 保有割合 ロックアップ
太田睦 19.79%
KDDI新規事業育成2号投資事業有限責任組合 13.58%
ジャフコSV4共有投資事業有限責任組合 13.22%
鈴木達哉 7.25%
梅田裕真 6.39%
柳瀬文孝 6.05%
(株)インスパイア 3.65%
KDDI新規事業育成投資事業有限責任組合 3.65%
(株)ジェーシービー 3.47% 制度
(株)SMBC信託銀行 信託口 12100440 3.47% 制度

初値予想

ギフティの事業はeギフト関連ということで、IPOにおける業種の人気度は高めです。

訴求力の高い東証マザーズネット企業であり、一ユーザーとして何度も活用しています。

予想PERは101.4倍であり、類似企業と比較すると中間的です。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
3938 LINE 赤字 5.03 0.00%
3960 バリューデザイン 赤字 2.92 0.00%
6172 メタップス 8.68 1.57 0.00%

約63.1億円という上場規模は東証マザーズとしては大型です。

上位株主にVCが名を連ねているものの、万遍なくロックアップがかかっています。

東証マザーズの50億円以上の大型IPOの初値結果は以下のとおりです。

  • ステムリム:-7.0%
  • ブシロード:+16.6%
  • 新日本製薬:+13.2%
  • Sansan:+5.8%
  • EduLab:+2.2%
  • ポート:-37.2%
  • 自律制御システム研究所:-16.8%
  • SBIインシュアランスグループ:±0%
  • MTG:+21.6%
  • メルカリ:+66.7%
  • ラクスル:+9.7%
  • SOU:+24.2%
  • 神戸天然物化学:+56.6%
  • HANATOUR JAPAN:+10.0%
  • ウェルビー:+28.1%
  • MS&Consulting:-2.3%
  • PKSHA Technology:+128.3%
  • ビーグリー:+0.1%
  • アイモバイル:-6.8%
  • ベイカレント・コンサルティング:-6.5%
  • アカツキ:-8.0%
  • ビジョン:+10.7%
  • グリーンペプタイド:-8.0%
  • メタップス:-7.9%
  • イトクロ:+4.1%
  • ヘリオス:+22.5%
  • Gunosy:±0%
  • サンバイオ:-14.5%
  • Aiming:+12.2%
  • ファーストブラザーズ:+2.5%
  • イーレックス:+11.2%
  • リボミック:-20.4%
  • VOYAGE GROUP:+40.0%
  • CYBERDYNE:+130.0%
  • アキュセラ・インク:+27.8%
  • シグマクシス:+0.3%
  • オンコリスバイオファーマ:+34.6%
  • じげん:+191.7%
  • ペプチドリーム:+216.0%
  • UMNファーマ:-8.0%
  • ライフネット生命:-7.0%
  • ダブル・スコープ:-8.0%
  • テラプローブ:-7.5%
  • エフオーアイ:-9.4%
  • グリー:+51.5%
  • カービュー:+5.5%
  • ユー・エス・ジェイ:-4.9%
  • ゲームオン:-8.0%
  • GCA:+28.1%
  • ミクシィ:+90.3%

以上を総合考慮して、初値予想はプラスリターンです。


主幹事は野村證券です。その他は、みずほ証券、SMBC日興証券、SBI証券、大和証券、岩井コスモ証券、マネックス証券、松井証券、水戸証券、岡三証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
野村証券 3,754,400 85.51%
みずほ証券 329,300 7.50%
SMBC日興証券 131,700 3.00%
SBI証券 43,900 1.00%
大和証券 21,900 0.50%
岩井コスモ証券 21,900 0.50%
マネックス証券 21,900 0.50%
松井証券 21,900 0.50%
水戸証券 21,900 0.50%
岡三証券 21,900 0.50%

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<投資スタンス>
やや強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避、対面証券はバーター取引ならOK(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避

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